kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

大晦日に一日中たまったブログの更新を

2009-12-31 | 日記
iPhoneが色々面白くて、つい触ってしまう。でもそんなに、ほかのことが手につかないほどではまだない。音楽のアプリも色々面白そうなんだけど、有料のものはちゃんとまず使ってる友人に様子とか聞いたり、ネットで調べたりしてからにしようと思う。でも無料のアプリもいっぱいあって、ついついインストールが進む。まだ触ってなかったものも色々あって、その中でsudokuを見つけて、ちょっと久しぶりにやってみた。そしたら、sudokuって、メチャメチャ面白いね~~思い出したよ~~!

なので昨日の夜はえらいことに。面白過ぎて。久しぶりすぎて考え方忘れてて、最初の問題40分もかかっちゃったよ~~~。でも慣れて、そのうち10分かからなかったりも。ときどき手こずる。そんなんで、一気に20問もといてしまった。。。あわわ、途中お茶飲んだりしてるし、もし一問平均15分としても、ええ~!4時間半!!ダメだろ~~!っていうか、どういう集中力だよー!!ブログを年内に追いつかせようと思ったのに、えらいロスだ。

そういうわけで、大晦日だというのに掃除もできず、ブログをこつこつと一日中書いている。

その合間にちょっとジョギングへ。久しぶりに走れた~気持ちよい!

年が明けたところで、実家近所の八幡神社へ初詣。

守山で14時間ぶっ通しミーティングの続き/たけぶんin浜松

2009-12-27 | 日記
昨日からのミーティングはちょうど昼頃まで続き、昨日から若干のどがイガイガしてたんだけど、この14時間ミーティングで完全に声が嗄れた。のど痛い感じではないんだけど、声は完全無声音。

朝ご飯でも昼ご飯でもあるのになんだか夜食気分のご飯をごちそうになった後、kananagaは打ち合わせのため浜松へ向かう。せっかく守山まで来てて距離かせいでるし、土日は高速道路料金安いんだし、経費節約、と思って。

しかし、眠い!メチャクチャ眠い!!サービスエリアで昆布とか梅とかガムとかノンカフェイン系ドリンク剤を買い込んで、必死に頬を叩きながら、首をふりながら運転。kananagaはカフェインがアレルギー状態で飲めないので、こういうとき、とても困る。それに、いつもは、ちょっと眠いくらいのときは音楽は歌ものをかけて歌いながら運転したりして眠気払うんだけど、声が完全に嗄れてるから全然歌えない!!

しかも、、、なんでか今日は土日特別割り引き適用外だった!!ふざけんな~~~!!って、誰にもあたれないし。命が助かってるだけでもありがたいと思う事にしよう。

さて、無事に浜松の「たけし文化センター(たけぶん)」へ到着。iPhone便利だなあ~、ここ初めてくるのに、しかも途中結構難しい分岐もあったのに、全然迷わなかったよ。

たけぶんはこんなところ
↓   ↓   ↓
http://takebun.exblog.jp/

この場所がすっごくすっごくいい!でも、ここは3月までなんだって。建物の耐震性に問題があるので補強工事しないと使えないことになったようで、3月までに工事のお金が確保できなかったら、たけぶんは他の場所に移動になる。誰かお金持ちの方、補強工事に寄付しませんか~。あと、この建物のたけぶんは相当魅力的なので、3月22日までに、ぜひ、みなさん、たけぶんへ行ってみて!

kananagaは1月~3月に、ここでワークショップさせてもらうことになった。お近くの方はぜひ、参加しに来てください。ワークショップとワークショップの間には、たけぶんスタッフの皆さんで続きをやってもらっておく感じになります。で、3月22日には、たぶんシンポジウムのようなことが開催される運びとなります(まだ決定に至ってないのかな?でもその予定)。
↓   ↓   ↓

「めくるめく紙芝居inたけぶん」

大きな紙や、楽器を会場に広げて自由に絵を描いたり、楽器を奏でたりし、そうして生まれたものをなるべく全部つかってみんなで1つの紙芝居をつくります!

【日程】
1月30日(土)1月31日(日)2月27日(土)2月28日(日)3月20日(土)3月21日(日)(1回だけの参加も可)
【時間】13:00-16:00
【参加費】無料
【対象】 だれでも

【ワークショップディレクター】
林加奈(アーティスト)

【申込み】
たけし文化センターBUNSENDO
電話 053-454-4727
mail lets-arsnova@nifty.com


帰りも運転必死。梅に昆布にガムに頬たたきに首ふりに。声は嗄れたままなんで、歌えない!!お腹いっぱいになると余計に眠くなりそうで、うなぎ食べれなかった~

大阪アート能/守山で14時間ぶっ通しミーティング

2009-12-26 | 日記
今日は守山野外美術展事務局メンバーとミーティングなんだけど、井上信太さんが美術をやった「アート能」も見たいよね、ということで、まず大阪でちょっとミーティングして、アート能観て、それから守山の東光寺に集結してミーティングの続き、という流れになった。

観に行ったの、これ↓   ↓   ↓

■大阪アート能 新作能「水の輪」
日 時:12月26日(土)16時受付開始 16時30分開場 17時開演
場 所:大阪市中央公会堂

主 催:文化庁・大阪商工会議所
協 力:財団法人山本能楽会・財団法人大阪21世紀協会
事業名:地域芸術振興プラン推進事業

プロデューサ:古谷晃一郎(財団法人大阪21世紀協会)
能楽ディレクション:山本章弘(財団法人山本能楽会)
美術ディレクション:井上信太(美術家)
舞台監督:岸田俊徳(財団法人大阪21世紀協会)
照明:北浦萌美
映像:谷口正博、呉鴻(新視角)
ワークショップコーディネータ:琴塚恭子
美術制作:小寺昌樹、出川晋

建物の外にも信太さんの平面動物が立ってて、いい感じ。ど真ん中の松がかっこいいし、島のようにも見えるし、湿地帯のようにも見える感じで、そこに水鳥が立っていて、美しい。

演目の、ど頭に、映像作家のひとが、なんていうか、ステージ全体というか、上から下までに水を連想させる映像と音を流してから始まった。シュールだ。最初だけだったんだけど、途中にも時々出て来て映像と能がもっと絡んでもいいのではないかと、可能性を感じた。

能自体、すごく久しぶりに観たけど、かっこいいな~~!これは、あらゆるパフォーマンスするひとみんなに勉強になるよ。なんて言うのかなあ、「気」の使い方、っていうと、なんか意味違ってくるな。。「気」を込めたり抜いたりすることで、その場に必要な存在感をコントロールしてる。いや、コントロールしてる、っていうと、思考だけでやってるように聞こえるなあ。それこそ、kananagaがよく使ってる分け方、人間が行動を起こす動機になるものを「思考」「感情」「感覚」に分けて考えるとすごくわかりやすくなると思っているんだけど、その3つともをうまいこと使ってコントロールしてる感じがする。

子どもの登場がかわいかった!みんな、たぶん信太さんのワークショップで作ったんだろうなと思われる、思い思いに色をつけたりした衣装や水鳥のかぶりものをかぶって、パタパタと歩く。プロのぴりっとした感じとのバランスがたまらない。演目が終わったあとの退場が不器用なところがまたかわいい。

音楽がまたよくって、ずっとかたい緊張感でよかったのが続いたんだけど、特に印象的だったのは、子どもたちの最初のくだりが終わったあとの鼓が、速い感じでポップでロックな感じでグルーヴ感ありありのノリノリだったこと。

この日の様子は、井上信太さんのブログにのってますのでぜひこちらを。当日も写真いっぱいだけど、前日も楽しいので。
↓   ↓   ↓
井上信太12月26日の日記
井上信太12月25日の日記

さてさて、守山の東光寺に着いたときはもう夜10時前。もうへこたれてすぐ寝ちゃうんじゃないかと思ったけど、、、いやいや、とんでもなかった。メンバーは下は29歳から上は52歳の男性2人で女性3人の計5人、誰一人として、昼までほぼ寝なかったのだ(ちょっと、こてん、とか、うとっ、としたときはあったけど)!無駄話は、本当に全然してなくて、必要なことをちゃんと次々話していったら、14時間もぶっ続けミーティングになってしまった。

この集団、熱いよ!今後の動向を、要チェック!!

なんとアバターを観た

2009-12-25 | 日記
話題だったので観に行ってみた、3D。

感想①:3Dってすごいなー。スピーカーもすごかった。
感想②:この監督は、宮崎駿さんが好きなんだろうな(他にも色々なひとの影響が見られる)。
感想③:正直言って、ストーリーとしては、薄い。でも映像がすごかったので、つい感情移入してしまい、部分的に泣いた。
感想④:宇宙の話のはずなのに、儀式の音楽とかが、地球のどこか、っていうより、アフリカ、、、?西洋のひとが考えたアフリカっぽくて、そこはかなりガッカリ。
感想⑤:文句は多々あるが楽しかった。
感想⑥:3Dにメガネは不便なので、今度3D映画を観る時は、コンタクトレンズで行こうかと思う。

知人のみなさんへ、ケータイをデータごと破損

2009-12-24 | 日記
知人のみなさんへご報告。kananagaのケータイは昨夜行方不明になってましたが、本日発見されました。見事に破損、まっぷたつに折れてました。車にひかれたようなんですが、落とした直後に自分の車でひいたかもしれないです。なんにせよ電源は入っていたので、ショップでデータ救出できるか試してもらったのですが、無理でした。。。

というわけで、皆様のデータ、すべて失ってしまいました。バックアップの大切さを痛感。メールアドレスは結構パソコンのほうにもうつしてあったのですが、電話番号がとにかくわからない。近々、電話やケータイメール等おうかがいするメールをお送りさせていただくかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします~~

ちなみに、iPhoneにしました。電話番号はそのまま、ケータイメールのアドレスが変わります。ではではまた近々。。。

京都女子大授業13回目/こどもワイワイ&おとなイケイケクリスマスコンサート@紅茶倶楽部

2009-12-23 | 日記
今日の午後自分がクリスマスコンサートするもんで気分盛り上げていこうかと思い、今日の授業の最初には「みなさん、おはようございますー!メリークリスマス~~~イェー!!」と吠えてみた。そしたらみんなもこたえてくれた~、と思ったら、音楽科の常勤の先生がなんかちょうど尋ねに来てて、見られた、笑ってた。。。

さて、まずテーマソング作り。各グループから歌詞に入れたいキーワードを2つずつ募集して、それをストーリーを考慮しながら組み合わせてメロディーに乗せる。この作業をkananagaとすーちゃんがやってる間に、みんなはとにかくグループ制作。

で、いい曲できたんだ~

歌詞はこちら(すーちゃんがつけてくれたコード付き)
↓   ↓   ↓
「クリスマス・ウェディング・フォー・ユー」
C9 Dm7 Em7 F6 G7
再会したのは秋 小人の広場
C9    Dm7  F E7 Am
変わらないねそのメガネ 懐かしいよ
F Em7 Dm7 G7 C9       
あなたが魔法をかけた 小人と一緒に
F F6 Dm7 G7
ねえサンタさん 私に赤ちゃんをください
C Dm7 Em7 Am Dm/F G7
愛してる やっぱり一緒にいようよ
C Dm7 Em7 Am D7 G7
宝くじで一緒に 夢をみようよ
C Dm7 Em7 Am Dm/F G7
おいしいスープを飲んだり おしゃべりしようよ
C E7 Am C/G Dm G7 CM7
ふたりで一緒に 満足 しようよ
C9 F E7 Am
クリスマス・ウェディング・フォー・ユー、、、、、

これをテーマソングってことで、年明け1月13日の最後の授業で、みんなに発表してもらう。楽しみ楽しみ。


さて、そのあと急いで京都紅茶倶楽部へ行き、慌てて準備。

お昼の会は子どもがいっぱいで楽しい嬉しい。それに、なんと、今さっき一緒に授業をしていたすーちゃんが今日はたまたま家族で京都に来ていて、お母さん、旦那さん、娘のまひろちゃんと4人できてくれた!更に、「めい」に通っている方がヘルパーさんと一緒に車椅子で来てくださったり、今日は仕事が休みの「めい」のスタッフの方も子どもさんと観に来てくれてたり、わー、嬉しい!

精一杯、クリスマスモードにさせていただいたつもりですが、楽しんでいただけたでしょうか~。

ちなみにプログラムは、以下の流れ。夜も一緒。でもMCや演奏の雰囲気とかは変わるけど。

メロディカ2重奏「もろびとこぞりて」
リコーダーと鍵盤ハーモニカ「ジングルベル」
鍵盤ハーモニカ2重奏「ママがサンタにキスをした」
          「ホワイトクリスマス」
アンデス2重奏「ひいらぎかざろう」
       「ウィウィッシュユーアーメリークリスマス」
鍵盤ハーモニカとおもちゃ楽器「赤鼻のトナカイ」
              「サンタが街にやってきた」
              「ウィンターワンダーランド」
歌(日本語訳・文語)「グローリア」
歌(オリジナル口語)「牧人ひつじを」
          「みつかいうたいて」
歌(ラテン語)「Verbum caro factum est:In hoc anni circulo」
       「Puer natus in Bethlehem」
絵本読み聞かせと音楽「てぶくろ」
          「ぐりとぐらのおきゃくさま」
オリジナル紙芝居と歌とおもちゃ演奏「ザ・ぼやきサンタ~あわてんぼうのサンタクロース~」 
歌とピアノでよろしければ一緒に歌いたい「ジングルベル」
                   「きよしこの夜」

さて、このコンサートはケーキと飲み物付き。このとき、すーちゃんたちはケーキをひとつ残してて「よかったら食べて」と置いていってくれたので、演奏終わってすぐにムートンと半分こ。うまい!でもそのあと、京都紅茶倶楽部のマスターの倉重さんが、ちゃんと一個ずつケーキをくれた~。すでにケーキ1.5個。

夜の部までの間、休憩。倉重さんはこの間にも、(残りの)お寿司をくれたり、子どもたちに配りきれなかったおかしをくれたり。なんかやたらお腹いっぱいになっちゃった。

夜の部のお客さんは見事に全員大人で、殆どの方がこの店の常連さんのようだ。あまりにみなさん、静寂で聞いてくださるから、ちょっと、面食らった。でも、楽しんでくれているようだ。あとから聞いたら、笑っていいものなのかどうかと思って、遠慮してくれていたのもあったようだ。なんか、MCで、紙芝居を普段やっている話をした流れで、おまけで絶叫紙芝居「海のひと」をやったりもした。

演奏後、片付けして荷物も積んでから、みなさんと一緒にテーブルについた。何故か夜の部は演奏中はケーが出なくて、演奏後に倉重さんが次々ケーキと紅茶を出していく。お客さんとおしゃべり、色々お話する。しかし、そのとき、驚きの出来事が繰り広げられたのだ!

まず、ショートケーキを一個ずつ。しかし見ると、そこにはパウンドケーキも置いてあって、ひとり一切れずつ食べることになっているようだ。今日はものすごくケーキ食べたなあ~と思っていたら、倉重さんがある女性のお客さんに「~~さん、今シフォンケーキ出すから」と言って、かなり大きなシフォンケーキを持ってきて、ふと気付くと、kananagaやムートンの横にも、ちゃんとシフォンケーキが置いてある!いつの間に!!更に、りんごかなんかのタルトが「女性限定」とのことだったが、とても食べきれないので、女性3人で食べることに。これがまたすごくおいしい!おいしいんだけど。。。すごいな、今日1日、いや、ほんの4時間くらいの間に5個くらいのケーキを食べたんだ!!

常連さんに聞いたところ、倉重さんはいつもこのノリなんだそうな。どのお客さんも柚子もらってたり、そういえばkananagaもこの前のミーティングで帰るときお菓子もらったし。なんだろう、なんていうのかな、すごいな、この店。。。一体どんだけおもてなしなんだろう、うまく言えないけど、このひと、すごいひとだ。

さて、家に帰ってきて、アートNPOリンクの「緊急フォーラム」の様子がネット上で見れるようになっていたので、ちょっとのぞく。知ってるひとがいっぱいいるなあ、知らないひとでも、どこかでお見かけした事があるひとがい~っぱい。この世界、狭い。

色々なひとが色々な意見を活発に交換していて「なるほど~、いいこと言うなあ~」と思ったり「え~、それはちょっと、ないだろう~」と思ったり、色々だったけど、全体的に感じたのは、アートだけで閉じないようにすることがすごく大切なんじゃないか、ということだった。他のジャンルのNPOとかとも、それこそ、もっと「リンク」していったほうがいいと思うなあ。

夜中になって、携帯電話が行方不明なことに気付く。紅茶倶楽部に忘れてる、とかだったらいいんだけど。。。

アウトサイダーライブミーティング/MEK忘年会

2009-12-22 | 日記
2月5・6・7日で大津プリンスで行われるアメニティーネットワークフォーラム4の中で行う「アウトサイダーライブ」プログラムの内容についてのミーティング。滋賀県社会福祉事業団の山之内さん、さきらの西川賢司さん、アーティストだけど今回は編集者としてアサダワタルくん、ダンサーの北村茂美さん、めくるめく紙芝居仲間で福祉とアートにまたがる領域を研究している渡邉あい子さん、とkananagaで。当日は、浜松のレッツの久保田翠さん、NPO法人ちばMDエコネット・NPO法人コミュニティアート・ふなばしの山本佳美さん、京都橘大学の小暮宣雄さんもプレゼンしたりトークしたり。

このアメニティーネットワークフォーラム、4となっているけど、たぶん名前がこれになってから4回目なのかな?実はこの時期大津でやるのがもう13回目らしくって、大変盛り上がっている。

kananagaは去年、この中の美術展だけ観に行ったんだけど、それだけでもすごい上がり方で、公に配られてるチラシに「21時~26時」の演目が載っていたりする、クレイジーさだ。全国から関係者が集まって3日間の合宿状態らしく、夜中なんかは、若者が熱く語り合ったりしてるらしい。

アメニティーネットワークフォーラムの情報はこちらに
↓   ↓   ↓
http://blog.canpan.info/shien-net/archive/29

このページで参加募集チラシが見れる
↓   ↓   ↓
http://shigajou.blog.eonet.jp/default/2010/01/post-fe43.html

このフォーラム全体に参加しようと思うと2万円くらいかかっちゃうんだけど、美術展は去年は500円だったし、アウトサイダーライブのほうはたぶん無料なので、空いてる方はぜひ、この3日間通ってください~

内容は今つめてるところなんだけど、北村さんがやっていることや、kananagaがやっていることを、トークとワークショップの両方の方法で紹介して、最終日には何か作品を発表する感じになりそう。

夜はめくるめく紙芝居の忘年会、わいわいと。

弘法さん/ムートンと最終リハ

2009-12-21 | 日記
朝、ゴンちゃんと東寺の弘法さんへ。今年最後の一番大きな市だね。ゴンちゃんは陶芸作品とかの素材になるような物をこういうところで物色するんだそうな。でもこういうところくると、つい食い気がうずく。うどん、ワカサギの唐揚げメチャメチャおいしかったな!わらびもちがふるんふるんで暖かくておいしかった、あ、ラーメンも食べた、食べてばっかりだ。ゴンちゃんは最近甥っ子たちと囲碁をやっていて、なんと、碁盤をゲット!1500円だっけ?薄い板のやつじゃないよ、あのごろっとした分厚いテーブルのやつだよ。ひもで取っ手をつけてもらい、石川まで持って帰る。うーん、面白い。


午後ムートンとクリスマスコンサートの最終リハ。最後の最後になって、キャロルがどうもうまくいかないな、ということに。あのね、息継ぎが難しいの。日本語の意味をとぎれさせないように歌おうとすると、息が足りなくなっちゃうし、なんていうかな、文語体っぽいので、気持ちを込めにくいというか。なんとなく歌ってたとこもあるので、今一度ちゃんと意味を理解してみようかと、歌詞をのぞきこむ。

で、なんとなく、例えばこんな意味なんだよねえ、この歌詞、、、みたいに話して、で、なんとなく別の歌詞をはめて鼻歌してみたら、かなりいい感じになって、、、じゃあ、ちょっと、歌詞を書き換えてみようか~ということになって。。。

3曲のうち、「グローリア」は、そんなに難しくないし、まあいいか。「牧人ひつじを」と「みつかいうたいて」の歌詞を口語に書き換えるのに挑戦。

「牧人ひつじを」のもとの歌詞

牧人ひつじを守れるその宵
たえなる歌は天(あめ)より響きぬ
喜びたたえよ、主イエスは生まれぬ

仰げばみ空にきらめく明星(あかぼし)
夜昼さやかに輝きわたれり
喜びたたえよ、主イエスは生まれぬ

「牧人ひつじを」の変えてみた歌詞

羊飼いが羊たちを 放牧してたその夜
空からきれいな声 きれいな歌が聞こえた
喜んでくださいな イエスさまが生まれたよ!

仰ぎ見れば空には星 きれいだね明けの明星
明る過ぎて一日中 見えるくらい輝いてる
嬉しいね踊りたいね イエスさまが生まれたね!

「みつかいうたいて」のもとの歌詞

みつかいうたいて まきびとつどえば
いとしきみどりご しずかにねむれ
いまぞむかえん われらのきみをば
ともにいわわん われらのしゅをば

いぶせきうまやに うまれしきみこそ
あがないきよむる すくいぬしなれ
いまぞむかえん われらのきみをば
ともにいわわん われらのしゅをば

いざいざたからを たずさえいそげや
きよけきよろこび あふるるこよい
いまぞむかえん われらのきみをば
ともにいわわん われらのしゅをば

「みつかいうたいて」の変えてみた歌詞

天使が歌ったら羊飼いが集まって来た
イエスさまが静かに眠ってました
イエスさまを迎えて祝おうじゃないか!
イエスさまを迎えて祝おうじゃないか!

貧しい馬屋に生まれた赤ちゃんこそ
罪を引き受けて救ってくれるひとだよ
イエスさまを迎えて祝おうじゃないか!
イエスさまを迎えて祝おうじゃないか!

さあさあ宝物を持って急いで行くよ
きれいで嬉しい気持ちがあふれる今夜
イエスさまを迎えて祝おうじゃないか!
イエスさまを迎えて祝おうじゃないか!

で、結局、この歌詞で歌おう!ということになった~。だってね、歌いやすさが全然違うの。しかも今回、子どもも来てくれるコンサートなわけで、もし文語のこと知らずに歌詞を聴き込んだら「ともに祝わん」とか「生まれぬ」とかは、「祝おう」「生まれた」の意味なのに、逆に「祝わない」「生まれない」にとられてもおかしくないと思うし。もとの歌詞も美しいんだけど、たまにはこんなんもあってもいいんじゃないかなあということで。

本番が更に楽しみになった~~

no-ma企画天狗ワークショップ@近江八幡/ごんちゃんが京都へ

2009-12-20 | 日記
このワークショップシリーズの募集チラシは、これ。
↓   ↓   ↓
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地域交流事業「八幡山に天狗を探せ!」開催します!

ボーダレス・アートミュージアムNO-MAでは、2007年より近隣住民や近隣学区の人たちに向けて地域交流プログラムを積極的に行ってきました。今年度は「八幡山」をベースとし、「八幡山に天狗を探せ!」というテーマのプログラムを行います。

しかも、今年は2009年8月~2010年3月までの4回の季節を通した1年プロジェクト!春夏秋冬の季節を通して八幡山で遊びながら、天狗を探しに行きませんか?

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いつも、私たちの住む近江八幡を見下ろしている八幡山。
鶴翼山(かくよくざん)とも呼ばれるその山に
実は、天狗が住んでいるかも・・・?
八幡山を舞台にした、1年間にわたる壮大な天狗探しの
プロジェクトがこの夏、始まります。

[参加の掟]
・年齢制限なし!どなたでも参加できます。
(ただし、小学生以下のお子さんは保護者の方と一緒に参加してください。
・連続参加も、一回だけの参加も大歓迎!
・動きやすい、汚れてもいい服装で来てください。
・雨天決行!(雨のときは着替え、タオルなど持ってきてください。)
・開催日程と内容はやむなく変更の場合がありますので、各チラシをご覧になるか、当日までに当ミュージアムにお問い合わせください。

・定員 各回30名(先着順・要予約)
※お電話でお申し込み下さい。

●第1条・夏 「天狗の住処」の巻
日時:2009年8月30日(日)8:00~12:00
場所:八幡公園(集合場所:近江八幡市立図書館の前)
語りべ:小暮宣雄さん(京都橘大学)
内容:夏の朝の八幡山を散策します。そのあとは、八幡山の竹や自然の物を使って八幡山にいそうな天狗の住処作り!住処を作ったら、その中で「天狗話」を聞きましょう!

●第2条・秋 「天狗絵巻」の巻
日時:2009年10月18日(日)
   ①10:30~12:00 ②13:00~16:00
場所:①八幡山(近江八幡市立図書館前集合)
   ②近江八幡市立図書館2階視聴覚室(図書館2階集合)
内容:今回は八幡山にいそうな天狗を想像しながら、みんなで天狗の絵巻物を描きます。どこまで長い絵巻物を作れるか!?描いた絵巻物は次回、紙芝居になる!

●第3条・冬 「天狗の紙芝居」の巻
日時:2009年12月20日(日)13:00~15:30
語りべ:林加奈さん(音楽家・画家・紙芝居師)
内容:前回、みんなで描いて作った「天狗の絵巻物」が紙芝居師の林加奈さんの手により、鍵盤ハーモニカ、おもちゃ楽器演奏、即興歌などを使った紙芝居になります!
※詳しくは後日発表!

●第4条・春 「大天狗展」の巻
日時:2010年3月13日(土)~3月21日(日)10:00~17:00
   月曜休館(ただし月曜祝日の場合は翌日休館)
場所:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
入場料:無料
内容:第一条から第三条まで制作してきた「住処」、「絵巻物」などをボーダレス・アートミュージアムNO-MAで一挙に展示します!
※詳しくは後日発表!

お問い合わせ・予約受付
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
TEL&FAX. 0748-36-5018
E-mail. noma@lake.ocn.ne.jp

[主催]ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
[後援]近江八幡市、近江八幡市教育委員会
[協力]近江兄弟社小学校、天籟宮、ティ ースペース茶楽、八幡公民館、八幡山の景観を守る会

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で、この段階ではまだ書いてなかったんだけど、kananagaとno-maスタッフの藤本さんとの間の話し合いで決まったのが、最終的に展覧会をするその会場で、パフォーマンスの本番もすることになったこと。たった3回で紙芝居パフォーマンスまでもっていってしまうとは、なんという欲張りコース!しかもkananagaが参加者の皆さんに会えるのは、今日と本番の2回だけ!でもkananagaは無茶ぶり、と一蹴しない、その条件でやったろやないけ~ということで、今日たった1日、っていうか、3時間で、絵巻物をパフォーマンスに仕上げる。

その準備として、前回のワークショップでは皆さんに、絵を描きつつ、妄想もすすめてもらっていた。藤本さんとのミーティングでその妄想ストーリーを眺めていたら、ストーリーの並べ方や人物関係をほんのちょっと変え、ちょっと補足しただけで、天狗の成長物語にできることが見えてきた。それをざっと台本化したのが、こちら。

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ラーメン水銀物語~いじわる天狗の成長物語~(2009年12月18日版)

序章 天狗の紹介(天狗の格好でファッションショー):みなさん、天狗ってご存知でしょうか。もじゃもじゃの毛で、ひげが生えていて、鼻が長いです。でも鼻が短いのもいます、それは烏天狗っていいます。一般に天狗の顔は赤いと思われていますが、黒や青や白の顔をした天狗もいます。服装も、意外と色々です。モンペに葉っぱの鎧をつけていたり、ミノを着ていたり、赤いチョッキにハカマをはいていたり、山ぶしみたいな格好だったり、白い着物だったり。下着はもちろんフンドシですよね。足元は、高下駄と靴下です。靴下もちろんはタビックスでした。手には八つ手の団扇、藁の傘、巾着、鳥の羽などを持っています。基本的に表情はとっても豊かです。でも人間と同じで、色々な性格の天狗がいます。いたずら好きだったり、優しくてお人よしだけど怒ると怖かったり、頭がいいけど恥ずかしがり屋であんまり喋らなかったり、ひょうきんだけどずるかったり、泣き虫だったり、食いしん坊だったり、ものまねずきだったり、強くて厳しいけど弱いものにはやさしかったり、グータラしてやるきがあまりなかったり。天狗が得意なことは色々あります。運動神経がすごいです。飛べて、木のぼりもできるし、足も速いし、瞬間移動、高速回転、風をおこすこともできます。剣術もすごいです。おいしいものをすぐみつけることができたり、どこでも寝ることができて生命力が強いです。化けて人さらいするなど、いたずら好きです。隠れたり消えたりすることもできます。口笛が上手いことが多いです。あと、物を作ることが上手で、人の鼻をついのばしてしまったりします。ババチョップも得意です。そんな天狗ですが、八幡山にも昔からたくさんの天狗が住んでいます。この物語は、ある一人の天狗の成長物語です。

第1場 夏:あるところに「八幡山翔龍レインボー坊」という未熟な天狗がいました。レインボー坊はある夏の日、海でわいわいしたいと思いました。でも、未熟なため、早起きできませんでした、もうお昼過ぎちゃいました。それでもなんとか出かけましたが、八幡山から海は遠く、急がなければ日が暮れてしまいます。未熟なので、一瞬で飛んでいったりできないのです。途中で骸骨天狗に出会いました。骸骨天狗は因縁をつけてきました。レインボー坊は、「面倒だなあ」と思いましたが、暴力を振るわれてもやっかいなので、とりあえず、怒らせないように適当にあいづちをうちました。しばらくしてやっと骸骨天狗から解放されましたが、随分時間が経ってしまい、あせって再び海を目指しました。でもその時夕立が降ってきたので、走って雨宿りします。あーあ、もう夕方で、しかもまだこんなところで、海に行けないや。早起きできなかったり、計画性のない自分にがっかりしながらも、なんかやつあたりしたくなり、その辺を蹴っ飛ばしました。すると、骸骨天狗がそこでちょうど昼寝していたのです。突然蹴りで起こされた骸骨天狗は不機嫌極まりなく、レインボー坊は、ボッコボコにされてしまいました。あーあ、ついてない。なんて未熟なレインボー坊。

第2場 秋:ところで、天狗って何を食べると思いますか?人間が食べるものは大概食べますが、その他に、ゲテモノ類(昆虫、ミミズ、ネズミ)、ドクキノコ、水銀、かすみ(空気)、枯れ葉、樹の汁、竹、石、というように、目の前にでてきたものなんでも食べちゃうようなところがあって、せっそうないです。あ、あと、でっちようかん、赤こんにゃくも好物です。冷やしどんべい(冷やしカップラーメン)、なんかも、ヘビーローテーションです。さてさて、春にえらい目にあったレインボー坊ですが、その後どうなったのでしょうか。ある秋の日レインボー坊は、秋の食べ物を色々食べたくなりました。秋の食べ物を食べるには、ものによっては何年も前から、遅くても春や夏から育ててなければいけないのに、未熟だからそれを知りません。今から畑を作ろうとしています。翔龍レインボー坊は畑の作り方なんて知りません。誰かに聞けばいいのに、未熟だからコミュニケーションが上手にとれず、見聞きしたことを繋ぎ合わせて、適当にやろうとしています。確かなんか長いもので土を叩くんだよ。体力も経験も根性も工夫もないし、メチャメチャです。もう手なんかマメだらけ、腰は痛いし、何していいかわからないし、もういやだ!ついにレインボー坊は癇癪を起こし、自分の畑をぷんすか怒りながら壊してしまいました。なんてダメなレインボー坊。

第3場 冬:それからしばらく経って、季節が冬になった頃、レインボー坊は、優しい天狗の「八幡山竹とび坊」と一緒にいました。竹とび坊は秋の終わりに八幡山やってきました。レインボー坊に初めてできた友達でした。それなのにレインボー坊、友達にどうやって接していいかわからず、いじめているのです。本当に未熟な天狗です。竹とび坊は優しいので、いじわるされてもレインボー坊を許してあげます。そんなある日、大変なことが起きました。レインボー坊が、やっと大きく育ってきた背中の羽を、落としてしまったのです。もうじき飛べると思っていたのに、あまりのショックに、レインボー坊は大泣きしました。竹とび坊はレインボー坊に、今日どのあたりをうろうろしたか、たずねました。そして、レインボー坊が泣いて何もできなでいる間に、すごい速さで探しに行って、見つけて来てくれたのです。なんて優しいんだろ、そして、なんで優しいんだろ、、、このことで天狗生について考え始めるレインボー坊。

第4場 番外編 年の瀬 天狗大作戦24(子ども天狗の24時間):さて、物語はいよいよ完結に向かっていくわけですが、ちょっとここでサスペンス番外編を観ていただこうかと思います。題して「天狗大作戦24(とぅえんてぃーふぉー)」。レインボー坊がまだ子どもの頃の、とある一日のスリル満点なお話です。ここでレインボー坊の家族を紹介します。お父さんは「八幡山石風坊」、お母さんは「八幡山いいもりにしお坊」。弟は「八幡山八つ手坊」といいます。
ある朝、父・石風坊、母・いいもりにしお坊の寝室に、息子のレインボー坊が走ってきました。なんと、起きたら弟の八つ手坊のベッドがもぬけのカラで、カラス天狗からの脅迫状が残されていたのです。石風坊といいもりにしお坊は、必死で探しますがなかなか手がかりが得られず、生きた心地がしないままどんどん時間は過ぎていきます。夜中になって八つ手坊がふいに現れました。そして、誘拐は実はレインボー坊と八つ手坊で考えた嘘、いたずらが判明しました。いいもりにしお坊は、2人をメチャメチャ怒りました。でも石風坊は、天狗たるもの、このくらいのいたずらはしておくべきだと、2人をフォロー。いいもりにしお坊と石風坊の夫婦ゲンカが勃発し、家の中は明け方まで大荒れに荒れたのでした。

第5場 春:さてさて、長い冬が終わり、春がやってきました。八幡山翔龍レインボー坊は、随分成長したようです。夏には、自分の計画性のなさにがっかりしたり、骸骨天狗にボッコボコにされたりしました。秋には畑づくりに断念し、おいしいものが食べられませんでした。冬には、せっかくできたお友達の優しい天狗に意地悪しました。でも、そんな自分に親切にしてくれて、意地悪を許してもらったのです。その経験からレインボー坊は、自分も誰かのためになることをしてみたいと思い、何をしたらいいか考え始めました。
レインボー坊は、その昔中国から日本に来た天狗が、ラーメンを日本に広めたらしいと、誰かから聞きました。じゃあ、今までに食べたこともないような新しいおいしいラーメンを作ろうと思いました。最近魚だしが人気なので、ラーメンに魚を入れてみることにしました。しかし、また別の誰かから、魚は水銀を含んでいるかもという話を聞きました。そして多くのひとが水俣病という水銀による病気にかかってしまったときの話を聞いたのです。水俣病が広がってしまった水俣港では、水銀を吸収する竹が植竹されている、ということも知りました。レインボー坊は驚きました。天狗にとっては栄養になる水銀が、人間にとっては毒だということを、知らなかったのです。レインボー坊は、水銀は人間には毒だから、自分も港に竹を植えてあげることにしました。天狗にとって水銀は栄養だから、吸い取るのもありだしね。レインボー坊は、誰かのために何かをしたいと思って行動を始めたことで自分がやりたいことも一緒に見つかったので、自分はラッキーだと思いました。

第6場 何年か先の、夏(仮):レインボー坊は竹を植える活動をしてるときにいい場所をみつけ、びわ湖のほとりに竹を使った建物のラーメン屋「翔龍」をオープンしました。全面竹づくりの斬新な建物のラーメン屋ということもあって全国から取材が殺到しました。弟の八つ手坊共々てんてこまいの大繁盛です。そんなある日、フード評論家になった骸骨天狗が店にやってきました。骸骨天狗は、あの生っちょろいレインボー坊の作るラーメンなんてどうせ大したことないだろうと思って、いちゃもんつける気で来たのですが、食べてみたらとてもおいしかったのです。その味に感動した骸骨天狗は、雑誌に誉める記事を書いてくれました。レインボー坊が、初めて骸骨天狗に認めてもらえたのでした。レインボー坊は、この喜びを竹とび坊に伝えたいと思いました。竹とび坊は数年前に、八幡山から引っ越していました。そのあとどうしているのでしょう。(参加者の皆さんと相談)

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うん、面白い。

今日のワークショップではまず、殆どの方が継続参加なんだけど初めての方もいらっしゃるようなので、とりあえずこれまでの流れと、本番どんな風にやろうとしているかを説明・確認。久しぶりだから忘れてませんか~な部分も込みで、質問がないか問いかける。この台本を皆さんに配って、kananagaが読んで聞いてもらう。で、本番に向けて、キャスト班、音楽班、美術班、広報班に分かれて、それぞれが活動しようと提案。一気に説明したし、混乱してないだろうかと思い「質問ないですか~」とまた聞くが、質問はないらしい。

しかし、グループ分けでプチもめる。本番に来られるかどうかわからないひともいて、また、~~は私はやりたくない、などがかちあって、決められないとのこと。キャストって言ったって、そんなおおごとをやるわけでもないし、パフォーマンスが苦手なら人形を使ってもいいし、誰かを演出してもいいし、広報は広報ですごく面白いし、何をやるのかはざっと説明したし、「もし決まらないようならとりあえずアミダで決めてください~」とも説明したうえで、「質問ないですか?」と何回もたずねたのになあ、何でそのとき聞いてくれなかったんだろうなあ。何を質問したらいいのか、わからなかったのかなあ。

と言っても、まあ、そんなに時間のロスでもない。早急に状況を考慮して、本番に来られるかどうかはおいといて、とりあえず班に分かれてもらう。本番に来られないのなら、今日考えてくれた内容を他のひとに伝授してくれればよいからね。

音楽班には、学校の先生でありながらあらゆる音楽がなんでかできちゃう鳥井新平さん、美術班には環境デザインのお仕事をされてて(今日お会いしたばかりでよくはわからないけど恐らく)専門の枠をいい感じでひろげて色々楽しい事をやってる河合嗣生さん、キャスト班にはkananagaが入って、広報班にno-maの藤本さん。それぞれもりあがる、いいぞいいぞ~

でも後から聞いたところによるとどうやら、広報班が最初のうち「どうしよう」という感じになってしまったそうで、そこは配慮不足だったかなあ。確かに、こういうプロジェクトにそんなになじみがないひとにとって広報はマニアックだったのか。あ、そうだ、この班には、マネジメントの面白さを知り尽くした小暮宣雄さんにも入ってもらえば完璧、と思ってたのに、小暮さんにそれを伝えるのを忘れてたんだ、しまった~!小暮さん全体みてくれてたから。。。でも、ちゃんと、困ったらすぐ藤本さんが相談に来てくれたので、これも大したロスにならずに済んだと思う。で後半は、キャストで人数が足りないところに広報班のひとも入ってもらったり。

最後のほうで、今日の成果を報告し合う。美術班はキャストの衣装や小道具のデザイン画がだいぶ進んだ、いいですね~。広報班では、チラシに載せる内容を確認したり、チラシを置きにいく場所を分担したり。小学生の男の子は、自分のクラス全員に直接配ることに。そういう、直接渡すチラシって、絶対すごくいいんだよね。音楽班ではテーマ曲ができてたり。で、キャスト班がパフォーマンスしてるときに、それぞれのシーンの曲を演奏してもらったり。キャスト班ではとにかく、シーンごとに分かれてパフォーマンスを考えてもらう。大人と子どもが混じり合って、そのバランスがたまらない!

最後に全員でダンスを作った、これが、結構激しくて、汗だくだくだ。皆さん、お疲れさま!本番までに時間空くけど、忘れないようにしてね~

身体も脳みそもへっとへとで、しかも終わったらそのまますぐ片付けしないといけなくて、汗で濡れた服を着替えそびれて、、、こいうとき、kananagaはまず必ず低体温になるはずなんだけど。でも、今日はならなかった。念のため乾きやすい素材を着てたのもあるけど、たぶん、最近走ってるのがいいんだと思うなあ。なかなか毎日とはいかないけれど、毎日じゃないとダメ、とか律しすぎずに、なるべく走るようにしよう。

さて、夜、石川に住む陶芸家のお友達のゴンちゃんがやってきた。仕事で姫路にいた帰りに寄ってくれたのだ。会うのものすごく久しぶり。2人とも疲れてるし、家でだらだらご飯作って、だらだらと楽しく近況報告。

青不動/ワンナイトフラワー vol.15@アバンギルド

2009-12-19 | 日記
天台宗青蓮院門跡青不動ご開帳へ。しまった、すごい混んでた、明日で終わりだもの。

その説明文を以下にコピペ
↓   ↓   ↓
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ご開帳の目的~混迷の時代に光を~秘仏「青不動明王」青蓮院で初めての一般公開
青蓮院の秘仏 国宝「青不動」とは

※青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)

三千院、妙法院と並んで天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つとして古くより知られる門跡寺院。天台宗の京都五箇室門跡(前述の三門跡と曼殊院門跡、毘沙門堂門跡)、いわゆる五ヶ室の一つでもある。

回遊式の庭園が美しく、春と秋にはご本尊の熾盛光如来にちなんだ光の演出を行う夜間特別拝観と庭園ライトアップを実施している。

近畿地方の「お不動さまのお寺」からなる「近畿三十六不動尊霊場会」の十九番霊場でもあり、不動明王の巡拝者も多い。

青蓮院門跡の国宝「青不動明王二童子像」は、ご身体の色が青黒(しょうこく)なことから通称「青不動」と呼ばれ、日本三不動画の一つとして有名です。この御尊像のお力は極めて強く、平安時代から現在まで、たいへん篤く信仰されています。

しかし、この青不動は秘仏であり、平安時代より現在に至るまで、ほとんど一般公開されていませんでした。現在、青蓮院の本堂におまつりしている青不動明王像は複製を開眼したものです。本物の青不動は国宝の中でも大変貴重なものであるため、特に厳しい保存条件のもと、大切に保管しております。

今、なぜ一般公開するのか?

道徳心の荒廃が顕著になった現代、辛い事件があまりにも多すぎます。この混迷の世の中で、青不動の強いお力をいただいて、いろいろな問題を少しでも良い方向に導いていただきたいと考え、ご開帳を行うことにいたしました。

青蓮院での青不動ご開帳は創建以来初めてで、過去には1970年の「大阪万博」と1986年の奈良国立博物館「平安仏画展」、1997年「比叡山・高野山名宝展」の3度しか公開されておりません。

これまでにも数多くの展覧会、国宝展からの出展依頼がございましたが、長年お断りしてまいりました。青不動明王像は国宝の中でも、非常に重要度の高い国宝で、美術品としても大変優れたものであり、歴史的にも大変貴重なものでございます。しかし、青不動は信仰の対象としての礼拝画像であり、飾られるだけのものにはしたくない、という意図のもと、これまでそういった展覧会への出展を避けてきました。

本物の青不動明王をお参りし、ご祈願にお越しください

この度の青蓮院でのご開帳も、是非、見物としてではなく「お参り」に来ていただき、実物をご覧になって、青不動明王の強い力を感じながら、拝んでいただきたいと考えております。

公開期間中は毎日護摩を修する予定ですが、その祈願は諸願の「成就」を願って修法をいたします。ですので、皆様も様々な「願い」を青蓮院にお持ちいただき、お祈りください。

平安時代に思いを込めて作られ、高僧の手でご祈祷され、伝え引き継がれてきた青不動明王を目の前にすれば、青不動が諸願を成就するお力の極めて高いお不動さんであることがひしひしと感じられると思います。
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青不動さんだけでなく、たくさんのお不動さんを拝んできた。色々なことが、なるべくいい運びとなりますように。


夜、アバンギルドへ観に。

「ワンナイトフラワー vol.15」
↓   ↓   ↓
「Hi ! 僕サボテン坊や。素敵なお知らせがあるんだよ。チルドレンクーデターに勝野タカシさん復活するんだって奇跡だね。それを聞いた山本精一さんが電動歯の名前でボアダムズを一緒に演ってた吉川豊人さんとドナルドさんを集めて大暴れしてやるぞって。火に油なのが、にしもとひろこ一人でうたうよ。よのすけショウはハードコアメルヘンな紙芝居 縁起ものだよ。この日来なけりゃみんな年越せないよ!」

よのすけショウ
にしもとひろこ
電動歯(山本精一/吉川豊人/ドナルド 3days w)
チルドレンクーデター(ホソイヒサト/前淵訓秀/マヒマヒ/勝野タカシ/K子)

よのすけさんは紙芝居、山本精一さんが音楽。アンバランスでおかしな世界。にしもとさんがひとりで弾き語り、珍しい。電動歯では、ドナルドさんがサンタの格好をしているんだけど、ちょっと歌っては脱いでいく。上下とも肌色の肌着を着ていて、そこに女性物のピンクのパンツをはいている。しまいにはそのパンツまで脱いで、足でほおり出したんだけど、それがうまいこと山本さんのギターに引っかかった。しばらくその状態で演奏してて、山本さんが手でそのパンツをとって後ろにほおったんだけど、そしたら計らずもそのパンツは山本さんの帽子の上にきれいに乗ってしまった。すごいな、やろうと思ってできないことが次々起きて。こう書くと、演奏すごくよかったのに、コントやってたみたいにみえちゃうな。チルドレンクーデターはPVが華やかで演奏も華やか。

いいライブでした~

お得過ぎるクリスマスコンサートのお知らせ

2009-12-19 | 日記
日記が追いつかないkananagaです。なんとか今年中に追いつきたい、、、そして、1週間以上更新が遅れないようにしたい。。。

近々の、クリスマスコンサートのお知らせです。ひじょうに楽しいと思います!そして、ケーキと飲み物付きでこれは破格です。ぜひこの機会を逃さずお越し下さい!席に限りがあるのでご予約されることをおすすめします~

★12月23日(水・祝)(京都)

 なんでも演奏する音楽家のふたり、kananaga(林加奈)とムートン(武藤容子)がお届けする、クリスマスの曲ばっかりのコンサートです。歌あり、鍵盤ハーモニカあり、おもちゃ楽器あり、ピアノもちょっとあり、絵本・紙芝居もあり、の盛りだくさん!!
 クリスマスを満喫したい、こどももおとなも、ケーキを食べたいひとも、みんなで来てね!

日時:2009年12月23日(水・祝)
 午後2時~ こどもワイワイクリスマスコンサート
 午後5時~ おとなイケイケクリスマスコンサート
(どちらのコンサートも、おとなもこどもも観ていただけます)

料金:おとな1200円、こども(小学生以下)500円、いずれもケーキと飲み物付き

場所:京都紅茶倶楽部(きょうとこうちゃくらぶ)
   京都市東山区五条通り本町上ル一筋目西入ル北側
   tel:075-551-4856
   営業時間:午前10時30分~午後7時(火曜定休)
   http://www7b.biglobe.ne.jp/~tearoad/t.html
   ※席に限りがありますので、ご予約をおすすめします。

出演:kananaga(林加奈)http://kananaga.seesaa.net/
   ムートン(武藤容子) http://suzmenba.blog96.fc2.com/(スズメンバ)

演目(演目は変更する場合もあります)
 鍵盤ハーモニカ、アンデス、おもちゃ演奏
   「もろびとこぞりて」
   「ジングルベル」
   「ママがサンタにキスをした」
   「ホワイトクリスマス」
   「ひいらぎかざろう」
   「ウィウィッシュユーアーメリークリスマス」
   「赤鼻のトナカイ」
   「サンタが街にやってきた」
   「ウィンターワンダーランド」
  歌
   「牧人ひつじを」
   「みつかいうたいて」
   「グローリア」
   「Verbum caro factum est:In hoc anni circulo」
   「Puer natus in Bethlehem」
  絵本
   「てぶくろ」
   「ぐりとぐらのおきゃくさま」
  紙芝居  
  「ザ・ぼやきサンタ~あわてんぼうのサンタクロース~」 
  歌とピアノで一緒に歌いたい
   「ジングルベル」
   「きよしこの夜」

お待ちしてます!

プチクリスマスライブ@めい

2009-12-18 | 日記
23日のムートンとのクリスマスコンサートのプレプチライブを「サポートセンターめい」にて。「めい」は「障がいのある方にガイドヘルパーを派遣し,自立生活を支援」するセンター。

実は、クリスマスの曲を仕上げるのに路上演奏でもしようかと思っていたんだけど、ついこの前も行こうとしてた日が雨っぽいうえムチャクチャ寒くて断念した。天気に左右されるなあ。で、それなら、路上ではなくどこかで演奏させてみてもらってはどうか、ということで「めい」に聞いてみたところ、ぜひとのお返事をいただいたので、練習を兼ねてのプチライブをさせていただいた運び。

お昼ご飯タイムにお邪魔して、鍵盤ハーモニカとアンデスのデュオや歌を聞いてもらった。とっても喜んでもらえて、嬉しい。古楽が思った以上に喜ばれるのが意外だった。こんなマニアックなの、歌ってる自分たちは楽しいけど、聞いてくれるお客さんはどうなんかなーと思っていたので、認識を新たにした。

京都女子大学授業12回目

2009-12-16 | 日記
まだ紹介してない「音・リズム・からだ」の音遊びを一挙に。4ポチのはっはっは、5キュッキュッバッババ、7たまごでダンス、10じゃんけんレゲエ、11しゅ~、12はくしょん、15コントレコントラ、16食べ物お経、17ミンミンコーラス、19ぬるぬるトカゲ、27ピンポンたいこ、28ピンポンころころどーん、29バタ足タンバリン、36おえかきリズム、38キムチラーメン、40カマキリ。。。

もっと時間あったら、一個一個深めてみたいなあ。実際に子どもと一緒にやるみたいに。

あと、できあがったストーリーをどこで7つにわけようか、相談で決定。どのパートをどのグループが担当するかも、相談の結果アミダで決定。

ストーリーは、ざっくり、以下のような感じ。
↓   ↓   ↓
①(担当:八人八色)
 あるクリスマスの日、40代の夫婦が赤ちゃんをだっこしてクリスマスでにぎわう街を歩いている。物語は、1年前のクリスマスに遡る。
 クリスマスが近づいた、ある冬の日のこと。7人の小人達が、すごいスピードで、街の中を走っていた。小人達は、息を切らせながら、あるマンションのドアの前で止まった。そこは、とあるIT企業の社長の家だった。
 インターホンを鳴らし「ごめんください」と言うと、執事のゾウさんが出て来て「いらっしゃいませ」と7人の小人を中へ入れてあげた。小人たちは、雪の中を走ってきたため手や顔は冷たいのに汗だくだくで、下着のTシャツまでびっしょり。そして中へ入るなり、全員のメガネは真っ白にくもってしまった。
 部屋は暖房が効いていてとても暖かかった。執事のゾウさんは、「こんなに寒いのにご苦労さまです。少しあったまってください。」とコーンスープを小人達に出してくれた。

②(担当:サバンナ)
 7人の小人たちは椅子に座ろうとしたが、メガネがくもってるのでうまく前に進めない。この家はものすごく広いのだ。メガネをはずすとよく見えないし。やっとの思いで椅子に到着すると、暖かいコーンスープで再びメガネがくもってしまった。
 小人たちの様子を見ていた執事のゾウさんは、だまってメガネを取り上げ、専用のスプレーでメガネの曇りを取ってくれた。そこで、小人たちは、ようやくコーンスープを飲むことができた。一口飲んだとたん、「delicious!」と叫ぶ小人たち。そのスープは、ゾウさん特製のとてもおいしいスープだった。
 するとそこへ、社長が現れて言った。「皆さん、今年もご苦労様です。よろしくお願いします。」すると、小人のひとりが、袋から数枚の紙を取り出して言った。「今年の希望はこれです。ええと、『メロンパン』『ケーキ』『おもち』『たまごやき』食べ物が多いですね。『家電一式』『じゅうたん』あとは、、、『赤ちゃん』ですな。」そのとき、社長が顔を赤くした。

③(担当:なんばサンバ)
 社長は、「えっ、赤ちゃん?、どうやって用意するって言うんです?」とたずね返した。小人たちは、数枚の紙を取り出していった。「だって書いてあるんですよ。『サンタさんに欲しいもの・・・メロンパン』・・・ほら『サンタさんに欲しいもの・・・赤ちゃん』って」小人たちは、この紙を書いた人物のことを話し始めた。
 そのひとは39歳の弁護士をしている女性。仕事はうまくいってる、でも、結婚しそびれていた。子どもを産もうと思ったら、もうリミットは近い。そこで思い切ってサンタさんに「赤ちゃん」をリクエストしてみたとのことだった。
 小人たちは、どうやって赤ちゃんをプレゼントできるかと、かってに盛り上がる。だって、無理じゃないですか。大丈夫だよ。やってみようよ。弟が欲しいんだって。3個下がいいらしいよ。えっ?妹じゃないの。小人はケンカ。執事のゾウサンが仲裁、その場はおさまった。ゾウサンはとりあえずほかのプレゼントを用意しようと提案。でもその場はおさまらない。
 突然赤ちゃんがほしいと言った人物がじゅうたんにのってあらわれた。それは小人の魔法。私、どうしても赤ちゃんがほしいの。その人物は実は社長が20代半ば頃につきあっていた元カノだった。

④(担当:にんじゃkyoto)
 当時はまだ若くてお互いを思いやりあえず、すれ違ってしまった。2人は大学のサークルの同級生。大学卒業後、彼女は弁護士になるために勉強を続け、彼は単に就職浪人となってぶらぶらしていた。彼女は彼と家庭を持ちたかったが、結婚生活、ましてや子どもを育てる、という、彼女が普通に抱いていた未来像を実現するのには、彼の状況は厳し過ぎた。お互い好きだけど、未来が見えないと感じてしまい別れた二人。そしてその後彼は一念発起し起業、30歳にしてIT企業の社長となる。その5年後、会社はすっかり成長・安定し、社長は何か社会貢献事業を起こせないだろうかと考え、サンタさんを始めたのだった。そして今4年目、社長は39歳。サンタさんが元カレだと知ってか知らずか、元カノからの「赤ちゃん」のリクエストが来て、どぎまぎする。社長は、会社が忙しかっただけではなく、彼女のことが忘れられず、結婚できずにいたのだ。そして彼女も、同じく30歳で弁護士の試験に合格しその後がむしゃらに仕事をしてきた。その間につきあったひともいたが、うまくいかず。普通に家庭を持ちたいという夢を、叶えられずにいたのだ。今39歳の彼女には、子どもを産めるリミットがせまっていた。

⑤(担当:チーム淀)
 社長が彼女のことを考えてぼーっとしてるうちに、小人たちは赤ちゃんを捜しに行く。病院に忍び込み、赤ちゃんを吟味。でもみんなガラス越しで、すぐに連れていけない。するととなりの部屋から泣き声が聞こえてドアを空けるとそこにはなんと、赤ちゃんがいた。小人はその赤ちゃんを盗み、全速力で逃げた。
 社長のマンションに到着。名前をつけてあげよう!男の子だったので「タカシ」とつけた。「ねえ、でも、確か女の子がよかったんだよね?」「え、そうだっけ?」慌て者の小人たちは、タカシを返しにいった。
 病院では、タカシのお母さんがずっと泣いていた。まだ未熟な状態で産まれて、やっと今日にでも家に連れて帰れるくらいまで元気になったということで保育器から出され、お母さんが受け取ろうとしたそのすきまに、小人たちが連れて行ってしまったのだ。最低な小人たち!そのショックで、お母さんは再び妊娠、あっと言う間に女の子を産んだ。生命の神秘!偶然にもお母さんはその子にタカコと命名した。タカシのことを思うと胸が痛むものの、あっと言う間にまた女の子を産んだ喜びにもつつまれていたお母さんのところへ小人たちが入ってきて、男の子と女の子をすりかえてまた逃げた。どんどん逃げた。これでいいのかなあ?と言って、ほしがっていた子に女の子をあげることにした。それまでその子をどうするの?クリスマスまで育てよう。
 マンションに再び小人が帰ってきて赤ちゃんを連れているのを見て、真っ青になる社長。何してるんですか!返してきなさーい!
 というところで目が覚めた。夢を見ていたのか?悪い夢をみたなあ。いや、夢じゃないところもある。どこからが夢でどこからがほんとなんだっけ?

⑥(担当:ドレミ♪チーム)
 社長は今年のクリスマスに彼女にプロポーズしようとしている。20代半ばに一度別れて、お互い仕事に没頭してきたし、他のひとともつきあったりしてきたけれど、つい2ヶ月ほど前に、かつて2人がよく待ち合わせをしていた、象と小人のオブジェが立ち並ぶ広場で、ばったり再会した。そしてお互いがやはり大切なひとだったと気付いた。プロポーズには指輪、クリスマスプレゼントは、彼女に何あげようかな。驚かせたいな、宝くじにしようか。そういうのがいい、そういう、普通のことがいい。当選番号の確認を2人一緒にゆっくりやりたいな。もし100万円あたったら何しようかな。100万円で赤ちゃんを買い取ろう、と笑った。いや、やっぱり買い取るんじゃなくて、彼女と、、、妄想はどんどんふくらんだ。社長は、社会貢献事業として、毎年盛大なクリスマスパーティーを開いていた。そこにはたくさんのひとが招待され、おいしいものを食べたり、楽しくゲームをしたり、プレゼントをもらえたりしていた。社長は思った。夢に出て来たゾウサンのスープはすごくおいしかったなあ。あれを実際に作って、クリスマスパーティーで振る舞おう。それで、そのパーティーでプロポーズしようか。もし断られたら、、、いや、そういう問題じゃない、気持を伝えよう、みなさんの前で。宝くじ、当るような気がする。当ったら、新婚旅行の資金にしてもいい。その資金でゾウサンのおいしいスープを商品化してもいい。

⑦(担当:KYW8)
 クリスマスパーティー当日、メロンパン、ケーキ、おもち、たまごやき、ほかにもたくさんのごちそうが並んだ。社長は結婚しよう、と言って彼女の大好きなメロンパンの着いた指輪と、宝くじをプレゼント。彼女は、まあ、嬉しい!そう言って2人は結婚することになった。
 その後、見事に宝くじが当たり、2人はクリスマス島に新婚旅行へ行った。そしてゾウサンのコーンスープも商品化された。そして、、、次の年のクリスマスの少し前、赤ちゃんが産まれた。