はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

秋セツナ。

2013年11月04日 22時06分53秒 | ほのぼの日記シリーズ
どこからか灯油を売ってまわる車のメロディが聴こえてきた。
♪春よこい はやくこい♪
冬っぽい~♪
秋から冬へ、この単音のメロディ、人はそれだけで簡単に切なくなれる。
曇り空、雲の切れ目から若干の青空がのぞき
陽の光がさしたりさえぎられたり。
周りを取り囲む木々も若干色づきはじめている。
べつに自分の中に今切なくなる要素などない。
むしろ意欲に燃えて且つ怒りすらあるくらい。
仕事がいっぱいである。新しい事を進めている。
会社に新スタッフが来る。
今のスタッフと1人ばかり明日話し合う。
まるで切なくなどない。
秋や冬が人をセンチメンタルにするのは
廻り合わせのバロメーターによる自然の摂理だと
以前誰かに聞いたことがある。
人もまた地球の一部。
人もまた自然の一部だ。

昨晩仕事を終えて買い物に出た。
秋物をなにか、といった塩梅だった。
が、急にどーでもよくなって買うのをやめた。
そんなんも、秋である。
なんだか曖昧な気持ちにさいなまれるのだ。
やる気は満々だ。
鬱々とするわけではなく、僕の場合はいらいらするのである。
スパーン!スパーン!といかないと嫌なのだ。
特に秋はそんなんだ。
また買いたいときに買えばいい。
冬になるかもしれないが。

僕の暮らす地域の中心街は今大幅に変わろうとしている。
駅前全体が区画整理となり、店という店がどんどん移転または閉店していく。
デパートと、大型ショッピングモールを残し
それ以外の商店街がきれいに無くなる。
来年頭より着工。
およそ5年後にはデパート、モール、新モール全てが繋がり
ちょー巨大マンションを併設したバカでかい駅前に生まれ変わる。
それがいいか、否かはわからない。
街が元気になり、便利になればいい。
ただ、今の駅前が寂しすぎる。

大資本や街の個人商店、大体が移転撤退廃業済み。
残された数店舗は大晦日まで営業するらしいが
夜になるとポツポツとしたその灯りが切なくて仕方ないのだ。
宿場町として栄え、今や都心へのベッドタウンとして栄えた街。
東京の外れの大きな街。
ユーミンの曲にも出てくる街。
僕の暮らすそんな街が変わろうとしている。
成長や発展に破壊は必要かもしれないな。
そのときの切なさがあるから、時代は変われるのだろう。

現状維持ではダメだ、じゃなく現状維持は無理なのよ。
うちの会社も変わりゆく。
人が人を思い、注意し、変えようとしたり
どうにかしてもらおうとすることって大変なのよ。
そしてすごく切ないの。
ああ、いろいろと切なき、秋の夜
ってかぁ~!?

めけめけ~。

写真。帰り道。