kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

授業に赤子が

2007-11-28 | 日記
今日の授業には、赤ちゃんがやってきた!来た瞬間、学生たちから歓声があがった!すーちゃんが、初めて、連れてきてくれたのだ。まひろちゃん、はじめまして~。学生たちは、もうデレデレ。さすが、児童学科、そりゃみんな、子どもが好きだろう。

今日は、かなり、まひろちゃんにのっとられた授業となった(笑)。kananagaは、だいぶ、まひろちゃんに好かれたようだ。

音遊びは、33カエル体操をやった。


1月16日に発表するオリジナル音楽劇の、ストーリーを作る。これまでやってきたものを参考にするかどうか迷ったが、まあ、いいか、と思った。学生たちみなさんが、かなりすんなり色々できるようなので、そんな、前にやったことをひきずらんでも、たぶん今日も、普通に話し合いで、ストーリーを決められるだろうと思って。

各グループから、キーワードになる単語を募集。

赤ちゃん/冬/ピンク/ケーキ/雪だるま/ディズニーランド/かつ丼/チョコレート/クリスマスツリー/トマトジュース/ぎょうざ/シマウマ/バナナ/きれい/財布/

そこから妄想を膨らませる。以下のような話ができた。


「クリスマスには何かが起こる~シマウマ、ザビエール編」

登場人物 : シマウマ→ザビエール(20代後半)
赤ちゃん→真優(年をとるのが早い!?)
結果 ; ハッピーエンド

ザビエールはクリスマスイブの日に彼女の雪だるまにプロポーズしたがふられた。クリスマスの日に餃子の匂いにつられ、真優を発見。

①ある所にシマウマのザビエールと赤ちゃんの真優ちゃんが住んでいました。二人は毎日、カツ丼、バナナケーキを食べ、飲み物はトマトジュースでした。(二人の関係)去年のクリスマスに、ザビエールの枕元に、大量の餃子がおかれていた。にんにくのにおいで目を覚ましたザビエール。餃子を食べていくと、一つだけ巨大な餃子があった。その中から、餃子姫まひろがでてきた。

②もうじきクリスマスです。ザビエールは今年はどうやって真優ちゃんを楽しませようか考えました。ザ「今年はどうやって真優ちゃんを楽しませようかな?」ザビエールは沢山のカツ丼、チョコレート、ケーキ、トマトジュースなど・・・の食べ物を用意しました。しかし、真優ちゃんは自分勝手にも、真「ディズニーランドに行きたい!」と言い出しました。クリスマスパーティーの準備は出来ていましたが、しかたないので、ディズニーランドに行くことにしました。

③ディズニーランドに行き、そこで、ゴージャスなクリスマスツリーに見とれていたふたり。ふと気がつくと、ザビエールのさいふが何者かにすられていました。

④餃子姫まひろがなぐさめようとして、魔法を使う。空がピンクになり、(水・焼き)餃子が降ってくる大きい餃子が振って来ました。それはお父さんの餃子でした、探しに&迎えにきたのです。真優ちゃんは「大人になったら帰ってくるよ」と言って餃子の星に帰ってしまいました。
 
⑤ひとり、取り残されたザビエール。そこで、元カノの雪だるまとすれ違う。元カノの雪だるまは、ザビエールとよりを戻したがっている。


この話を、音楽や踊りや色々入った劇にする。今5つに分かれてるな、7つに分けなきゃ。

最後に、アンケートをとった。この授業の感想、改善点、リクエスト、質問、疑問、など。集計して、これらにお答えする日を、1日作る。

手記変換プロジェクト打ち合わせ

2007-11-27 | 日記
手記変換プロジェクト打ち合わせのため、兵庫県立美術館へ。1月13日(日)、14日(月・祝)が、公開制作日で、子ども対象のWSをするかもしれない、こちらは時間未定。19日(土)が公開リハ、20日(日)が本番、いずれも、13時より。

場所を見せていただく。どんな風に使おうか~。

ジャイカという建物で、打ち合わせ。防災EXPOの本部が、ここになるらしい。プラスアーツの渡辺さんと、つき山いくよさん、浅野千里さん、kananagaで、まずは、日程のこと、内容のこと、予算のこと、など、ぱぱぱーと打ち合わせ。それから、木須久貴さんが合流。とにかくこのプロジェクト、ひじょーに時間がないので、どんどん決めていかないといけない。でも、このメンバーでできるっていうのが、すごく、楽しみなんである。

その後、プラスアーツの永田さんと小原さんと、藤浩志さん、小山田徹さんが、別室で展覧会全体の打ち合わせしていたところへ合流。更に打ち合わせ。

神戸の震災の体験を聞き取りしたものから、創作する。作品のメディアは、何と特定できないパフォーマンスとしてやろう、ということに。その中には、紙芝居や影絵や体操やWSみたいなことや美術系パフォーマンスなことや音楽や書道やライブペインティングやOHPや人形劇や、色々なものが入ってくることになりそうだ。会場は、「こういうのがやりたいんだけど」ということを伝えたら、きっと小山田さんが素敵に作り上げてくれるだろうと思う。藤さんには、あるかぶりものを作ってもらいたい、ということになったが、できれば、出演もしてほしいなあ。

12月1日のためのリハ@ひろみ&ローフィ家

2007-11-26 | 日記
陀里オープニングのためのリハを、湯湯とひろみちゃんとローフィとアルムちゃんで。「グランマホタテとホホホビューティー」のほかに、せっかくなので、「ピンス」もやることにしちゃった。でもまた違う編成で、きっとだいぶ感じが違うだろうな、楽しみ!

ひろみ家のリハを夕方で終わらせて、湯湯とkananagaは、kananaga家で編集作業。湯湯、編集中にめずらしく居眠り状態。kananagaは、めずらしく眠くなく。

めくるめく紙芝居WS6回目

2007-11-25 | 日記
めくるめく紙芝居WSの、6回目。

今日のメンバーは、中島くん、あやちゃん、あやのさん、カバゴン、村岡くん、かずおくん、ハセガワくん、じゅんちゃん、はなちゃん、カスミン、トミー、ライちゃん、小暮さん、井手上さん、よっしーさん、渡辺さん、大河内さん、藤田さん、と、kananaga。

今日は、絵を、もっと、広々と描きたいと思い、テーブルを斜めに置いて、できるだけ広く紙を広げた。あやのさんが、以前どこかで、人の形をかたどった遊びが面白かったことを思い出し、話をしてくれたので、じゃあ、今日もやってみよう、ということに。紙の上に、べたーと横たわり、まず、鉛筆やボールペンで軽くふちどる。何人もやってみる。それを、あとから、絵の具でうえからなぞったり、色面にしてみたりする。ちょっと、死体っぽくもあるな。そういうシーン、作るか。

かずおくんが、最初っから、相当、踊りたそうだった。結構、踊ったよ、今日。

よっしーさんは、HANA★JOSSがいないときは特に、音楽を担うぞーって感じで、頑張ってくれる。kananagaも一緒になって、何曲かできたような。

後ろのひとが前のひとを操るやつが、また起こっていて、そんなんしてるうちに、みんなで列になってくる。

今日kananagaは、最近ゲット(岡野くんから、とっても安く譲ってもらった)したタンブーラマシンとタブラマシンを、使ってみたくてしよーがなかった。何回か、ならしてみる。

ハセガワくんに、ポータサウンドの、エフェクトの番号の選び方を教えた。すると、ハセガワくん、大興奮、確か、「わーお」って言ってた気がする。彼は間違いなく、音楽が好きだ、で、センスもあると思う。

村岡くんは、やはり手形。

なんか、手形をやってるのと、ライブで入れてもいいな。今日の、線でふちどるのとかも、面白いと思うんだよね。そのまま紙芝居の中のシーンにできないかな。

中島くん、むっちゃ活躍してんなー。

じゅんちゃんの子どもの頃の写真を、見せてもらう。

カバゴンは、あのいかた、っていうは、独特だなあ、独特の立ち位置で、独特の存在感。

あやちゃんはたぶん、やることを決めてあげたほうが、発揮できるひとな気がするんだな、様子見てると。なんにせよ、もーのすごいやる気があることは、間違いないし。

などなど。

つきちゃんと打ち合わせ/誕生会に乱入

2007-11-23 | 日記
手記変換プロジェクトのための打ち合わせを、つきちゃんと。27日の、全体ミーティングに向けて。うん、がんばった。

そのあとつきちゃんは、ぼちぼちホリデーshowメンバーの、つじのさん家に行くそうな。kananagaもお誘いいただいて、つじのさん家のむすめさんのお誕生日会に、乱入。べーちゃん一家と、郷田さんもいる。おいしいものいっぱい食べたー。こどもたちと、楽しく遊んだー。大人たちと、色々おしゃべりしたー。

なんか、一気に冷えてきたね、冬らしくなったね。風邪には気をつけよう。

2007-11-22 | 日記
今日は来客があることを、今日知った(野村誠から前に聞いた気もするが、今日ということがわかっていなかった)。わーお、お客さんが来ることになると、家がかたづく。平盛小の糸井登先生と、藤原ゆかり先生と、藤原先生の友人で京都女子大の卒業生で、その昔、野村誠の講義を受けていた、厚東しょうこちゃん、が、鍋にくることになっている。

夕方、ゆうちゃんと森迫さんが、卒論の(ワニバレエWS@平盛に関する)インタビューのため、野村誠をたずねてきた。kananagaもいたので、ちょうどいい、と、kananagaも一緒にインタビュー。

2人も鍋に誘ってみると、ゆうちゃんは、一度、バスケ部をしに大学へ戻り、終わってから参加しにくるという。森迫さんは用事があってNG。糸井さんは、風邪気味らしく、今日は念のため来ないことに。

というわけで、最初4人で、あとから5人で、鍋をたらふく。おしゃべり色々、そのうち、マリオネットや指人形で、つい、遊ぶ、インプロ三昧。皆さんの終電まで。

授業でお話作り

2007-11-21 | 日記
今日の授業で紹介した音遊びは、2カンガルー、18トラトラ・トラデタ・トラダー、26ブーン、31鯉にエサをあげましょう、だった。

で、今日はそのあとまず、絶叫紙芝居「うみのひと」を、kananagaが上演。ひじょーに評判よし。この紙芝居は、絵が先にあって、この絵から話をでっちあげているのだ、と説明。宿題でみんなに描いて来てもらっていた色々な絵をもとにして、グループごとになにかしら話をでっちあげてみてください、と指示。

紙芝居風に発表、ひじょうに面白い。

以前、「ポップコーン」の歌を作ったグループは、「ゆうぞう」。ゆうぞう、こんな顔してるけど、イチゴが好きです。肉も好き。いじめられたり無視されたり、クッションのターミーちゃんになぐさめられたりもする。夕日で涙がにじむけど、でも、夕日は優しい。

カレーはやっぱりママの味、の歌を作ったグループは、「大脱走」。猫と犬に嫌気がさして、ねずみ、きつね、くま、うさぎは逃げだした。どこいくの?ちょっとそこまで。夜、きれいな月、無事に逃げられたことを喜んだ。

プリンなしでは生きられない、の歌を作ったグループは、「種」。大きな種が空から降ってきて、それが最後にはクリスマスツリーになり、パーティー。

えびせんミックスの歌のグループは、「アンパンマンと私」。アンパンマンと私が出会った。バン、アンパンマン、誰、このひと、あ、ゆきこ、アンパンチ、痛い。
不動産屋の白石さんに相談してアンパンマンと私は幸せに暮らした。

甘いものは全部好き、のグループは、「おとついの夢」。うさぎの僕がバイクで軽やかに飛ばしていたら、キティとミミィに会った。テンションあがった僕はそのままキティとミミィに衝突、おばけになっちゃった。ああ、夢でよかった。

カレーを一晩ねかせてできあがり、の歌のグループは、「食べ物の教え」。象がみかんを全部食べてしまい、食べ物がなくなって、食べ物のうばいあい。誰もいなくなったが生き残りがいた、土の中の野菜たち。これからは野菜の時代。みんな、野菜を食べようね。

プッチンプリンの模倣で、いただきます、の歌のグループは、「明日は何になるのかな」。くまちゃんとうさぎちゃんは、太陽の光にあたってしまうと、何かに変身してしまう魔法をかけられていて、今日は小鳥に変身してしまった。明日は何になるのかな。

パリットフワット/6時間歌い続け

2007-11-20 | 日記
天然酵母パンのパリットフワットへ。kananagaが以前バイトしていた店で、kananagaは、ここのパンが、大・大好き。店主の山崎香世さんと、1時間ほどおしゃべり。また今度、ゆっくり会いましょうねー。

東京から京都までひとり運転、休憩も入れて6時間、意外と早く着くもんだ。6時間のうちの殆どを、歌い続けていた~。

さくら苑

2007-11-19 | 日記
浜松から横浜へ車で移動。結構、近いもんだ。

早めに着いたので、ズーラシアに行った。kananaga、さくら苑には何十回と行ってるのに、すぐ近所のズーラシアは初。わあい!知らなかった、他の動物園と全然違う、敷地が贅沢というか、散歩してても楽しい感じの園内なのだ。野村誠×野村幸弘「ズーラシアの音楽」に出てくる動物や風景に、たくさん出会えた。

今日のさくら苑には、飛び石の米井山さん、弟でミュージシャンの尚人くん、演劇百貨店の田中真実さん、ザウルス、野村誠、で、kananaga。

どんなことあったか、ビデオをさーっと見ながら、メモ。

樋上さんが、今日はあまり体調がよくないみたいとのこと。ちゃんと体調のことを言ってくれて、無理せずそこそこで、樋上さんは帰っていった。こうやって、無理せずにいてくれるのは、とても安心。

最近は、よういちくん(さくら苑スタッフ)もまた参加してくれるようになり、とってもいい感じ。

今日はkananaga、アンデス吹いたり、トロンボーンは、自分で吹いたり、ひとに吹かせたり。口琴も。色々な音色が入るの、いいなあ。

目のみえないおばあさんが、近くでいい音がすると、すぐに「いい音だねえ」と興味深々。「触ってみます?」というと、積極的に触ってみるが、「壊すといけないから」と、遠慮気味に、長くは触らない感じ。チューが鳴ると、「それは何の音なの」と。「アヒルのこどもで、黄色で、オレンジのくちばししてます」という会話が、なんか、すごく新鮮だ。kananagaが、おもちゃ楽器をどこで買うのか、とか、ひとつひとつの楽器に対するこだわりを話すと、これまた興味深そうに聞いてくれる。

なんて言ったらいいかわからないが、さくら苑って、やっぱり、アイディアとか素材とか、なにか、ものがうまれるためのなにか、の、宝庫っていうか、そんな感じがするよ。

あるおばあさん(たぶん今日初めてのひと)が、奇声とも言えるほどの大声をあげた。樋上さんが説明してくれたんだけど、この方はいつも、喜びがすごくなると、こういう風に声が出るんだって。野村誠が「じゃあ、kananagaちゃんと一緒ですね」というので、そうか、と思って、kananagaも、遠慮なしの大声で「うふぉー、うふぉーうふぉー」。

いつものように、初めて来たひとに説明。

今日は三味線がないので、野村誠が、さくら苑の大正琴を持ってきた。いい感じだ。ぽーっぽぽっぽと鳴いて遊べ、富士山、観音経、あまちゃでかっぽれ、など、色々前回までのことを思い出しつつ、色々歌ってみる。

あなたが好きなのよ~、どのくらい~、のラブソングも、ほんと、いいねえ。

色々だらだら、やってても、いつの間にかわいわい音頭。既成曲が出ても、わいわい音頭がおおらかにつつみこむ。超リラックス。

もしもしかめよ、かめさんよ、超盛り上がってる。

お年寄りのみなさん、とても小さい単位だけど、足や手が動いているんだよね、結構。

動き回るの、踊りとか、いいなあ。

99歳のしのざきさんは、いつも調子笛を持ち歩いている。さすがは、詩吟の大先生だ。このくらいのお年だと、日露戦争の話まで普通に出るもんだから、歴史を感じずにはいられない。

爆弾3勇士の話をするおばあさん。それに影響されてか、しのざきさんが、めずらしく、軍歌のようなものを歌っていた。

さきほどの嬉しい声をあげるおばあさん、かなりアグレッシブに太鼓を叩く。

蛍光灯をつけると、果物がまずくなっちゃう(みえちゃう)、という話、しのざきさん。

しのざきさんのうたいり観音経と、尚人くんのギターが、セッション。おされる尚人くんに、みんなから、頑張れ!の声。だんだん、いい感じに。自然に、ほかのひとも加わっていく。

静かだったのに、極めて自然でありながら、かなり急激に、大狂乱に変わっていったのは、なんでだ?あのひとの声が、やはり、盛り上げているのだろう、そう、大盛り上がりだ。

お正月の歌が出た。それで、なんとなく、季節の歌色々。さくらを歌い出すと、しのざきさんが、解説を入れる。

さくら苑のあとは、恒例のジョナサンミーティング。米ちゃんは、柏木陽さんの演出助手をやっていたことが、結構長いことあるんだって。田中さんも、演劇百貨店のひとだし、ここにいるひとは全員柏木氏を知っているもんで、やけに、柏木さんの話題で盛り上がった。

次回のさくら苑は、12月26日だ。

P-ブロッ@浜松こども館

2007-11-18 | 日記
今日は、浜松こども館で、コンサート。朝からこども館入り、わー、充実してるなあ、楽しそう!松岡さんが、さわやかに迎えてくださった。セッティング、サウンドチェックして。本番前に、ご飯を食べに出かける。

野村誠が、P-ブロッメンバーを連れて絶対行きたい店に、案内してくれることになった。あれ?店の名前、なんだったかな?片岡夫妻が浜松に引っ越してから割とすぐのときに、どこか鰻を食べに連れていってくれようとしたときのこと。でもそのとき、お目当てのところは閉まっていて、じゃあ、ほかのところ、どこにしようか、、、となったときに、野村誠がたまたま車の中から、あそこの店、よさそう!というのを、直感だけで見つけたところだそうな。すごいねー、勘がいいよねー。

で、、、こんなおいしい鰻は人生初、というほどおいしい鰻を食べた!kananagaだって、浜松で鰻を食べたことは、何度もある。でも、ここの鰻ほどのものには出会ったことがなかった!生きている鰻を、その場でさばいてくれるのだ。ひょえー。

大満足、エネルギーフルチャージで、コンサート。浜松のお客さんは、どんな風に思ってくれただろうか。

終わってから松岡さんと、練り歩いたり、子ども館の、ホールじゃないところ(みんなが遊んでる色々なところ)で色々やるのも、よかったかもねー、など、更なる可能性について、話した。また来たい~。

鈴木楽器の山内さんと古庄さんが、観に来てくれていた。で、スズキメロディオン44鍵の試作品を、持って来てくれたのだ!kananagaは先日、鈴木楽器のハモンド担当の片岡さんから、触らせてもらっていたが、ぜひ、P-ブロッのほかのメンバーにも触ってもらい、いっぱい意見を言ってもらいたかったので、嬉しい~(あのとき、どのくらい公表していいかわからず、ブログには控えめに書いた)。kananagaがお願いしていた、ふたまた唄口の試作品も、持って来てくれた、わーい!これ、欲しかったんだよー。しばさんも「これいいねー」と言っていた。今、みつまたもリクエスト中。

スズキメロディオン44鍵の試作品、まだ、世界に一つしかない楽器を、楽屋で、P-ブロッのメンバーが試奏し、延々とどこがいいか、どこがもっと良くなるかを議論した。音色はやわらかめ。鍵盤の高さは低めで、特殊奏法もやり易い。小さい音の立ち上がりもなかなかいい。そして、ピックアップ内蔵で直接ラインでアンプにつなげて、鍵盤のカタカタした音は、ほとんど拾わない。いいじゃんか~。できあがりを、とっても、とっても、楽しみにしてます!

あいのてさん×P-ブロッ@PAYAKA

2007-11-17 | 日記
車で、あいのてさん赤と青とともに、浜松へ(黄は、マリンバのセッティングのため、先に電車で浜松入り)。

今日は、あいのてさんは、ツアー最終日なんだね。昼は、アザリア・ブラス・アンサンブルというママさんブラス主催のコンサートに出演してて、kananaga、また、撮影のお手伝い。会場では、レジ袋とか風船とかを自主的に持ってきてるお客さんがいっぱいいて、盛り上がっいた。3月には、この吹奏楽団とあいのてさんが何か共演することになっているらしく、その導入的に、コンサート後に、アザリア・ブラス・アンサンブルの皆さんとプチWS。

それが終わった時点で16時。迎えに来てくれていたPAYAKA店長のとーるちゃん先導で、大急ぎで、浜松駅に向かう。駅で、吉森信、しばてつ、鈴木潤を拾い、とにかくPAYAKAへ。こんなに急いでいるのには、ワケがある。20時開演のつもりだったのに、何かに、間違って、18時開演と告知されてしまっていたからだ。もう、何がどう間違ってそうなったかよくわからないが、お客さんが、18時開演のつもりで来てしまって、2時間も待たされる、っていうのは、まずいし、なので、急いでいる。なんちゅう、スケジュールだ~。

PAYAKAは、住宅街に突如バリ島が出現したようなところだった。ほんとに、突如なんだよ、いいところだなあ。雑貨とか服、アクセサリーが、すっごくかわいくて、つい買い物に走るkananaga。本番前時間ないときなのに、すごい決断力だ。

本番前にベジタリアンカレー(うまい!!!)をいただき、30分おし、18時半に、開演。

第1部は、昼のあいのてさん。今日はピアノがなくて、アナログシンセで代用。いつもだったら、石テクノはなんちゃってテクノであるからこその感じがあるのに、今日のは、、、テクノじゃん!他の曲もテクノっぽくて、これはこれでなんかいいよ。

第2部は、P-ブロッ。演奏するのに、空間が、居心地いい。後ろのほうで、ビッキーがやたらノリノリなのが見える。「ロッキーのテーマ」で、kananagaがスクワットをやっていたら、ビッキーが一緒のタイミングで、スクワットしてるじゃないか!第2部中に、ビッキーに、写真を数枚撮ってくれるよう頼んでたが、終わった瞬間「あー!!!」というビッキー。「kananagaちゃん、ごめん、俺完全に聞き入ってて、撮るの忘れてた!!」という。そ、それは、それで、メチャメチャ嬉しいじゃあねーか。。。今日のP-ブロッにはかなり吹っ飛ばされた、と、何度も言ってくれるビッキー。こんないいミュージシャンにこんなん言ってもらえるのは、至福である。

第3部は、夜のあいのてさん+P-ブロッ。一番手のビッキーのソロの気合の入り具合は、強烈だった。その気合を引き継ぎ、片岡祐介、野村誠と、ソロが続く。ひょえー。

そのあと、あいのてさんとP-ブロッのセッションは、総当りしてると日付が変わってしまうので、あみだくじで2組を選出することになった。くじにより、尾引浩志+林加奈のデュオが最初。げげ、あんな気合見せられて、かなり緊張、というか、ビッキーには、やってみたい関わり方がありすぎて、何からやっていこうかと選べない状態になってしまったkananaga。そのせいで、時間長くなっちゃったね、すんません。また、ぜひ!ぜひ!お相手ください。

その次は、片岡祐介+吉森信のデュオ。ビッキーとkananagaのデュオが長かったせいか、かわいく、さわやかに、すっきり終わる。むむ。

最後に、あいのてさんはツアーの最後なので、3人の即興~あいのてのエンディングテーマ。

結局、終わったのは10時くらいだったかな、3時間半のライブ、、、やりすぎ?でも、今日は、もしかしたら20時からのひともいたかもしれないし、いいんじゃないかな。

今日のライブの料金は、お客さん一人ひとりが、自分が感じたことをアンケートに書き、自分が感じた金額を袋に入れてくれるという、投げ銭ではなく、入れ銭方式=縄文式だった。終わってから、とーるちゃんがひとつずつ開けて、金額を発表し、感想を読み上げてくれる。一つひとつ開けるときに、ドキドキして、とってもよかった。わー、思った以上に、みんな入れてくれてるー。んで、コメントひとつひとつが、とても嬉しかった。

PAYAKAには、絶対また来たいー!P-ブロッの鍵ハモ・ミュージカル「でみこの一生」をPAYAKAでやろうか!という話題が出た。もう、ぜひ、絶対、やりたい!「でみこの一生」ではkananagaは、歌って踊らないといけないので、よし、ダイエットだー!(ほんとか?)

夜は、ビッキーだけ、PAYAKAにお泊り。P-ブロッは、片岡家にお泊り。P-ブロッのひとってね、ものすごくマイペースなの。はっきりいって、野村誠とkananagaは、P-ブロッの中ではマイペースじゃないほうなの。残りの3人の、特にしばてつ先生の行動が、もう、マイペースで、面白くて、面白くて。

ホスピタルサーカス羊の放牧コンサート

2007-11-16 | 日記
第4期エイブルアート・オンステージ参加事業である、ホスピタルサーカスで、今日はWS込みのコンサートをしに、滋賀県立小児保健医療センターに行った。今日は、病院に併設されている養護学校での、鑑賞会のような枠で、行われる。

到着して楽器や羊を降ろして、教頭先生とお話。残念なことに、今日は子どものいるところの撮影が全てNGだということを聞かされる(録音はOK)。ああ。プライバシー、安全面の問題は、ものすごく大切なことであるが、ときに、それに阻まれ、きっとたくさんみられるであろう子どもたちのいい顔が、記録に残せない、ということが起こる。どうしたら、いいのか、いっぱい考える必要のあることの、ひとつだ。

今回どうして撮影不可になったのかというと。ホスピタルサーカスとしては、当然撮影するつもりで、お願いをしていた。が、それが、なんていうか、双方の常識というか言語に食い違いがあって、お互いのしくみへの理解にまだずれがあって、伝えたつもりが、ちゃんと伝わっていなかったようだ。学校としては、かなり直前に急に言われた感じで伝わっていたらしく、そんなに急に言われても、親御さんたちに確認をとるのに、少なくとも1ヶ月はないと無理、とのこと。そりゃ、もっともなことだ。

でも、ホスピタルサーカスの活動を嫌がっているわけではない、むしろ、ひじょうに関心を持ってくれているのが、ありありとわかる、そんな対応をしてくださっている、と感じた。「受け入れたいんですよー(だから、押さえるとこだけ、押さえてくださいー)」と言ってくれてると思った。なので、ホスピタルサーカス側が、病院と養護学校の事情を、もっと知る・聞くことをして、早めに且つ丁寧に用心深く対応していけば、全然クリアしていけることだと思う。今日はもう仕方がないので、とにかく、次回WSのことの確認を、急いだほうがいい。

この、肖像権に関してのことは、きっと、ホスピタルサーカスが本番を迎える4月の頃には、可能性・方法論のひとつふたつが、形になって見えてきているんじゃないだろうかと思う。それは、色々なことに還元できるというか、応用できるというか、みんなの財産になるんじゃないかな。

さて、それから、楽器と羊のセッティング。我ながら、とんでもない量の楽器を持ってきたなあ。まだ子どもが来ないうちに、並んだ楽器群や羊を撮影した。

小1~中3までの、20人ちょいくらいの子どもたちがやってきた。立って歩ける子もいるが、車椅子やベッドに寝たままの子もたくさん。今日、ちょっと難しいことがあるとしたら、この、年齢差、かな(と、始まる前は思ったが、始まってみると、結局、たいしてそこを問題に思うこともなかった)。

まず、自己紹介演奏。信太さんのマジ和太鼓、ちゃんとみたの初めてだ、ひゅー、ひゅー!徳井さんは、でっかいアンプ2台、自分で持ってきてくれて、気合充分。自作の曲を、ピアノとシンセでガツンと演奏。kananagaは、鍵ハモ。

そのままの流れで、kananagaの様々なおもちゃ楽器群を、子どもたちに好きに触ってもらう。で、使いたい楽器を決めてねー、と指示。テルミンが、やたら人気。見たことないひとが殆どかもしれないね。

楽器選んだ、じゃあ、ということで、kananagaが指揮。いっせいに鳴らす。それから、左手を弦楽器、左足をテルミン、右手を木の打楽器、右足を金属の打楽器、口の開け閉めを声、とか決めて、即興ダンス指揮による全員演奏。

信太さんから、できれば歌を作りたい、という希望があったので、歌詞の参考に何かないかと募集し、羊がテーマとなる(その場にいっぱいいたしね)。徳井さんに、かっちょええ伴奏をつけてもらい、子どもからのアイディアも加わり、kananagaがひっぱって、即席の歌ができる。

もう、誰が言い出してそうなったのか、覚えてないが、大人が、信太さんの平面羊を持って、通り過ぎることにしよう、となった。すると、やたらノリのいい大人たち(先生たち?)が、羊を抱えて踊りまくる。

さっきの楽器の部分と歌を組み合わせて、作った曲を、本番ってことでやってみる。本番のほうが、さっきのひつじが抱えた大人たちがよりハッスル。子どもたちもね。韓国のドラ(チン)を選んだ女の子(ベットに寝たきりなので、先生がチンを持ってくれて、彼女がバチをふる)に、別パートをお願いする。タイミングとしては、「めーりさんの、ひつじ、ボワーン!」。テルミンには、成り行きで、重要なソロパートがあたる感じになる。

その勢いで、みんなが普段歌ってる歌を3曲ほど、ハイパーアクティブに、歌う。

最後に、校長先生のあいさつがあった(この時間の最初は、他の仕事でいなかった。途中で戻っていらした)。あれ?、さっき、羊抱えて、一番先頭きって大はしゃぎしてたひとじゃん!なんて、ノリのいい校長先生だろう、うんうん、校長先生というものは、やっぱこうでなくっちゃ!

ふむ、なかなか、よかったんじゃないかしら(kananagaは、WSとかするとき、時間がたっぷりあるなら、かなり放置するが、時間がないときは、結構ひっぱる)。

ああ、そうだ、もうひとつ、可能なら、クリアしたいこと。今回、口をつける、いわゆる吹奏楽器が、子どもはすべてNGということになったのだ(アルコールでその都度吹く案を出しても、ダメになった)。今回は、その辺のすりあわせの時間がなかったので仕方ないが。でも、すこぶる身体が弱ってる子は仕方ないにしても、そうでない子までNGなのは、もったいない。子どもで、吹奏楽器が性に合う子って、いっぱいいると思うのだ。例えば、トランペットとか、5歳児でも、「つば、ぶーってできる?そしたら、吹けるよ」というと、殆どの子が、強烈な音を出すのだ。しかも、音の出せたその子は、大体、WS中ずっと、トランペットを離さず、ずっと吹き続ける。そういう、楽器との出会いの可能性をつぶしてしまうのは、もったいないので、なんとかしたいところ。

以前kananagaは、大阪市大病院の小児科のプレイルームで、WSさせてもらったことがある。そのときは、病院の先生たちの指示に基づいて、すべての楽器をアルコール消毒した。しかも、ボランティアスタッフがWS中しっかり目を光らせて(かといって、窮屈な感じには全然なってなくて、ちゃんとにこやかで)、子どもが口をつけて演奏したあと、その楽器を床や机に置いた瞬間に、アルコールですぐ拭く、とうことを、徹底してやっていた。

また、ストレッチャーに楽器を乗せて病室回診したときは、その子の病状に応じて、この子の部屋にはそのまま入っていいし楽器も触らせていい、とか、この子の部屋ではマスク手袋お願いします、とか、事前に、どの子と、どんな関わり方をしたらいいか、指示をもらっていたなあ。そういう風に、ひとりひとり丁寧に、できるといいね。

先週も思ったこと、また同じことを思った。病院・養護学校の先生・スタッフの皆さん、会うひと会うひと、みんな、ホスピタルサーカスをよく思っていると思うし、可能性に、とっても期待してると思う。でも、安全面とプライバシーの問題に関しては、病院であるだけに、ことさらに、不安なのだ、注意がいるのだ、譲れないのだ(そこをそうそう譲ってもらっては、困るし)。その不安に対して、丁寧に提案していく、答えを出していく。すごく、やりがいのある作業だ、と思う。このプロジェクトのマネージメントサイドとしては、もっとも楽しめる(興味深い、やりがいのある、の、意味ね)部分だろうな。ちなみに、ホスピタルサーカスのスタッフも、全員、むっちゃやる気ある&感じいいよ。

編集/鍵ハモ教室/あいのてさん×チャンキー松本×奥田扇久@まる食堂

2007-11-15 | 日記
HD付DVDレコーダーくんが無事修理を終えて(1割払って5年保証にしてたので、タダで)帰ってきたので、今日は湯湯と編集の続きをする。あいのてさんはうちに宿泊中だが、いつも寝てもらってるテレビのある部屋でなく、玄関入ってすぐの部屋に寝てもらっている。それは、朝から湯湯が来て、寝ているあいのてさんを起こさないように勝手口からそーっと入ってもらって、編集をバリバリするためであった。が、湯湯の性質からいって、それはとりこし苦労であった。湯湯がうちにたどり着いた頃には、あいのてさんたちはもうご飯を食べ終わっていた。

でも、そこから、よいしょよいしょと編集。そうこうしてるうちにあいのてさんたちは大阪へ、あとで、湯湯と行きます。それから、湯湯に軽く鍵ハモ教室をした。

そう、湯湯は、kananagaと一緒に紙芝居パフォーマンスをするときに、もうちょっと鍵ハモできたらなあ、と思ったそうで、鍵ハモ教室に通うことになったのだ。なんか変な感じだ。でも、一生懸命教えますー。

湯湯に、なにをまずしたいか、どんなことができるようになりたいか、聞き取り。湯湯の目的は、基本ラインとしては、伴奏。それから、コードのこととか。kananaga、全然かなり詳しくないが、この詳しくなさが、全然知らないひとに教えるのには、結構いいはずだ。今日の内容は、3つのコードで、結構伴奏できちゃう話とか、実際にそれを押さえて音を出してみたりとか、。指のくぐらせかたとか。


夜、チャンキー松本+奥田扇久+あいのてさん@まる食堂を観にいった。まる食堂でのライブは、これが最後になるのかな。まる食堂の金谷さんが東京に移住するらしくて。この場所自体は、別のひとが受け継ぐらしいが、まる食堂ではなくなるらしい。ちなみに、ここの3階のroundish galleryでは、今ちょうど、チャンキー松本さんの展覧会をやっている。

第1部は、OHPによるスライドお絵かき芝居をチャンキーさんが、あいのてさん+扇久さんで即興の音楽。チャンキーさんのお絵かき芝居を観たのは2度目。2回みると、チャンキーさんの世界観がつかめてくる、独特の疾走感、浮遊感がある。

第2部は、昼のあいのてさん。金谷さんが、状況に応じて、お客さんに色々配る。ストロー笛のときはストローを、レジ袋になったらレジ袋を。おお~、みんなでやると、すごい音だ~。

第3部は、夜のあいのてさん+扇久さん+チャンキーさん。「フラミンゴの夢」→「尾引+奥田デュオ」→「野村+奥田デュオ」→「片岡+奥田デュオ」→「ねえダーリン、CD買ってよね」→「あいのてのエンディング曲」という長い長いメドレー1曲。切れ目がなくて、ゆるやかに選手交代、みたいになるのが、おかしい。その演奏とともに、チャンキーさんが、お店のウインドーに外から絵を描いていく、あどちゃんみたいな感じで。これが、刺激的。ライブペインティングで、描いてるひとの顔とかが見えるって、いいなあ、ガラス、いいなあ。あ、こんなものが生まれた~、とか思っていたところに、時々、うえからペンの線というか色の波がおしよせて、手でこすったりもして、消えた、と思った中から、また何かが出てきて。

授業で曲作り/あいのてさん×佐久間新@etw

2007-11-14 | 日記
先週に引き続き、楽器だ。それと、絵を描く遊びも。

紹介した音遊びは、25おなかと背中、19ぬるぬるトカゲ、36お絵かきリズム。

それから、楽器を1人2個くらいずつの量の楽器で、グループで、しょうぎ作曲をやってみる。心地よいサウンドがそれぞれから生まれてきていた。

ああ、それにしても、時間、ないな。例えば、しょうぎ作曲だけでも、1コマ以上使って丁寧にやってみたいのになあ。


夜は、あいのてさんたちがetwでライブで、楽器搬入や記録を手伝い。

第1ステージは昼のあいのてさん。kananagaは、このレパートリーは、すっかり見慣れているが、なんか、ツアーをこなしてきた感じが、した。前よりもっとバンドっぽくなってきた気がする。

今日の昼のあいのてさんで一番印象に残ったこと、っていうのが、あった。それはなんと「ストロー笛の作り方」の歌である。以前はもうちょっと、なんていうか、はじらいが少しはあった気がする。そこが、とりはらわれて、ひと皮むけて、やけくそな感じになっていたので、だいぶウケた。

「ねえダーリン、CD買ってよね」は初めて聞いたが、なんともビッキーらしい。CDやDVDの中身について解説すると、買いたくなると思う。

第2ステージは、夜のあいのてさん。ジャワ舞踊の佐久間新さんがゲスト。尾引・野村・片岡の3氏と、順番に、佐久間さんがデュオでインプロ。その間には休憩もないし、あいのてさん3人は交代だからいいけど、佐久間さん、だいぶ疲れたんじゃないかなあ。

佐久間さんの踊りは、とてもよかった。今日、佐久間さんの踊りを観て、ああ、音楽のようだなあ、と、いい意味で、思った。こういうダンサー、他にあまりいないかもしれない。音楽とのデュオで、踊りが音楽のように展開することで、ひじょうに、ニュートラルな時間・空間を創りだしているんだと思う。

こういうシチュエーションにおいて、たぶん、大概は、ダンサーが身体的に音に反応し音楽が全体の構成のイニシアチブを主に握るようになる、か、ダンサーがある種の具体的あるいは抽象的な物語性とかイメージを持って引っ張っていくか、どちらかになっていくことが多いと思う。別にそれが悪いとかではない。ただ、佐久間さんの立ち位置というか、在り方が、たぶん希少で貴重なんだと思う。なんていうのかなあ。音だから、どんな風にでも、いられる。

それから、ヨークに留学中の作曲家やぶくみこさんの「フラミンゴの夢」という、メロディーが印象的な曲と、今etwで展覧会中の青山健一さんの作品、かわいい骸骨の絵や小物オブジェに捧げる即興があって、終了。これも、どっちもよかったねえ。

むすびの皆さんと、紙芝居WS@わかくさ保育園

2007-11-13 | 日記
むすびのおじさんたちが、今後、紙芝居作りWSのコーディネーターもやっていくための第1歩、今日は、保育園の4~5歳児約20名と。

今日のメンバーは、Aさん、Tbさん、Tzさん、Niさん、Nyさん、Fさん、と、マネージャー役の石橋友美さんと、kananaga。で、あと、つき山いくよさんが、見学に来てくれた。

保育園児たちは、むすびのおじさんたちを知っている、むすびが、以前紙芝居をしに来たりしてるからだ。なので、自己紹介は、名前だけで済む。おじさんたちのあだ名が、かわいい。「ひろし」「もんろーちゃん」「まあくん」「こうちゃん」「すーちゃん」「ふちゃん」。

3グループに分かれて、子どもとおじさんで色々絵を描く。3グループは、女の子チーム、男の子チーム、混合チームに分かれた。各グループ、キャラがかなり違う。

お話作りに入ると、おじさんたち、子どもに押されきってたり、逆に、子どもからあまり聞き出さずに、おじさんががーっとひっぱりきってたり、色々大奮闘の様子。でも、まずはそれでいいし、と思うし、なにより、その奮闘してるところ、その初々しさが、たまらないものがある。つきちゃんが来てくれていたので、ともみさんとkananagaとつきちゃんの3人が、外からちゃちゃ入れたりフォローしたり。

なんとか、各グループ、ストーリーが決まったので、おじさんたちが読んでみるのを、子どもたちが観る。kananagaは、即席テーマソングを歌ったり、効果音を入れたり。

いやはや、でもでも、ついに、できたね!おじさんたち、もうできるよ!

ちょっと時間が余ったので、kananagaが持ってきた面白い楽器を色々紹介。「これはやぎのつめでできてる、南米の楽器だよー」とか。

終わってから事務所に戻って、今日のことを色々話す。結構みんなヘトヘト、あんなに急ピッチで関係を築いていくことって、子どもと関わる仕事のひとでないと、なかなかないのかもしれないな。大変だな、こりゃ、という感じもあるものの、でも、できるかも、という前向きな感じもしっかりあって、むすびの今後が、また目が話せない感じになるだろう。

この日のむすびの日記はこちら

夕方、つきちゃんと、手記変換プロジェクトの打ち合わせ。今度のミーティングにkananagaは行かれないので、kananagaの思うところは、つきちゃんに託す。でも、こうやって、会って話すごとに、ちゃんと進んでいく感じだから、いい。