kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

林加奈×むすび@緑橋文化祭/めくるめく紙芝居WS@橘大

2009-10-31 | 日記
去年に引き続き、守山野外美術展メンバーである三原美奈子さんがしきっている緑橋文化祭にて、紙芝居劇むすびと共演。

kananagaは「天国へ続く道」と「くまのオッタマ」。むすびは「ねこちゃんの人生スゴロク」、これは、8月31日に水都で初演して、kananagaは場所を間違えたため観れなかった作品。お互いがお互いの作品に参加。うん、いい作品だね。楽しいし、お客さんも喜んでくれて、よかった。

でもkananagaは、一個だけ気になることがある。むすびの、アーティストとしての勢いが、落ち気味な気がする。kananagaは、むすびを、単なる、元ホームレスが頑張って社会とのつながりを取り戻すボランティア活動をする団体、とは思っていない。アーティストとして扱っている。年齢がすすむと体力がなくなるのは仕方のないことで、そこにムチを打つ気はないが、芸を磨いたり、表現を追求する気持ちは、どんなに年をとったって、持っていられるはずだ。例えば、大野一雄さんが車椅子になって、ひょっとして痴呆でよくわかっていないのかな?と思ってしまうほど通常ほうけた印象なのに、舞台にあがった途端見事に踊りを始め、そしてほんとに色々な意味で強烈なものを発することとか。死ぬまで描き続けた画家なんて山ほどいるし。kananagaは、むすびの立ち上げのときに先生役をさせてもらった身として、近々喝を入れにいきたいと思った。むすびは、もっと成長できると思うよ。

さて、午後、めくるめく紙芝居のリハ@京都橘大学の学生会館。会館って言っても、お金持ちのひとの家がそのまま残された建物。そこで絵をひろげ、描き足りてないところを描いたり、信太さんが準備してくれたドアに描いたり。その後、通しリハ。うわ、みんな段取りわかってねえ~~、これで明日大丈夫なんだろうか。。でもね、はっきり言ってねえ、無茶苦茶面白いよ!ただ、今はお客さんなしで、kananagaの解説入りでやってるからね。みんな、明日は今日ほどよさを出せないだろうからなあ。今日みたいなノリでできて、で、PAの問題が解決したら、ほんとにこのままが面白いよ!

ちなみに、マメ知識?安田兄弟は霊が見えるらしい。信太さんも見えたりするらしい。ひろみちゃんも見えるらしい。kananagaは見えない、でも、たぶん多少感じる。マメ知識っていうか?なんだ、マメというより、メモ。

文化ボランティア活動をステップアップするプロジェクト実践講座@ちるみゅー2回目/慌てて告知

2009-10-30 | 日記
日記がとどこおってるkananagaです。
明日、あさって、11月の半ば頃の告知です。kananagaの出没は関西です。

面白いと思います、ぜひきてください!

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★10月31日(土)(大阪)

第二回 緑橋文化祭 ~町家で課外授業~
日時:2009年10月31日(土曜日)~11月1日(日曜日)11時~18時

場所:町家再生複合商業施設 燈ーあかりー 2階貸間太郎
   大阪市東成区東中本1-2

林加奈は10月31日のみの出演です。
11~12時「紙芝居劇むすび」の皆さんと共演します。どの作品もお互いゲスト出演します。

上演予定演目:「天国へ続く道」「くまのオッタマ」「ねこちゃんの人生すごろく」
料金:おとな600円、子ども半額

一度観たら忘れない、二回目からは虜に・・・。強烈なインパクトの紙芝居師、林加奈さんと、西成区釜ヶ崎を拠点に活動する平均年齢75歳のおじいさんたちによる紙芝居劇「むすび」。むすびメンバーには路上生活を経験した方も多く、味わい深い手作り紙芝居は報復絶倒の面白さ。この2組のコラボは緑橋文化祭だけ!必見です。終了後におじいさんたちとお茶しながら話しましょう(希望者のみ)。

主催:緑橋文化祭実行委員会 三原美奈子
   六波羅真建築研究室
   町家再生複合商業施設 燈

※フリーマーケットも併設します。

第二回緑橋文化祭では、さまざまな分野の「一般の方」を招き、お話を聞いたりディスカッションをすること、アートや音楽などを鑑賞したりワークショップを行うこと、そして自らを知り癒すこと、の3本の柱で組み立てたいと考えています。

緑橋文化祭の詳しい情報はこちらです
↓   ↓   ↓
http://blog.midoribashibunka.gonna.jp/


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★10月31日(土)(京都)


めくるめく紙芝居ワークショップ

15:00~20:00@京都橘大学

参加・見学ご希望の方は、ご連絡ください(今回特に場所の説明が難しいので、事前連絡をお願いします)。
翌日の本番のリハーサルをします。

めくるめく紙芝居のブログはこちら
↓   ↓   ↓
http://www.voluntary.jp/weblog/myblog/436/


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★11月1日(京都)

めくるめく紙芝居「山科シュー団」公演@山科青少年活動センター

新作「ザ・マイクマン~音楽の呪いは本当に面白い」を上演します。

「めくるめく紙芝居」は11月1日山科青少年活動センターでおこなわれる山青(やませい)まつりのステージに出演します。

とき:11月1日14時30分~
場所:山科青少年活動センター、テニスコート特設ステージ(雨天の場合は2階のスポーツ室にて)
アクセス:京阪・地下鉄・JR山科駅から徒歩10分
地図:http://www.jade.dti.ne.jp/~yamasei/access/access.htm

相当ぶっとんだものになりそうです。ぜひぜひ、おでかけくださいませ~

山青まつりは、11時~15時までです。模擬店や舞台など色々な催しが開催されています。

京都市山科青少年活動センター
京都市山科区竹鼻四丁野町42
tel:075-593-4911
http://www.ys-kyoto.org/yamashina

参考までに、みんなの役柄を以下に発表。
↓   ↓   ↓
ノイズマン よしくん
サイレントはかせ さとしくん
マイクマン1ごう ほんまさん
マイクマン2ごう えっちゃん
きんきゅうサイレンマン なかじまくん
ゆきちゃんマン(カメラマン) てらおちゃん
ピアノマン かずおくん
えきしゃマン いとうくん
ハチャメチャン いまいさん
へんなオジマン(てんぐ) こぐれさん
あややマン あやちゃん
ポキンちゃん ふじたさん
クリスタルちゃん あやのさん
あしツボマン カナ
スイッチマン(きゅうおんマン) よっしー
くのいっちゃん キャサリン
こってりん むらちゃん
あっさりん あきちゃん
よっきゅうふまん(4休符マン) こんどうさん
しずかちゃん けいちゃん
あひるのカバゴン(スイマン、タイマン) ふるかわくん
カバつかいまい まいさん
マスクちゃん たえちゃん
しめきりマン あいこさん
けいはんバス48マン はせがわくん
ドアマン しんたさん
おんがくせんたいガムラン HANA★JOSS
(山下残くんの役柄名は明日決定します)


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★11月21日(土)~23日(月・祝)(滋賀)

湖西、坂本・西教寺でアートと遊ぶ3日間!
「お寺deアートin西教寺」

会期:2009年11月21日(土)~23日(月・祝)
   9:00~17:00(最終日は午後4時まで 雨天決行)
場所:天台真盛宗総本山 西教寺
(滋賀県大津市坂本5丁目13-1)「宗祖大師殿」と「書院」
入場:無料(「宗祖大師殿」と「書院」以外は別途拝観料400円が必要です)

林加奈は、絵画、パフォーマンス映像の展示と、ミニコンサートや紙芝居等を行う予定です。

参加アーティスト

浅岡憲介/岩崎正嗣/犬飼美也妃/大林一哉/岡部達平/海上梓/門倉緑/かよちん/久保遥/クレヨンカーニバル/小林沙代子/サイトウキョウコ/重光亜沙美/杉本徳子/ダッシー/辻村耕司/出川晋/林加奈/藤原昌樹/古川勝也/三原美奈子/守崎樹里/山野好民/covo1129&天江大陸/川本哲慎 and more

交通のアクセス

紅葉の時期なので、大変込み合う事が予想されますので、できる限り公共交通機関のご利用をお願いします。

電車/京阪石山坂本線 坂本駅下車/JR湖西線 比叡山坂本駅下車
バス/若江バス 日吉台線 31番 西教寺行 西教寺バス亭下車
(バスの本数は約一時間に1本のペースであります。下記のサイトの時刻表参照)
http://www.kojak.co.jp/rosen1.htm

車/京都・大阪方面から 名神高速京都東I.C.より西大津バイパス・湖西線道路(滋賀里I.C.下車)県道47号線を北に約10分
 堅田方面から 西大津バイパス・湖西道路(坂本北I.C.下車).坂本7北交差点を比叡山方面へ、5分ほど

主催 守山野外美術展運営事務局 お寺deアート実行委員会
協力 天台真盛宗総本山 西教寺
後援 大津市 大津市教育委員会 滋賀県 滋賀県教育委員会
    京阪電気鉄道株式会社
    大津市市民活動センター    
協賛 赤田仏檀店 穴太衆粟田建設 (株)國華荘 「びわ湖花街道」 (株)石源 松井石材店 坂本観光協会 旧竹林院 スーパーリゾート雄琴「あがりゃんせ」 天然源泉の宿「ことゆう」 本家鶴喜そば 天台真盛宗総本山西教寺宗務総長・武田圓寵

オフィシャルブログ
http://saikyouji.exblog.jp/

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明智光秀や豊臣秀吉が復興に力を貸し、狩野永徳が制作したと伝えられる襖絵があるこのお寺に、関西近郊を拠点とし、国内外で活躍する芸術家が集い、この空間ならではの方法で制作展示し、お寺を美術館へと変貌させます。

約一千年の歴史を有するその場所が、どんな空間に出来上がるかは、当日までのお楽しみ。

期間中は、小さなお子さんでも一緒にできるワークショップ(芸術あそび体験、アート講座etc)やパフォーマンス(身体表現)等のイベントもあり、美術家たちとの交流を楽しみながら秋の一日をゆっくりお寺で過ごしていただけます。

また、紅葉の時期にもあたり、なだらかな坂道にうつくしい紅葉が見え琵琶湖を望むことができる西教寺は紅葉スポットとしても有名で、夜間にはライトアップもされます。
食用菊を使った、季節限定の料理『菊御膳』(要予約 2500円)は坂本の名物でもあり、このお寺で食べる事が出来るので是非お薦めです。
秘仏である「善光寺如来」と「元三大師」もご開帳されますので、この機会に、是非西教寺に訪れてみてはいかがでしょう。

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スタッフ募集中!
サポーター・スタッフを募集しています。
野外での表現に興味のある方、下記のお問い合わせ先にぜひご一報ください。
現場を一緒に盛り上げてくれる、サポーターも募集中。

フライヤーはこちら
↓   ↓   ↓
http://saikyouji.exblog.jp/i3/


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★11月22日(東京)

林加奈作曲の、マリンバと鍵盤ハーモニカのための「好転反応」を、正木恵子さん、赤羽美希さんが演奏します。

音゛りたくてしかたがないvol.2@門仲天井ホールhttp://www5f.biglobe.ne.jp/monten/

現代音楽、コンテンポラリーダンス、即興など。ピアノとマリンバでおどりだすような音楽を、奏でるようなダンスを演じます。

出演/正木恵子(マリンバほか)、赤羽美希(ピアノほか)、福留麻里(ダンス、振付)、小口美緒(ダンス)

料金/大人¥1500 小学生以下¥1000 会員¥1300(当日券は¥500増し)


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で、今日は、文化ボランティア活動をステップアップするプロジェクト実践講座の2回目。

第2回 10/30(金)「事例から学ぶ!夢を形にするための企画のポイント」
          社会福祉法人 大阪ボランティア協会 岡村 こず恵 氏

●プロジェクト実現のための企画を考える

岡村さんのお話はこれまた興味深かった。彼女の役職は「ボランティアコーディネーター」で、大阪ボランティア協会のスタッフとして、お金をもらってやっている仕事だ。ボランティアで来てくれているひとのやりたいことを聞き出したり読み取って、絶対満足してもらえるようコーディネートするのが仕事内容。この場合、彼女は表に立たない。市民の皆さんのあいだでみんなのやりたいことがそれぞれ実現できるよう、調整していく。

話を聞いてて思ったけど、これって、アートプロジェクトにおけるアーティストの仕事じゃないか。ただ、アーティストの場合は、この仕事プラス、コンセプトを打ち出したり、アートのクオリティを保つことにも気を払う必要がある。kananagaもそうだけど、多くのアーティストは、ものすごい多角的な、多層的な見方見せ方を必要とする、ほんとに専門的な能力を身につけているんだなあと思った。思考・感情・感覚すべてが揃ってて、それぞれのバランスが変幻自在でないと、できない仕事なんだと、自覚。

この能力をもっと使いたい、kananaga仕事できます、どんどん仕事ください!

さて、宿題だった企画書のほうは、kananagaの場合、内容もコンセプトもつまっていたけれど、文章ばっかりで読みにくかった。今週末本番2つのほか、今週は5本の締め切りを抱えてて、これが限界だった。昨日殆ど寝てないので、今日も低体温を起こしてしまった。

明日のお知らせ、お天気の関係で早まる可能性あり

2009-10-30 | 日記
明日のめくるめく紙芝居山科シュー団の新作公演「ザ・マイクマン~音楽の呪いは本当に面白い」の上演ですが、お天気の関係で早まる可能性がでてきました。

なぜかというと、なんとかしてステージ演目を外でやろうとしていて、そして、天気予報によると15時以降雨とか風の可能性が出てくるからです。

そんなに1時間以上早まるとか、それはないと思うのですが、もしこちらの公演におでかけを考えてくださっている方は、念のため早めにきていただくことを、おすすめします。例えば13時半、、、14時くらいで大丈夫じゃないかなあ。なんにせよ、14時半よりは早めようとしている動きがあります。山青祭りは11時からやって、色々なお店も出てますし、だらだら遊びに来てください!

本編の作品、なんかすごいことになってますので。。。

11月1日(京都)

めくるめく紙芝居「山科シュー団」公演@山科青少年活動センター

新作「ザ・マイクマン~音楽の呪いは本当に面白い」を上演します。

「めくるめく紙芝居」は11月1日山科青少年活動センターでおこなわれる山青(やませい)まつりのステージに出演します。

とき:11月1日14時30分~(天候の問題で、14時くらいからに早まる可能性があります)
場所:山科青少年活動センター、テニスコート特設ステージ(雨天の場合は2階のスポーツ室にて⇒なるべくスポーツ室ではなく、外でやろうとしています。)
アクセス:京阪・地下鉄・JR山科駅から徒歩10分
地図:http://www.jade.dti.ne.jp/~yamasei/access/access.htm

相当ぶっとんだものになりそうです。ぜひぜひ、おでかけくださいませ~

山青まつりは、11時~15時までです。模擬店や舞台など色々な催しが開催されています。

京都市山科青少年活動センター
京都市山科区竹鼻四丁野町42
tel:075-593-4911
http://www.ys-kyoto.org/yamashina

参考までに、みんなの役柄を以下に発表。
↓   ↓   ↓
ノイズマン よしくん
サイレントはかせ さとしくん
マイクマン1ごう ほんまさん
マイクマン2ごう えっちゃん
きんきゅうサイレンマン なかじまくん
ゆきちゃんマン(カメラマン) てらおちゃん
ピアノマン かずおくん
えきしゃマン いとうくん
ハチャメチャン いまいさん
へんなオジマン(てんぐ) こぐれさん
あややマン あやちゃん
ポキンちゃん ふじたさん
クリスタルちゃん あやのさん
あしツボマン カナ
スイッチマン(きゅうおんマン) よっしー
くのいっちゃん キャサリン
こってりん むらちゃん
あっさりん あきちゃん
よっきゅうふまん(4休符マン) こんどうさん
しずかちゃん けいちゃん
あひるのカバゴン(スイマン、タイマン) ふるかわくん
カバつかいまい まいさん
マスクちゃん たえちゃん
しめきりマン あいこさん
けいはんバス48マン はせがわくん
ドアマン しんたさん
おんがくせんたいガムラン HANA★JOSS
ダンスマン ざんくん
まきまきマン アライさん

京都女子大授業6回目

2009-10-28 | 日記
おもちゃ楽器で作曲。今日はとにかくまず曲を作ってもらって一旦発表して、そこから更にアレンジしてもらう。

NINJA KYOTO は、ステージのへりにみんなで座ってアンデスやアンクルン、ビブラスラップなどでかわいく演奏。「××××スイッチ」や色々な曲を、もと曲がわからない感じでひねる感じ。

サバンナ は、「かえるの合唱」アレンジな感じ。

なんばサンバ は、やぎのつめのシャラシャラやミニガムランで沖縄な雰囲気。

八人八色 は、踊りやソロがたっぷり入った、豪華な誕生日の曲。

チーム「淀」さん は、ひげメガネ型の吹き戻しにとにかくはまって、それをふんだんフューチャー。それとにわとりの組み合わせで、ご機嫌とトランスが交互に来る感じ。著作権的にはもうちょっともと曲をがっつり崩したほうがいいかも。

ドレミ♪チーム は、うわー、団扇太鼓で「だんどっどっどっ、だんどっどっどっ」と始まるのが、グルーブ感あってかっこいい。そこにシンプルなメロディが生きる。

KYW8 は、「森のくまさん」アレンジ。金属系のおもちゃ楽器とカスタネットの構成がわらわらしてとても気持がいいな。

さて、このあと、すーちゃんからのアレンジ指令が配られ、今できたものを更にアレンジしてみる。次回発表ね~。

青年団「東京ノート」@国立国際美術館

2009-10-26 | 日記
平田オリザさんが内閣に入ったらしいと聞き、びっくりだ。遂にアーティストがそういう立場に立つ事に。。。そんなにがんがん発言権のある立場かどうかわからないが、ぜひ、日本のアート全体のしばりを少しでもはずしていただけたらと思う。

だからってわけじゃないが、青年団の作品を観に、国立国際美術館へ。昨日と連続だ、この場所。kananagaは、オリザさんが外国の方の脚本を演出してる作品しか観たことがなかった。今日ようやく青年団の作品を観たが、びっくりした、うまい!これはすごいわ。。。

よくここまでストイックに、、、全部の「間」がきっちりコントロールされていて、その「間」が全部意味を持っている。そして、役者には一切華がない。だから、日常を表現できるんだ。恐れ入った。

これに憧れて表面だけなぞっちゃう演出家がいっぱい出ちゃうのもしょうがないなあ。

でもね、表面だけなぞるのは、やめようよ(笑)。やるなら完璧に受け継いだほうがいいんじゃないかな、そういうひと、いないのかな。生半可にマネしたら大けがすると思う。それくらいなら、ちゃんとそのひと自身のキャラを活かしたほうがいいでしょう。

「金と芸術~なぜアーティストは貧乏なのか」レクチャー@国立国際美術館/水都「コラ研」打ち上げ

2009-10-25 | 日記
ハンス・アビング博士のレクチャーを聞きに、国立国際美術館へ。博士は、アーティストで、大学教授で、経済学者だ。という分けでこの本が書けたわけ。

実はkananaga、このレクチャーのフライヤーを見つけたときに、「事前にハンス・アビング博士の著書:『金と芸術~なぜアーティストは貧乏なのか』をご一読されることをおすすめします」という文言を発見していた。もう1週間くらいしかなかったけど、本屋に電話、在庫があったので取り置きをお願いした。んで、とりに行ってびっくり!3500円もするの?しかもなんだ、この分厚さ、中身完全に学術書じゃないか!読みにくそう~~、無理だよ、当日までに読むの!!翻訳をしているのは山本和弘さんという方で、確かこのひとボイスの本翻訳してた。ボイスの本も難しかったというか読みにくかったな~とちょっと思いつつ。でもだいぶためになりそうだ。

というわけで、ちょっとしか読めずに今日来た。でもお話はすごく興味深かった。時間があまりないし、概論ではあったが。

質疑応答の時間に思い切って挙手、2点質問。ひとつはどちらかというとお願い。「本を買ったが、期間が短かったせいもあるけど正直読みにくいと思った。アーティストという人種には、難しい文体の本を読むのが苦手なひとも大勢いるので、次の執筆はぜひ、もっと判り易い文体で書いていただけるとありがたい」とお伝え。もう一点は、今kananagaが取り組んでいる「アーティストフィーの考え方」の書面で色々考えている内容とか日本のアーティストの現状を伝え、オランダでも状況は同じなのかということと、「悪気がないのに搾取構造」になっていることへの策のヒントになる言葉を頂けたらと思う点。

すると、アビング博士ももちろん丁寧にこたえてくれたんだけど、翻訳で今日は司会の山本さんのほうが「興味深い」と、より食いついてくださって、盛り上がった。他に確か3人くらいのお客さんが質問していたが、大体山本さんのほうが分量多くこたえていた。この方、お話してみたいなあ、たぶんお話したら相当面白いひとなんじゃないかなあと思った。

さて、それから、コラ研打ち上げ&上映会。50日間お世話になった分室で映像を全部見て、大笑いし、そのあと居酒屋へ。いっぱい話せて楽しかったなあ~。また何か、アート系ではもちろん、呑み会もしようね~。

めくるめく紙芝居WS@大会議室と和室/マレビトの会「PARK CITY」@びわ湖ホール

2009-10-24 | 日記
今日のメンバーは、てらおちゃん、中島くん、よしくん、さとしくん、たえちゃん、今井さん、いとうくん、カバゴン、ほんまさん、よっしー、キャサリン、小暮さん、近藤さん、えっちゃん、信太さん、と、kananaga。

今日は、11月1日の「ザ・マイクマン」本番に出られないメンバーや、声をかぶせて使うシーンのあるメンバーの声をレコーディング。

中島くんに、「あとでレコーディングするので練習しといてくださいね」と言ったら、記録用に固定で置いといたビデオカメラの前でずっと練習している。「う~~カンカンカン、はい、消防車が通ります、緊急車両が入ります、ご注意ください、カンカンカン、、」てな感じで。本人、カメラに気付いてないんだか、それとも、全体を撮ってるものだから遠慮して、でも自分がはしっこに入るようにわざわざ考えてやっていたのか、不明。なんにせよ、そーとー面白い!貴重な映像がとれた。

安田兄弟はいつも基本はっちゃけているが、お客さんの前では大人しくなったりすることがある。お兄さんのさとしくんはあんまり変わらないで、安定したパフォーマンスを見せる。レコーディングも一発OKだった、素晴らしいですな、まあ、台詞が短いせいもあるけど。よしくんは恥ずかしがっちゃって、いつもの半分も声が出てないし、滑舌も更に悪くなるし、困ったもんだねえ~、どんだけ時間かけてんだよ、この純情者!面白いぞ!!このうまくできなくなるとこも全部込みでプレゼンできたらいいのにね。でもしょうがないかな、あの、常に安定したパフォーマンスを見せてくれる中島くんでさえ、Take1はとちっていた。でもTake2でOK。なんか、プロだな。そのあと今井さんの「ハチャメチャン」のレコーディング。今井さんは、「こうしてみてください」と要求するとしただけ応えてくれるので、ひじょうにクオリティの高い音源をゲットできた。

うーん、レコーディング、面白いなあ。いつも、みんな面白い事言ってるのに、PAには限界があって、どうづるのがいいのかなあと思っていたけど、いっそ全部レコーディングしちゃうのもいいのかもしれない。自分の録音した声に合わせて、マイム演技をする、みたいな感じ。

台本と絵を見ながら全体の流れを確認。シーンごとにやてみる。今回はかなり即興性の高い作りにしている。安田兄弟のシーン、リハだとすっごい面白いし、リハなら声も聞こえるし、いつまででもやっててくれる、とめてもなかなかやめないくらい。本番にこれがうまく伝わるようにしたい。

小暮さんは天狗のお面をつけている。いつも小暮さんは、ひじょうに大事なことをこそっと押さえててくれる。

よっしーが持って来てくれた塗っちゃってもいいメガホンタイプのスピーカー、えっちゃんがしょってみて、すごくいい感じ。

和室に移動したらみんなごろごろしていい感じ。のりばりと足りない絵を描いたりしないと。

信太さんはドアを用意してくれるので「ドアマン」、HANA★JOSSは「音楽戦隊ガムラン」になりそう。

夜、マレビトの会「PARK CITY」@びわ湖ホールを観に。作り方が、ちょっと思考に偏り過ぎてる感じがするなあ。思考的な作品は嫌いじゃないんだけど、「思い」や「感覚的」な部分が無さ過ぎると、いいわけにとれてしまうことがある。

京都女子大授業5回目

2009-10-21 | 日記
先週に引き続き、おもちゃ楽器で色々。学生のみんなの楽器使いが、とてもいい。このままほっておきたい!のをぐっと我慢して、「音・リズム・からだ」に載ってるのも載ってないのも、現場で使える作曲や即興の色々なアイディアを紹介。ただ順番にだーっと音を鳴らすだけで、ほんっとうに面白いや。

そのあと、すーちゃんの指示で、これらのおもちゃ楽器のうちのひとつを選んで、その楽器のコマーシャルを作ってみよう!ということに。15秒~30秒のコマーシャルパフォーマンスを10分くらいで制作。

1 チーム「淀」さん は、鳥笛を551のCMのパロディで。

2 ドレミ♪チーム は、小さいアヒルのチューと鳴るおもちゃ楽器で、「赤ちゃんのリズム感を育てる『ピヨッコ』」として。

3 KYW8 はアンクルンで、ジャパネットたかだのパロディで、「限定6つ、どしどしお電話ください!」とベタに宣伝。

4 八人八色 は、ポワーンと鳴るやつで、他の楽器が散々楽しげに演奏した後の締めとして一発ポワーンと鳴らして「いちきゅっぱ!」。実際は6000円くらいするけどね。

5 NINJA KYOTO は、スクイーカー入りのラバーにわとりを4つも持っていたので、当然そのコマーシャルだと思っていたら、なんとやぎのつめだった。にわとりがダブルデート中やぎのつめを見つけて「これなんやろ?うちらのツメちゃう?え~?こわー!」と逃げていき、人間がそれを拾い上げ「いい音~」というものだった。

6 サバンナ は、にわとりのジョージくんが「やあみんな、俺の演奏を聞いてくれ」と言って、ジョージの指揮でみんなが合奏。「俺さえいれば、素敵な音楽が奏でられるよ!」の台詞。

7 なんばサンバ は、ドラ。「この音を聞くとラーメンが食べたくなるよ」「みんなで横浜中華街に、行こう~!」ドワーン!!関西なのに、中華街と言えばなぜ神戸でなくて横浜?

SNをめぐって@京都造形大春秋館

2009-10-20 | 日記
浅田彰さんがインタビューするシリーズ。無料でありがたい。

いっぱい面白い話があったけど、2つ印象に残ったことがある。

SNから13年(あれ?初演が94年になってるな。古橋さんが亡くなったのが95年、あれれ?でも13年って言ってたと思うんだけど)たって、やっとこの作品から卒業というか、独り立ちする気になれた、独り立ちできる、というようなこととを、ブブ・ドラ・マドレーヌさん(ブブさん)が言っていた。なんて正直な、勇気のある優しいひとだろうと思った。

あと、高嶺格さんが、「久々にSNを観て改めて思ったのは、なんて怒りに満ち満ちた作品だろうということだ」と言っていたこと。このひとも正直なひとだ。SNは、kananagaの目には怒りになんてうつらない。もちろん怒りも包括している、悲しみも。でも、その先を語っている作品だと思う。見る側は気をつけないと、怒りや悲しみや疑問の部分を通り過ぎて、愛情だけをキャッチしてしまうかもしれないので、どの観手も、自問し続けていたいものだとは思う。あそこから怒りを最終的にアウトプットすることを選んだのは、高嶺さんがものすごく怒っているからだと思った。今なお、怒りの沸点をマークしているのだろう。あの発言からは、そう読み取れる。

怒っているアーティストは、結構いる。その中でも、軽はずみに責めようもんなら、恐らくズタズタに仕返されるほどのパワーを持ったアーティストも結構いる。「なんでわからんかな、こいつら、、、」と正直思いながら、でもそう思うのは、地球や人間への愛情からだったりするから、つまりその怒りは優しさから来ているものだ。愛憎だ。確か、人間の欲求の4番目が「承認の欲求」だっけ?で、5番目が最後で「自己実現」だったよね。でも、それは最後じゃないと思う。6番目に、なんて言ったらいいんだろう、自我のいらない領域の欲求があるんだと思う。アーティストっていう仕事は、5番目か6番目あたりで成立するものだと思う。4番目のは、ただの入口。

アートって、そもそも現状に対する問題意識から始まるものだ。「美しいものを作りたい」ということでさえ、つまりは現状の美しさに満足できないからだ。これが、社会でなく自分に向いた、つまり、「もっとできる自分じゃないと嫌だ!」という欲求の場合、その欲求が中途半端であれば、なんていうんだろう、社会の中で境界線をいい感じにモヤッさせることはできない、むしろ悪影響のときもある。

脳内が活性化するトークイベントだった。

ケントリッジ@京都国立近代美術館

2009-10-18 | 日記
最終日だ!観にいかなきゃ!混んでる!最終日だもん!

William KENTRIDGE (ウィリアム・ケントリッジ)1955年生 南アフリカ共和国ヨハネスブルグ在住。ヨハネスブルグの大学において政治学を学んだ後、パリのエコール・ジャック・ルコックにおいて演劇を学ぶ。木炭とパステルを使って描いた素描を35ミリ映画用撮影カメラでコマ撮りした手描きアニメーション・フィルムを1990年頃から制作・発表する。彼の出身地である南アフリカの歴史やアパルトヘイトの問題を扱いながら、詩情あふれる作品を制作。1997年ドクメンタ10、98年サンパウロ・ビエンナーレ、99年ヴェニス・ビエンナーレ、カーネギー・インターナショナル、2000年光州ビエンナーレ、2001年横浜トリエンナーレ、2002年ドクメンタ11、08年シドニー・ビエンナーレに参加。俳優、演出家、著述家など多彩な分野でも活躍している。

さて、作品はとても見応えがあった、面白かった、興味深かった、カタログも買った。でも、、正直言って、美術館のやり方に不満がある。

アートには、その作品に関する知識がないほうがむしろ楽しめるもの、あったほうが楽しめるもの、どちらでもまた違う楽しみ方ができるものなど、種類があると思う。ケントリッジさんは明らかに、知識があったほうが面白いだろう。なのに、あまりにも説明書きがなさすぎるのだ。キャプションすら作品の近くにない、説明が読みたくて展示室内の椅子に置いてあるカタログを見ると、カタログ自体がメチャメチャ読みにくいうえ、照明が暗くて全然読めない!あまりに配慮がなさすぎだろう~。あとねえ、あの大部屋はないだろう。5つの映像が大部屋の壁の5方向にでかでかと映し出されていて、客は貸し出されたイヤホンでチャンネルを変えて観れるようになっているのだけど、客は地べたに座り込むことになる。部屋のぞきこんだとき、びっくりしたよ、難民が不当な扱いで収容されてるかと思った。敷物ぐらい敷くべきだろう!100歩譲って、もしこれが、南アフリカで起きたことの一部でも感じ取れ的なコンセプトだとしても、中途半端な上、お金払って観にきているお客さんに対して失礼だ。

実は、2月だっけ、3月だっけ?ここで椿昇さんの展覧会を観たときも、ちょっと同じことを思ったことは思った。かなりの不親切さだった。でもあのときは、作風から言って、ある程度お客さんをばっさり切り捨てる鋭さもありかなと思ったけどね。でも今回は違うだろう、ほんとに、ケントリッジをちゃんと日本で紹介する気があるんだろうか、と思う。

キュレーターというのは、エリートの仕事だ。でもそのキュレーターのエリートさ加減が、アートそのものを搾取したり抑圧してる現場を、嘆かわしいことに結構普通に見る。もちろんいいキュレーターさんもいっぱいいる。でも、「ちょっとそれはないだろう、あんた何様?アートがなければキュレーションの仕事もないんだよ?」と思ってしまうようなひとにも、会ったり見たりしたことが複数ある。そういうひとの中には悪気があるひともいるが、本当に悪気がないケースも多い。悪気がないひとは、やる気があるので、潰したくない。だから、特に本当に気をつけてもらえれば、と思う。アートが上とか言ってるのではない、どっちも同じ高さだからうまくいくことが、どちらかが敬意の払い方をちょっと怠っただけでお互いに生かされなくなってしまうんだ。キュレーターやマネジメントの仕事は、そういう、アーティストとキュレーターやプロデューサー、また観客などとの関係のバランスをとって、アートと社会の境目をいい意味でモヤッとさせていく仕事だと思う。だから、そこがダメとなると、本末転倒、もはやなんでその仕事してるのかよくわからない、ってことになってしまう。

怖い、みんなで気をつけよう。

「Eugene Okano Chamber Concert岡野勇仁室内楽演奏会」@門仲天井ホール

2009-10-17 | 日記
初代ピアノ屋岡野勇仁氏が企画するコンサート「Eugene Okano Chamber Concert岡野勇仁室内楽演奏会/室内楽、紙芝居、創作アクセサリー」に出演した。

近藤久美子さんのヴァイオリンはとっても華やかな音がした。田中詩織さんのヴィオラも、とーん、と入ってくるいい音だったなあ。江渕未帆さんの衣装がかわいい、みんながゼンマイを背中につけて演奏してる。

kananagaは、岡野くんが原作・脚本・音楽を手がけた「トマトの花と雪の国」を上演するので、語り、おもちゃ楽器演奏のほか、挿入歌を全6曲を歌った。赤羽美希さんが台詞と鍵盤ハーモニカ、岡野くんがピアノと電子音響で。この作品は色々なところで何回も上演しているので、かなり安定したパフォーマンスができる。今日はそれに近藤さんのヴァイオリンが加わって、おお~、豪華だ、心地よいなあ~。

文化ボランティア活動をステップアップするプロジェクト実践講座@ちるみゅー1回目/ピープルファースト

2009-10-16 | 日記
「文化ボランティア活動をステップアップするプロジェクト実践講座」とは

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実際に「篠山チルドレンズミュージアム」で実施するプロジェクトの企画・運営を通して、構想~企画~計画~実行~検証までプロジェクトをプロデュース&マネジメントするためのスキルをトレーニングする実践講座です。

篠山チルドレンズミュージアムは、廃校になった中学校をリニュアルした子どものための体験施設です。開館当初から故・河合隼雄氏が名誉館長を務められたこのユニークな文化教育拠点では、オープン以来8年間多様な文化ボランティアの方々との協働で運営してきました。本講座はその実績を活かし、文化庁平成21年度文化ボランティア支援拠点事業の助成を得て企画・実施いたします。

会 場:篠山チルドレンズミュージアム(篠山市小田中572)
対 象:様々な体験活動支援を主体として既にボランティア活動をしている方
   実践的プロジェクトマネジメントについて学びたい方  等
受講料:1回:2,000円×5回=10,000円(テキスト代込)※交流会費別
日 時:平成21年10月16日(金)~平成21年12月11日(金) 各13時~17時(13~14時:ミニレクチャー/14~17時:プロジェクト演習)
  全5回シリーズ ※オプションで実習、体験あり

第1回 10/16(金)「文化ボランティアコーディネーターのニーズと必要性」
        (有)ネイチャー&カルチャー 下重 喜代 氏

●プロジェクトチーム発足。企画アイディア会議

第2回 10/30(金)「事例から学ぶ!夢を形にするための企画のポイント」
          社会福祉法人 大阪ボランティア協会 岡村 こず恵 氏

●プロジェクト実現のための企画を考える

第3回 11/13(金)「事例から学ぶ:芸術と教育の連携のしくみづくり」
          しが文化芸術学習支援センター 津屋 結唱子 氏

●プロジェクト成功のための組織と運営を考える

第4回 11/27(金)「プロジェクトを成功させるために」
          Meet The Project運営会議

●プロジェクト直前!スタッフ運営会議と準備

11/28(土)・29(日)プロジェクト実習体験
         (当日のイベント「ワンダーカーニバル」への参画)

第5回 12/11(金)「自立的活動・組織づくりを目指して」
         NPO法人里山倶楽部 理事 新田 章伸 氏

●プロジェクトをマネジメント視点でふりかえる
●交流会 17:00~19:00

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つまり、「ボランティアコーディネーター」という仕事ができるようになるための、講座。この内容で全部で1万円なら、安い!しかし、なぜ金曜日の午後なんていう変な日時設定なんだろうと思ったら、近所の、普段ちるみゅーにボランティアに来てくれているひと(=おとなりスタッフ)に多く来てもらいたかったから、らしい。

今日は下重喜代さんのお話。「ボランティア」が理想として掲げるべきところを、コンパクトにかいつまんでお話してくれた。なるほどー。

メンバーは皆さん色々で、みんないいひとそうだったのでよかった。しかし、場所が結構遠いうえ、長丁場で、疲労がたまる、ちょっと低体温になってきた。

次までの宿題が出た。11月末のちゅるみゅーのイベントの企画案提出、A4サイズで4枚。うーん、スケジュール的に、できるかな。。

夜は、ピープルファーストのミーティングにちょい参加。ピープルファーストとは、知的障害者の当事者運動で、カナダで始まったものらしい。詳しくはこちらをぜひ⇒http://pf-japan.jp/blog/

「めくるめく紙芝居(MEK)」山科シュー団メンバーのむらちゃんが、京都支部の副委員長を努めていた。近藤さんの発案で、来年6月にピープルファースト京都大会があるので、そこでMEKの公演をやってみんなに紹介できないか、とのこと。で、まずは顔見せに。よろしくですー。

アンサンブル・ノマド@同志社大学寒梅館ハーディーホール

2009-10-15 | 日記
以下のような説明が。

ピアノを深く愛したフェラーリと、ギターという楽器に秘めた武満の愛情とが、死の直前、溢れるように音楽に表現された晩年スタイルの2つの名曲を、メビウスの環のようにつなぎ、アンサンブル・ノマドが最高水準で奏でます。晩年の傑作「パリ─東京─パリ」は、東京の雑踏でフェラーリが自ら録音した音源と器楽をあわせた大作。フェラーリ本人とのリハーサルをくりかえしたノマドによる究極のプレイと、武満の「森のなかで」を世界初演した佐藤紀雄のギターソロ、また木ノ脇道元がフェラーリに捧げた「海辺のノマド」と、西洋音楽史上の異端で、チャーリー・パーカーやフランク・ザッパに影響を与えたヴァレーズによるフルート曲も披露。演奏後には、ビル・ヴィオラによる“耳”で視て“眼”で聴く音楽としてヴァレーズ晩年の『砂漠』を上映します。音楽を通じて魔法の肉体を探す歓喜の旅を提唱した3人の作曲家のレイトスタイル、透明な明るい悲しみが、いまハーディーホールに響きだします。

フェラーリも武満さんも、巨匠だなー。佐藤さんのギターも木ノ脇さんのフルートも、うまいなあ。とても楽しんだ。気に入らなかったことはひとつだけ、映像の音量設定が大き過ぎた。なぜこのホールは、いつもこうなってしまうんだろうなあ。