kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

ことばち戦争紙芝居

2006-09-17 | 日記
ことばち戦争紙芝居WSをしに、大阪のココルームへ。

台本が大体できてきたので、読み合わせしてみた。驚いたのだ!いつも、紙芝居の内容のことをやってるときは全然加わらず、3人で、あるいは、大人たちも誘ったりして遊んでいた子どもたち、その、セリフのうまいことうまいこと!でもkananaga、この子たちは、たぶん大丈夫だろう、とは思っていた。それは、今まで色々な子どもたちと一緒に何か作ってきたとき、聞いてないのかな?関心ないのかな?と一見みえる子が、誰より一番、よくわかっている、ということに、多く出会ってきたから。でも、今日のこのセリフの、あまりにも自然で説得力があるのには、脱帽。大人は、子どもたちに食われきらないよう、がんばらないとね。

とはいえ、大人だって負けてはいない。むすびのAさんやTbさんが味わい深いのはいうまでもない(とはいえ、むすび以外の場所での彼等を見てると、70代になってから紙芝居活動を初めて、ちゃんと成長してるのが、よりはっきりわかる)。YさんやKさんのアイディアがどんどん出てくるのには、感心しっぱなし。彼女たちが、すごい勢いでひっぱっていってくれている。Yさんのハカセも、KさんのAさん子ども時代も、磨きがいがある。森さん、何か頼むと、「ううーん、俺、できるかな、しょうがないなー」という反応を見せるのに、絵もすごくいいし、側転も練習してくれてて、今日やってくれた2人の先生の演じわけには、参った。怖い先生もめちゃめちゃうまいんだけど、戦争で焼かれてしまうと嫌だから、と、A少年に大量のクラシックのレコードと蓄音機をあずけた志賀先生の役が、なんともなんとも、哀愁があってよい。このひと一体何者なんだろう、まだまだのびるね。ツェッペリさん、さすがの演技力、とりわけ、ニワトリはかなりすごい。木村さん、かわいくて、前向きで、Tbさんの少年時代、いいキャラになりそうだ。友美さんとkananagaもちょっとだけ役をやるが、友美さんは主に紙芝居をめくる係(これ、重要なのよ)、kananagaは主に音楽・音響係(これ、ややこしいのよ)になる。エンディング付近に歌う、簡単な歌を作り、ラストに、假奈代さんの朗読が入ることになった。あと、今日お休みなのが魚ちゃんと、前回から来てくれてた、まっつん。今日からの新メンバーは、よしださん。

紙芝居、さらっと読み合わせても、30分はかかる。中身も、かなりよくばりに色々なことがとびだすので、果たして11月4日の本番に練習が間に合うのかということが、一応危惧される。ちょっと、欲張り演出を省くことも視野に入れたほうがいいかな~、と思うも、同時に、参加者の皆さんがあまりにやる気があって楽しそうにしてくれているので、なんか、全然心配いらないようにも思えるのだった。

家に帰ると、カメラ小僧カズさんが送ってくれたさんま寿司が、冷蔵庫に入っていた。なんだこれ!うまーい!!!

夜行バスで東京へ。