たーまごの親じゃ、ピーヨコちゃんじゃ、ピッピッピーヨコちゃんじゃ、ティッシュをシャッシャ！

トイレットペーパーをきらしてしまい不自由している。

大きい用をたした後
トイレからキッチンにあるティシュボックスから
ティッシュを数枚抜き取りに出ねばならないからだ。

その場合、ズボンとパンツはひざあたり。
中腰の下半身だけ丸出しで、よちよち歩きで進まにゃならん。
あまり大きく無駄のある動きが出来ない。
上記の姿に加え、ふかれていないお尻を抱えている。
かなり制限された動作の範囲内でティッシュをとって戻らにゃならんわけだ。
とても過酷なミッションである。

トイレと、キッチンのティッシュ置き場とは、さほど距離が離れているわけではない。
通常ならばすぐそこだが、この場合の状態は通常の反対である。
いかんせん遠く感じてつらい。

ある程度行って、手を伸ばして取れない距離ではないが
手を伸ばすその行為が危険。
全身に力がこもって、もし出ていた“残”を落下させる恐れがあるからだ。

ちまちまと、色んなことを気にしながらティッシュをとるのは
鎖にしばられ生きることにも似ているように思えてつらい。
いっそ立ち上がり、潔くおもいきり歩いて取りに行ったらどうだとも思う。
が、それは危険だ、お尻に大きな爆弾を抱えている。
そんなことをするときは、そう、死ぬとき
なんてそれはオーバーだが、そのくらい、つまりは決死の覚悟で
開いたお尻を閉じ、直立歩行しなければならないだろう。

運が良ければ何事もなくミッションを終えることができるが
それこそ運が悪けりゃ大惨事だ。
お尻に抱えた爆弾の種類や状態を自分から見て把握することが出来ないからだ。
硬い？ゆるい？こびりついている？顔を覗かせている？何センチ？爆弾は無い？
液状でも固形でも、どうあろうが大変なことになる。
もちろん床はおろか、どこへどう飛び火するやわからない。

被害をもたらすのはお尻だけではない。
前方からも小型液状爆弾が投下される恐れがある。
大と共に出た小の残党である。
動きが大きいと、突起物が大きくゆれて、振り子の力で液体があちこちに飛び散る。
後ろから前からどうぞ！って開き直ってしまいたいくらいな惨事に見舞われる事だろう。

そんなたくさんの困難を想定しながら、慎重によちよち歩き
筋肉の動きを最小限におさえてティッシュをシュパシュパ抜き取って
またゆっくり慎重によちよち歩いてトイレに戻り、お尻をふくのだ。

ふぅ～。これで一安心。

でも、こんなつらい思いをするなら
手でふけば良かったと、後悔するのであった。

…いや、それは違う。

はじめからティッシュうボックスをトイレに仮設しとけ！

ご、ごもっとも。


めけめけ～。

写真。ティッシュボックス。


っちゅうか、早くティッシュ買え！