kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

告知が結構いっぱい

2010-01-25 | 日記
ようやくもうじき日記が追いつきそうな、kananagaです。近々に、お知らせしたいものがいっぱいだ。

いっぱいなので少しわかり易いように、近々のイベントの日にちと場所を以下に一覧にしてみたのです。
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1月28日京都
1月30・31日浜松
2月5~7日滋賀
2月8日京都
2月12日長崎
2月13日東京
2月14日埼玉

近いところはぜひ、のぞきに来てください!
特にまずは、1月28日京都っす!!


2010年

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★1月28日(木)(京都)

ライブ@アバンギルドhttp://www.urbanguild.net/

OPEN 18:30 START 19:30
adv.1800yen with 1drink / door.2300yen with 1drink

(時間は、予定です)
19:30~20:00ヨース毛
20:10~20:50林加奈(おもちゃ楽器、電子楽器、ヴォイス)+HANA★JOSS(ガムラン)
21:00~21:40アレクサンダー姉妹(小瀬泉+新井陽子:ピアノ、ヴォイスetc)

ザッハトルテでチェロを弾くヨース毛さんのソロ。
おもちゃ電子楽器&おもちゃ生楽器をたっぷり使って演奏する林加奈とジャワガムランのHANA★JOSS。
ベルリン在住の小瀬泉さんと東京在住の新井陽子さんによる新ユニット、アレクサンダー姉妹。

即興中心で何が起こるかわからない刺激的なプログラム。林加奈とHANA★JOSSでは電子おもちゃ楽器や生おもちゃ楽器とガムランという、他ではまず聴けない組み合わせのサウンドをお届けします。ぜひ、目撃しに来てください!


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★1月30・31日(土・日)(浜松)

めくるめく紙芝居ワークショップinたけぶんhttp://takebun.exblog.jp/


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★2月5~7日(金~日)(滋賀)


アメニティーネットワークフォーラム4同時開催企画
パフォーミング・アート・ライブ
(障害のある人の実演芸術「パフォーミングアーツ」に関する調査研究事業)
「アーツというツールで支援のいらない場をつくってみよう!」

 本イベントは、主に障害者福祉の現場で取り組まれるからだを扱った様々なパフォーミングアーツを紹介することを目的としています。合計7プログラムで構成される内容は、全国各地の事例紹介、ならびに音楽家やダンサーを招いての実践的なワークショップ、そしてワークショップを経て完成したパフォーマンス作品の公開発表と多岐に渡っています。ワークショッププログラムでは、京都府在住のアーティストの林加奈さん、滋賀県在住のダンサー・振付家の北村成美さんの取り組みを通じて、地域生活の中で主体的に表現することの考え方や方法を学びます。また事例紹介プログラムでは、(※)障害のある人の実演芸術「パフォーミングアーツ」に関する調査研究事業のメンバーから、とりわけ静岡県浜松市で活動するNPO法人クリエイティブサポートレッツの久保田翠さん、千葉県船橋市で活動するNPO法人ちばエコネットの山本佳美さんの取り組みを重点的に紹介いたします。

(※)障害のある人の実演芸術「パフォーミングアーツ」に関する調査研究事業とは?
 本研究会は、既存の音楽やダンス、演芸などのパフォーマンスを超えた新しい表現活動を通して評価されつつある、<障害のある人たちの音楽やダンスを含む多様な表現活動>について、学校や施設などの現場で行われているこれら活動の実態等を調査研究し、「パフォーミングアーツ」(ライブ系表現活動)の効果と普及を目的に事業に取り組んでいます。

場所:大津プリンスホテル コンベンションホール淡海

スケジュール:
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17:30~19:30 プログラム1

公開研究会「アウトサイダーライブ事例紹介あれやこれ」

障害のある人たちが取り組むパフォーミングアーツ。その表現ジャンルはダンスや音楽、紙芝居や演劇など多岐に渡っています。本研究会では、平成20年度に滋賀で開催された「第8回全国障害者芸術・文化祭滋賀大会」の際に発行された事例冊子「アウトサイダーライブ」を参考文献に、冊子編集者が全国、とりわけ関西の事例を紹介します。

進行:アサダワタル(事編(kotoami)代表、築港ARCチーフディレクター)
パネリスト:北村成美(ダンサー・振付家)
      林加奈(アーティスト)
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20:30~22:30 プログラム2

公開研究会「アーツというツールで支援のいらない場をつくってみよう!」

障害のある人たちが取り組むパフォーミングアーツは、地域コミュニティや拠点の特性を活かし、様々なかたちで展開されています。本研究会では、とりわけ静岡県浜松市「たけし文化センター」、千葉県船橋市「コミュニティカフェひなたぼっこ」の代表お二方にお話を伺いながら、暮らしに近いところでの表現について考えてみたいと思います。

事例発表:久保田翠(NPO法人クリエイティブサポートレッツ理事長)   山本佳美(NPO法人ちばエコネット事務局長、NPO法人コミュニティアート・ふなばしメンバー)
進行:小暮宣雄(京都橘大学現代ビジネス学部都市環境デザイン学科教授)     
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12:30~14:30 プログラム3 ワークショップ「めくるめく紙芝居を体験する」

「めくるめく紙芝居」では紙芝居を機軸としたパフォーマンス作品をつくり出し上演する活動をしており、そこでは「やる気のないひとにも居場所があってやる気満々のひとが潰されずそのどちらでもないひとも無視されない」場作りをこころがけています。作品のための場作りの考え方や方法を、ワークショップでご紹介します。

ナビゲーター:林加奈(アーティスト)
空間演出:井上信太(美術家)
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14:45~16:45 プログラム4 ワークショップ「ひとのからだをタイカンする」

からだとからだでほんまにつながるために、相手をめっちゃ見る、めっちゃ聞く、めっちゃ触れることに挑戦します。「めっちゃ」は他人が決めた分ではなく、相手のためにちょっと努力したり気遣うことで良いのです。人は人にはたらきかけ、人とつながって初めて、じぶんのからだを知ります。その喜びは誰でも楽しむことが出来ます。たっぷり堪能いたしましょう。

ナビゲーター:北村成美(ダンサー、振付家)
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21:30~23:30 プログラム5 公開研究会「アウトサイダーライブの見方・見せ方」

前日の公開研究会、当日ふたつの実践ワークショップを経て、これらの取り組みをわたしたちはどのように楽しみ、どのように他の人にその楽しさを伝えてゆければいいのでしょうか?障害のある多くの人たちが日常的に生活する家庭や施設、地域の中での「支援する/支援される」という関係性を超えた、アーツというフラットな地平について一緒に考えてみませんか?

研究員:
アサダワタル(事編(kotoami)代表、築港ARCチーフディレクター)
久保田翠(NPO法人クリエイティブサポートレッツ理事長)
小暮宣雄(京都橘大学現代ビジネス学部都市環境デザイン学科教授)  
西川賢司(栗東芸術文化会館さきら 事業担当部長)   
山本佳美(NPO法人ちばエコネット事務局長、NPO法人コミュニティアート・ふなばしメンバー)
渡邉あい子(立命館大学先端総合学術研究科一貫制博士課程)

進行:山之内洋(滋賀県社会福祉事業団企画事業部)
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9:30~11:30 プログラム6 パフォーマンス「アウトサイダーライブ リハーサル編」
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12:00~13:00 プログラム7 パフォーマンス「アウトサイダーライブ 本番編」

前日ふたつのワークショップを経て、人前で思う存分からだを動かし表現することを楽しみます。本番終了後は、これらの取り組みをどのようにして障害ある人たちの地域生活に埋め込むことができるか、パフォーミングアーツを福祉現場の日常に根付かせることができるか、などについて振り返りを行います。
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アーツというツールで支援のいらない場をつくってみよう!って?
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わたしたちのからだは、日常生活の中で、すでに踊り、歌い、描いています。
芸術の得手不得手とは関係なしに、音楽やダンスを通じて、いまここにいるわたしとあなたとが、からだとからだで繋がってゆく。
そんなパフォーミングアーツが存在することを、みなさんはご存知でしょうか。
障害のある人もない人も、「支援」という枠組みを越えて、それぞれの有り様と関係性が自在に変化する時間と空間。
それは、異なる立場の人同士が「ともにそこに在ること」を経験し実感する、気づき(築き)のきっかけでもあるのです。

本イベントは、地域の中で障害ある人が幸せに日常生活を送ることを目的とし、数年に渡り滋賀県大津市で開催されてきた「アメニティーネットワークフォーラム4」の一環として企画されました。前述の目的をかなえるひとつの在り方として、障害者福祉現場で取り組まれる様々なアーツについて考える機会を設けます。とりわけ、からだを動かし表現するパフォーミングアーツを対象に調査研究を重ねてきたチームが中心となり、全国各地の事例紹介、ならびに音楽家やダンサーを招いての実践的なワークショップを実施いたします。三日間にわたる盛りだくさんの企画ですが、是非どなたでもお気軽にご参加くださいませ。
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アメニティーネットワークフォーラムとは?
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障害のあるひとたちが、地域の中で暮らし、働くことができる社会を創る。「幸せ」とは何かということを追求することにこだわりながら、その時代時代に応じた多岐にわたるテーマを設定しながら、多様な講師陣とバリアフリー映画やアウトサイダーアート展なども同時開催しているフォーラムです。2010年2月5日(金)から7日(日)まで大津プリンスホテルを会場に開催し、今年で13回目を迎えました。


※このプログラムは、「アメニティーネットワークフォーラム」の中で行われているものです。「アメニティーネットワークフォーラム」全体に参加するには参加費が2万円かかりますが、「アーツというツールで支援のいらない場をつくってみよう!」は無料でご参加いただけますので、お気軽に遊びに来てください!

このイベントのパンフレットはこちら
↓   ↓   ↓
http://kananagainformation.seesaa.net/


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★2月8日(月)(京都)

紙芝居ライブ@アバンギルドhttp://www.urbanguild.net/

「オトエホン15」

出演:林加奈+HANA★JOSS(おもちゃ楽器、紙芝居、ガムラン)
      「天国へ続く道」
      「ホホホ美人とエビフライくん」
   むーとん(音楽)+足田メロウ(絵)
   にしもとひろこ(絵)+

絵や紙芝居と音楽が一緒になってるシリーズです。皆さん、新作目白押しです。
林加奈+HANA★JOSSでは、これまでは林加奈+坪井湯湯で上演してきたあの珠玉の名作「ホホホ美人とエビフライくん」を、HANA★JOSSの佐々木宏実さんが「ホホホ美人」役をやってくれます。全く別の作品となること請け合い!必見です。


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★2月12日(長崎)

P-ブロッ小学校公演。
(基本非公開。見学希望の方は要連絡&相談。)

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★2月13日(土)(東京)

「誰でも古楽~そもそも口伝団!!」

ライブ@梅が丘クレイジーキャッツhttp://www.crazycats.org/

18時開場、19時開演

出演:賃貸人格×林加奈
   ブルットルヤ・ナイケ
 MC.sirafu(片想い Tp.他)
 大河原明子(片想い ホルン他)
 ッタッタ(cl.他)
 ニイノブアキ(perc.)
 吉田悠樹(NRQ、カナリヤ、前野健太とDAVID BOWIEたち 胡弓など)
 高山こず恵(リコーダーなど)

なんて贅沢なメンバーなんだ!このメンバーで、古楽(16世紀以前のヨーロッパの宗教音楽など)をテーマとしたライブを行います。古楽と呼ばれる時代の音楽はおそらく「そもそも口伝」中心だったであろうと思われます。その口伝ノリを大切(?)に、もろ古楽から、もろ現代古楽まで、幅広くお届けします!!


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★2月14日(日)(埼玉)

「鍵盤ハーモニカコンサート」
鍵盤ハーモニカオーケストラP-ブロッ

P-ブロッは、'96年作曲家野村誠の呼びかけで結成された鍵盤ハーモニカのみのアンサンブルです。メンバーは、野村誠、しばてつ、吉森信、鈴木潤、林加奈の5人です。レパートリーはオリジナル曲のほか多ジャンルに渡ります。国立民族学博物館での民族学資料を演奏するコンサート、徳島県立近代美術館で絵を音楽にするコンサート、即興音楽家とのセッション、小学生104人との共演など、様々な活動を行っています。

14:00開演
さいたま市産業文化センターホール
当日1日会員券:ひとり1990円 ペアー割引あり(ふたりで3000円)

※未就学児のご入場に関してはお断りする場合がございます。事前にお問合せ、ご相談ください。


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★2月20日(土)(滋賀)

守山野外美術展ボランティアスタッフ説明会

時間未定

アーティスト林加奈が、アートボランティア活動を10倍楽しむ方法を、様々提案致します。

守山野外美術展
http://openart.exblog.jp/

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★2月21日(日)(京都)

めくるめく紙芝居in山科

ワークショップ

13時~16時@山科青少年活動センター


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★2月27・28日(土・日)(浜松)

めくるめく紙芝居ワークショップinたけぶんhttp://takebun.exblog.jp/


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★3月9日(京都)

ミニライブ@アバンギルドhttp://www.urbanguild.net/

アバンギルドの食堂の日に、投げ銭ライブします。
おもちゃ楽器が大集結。


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★3月14日(日)(滋賀)


ボーダレス・アートギャラリーNO-MA地域交流事業
「八幡山に天狗を捜せ」第3条「天狗の紙芝居」ワークショップで作った紙芝居パフォーマンスの本番です。

詳しくはこちらから
↓   ↓   ↓
ボーダレス・アートギャラリーNO-MA
http://www.no-ma.jp/
ボーダレス・アートギャラリーNO-MA地域交流事業「八幡山に天狗を探せ!」開催します!
http://www.no-ma.jp/information/dt_97.html


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★3月20・21・22日(土・日・月(祝))

めくるめく紙芝居ワークショップinたけぶんhttp://takebun.exblog.jp/
ワークショップで作ったパフォーマンス作品の本番、シンポジウム


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★4月29日(木)~5月5日(水)(滋賀)

第3回守山野外美術展

(※オープニングアトラクション29日13:00~)

場所:東光寺&隣の空家

守山野外美術展
http://openart.exblog.jp/


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音遊びの会の森家でプチ新年会

2010-01-22 | 日記
最近音遊びの会、すっかりご無沙汰してるー。だって、土日で用事が重なっちゃうんだもんなー。

音遊びの会以来仲良しの、でもかなり久々に会おうってことで、まりこさんとまゆさんと新年会。晩ご飯がたこ焼き。たこ焼きのみ。面白い。関西ではこれは普通のことなんだね。kananagaはこれまでにたこ焼きの晩ご飯に出会ったことは複数回あったけれど、大体焼きそばとかお好み焼きとかとセットだった。たこ焼きだけ、というのは初。

久しぶりに会ったのに、「いつものように遊びにきたー」ノリにあっという間になるもんだ。

リハ@HANA★JOSS家

2010-01-21 | 日記
茨木にいつ引っ越したっけ?もうだいぶたつけど、HANA★JOSSの新スタジオに初めておじゃま。1月28日のライブ@アバンギルドのリハのため。

宏実ちゃんの実家の二階をガムランスタジオにしてあるんだけど、、、うわー、これ、楽器出す時大変!外階段が急だよー。でも、あれはなんていうの?滑車?いや、違う、つまり、ガムランを降ろすための器具が、ちゃんと階段についているの。1階が実家なので、リハやミーティングとかガムラン教室やってるときは、宏実ちゃんのお母さんに子どもたちを見ててもらえたりするわけで、みんなにとっていいね。

ガムランとエレキおもちゃ楽器のコラボ。この組み合わせ、面白いの。

めくるめく紙芝居講義、イベントデザインの授業にて@京都橘大学

2010-01-20 | 日記
京都橘大学で、小暮宣雄さんのイベントデザインの授業にゲスト出演。kananagaはめくるめく紙芝居の話をするし、キャサリンは「子どもとアーティストの出会い」企画で北村成美さん(しげやん)がやった「ダンスで理科」の授業を紹介するし。たったひとコマで、盛りだくさん授業。しげやんのダンスで理科、初めてみた、面白い!

一応「イベントデザイン」ということで今日のトークを考えてみたところ、kananagaがアーティストとしてやってることも、例えば結婚式やお葬式のプロデュースも、場作りということでは一致できると思う。来てくれたひとにどんな過ごし方をしてもらいたいか、また、その場にいるひとがコーディネーターが作り出した場でどういう行動を起こしたりどんなことを思ったりするか、そして、それは、コーディネートする側にとってどんないいこと、嬉しいこと、得なことがあるかをイメージする。うん、やっぱり一致する。

kananagaは、ひとが行動する理由になるものを思考・感情・感覚の3つに分けて考えるとすごく分かり易いなあと思っているんだけど、文脈の中でこのこともちらっと話したらメモとってくれるひとがいて恐縮。もっと上手に説明できるようになろう。


授業とは関係ないけど、ふと思ったことメモ。

kananagaは脳内麻薬を結構自在に出せるから、たぶんひとより折れないで済む。でも、自家製脳内麻薬である程度の多幸感を得られることで、本来耐えきれないものまで耐えてしまえてきたんだろうな。その長年のしわよせが、今、身体に来てる、ということに、今日初めて気づいた。脳内麻薬を出せることの弊害があったんだ。こんなに天然で、しかも自家製であっても、使いすぎたらダメなんだなあ。ものごとって、全部さじ加減だなあと、わかってるつもりでもまた改めて思う。kananagaは、自分が脳内麻薬をコントロールして出しているその方法をもしある程度言葉にできたら、「これだとだいぶ楽だよー」という風に繊細で折れやすくて困っているひとに提案できるなあ、と思っていた。だってそもそもkananagaが、感受性が強い分を自分を守らなきゃいけなくて、それで脳内麻薬の出し方が上手になったんだと思うから。でも、脳内麻薬の出し過ぎによる弊害をも考慮したコントロールの仕方を編み出さないと、今のままでは未完成なんだと思った。

アウトサイダーライブ本ミーティング/アバンギルド食堂の日ミニライブ

2010-01-19 | 日記
アウトサイダーライブ「アートというツールで支援のいらない場を作ってみよう」の場所がようやく決定。それにともない内容の方向性もしぼれて来た。

夜は、ミニ紙芝居ライブ@木屋町三条アバンギルド食堂の日。kananagaにとってはもはや古典である「絶叫紙芝居うみのひと」と「やこあゆごこころのたび」を上演。

ものすごく久しぶりのひとが、ライブスケジュールにkananagaの名前があるのを見つけて観にきてくれていた!ありがとう!&すっごい久々~。

医学と芸術展~生命と愛の未来を探る@森美術館

2010-01-17 | 日記
この展覧会で印象的だったもの。

一見石膏に見えるシリコンの若い女性の首の彫刻。30秒ほど観ていると、それがあっと言う間にしわくちゃのおばあさんに変わる。中に硬い素材のおばあさん顔の彫刻が入ってて、外側にシリコンの若い女性の彫刻を被せ、30秒ごとに空気を入れたり抜いたりしてるんだね。

人間の解剖図の立体小型おもちゃがいっぱい。

一番印象に残ったのがこれ。病気などでもうじき亡くなるであろう方本人の了承をとって、生前の顔のアップの写真を撮り、そのあと亡くなった直後に同じくその方の写真を撮り、その2枚を並べた作品。亡くなった直後は、まるで眠っているようにも見える。ものすごく色々なことを受け取ったり読み取ったりできる、すごくいい作品だった。

本編とは別に、不満を歌にする合唱団活動を世界各地で行っている映像を観た。こりゃ、いいや。ロシアなんて、国の批判とかまでしてすごくそれがウィットにとんでいる、というか、皮肉を越えて、笑けてくる。それにくらべて東京バージョンは、ちょっと物足りなかった。面白いフレーズもあった。「俺の仕事を自分の手柄にするな」とか。でもそれ以外の大体は、文句として弱いというか、文句が中途半端に自分勝手なものが多くて、共感しづらい。途中西洋人の女の子が「公演でタバコ吸うひと嫌い」と言ったのはすごくよかった。なんだろうな、日本人は文句言うのがヘタなんだな。というか、なんていうのかな、責任回避するような文句じゃあ、面白くないよね。「俺の仕事を自分の手柄にするな」とか、自分の発言に責任とろうという感じがすごくあるというか、すごくよく伝わるもの。

展覧会見終わって、倒れた。美術館の温度湿度が、kananagaには難しかった。あと、ちょっとスケジュールきつすぎたなー。わきの下32.1度、うわー、なんだこの体温!舌下は35.8度はある。でも、舌下でこれは低いな。にしても、一体どこで滞ってしまっているんだ!あうー、あうー。吐けないで苦しんでたら、そのうち吐けた。夜にはなんとか回復。

黒田育世×飴屋法水『ソコバケツノソコ』

2010-01-16 | 日記
黒田育世×飴屋法水『ソコバケツノソコ』を観に、世田谷パブリックシアター シアタートラムへ。

さて、公演は、

ひと言でいうと、面白かったー。

もうちょっと言うと、始まってから40分ぐらいは本当に度肝を抜かれ、目が離せず、kananagaの脳はフル回転していた。後半は、ちょっと物足りなかった。

始まる前にどうやら飴屋さんの娘さんらしき子どもが、ステージというか、お客さんも同じ高さのフラットな空間だったんだけど、そこをうろうろしててとてもいい感じ。始まって黒田さんが出て来た最初のあたりはまだその子がいて、いつのまにかいなくなるんだけど、それも含めて、うーん、すごく自然、、という風に見える状況を偶然に思えるように、天然的に、でも結果的に仕組んでいるところが、飴屋さんは天然策士だなあと思った。

さて本編、まず黒田さんの動きがすごくよかった。長い事クラシックバレエをやっていたとは思えない、なにっぽくもない印象的な動きだ。そして、鍛錬されきったブレのない動きや、あれだけ動きまくってもちっとも息があがらないことに感心すると同時に、そのことがこの作品をより強くしていると思った。大きなかばんに叫んでいるシーンは、日常の閉塞性からの飛躍が感じられて心地よかった。

飴屋さんが音響を担当していて、リアルタイムで音を鳴らしているんだけどこの音がとてもよくて。その影響だろうか、黒田さんの動きは音楽のように繋がって行く。

小道具、美術の動きもすごくよくて、美術のインスタレーション作品の制作過程を見ているかのようだった。

一体後半の何が物足りないと感じたのかなぁ。

やっぱ、黒田さんが「グジェさーん」と呼んだ、後半のちょっと雰囲気が変わったシーンからかなぁ。あの辺から、まだ細かいシーン展開が続くのかな~という感じで、コマ切れすぎて散漫になってきた気がする。あそこでほんとにもっとガラッと雰囲気変えたらよかったんじゃないかな。あと、この後半からが、ちょっと懐かしいというか記号的な感じがしたのも、集中力がとぎれた理由のひとつかも。

あと、「結論」のような部分に思ったのは、「回収」は、どんな作品でもするわけなんだけど、結果的に狭めに回収しちゃう感じになっていたのが、勿体ないと思った。より広げる回収の仕方をしたらよかったのに。kananagaとしては、広くて柔らかい結論に驚き、戸惑い、一緒に答えを探したかった。さあ、一緒に探すんだ!と思った矢先に「あ、正解はこれだから」と言われてしまったような感が残る。

と、色々なんか書いちゃったものの、いい作品だった。おかげでいっぱい考えたし、創作意欲をがつんがつん刺激してもらえた。


このページに、
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2010/01/sept_vol20.html
2009年12月27日に世田谷パブリックシアター稽古場にて行われたインタビューが載ってた。


ちなみに、この公演の前に少し時間があったし、渋谷から三軒茶屋まで歩いてみた。こういうとき、iPHone便利~。現在地もわかるし、徒歩でどれくらいかかるのか表示してくれるから。歩いたのがすごく面白かった。東京は、たぶんどこでも、散歩がすごくいい

尾道の町家再生プロジェクトの番組

2010-01-15 | 日記
明石に住んでいるアーティストの山尾圭介さんから、山尾さんが以前尾道で滞在制作していたときの様子が映る番組のお知らせがメールが、12日の夜に来た。時間帯が夜中で、kananagaはそのときだいぶ眠かったので予約録画しといた。それを今日見てみたんだけど、とても面白かった。山尾さんの作品やパフォーマンスはもちろん面白かったし、番組自体も面白かった。色々勉強になることがいっぱいだった。

このページに番組の説明と写真があるんだけど
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http://www.nhk.or.jp/tamago/program/20100111_doc.html

テキストだけ、以下にもコピペ。

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「関口知宏のオンリーワン」~尾道~

大不況、少子高齢化、雇用問題など難問に直面しているニッポン。
今、この国を元気にするのは、他人と違う“オンリーワン”な生き方を貫く若者たちだ!

日本、そして世界を巡り、数々の出会いを繰り返してきた俳優・関口知宏さんが、2010年、新たな旅を始めます。

訪ねるのは、日本各地で地域の問題を解決しようと立ち上がった若者たち。
関口さんは彼らとともにその地域の課題に取り組み、膝をまじえて話し合いながら、“若き知恵と勇気”にあふれる人々の姿に、「ニッポンを元気にするヒント」を見つけていきます。

新たな旅のスタートは、広島県尾道市から。

過疎化が進み、空き家も増加、廃屋同然の家も少なくありません。
そこで立ち上がったのが地元の「空き家再生プロジェクト」の若者たち。
難問山積のなか、どうすれば本当の尾道の良さをアピールできるんでしょうか?
”オンリーワン“の若者たちの姿をとおして、日本の今と明日を見つめる旅が始まります。

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空き家再生プロジェクトのページはこちら
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http://www.onomichisaisei.com/index.php

「尾道空き家再生プロジェクトは、コミュニティ、環境、建築、観光、アートの5つの柱を軸に活動を展開していきます。」というところからして、すごく可能性をのある活動だと感じられる。kananaga自身がやっている、或いはこれからやっていきたいことに、すごーく参考になると思った。

ちなみに山尾さんはアフロ風ヘアでいっぱい登場していた。この番組、どこかで誰か動画あげてないかなーと思ってちょっと調べたけど、なさそう、残念。

京都女子大学授業14・15回目でオリジナル音楽劇発表

2010-01-13 | 日記
1限目が補講の14回目、2限目が授業時間で、今日は本番、各グループが順番に発表。みんな朝っぱらから、熱のこもったリハーサルが繰り広げられていた。

本番、うーん、面白かった!!学生のみんな、すごいねえ、ほんと、とってもよかったよ~。「授業でやったことを入れなさいよ」なんて全然言ってないのに、授業で紹介したことを、時にさりげなく、時に大っぴらに入れてくれてたりとかね。みんなで歌った歌もよかった。

授業が終わってからひとりの学生の子が相談に来た。なんか事情があって、今日本番に出られなかったんだって。この授業はグループごとに成績つけるんだけど、創作は一緒にやったものの、本番の発表に出られなかったのにみんなと同じ成績がつくっていうのも、、ということだったので、追加で別の課題をあげることにした。よく、映画とかをテレビでやると、終わってからコメンテーターみたいなひとが出て来て「いかがでしたか?」みたいに言うやつ、あれをやってもらうことにした。昼休みを利用して原稿を考えてもらい、できたところで撮影。テイク1は練習かな、と思ったけど、念のためビデオをまわしておいた。彼女が喋ってる後ろのほうでは、すーちゃんがピアノでテーマ曲を演奏。うーん、いい感じ。すると途中、コメントしながら何か思い出したのか、感極まって思わず泣き出してしまった。でも、涙ぐみながらも続けて、いい感じでコメントをしめた。うーん、撮っておいてよかったなあ~、こんな画、なかなか撮ろうと思って撮れないよねー。よし!これを、みんなの発表の最後につけて、編集しよう~

これの映像、早くみんなに手渡るようにしなくちゃ。ちょっと待ってね~。

「自分の仕事を考える3日間」フォーラムトークセッション3日目

2010-01-11 | 日記
奈良県立図書情報館「自分の仕事」を考える3日間の、最終日。今日は2人のひとのお話を聞く。

まず、マザーアース・エデュケーション代表の、松木正さん。ラコタ族の儀式を取り入れた環境教育をしているひとだ。

とても大事なことを、上手に言葉にしていると思った。今回のテキストとは違うけど、検索したら大阪人権協会のページにエッセイが載ってた。今日お話した内容のことも、少し書いてある。
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http://www.jinken-osaka.jp/essay/vol13.html

今日のお話の中では、このエッセイに書かれたことのほかにも興味深い話が。例えば、ひたすら「強い」ことを目指してた19歳の頃は、京都の歌舞練場で裏方の仕事をしていたそうなんだけど、幕間の時間は全部指立てふせやってたほど、筋肉を鍛えることに夢中になってたそうだ。道場にも通ってたし、強さを試したくて、誰かにケンカ売ってもらいたいから、あたってほしくて、風きって歩いてたらしい。ご本人いわく、頭の中まで筋肉になってたとのこと。そんなある日、北海道まで走ろうと思い、無茶なスケジュールで走り過ぎて心臓がとまりそうになり、初めて立ち止まり、色々なことに気づき始め、そして気付いたら鬱になっていたそうな。そこで苦しみながら、自分の自己肯定感がかなり低いことなど色々なことに気づき、今の活動につながっているようだ。

うーん、いいひとだ、正直だ、そして謙虚だ。


さて、最後は、くずし割烹 枝魯枝魯[ぎろぎろ]店主で料理人の、枝國栄一さん。

この人が、、、強烈だったよ。。。この人が最後にくるのって、すごいなー。

このお店は、3500円という超破格で割烹を出してるんだけど、その質が全然3500円レベルではないらしい。すごく人気のお店で予約待ちとかになってるようだし、パリ店、ハワイ店と、順調に事業は拡張していっている。

しかしこの人は、ひと言でいうと、完全に絶望しきっている。これはkananagaが読み取ったことではなく、ご本人がそれはそれはしつこいくらいに、それを公言しているのだ。ご本人が言っていたことだけど、お店のお客さんが今日の枝國さんを見たら、本当に驚くと思う、とのことだった。こういう、いわば暗い面=恐らくは枝國さんの素の部分、を、お店では全く見せてないとのこと。それでよく、この場でいわばカミングアウトする気になったよね。

枝國さんは、料理できなくなったら死んでしまうそうだ。それは、「好きで好きで」という意味ではない。料理ができなくなったら、もう生きていく理由が見当たらないからきっと死んでしまう、という、完全にネガティブな意味のことだ。枝國さんは料理を食べてもおいしいとか思わないらしい。じゃあなんでおいしいものを作れるのかというと、お客さんがおいしいと思うものを極めていくから。
喜んでほしいから、愛してほしいから、それだけ、と言っていた。

いやー、思う事ありすぎて書ききれないけど。kananagaは、絶望しきって、そこから希望を見出すことで活躍していってるひとにはたくさん出会ってきたけど、こんなに活躍しているのに、ここまで絶望の慢性化がひっ迫してるひとは初めて出会ったなあ。話を聞いてて結構しんどかったけど、でも、面白くもあったよ、もちろん。自虐ネタにとれないこともない感じだったので、笑いもいっぱいとっていたし(ネタにしては闇が深過ぎるが、、、)。

でも、もし誰かが助けの手を差し伸べても、もはや枝國さんは誰の手もとる気がないかも、と思った。本人以外に彼を救えるひとはきっといないなあ。まあ、でも、それは、全てのひとがそうだと言えるとkananagaは思っているので。なんていうか、自分以外のひとにも助けを求めるという行動、その第一歩を踏み出すことができるのは、自分しかいないので。自分が自分を愛すること、許すこと、が、入口と言うか出口と言うか。

枝國さんが会場からの質問に答えていたときの印象に残った事。「枝國さんが料理をやめても、それでも枝國さんを愛してくれてるひとはいると思うんですが、そういうのを信じることはできませんか?」という趣旨の質問が出たのに対して、「そうであればいいんですが、僕はそんなリスクはとりません。」「もし誓約書書いてくれたら、信じられるかもしれません。」という感じで言っていた。裏切られる恐怖がものすごく大きいんだろうなあと思った。

くずし割烹 枝魯枝魯、いかねば。。。


いやはや、ディープな2日間だった。ぐったりだ!でも、すっごい面白い!

「自分の仕事を考える3日間」フォーラムトークセッション2日目

2010-01-10 | 日記
「自分の仕事を考える3日間」2日目に参加するため、奈良県立図書情報館へ。

プログラムファシリテーター(聞き手)は、西村佳哲さん(リビングワールド代表/働き方研究家)。「自分の仕事をつくる」(晶文社)の著者の方だ。

この3日間は、単にパネラーが喋って、質問を受け付けて、というのではなく進行している。1人のパネラーに2時間半の尺。お客さんはまず最初に見知らぬ近くのひとと3人のグループをつくる。それからパネラーのひとの紹介文をそれぞれ黙読。その後約10分間その文字情報を読んだ印象だけの段階で、3人で何か思ったことを話す。そしてパネラーが30分のプレゼン。それからまた15分間さっきと同じメンバーで話す。そのあと、パネラーに西村さんがインタビューする形で30分。その後、別の3人で組んで、また15分話をする。そのあと残りの時間で、会場からの質疑に応答、あまりかたくなくトークな感じで。と、いう流れ。

この方法が実にうまくできている、と思った。3日間で最大32人の初めて会うひとと話ができるし。「(この3人の対話は)必ずしもしなくてもいいです」とちゃんと断りを入れてくれたうえで、でもある程度話すことを強制してくれるこの感じは、日本人には特に、極めて有効な方法だと思う。15分しかないのもまたよくて、すぐ終わってしまうから、みんな一生懸命話すし。どのセッションもとても盛り上がった。

さてさて最初は、以前からとても気になっていた「浦河ベてるの家」の理事でソーシャル・ワーカーの、向谷地生良さん。あのね、見た目、全く華がない。そこにいるだけでは、何もすごさがわからなかった。でも、ひとたび口を開くと、このひとはとんでもないということが、すぐわかるようなひとだった。あのね、あのオーラのなさが、本物だと言えるんじゃないか、という感じというか。確実にこのひと自身に主体があるところが信頼できる感じがするというか。このひとの話、別に笑かそうと思ってるわけじゃないんだけど、kananagaはずっと笑いっぱなしというか、会場のほかのお客さんも結構笑いっぱなしっていうか。ああ、どう説明したらいいんだろうなあ。中途半端にちゃんと書こうとすると誤解を与える表現が出てきちゃいそうなので、以下に、気になったことや思ったことを、kananaga的にメモ。

「弱いから繋がる進化論」「正々堂々弱くなろう」。「たとえ僕に明日はなくとも」。浦河は、人と会うのがレジャーみたいなところ。学ぶとか働くことが生きることに繋がらないとモチベーションに繋がらない。「自分には根源的な生きる苦労というか生活するうえでの根本的な鍛錬が足りないんじゃないかという危機感」。現実、困難さを取り戻す。「生きづらさの当事者研究」⇒「摂食障害になるための方法」⇒「親の顔色を伺う、人生に高い目標を掲げる、安心を持たずそしてそれを決して悟られないようにする」などをすると摂食障害になれるらしい(爆)。反転したパワーは前向きに喝を与える。病気は手間ひまかかる。それぞれの分野のエキスパート。うつになる⇒明らかに感度が高い。この10年で学校の先生のうつは8倍、もはや社会現象。((イギリスではうつや社会不安障害に国家予算が動いている。日本はこういうことがすごく遅れているbykananaga))。前向きな揺り戻しをかける。主体になってほしい。自分の働き易さは自分で提案する。社会復帰のためではなく、彼らの経験から社会がどう学ぶか。一番頼りないひとを中心に。無理しない。3度の飯よりミーティング。ミーティングの結果、なんでか物がよくなくなるから、透明人間はいるということになった。幻覚妄想大会を観るために300人のお客さんが過疎地の浦河へ来てお金を落としてくれる、それが彼らの仕事になる。「非援助論」。病気を手立てにしない。始まりに終わりの準備をするのが癖。援助職は依存し易い、教職も。仕事の嬉しさは循環していく、自己完結しない。実は(毎日)深刻です。順調に問題だらけ。そういう状況に陥ってく。問題が活力になる。悩んでるひとは勝手に踊り出す。労働歌とかもそうでしょう。おじさんが統合失調症だったけど、長い事気付かないでいた(おじさんはおじさんだから)。そのおじさんが「生良」という名前をつけてくれたが、その由来はまだ聞いていない。向谷地さん流仕事の仕方①しったかぶりのすすめ。②形から入る。③陰口のすすめ、いいことを囁く、それは必ず伝わる。④悩み方の工夫、悩むという捉え方より、テーマが見えた、課題が生まれた、みたいにして、悩むことをしない。⑤とにかく相談する。⑥生きることと働くことの一本化、絶望は宝物。⑦自分が一番手強いクライアント。⑧地域の悪口は(絶対)言わない、地域をほめる。⑨仕事の評価と人間の価値は別。⑩弱さの情報公開。⑪仕事に人生をかけない。


さて、次は、CAFE MILLET オーナーの隅岡樹里さん。

ご自身の生い立ちをつらつらにこにこと語る天然キャラのひとだったが、これは、天然なのか、それともある程度コントロールしている策士なのか。。。「別にカフェでなくてもよかった」と言うのに、カフェを実現させてるところが、すごい。西村さんが言っていたが、世の中にカフェをやりたいひとはたくさんいると思うが、実際始めちゃえるひとは少ない。

ひとつだけ気になる事があった。「ベジタリアンでオーガニックなことが地球やみんなにいいことだ」ということを、あまりにおおらかに言ってしまっているところ。kananagaは(ライトな)ベジタリアンである。なので、ベジタリアンに関することはそれなりには知っているつもり。ベジタリアンというのは、気をつけないと、ベジタリアンではないひとをばっさり切り捨てることになりかねない、結構キツイほうにも振り切れちゃう可能性があるものなので、そのへん自ら律していくことが求められるべきジャンルだと、kananagaは思っている。


最後に、編集集団140B総監督で編集者で岸和田のだんじり祭りの世話人の、江 弘毅さん。お話してたところをざざっと書くと、

お金は大事だが、そちらのベクトルに完全に軸足をのせてしまうと、余計な思考や感情まで抱えてしまうから、今の資本主義的なお金で計る価値観が一番という感じには違和感を感じてしまう。自分にはお金では計れない、もうひとつの価値観が存在する、それは、だんじり祭りである。だんじりに関わる事では、不条理・不合理な事も、お金に還元出来ない事も「しゃーない」という落としどころで処理しなければやっていけないところがある。しかし、そこにこそ今の世間からは消されてしまった大切な価値観があるのではないか。「しゃーない」は肯定的に愛情を込めて「いいよ」と言ってる面もあり、諦観、ようは諦め・妥協の、ちょっと佛教的な意味も含んでいるようだ。

ということだったんだろうと思われる。興味深い話だな~。それにしても、編集者というよりも、、、だんじりへの愛情がも~のすごくて、その熱にびっくりした!

面白かった!でも、ぐったりだ!!3人の話を聞くだけで、、、話を聞く、って、すごいエネルギーを使うことなんだなあ~。

「自分の仕事を考える3日間」に行けず

2010-01-09 | 日記
前売りがとれなかったので、行っても当日券で入れるかどうかわからない不安がある、ということと、今朝京都についたばかりで、これから奈良まで即出かけないといけない状況で、体温も低いし身体がしんどいので、今日は断念。

行ったひとに話を聞いたところ、だいぶ面白い&当日券で入れそうだ、とのことだったので、明日明後日は行くぞー。

奈良県立図書情報館のホームページに書いてあった文言を以下にコピペしとこ。

↓   ↓   ↓

図書情報館では2006年の開館以来、社会の大きな変化のなかで、あらためて「働くこと」や「仕事」について考えるトークセッションを開催してきました。

5回目にあたる本年度も昨年度に引き続き、全8名のゲストをお招きして話をうかがい、さらに集まった参加者同士でも話し合える、フォーラム形式のトークセッションを開催します。8名のゲストには一般論ではなく、ご本人にとって「仕事とはなにか」「どんなふうに働いてきたか・これから働いてゆきたいか」といった話をおうかがいしたいと考えています。

聞き役とフォーラム全体のファシリテーションは、例年どおり、働き方研究家の西村佳哲さんにお願いします。

遠方の方にも参加していただけるよう、ホテル日航奈良と連携して宿泊プラン(3日間通し券付)も用意しました。

今年度は前日、1月8日(金)の18:00~19:30に、プレイベントを開催します。昨年度のフォーラム参加者友廣裕一さんによる「ムラアカリの旅・報告会」です。彼は、フォーラム終了後、翌2月にヒッチハイクで東京を出発。北海道から沖縄まで、半年間で約70カ所の民家に身を寄せ、さまざまな仕事を手伝い、数100名の人々と対話を重ねました。彼のこの旅は今年8月に終了(http://murakari.com/ 参照)しました。その報告会です。

ゲストの著作や、仕事や働き方の本を集めた、200冊書架もつくります。

1月9日(土)はフォーラムと同時進行で、県しごとiセンター・奈良県経営者協会と共催する、パソコンによる職業興味診断や、 キャリアコンサルタントによるカウンセリングなどを行う“ならジョブカフェ「シゴト応援フェア」”も開催します。

これから働く「わたし」、働いている「わたし」を見つめる図書情報館の3日間に、ぜひお越しください。

主催 奈良県立図書情報館
共催 奈良県経営者協会、 ならジョブカフェ(ヤングコーナー)、 独立行政法人 雇用・能力開発機構奈良センター

日時 平成22年1月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝) 9:30~19:00 (最終日は16:00まで)
プレイベント 平成22年1月8日(金) 18:00~19:30
会場 1階 交流ホール
定員 各日150名 (先着順、定員になり次第締め切ります。)
参加費 3日間通し券 2,000円(先着50名)
  1日券 1,000円(各日毎 先着100名)
プログラム ファシリテーター(聞き手) 西村 佳哲(リビングワールド代表/働き方研究家)

1月9日(土)

09:30~12:00 三島 邦弘(ミシマ社代表/出版人)
13:30~16:00 馬場 正尊(Open A 代表/建築家)
16:30~19:00 土屋 春代(ネパリ・バザーロ代表/事業家)

1月10日(日)

09:30~12:00 向谷地 生良(浦河ベてるの家理事/ソーシャル・ワーカー)
13:30~16:00 隅岡 樹里(CAFE MILLET オーナー)
16:30~19:00 江 弘毅(編集集団140B総監督/編集者)

1月11日(月・祝)

09:30~12:00 松木 正(マザーアース・エデュケーション代表)
13:30~16:00 枝國 栄一(くずし割烹 枝魯枝魯[ぎろぎろ]店主/料理人)

河村さんとランチ/P-ブロッリハ

2010-01-08 | 日記
アサヒビールの河村めぐみさんと久々に会おうってことで、ランチ@インド料理ゴングル(たぶんここだったよね?連れてってもらって、店の名前も確認しそびれて、今調べてたぶんここ、だと思う)。ケータイ壊れたおかげで、久々のひととも連絡とれたりして楽しい~。知り合ったときの河村さんは、えーと、部署の名前なんだっけ、何回も名前変わるから憶えられないんだけど、要するに社会貢献文化事業を扱うところにいて、それで、コンサートやワークショップでお世話になったのだった。今はまた全然違う部署にいるんだって。例えば、お客さんの直接の要望を聞く感じの部署は、それはそれでちゃんとあって、もっと大きな感じで、世の中のはやりも含めた、もっと先の、潜在してる要望とでもいうか、そういうものを調査して商品開発に生かしていく部署なんだって。すごく面白そうだ。

夜は昨日に引き続きP-ブロッリハ。曲目はこんな感じ。

1)ダウランド作曲「ところで愛よ、おまえの力で」(ルネッサンスの作曲家)
2)しばてつ作曲「中近東のコアラリス」(P-ブロッCDにも収録されている曲)
3)野村誠作曲「ベルハモまつり」(5人バージョン)
4)鈴木潤作曲「2音のバラード」
5)しばてつ作曲「5chサラウンドサウンド~ハイドン変奏曲」より
6)メドレー=笑点+UFO+ユダス・マカベウス(ヘンデル/しばてつ)+三つの断章(中能島欣一)+一瞬ガーシュイン
7)林加奈作曲「犬が行く」
アンコール用)野村誠作曲「おやすみなさいコアラリス」

うんうん、面白い。

ちなみにこの3日間くらい、体温がだいぶ低めできつかったなあ。一昨日の夜にはついにわきの下で32.7度を記録してしまった。念のため書いておくけど、舌下は36度くらいあるので、命は大丈夫。とはいえ、舌下で36度っていうのも、相当低いんだけど。だんだん、体温が相当低い状態でも、なんとかやりすごせるようなコントロールができるようになってきた。あんまりこれが上手になるよりは、根本的解決をしたいところなんだけど。その方法自体は色々な可能性が見えていて、何をどの順番でやってみて行こうか、という状態。