kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

タビ部/しでかすカラダ

2007-04-29 | 日記
海岸で日の出を待ってたけど、なんかもうすっかりあかるくなっていたし、充分その場を満喫したので、車で移動を始めた。すると、突然信太さんが「うわっ」と叫んだ。バックミラーに、強烈に朝日が!慌てて車をとめて、朝日をおがむ。で、でかい!出たての太陽とは、こんなにでかくて、こんなに強烈なのか~。
(写真は、出たての朝日と、逆行であまり見えないみくちゃん)

軽く仮眠をとってから、リフトに乗って、天橋立ビューランドへ。リフトも楽しい、天の橋立股のぞきも楽しい、ジェットコースターも楽しい。ジェットコースター、すごく久しぶり、kananaga、乗ってる間ずっと、高らかに笑い続ける。あー、思い出した、そうだ、kananagaは、ジェットコースターに乗ると、あーはっはっははは、と、笑うのだ。なんか、おかしくてしょーがなくて。ソフトクリーム食べながら観覧車にのる、3人の30代。

タビ部を結成することになった。思い立ったらなるべくすぐ旅に出るのが、タビ部。もし海外旅行でも、近場だったら、もう、思いついた2、3日後に行く、とかね。山登りも、いい。部員は、この3人以外にも、また増えるよ。

丹波あたりでご飯を食べて、京野菜や黒豆茶を購入。帰りの車は、眠くならんように、歌う、歌う。ちょーど午後1時に、家に到着した。おお~、ぴったし半日!あー、楽しかった~!また行こーねー、と言い合った。

しばし家の中でごろんとしてると、あれ、12時間前もこんな感じだった、と思った。まさか、プチ旅行に行ったのは夢だったりして、と一瞬思った。でも、そこには、持っていった楽器群や、買ってきた京野菜や黒豆茶がちゃんとある。あ、やっぱり夢じゃなかったな~。

みくちゃんや信太さんのミクシイの日記でも、昨日今日の様子がわかります。

みくちゃんの日記
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信太さんの日記
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さて、第3期エイブルアート・オンステージ参加事業のひとつ、Dance&Peopleの「しでかすカラダ」を観に、自転車で黒谷さんの永運院へ。

6人のひとのソロダンス。ひとによっては、音楽や映像とのコラボなんだけど、ダンスとしては、ソロ。ソロっていうのは、本人のかなりの能動性がないと成立しないことなんで、今日の出演者は、つまり、そこまでいってるひとたちなんである。出演者は、障害者である云々より、そもそもダンスのプロではないところから表現を始めている。なので、ソロをやる、という覚悟ができてるところまでいってるひとを見出す、あるいは、そこまで彼らのモチベーションをあげていったことは、すごいことだと思う。そこに、五島さんや黒子さなえちゃん、伴戸千雅子さんらナビゲーターの力量や根性を感じる。

五島智子さんが前説。「当日パンフがあるんですけど、(ちょっとした手違いで)まだお渡しできません。終わる頃にはお渡しできると思うんですけど、、、申し訳ありません、いきなり『しでかして』しまいました。でも、結構大事なことが色々書いてあったので、少し説明させてください」と言っていて、それが、なんだかほっこり。

前説の途中から、4人のダンサーによる「オープニングダンス」が始まった。3人のダンサーが同じ動きをし、1人(森川万葉さん)がそこでフリーな動きでゆらゆら。これが、お互い引き立て合ってて、すごく面白かった。

一人目は白井努さんの「真実の叫びと、心のダンスをあなたに」。このひと、存在感からして、ずるい!なんちゅう愛されキャラを確立しているのだろう、と思った。最初ちょっと、何も言わずに大して動かずにぬぼーと立っていて、しばらくしてから、マイクで、「、、、、なんかしようとは思ってるんですけどね。。。」と言ったので、お客さんは大爆笑。そこから一気に会場が緩んでいった。続いて白井さんは、「ちょっと、お客さんにアンケートとってみたいと思います」と言ったので、kananagaは小声で、「それ、インタビューだろ」とツッコミを入れた。すると、となりに座っていたお客さんが同じことを思っていたようで、我慢できずに笑い出した。その後も、音楽に合わせてストレートに幸せそうに楽しそうに踊る。動きがメチャいいね。

二人目は、吉田一光「直美の夢」。吉田さんのダンスが始まるアナウンスがあって、さて、吉田さんはどこから入ってくるんだろう、と思ってあたりをみるが、なかなか出てこない。すると、しばらくして、ビクッとさせられる。縁側の下から、ゆっくりと手が這い出してきたのだ。印象的な始まりだ。このひとのダンスは、2年前に観たことがある。そのときは、役者の石本径代さんとのデュオで社交ダンスだった。そのときのダンス、とってもよかったのを覚えている。今回は舞踏スタイルで、まったくタイプが違う。このダンスは、始まりが一番印象的で、そのあとは正直印象が薄かったが、でも、なんだろう、ソロで踊る、ということにがっつり向き合ってることからくる強さは、しっかりあったと思う。このダンスは、山本雅史さんが音楽。ちなみに山本さんは、「音楽ノ未来ー野村誠の世界」WSに、確か2回かな、参加していた方である。こんな活動をされていたとは知らなかった、いい音を出していたし、なんていうか、吉田さんのダンスとどう関わろうか、ピュアに向き合っている音だ、と思った。

三人目は、森川万葉「いつも同じ/いつも違う」。立体声色師のウォン・ジクスーさんとのデュオになっている。これは、正直言うと、ウォンさんの向き合い方が、まだ浅い感じがした。今日の関わり方は、ところどころいい感じになりそうな種は見えるんだけど、万葉さんにウォンさんがはぐらかされたり、ウォンさん自身が、なんていうか、状況に耐え切れずに、もうちょっと辛抱&放置したほうがいいところで、次のアクションに移ってしまう、という気がした。でも、続けてたら、きっと、まだ、できるでしょう。

ここで休憩。休憩のときに、場所を本堂に移した。

四人目は、藤井陽子「ダンスの旅Myダンス Myさくらももこ」。藤井さんが色々なところに行ってダンスをしたり、ダンサーのエメスズキさんにインタビューされたりしている、ドキュメンタリー映像。彼女のダンスも、2年前に観た。そのときは、いかにもダンス、ではなく、しゃべりもあって、日常生活をしている設定での、かわいらしく明るい雰囲気の作品になっていた。そのときと同じくかわいらしいキャラで映像に解説をする藤井さん。いい感じ。でも、なんで、今日は踊らないんだろう。映像もあったらいいけど、そのあととかに、実際に踊って欲しかった。

五人目は、澤田尚美「いま、やるっきゃない」。澤田さんが寝転がって足を非常に繊細に動かしているところを、藤林昌奈さんがリアルタイムで映像にとって写すところから始まる。しばらくして、澤田さんが寝転がっている縁側への扉が開かれ、実際の踊りと、藤林さんの目を通しての映像の両方を、交互に観ることになる。印象的でいい感じだったが、お客さんがいっぱいで、見えにくかったの残念。赤いワンピース、赤いペディキュア、赤が、印象的。その動きは、セクシーに見えたり、なにか別の生き物のように見えたり、色々な見え方をした。kananagaはこの作品をみてるときに、遠くてあまり見えなかったので、澤田さんが、意思確認のできるひとかどうかいまいちわからなかった。なので、彼女が赤い服を着たいかどうか、どうやってわかったんだろう、映像で写すことを、どうやって了解をとったんだろう、とぼんやり思った。でも、最後のあいさつのときに満面の笑みで挨拶されているのを見て、余裕で意思が確認できるひとだということはわかったんだけどね。で、そんなことを思って、更に別の、ぼんやりと思うことがある。kananagaがかつて接したことがないくらいの重度の障害を持つ方、つまり、意思疎通が(少なくとも最初は)かなり感じられないひととの表現活動が起こるとしたら、どんな風に成立するんだろう、と。まず、本人がそういうことをしたいかどうかが、周りのひとにはわからないとしたら。「音楽療法」「作業療法」など、「療法」であれば、身内の方の都合や意思からでも、始めることがあると思うが(今日は、そこまでをぼんやりと思ったところで、考えをとめておこうと思う)。ちなみに、途中で、澤田さんの身体をささえて、少し向きを変えに、ダンサーの黒子さなえちゃんが加わった。かなり短い時間。さなえちゃんの存在感、すっごく自然でいられているうえに、やわらかい強さもあって、さすがだと思った。澤田さんの存在感が強いし、下手すれば、ただ支える、身体を動かすだけで、吹っ飛ばされたり、邪魔になったりしかねないところだ。

六人目は、戎敦子「どこにでもおじゃまします」。戒さんは、まずは畳の本堂や縁側をバタバタバタ!それから庭に石の上までゴロゴロゴロ!かなりの勢いで。持っていた石が手からこぼれて、その上をごろん、としたとき、「うわー、痛そう!」と思ったが、痛みがあったようなリアクションは何もなしで、ダンスは続く。縁側のあんな硬いところをあんな勢いででんぐりがえししたら、、、全然痛そうにしていない。縁側から石畳に転げ落ちる、うそー、痛いだろー!ってーか、危ないだろー!でも平気そう。そして、石畳みたいなところを、さらにゴロゴロゴロ。なんちゅうアグレッシブな。。。あとで、彼女には一体なんの「障害」があるのか、と関係者にたずねたら、「障害」はないらしい(笑)。だ、だまされた。。。もちろん、このエイブルアート・オンステージには他にも、障害者と健常者がかなり自然に混在してる作品はいっぱいあるんだけど、こう、6人のソロってことで並べてて、こんな形で「障害」のないひとが入っているとは思わなかった(あえて、「障害」を広くとらえて言えば、身体の痛みを感じない「障害」か?)。でも、このことで、思ったことがある。表現する、ということのうえで、障害者と健常者にわざわざ線をひくことの不自然さ、っていうのを、エイブルアート・オンステージの活動自体に感じるひとは、おそらく少なからずいる。そもそもその境目を意識することなくいるひとは、結構たくさんいるもんだ。で、エイブルアート・オンステージ自体が、ずっとその矛盾に向き合おうとしてきていて、でも、そうしたからといって、そんなにすんなりひとつの答えが出てくるタイプのもんでもないと思う。そこには、複数の、「やわらかい結論」がいるんだと思う。で、エイブルアート・オンステージ参加団体も、そのことへのとりあえずの答えを、それぞれ出してきていると思うわけで。つまり、そこが、第1期から第3期まで来てて、進んできたんじゃないか、という気がした。ああ、なんか、だんだん核心にせまれてきてる気がするなあ。

ちなみにkananaga、今日の大ポカ。先日五島さんに、「もし必要があれば、29日の最終日、搬出のお手伝いのために車で行くこともできますよー」とお伝えしていた。で、必要があれば連絡をいただけることになっていたんだけど、その連絡をFAXでいただいたのを確認しそびれて、自転車で行ってしまったのだ!あうあうあー。。。この件は、もちろん、頭の中にはずっとあったんだけど、連絡は、ケータイに、メールか電話でくるだろう、と、なぜか思い込んでしまっていたのだ(現代人の悪いところがkananagaにも)。あー、もー、ごめんなさーい!kananaga、おおぐちたたいといて、これだ、さいあく~、すんませーん。。。kananaga、ダメ人間。。。反省。。。

気をとりなおして、たんぽぽの家の森下静香さん、第2期エイブルアート・オンステージ参加作品主催の沼田りいさん、長野の中学校の情緒障害学級の先生をしている南澤久実さん、野村誠氏と、kananagaで、お茶。今日の公演の話もだし、話が色々交じり合って面白い。森下さんを見送ったあと、残りの4人でお好み焼きを食べてさらにくっちゃべる。またまた話が交じり合って、面白い。

トトロの家/天の橋立

2007-04-28 | 日記
人形劇団京芸へ。別名「トトロの家」とkananagaが勝手に呼んでいるここには、たんぽぽがいっぱい咲いている。で、気付く。あー、今年初めて、たんぽぽ見たー。たんぽぽなんて、どこにでも咲いてそうなのにね。きっと、どこかで見てはいたんだろうと思うが、でもたぶん、今日初めて気付いたんだな。春を探しに鴨川に行ったりとか、そういうの、するのがいい。そういうゆとりを、もてるのがいい。

しらゆきひめの音楽が、だいぶ確定できてきた!しらゆき鍵ハモ隊のみなさんが、今までに、即興的に試しに弾いてみてくれた感じで、ここはOK、なとこは、そのまま生かす。あんまりぴんとこない、ってとこは、新たに作ってみる。今朝までに、全部はできなかったけど~。まだこのあと数日、作曲・アレンジ作業は続く。

おきさきのテーマに、kananagaは大苦戦していた。原作の感じを生かそうとすると、実はおきさきは、最初はそんなに悪いひとではなかったらしい。しらゆきひめがおきさきよりも美しかったため、だんだん悪いこころが芽生えてきちゃう。だから、おきさきのテーマは、最初は「汚れ」ていないのだ。それが、少しずつ汚れてくる。和音変えたり吹きかた変えたりして、その汚れる過程をを出していく。「汚れ」は、まあ、どうにでもなるんだけど、その、最初の、ただ美しい女王、そのキャラがなんだか薄くて、とらえにくかったのだ。このおきさきについて、「わからない!こうですか?ああですか?」と、言葉で聞き出したり、色々試しに弾いてみて、もっとどうなのか、たずねまくった。この、おきさきのことだけで、2時間くらいかかってしまった。

今日は朝10時から曲のことやって、お昼休憩もとらずに、演出家のばるさんやしらゆき鍵ハモ隊のみなさんを拘束してしまった。終わったの3時頃~。すみません、お疲れさまでした~。


夜、みくちゃんが、貸したものを返しに来てくれるというので、じゃあ、うちで一緒にごはん食べることに。んで、時を同じくして、信太さんがみくちゃんに連絡してて、んじゃせっかくだからみんなで~、となり、3人で楽しくごはん。

そのあと、kananagaが楽器みせびらかし状態になって、みんなでだらだらと演奏する。もう夜も更けて、なんだろう、この展開、面白い。今度、kananaga、ソロでどんなことをしようか、流れの中でさりげなーく相談に乗ってもらっちゃう。

あー、すごく、今、このだらだら、いい状態。こんな時間空間が、いつでももてるようでいたいものだ。

そして夜中の1時頃、3人の、どこかでかけたいごころが一致し、おでかけすることにしてしまった!なんとたまたま、みくちゃんも信太さんも、明日はお休み。「え、行っちゃう?行っちゃおうか~」行く先は海。この突然な感じ、青春だ、生涯青春。

明日kananagaが帰りつかなければいけない時間のことを考えて、行き先は、天の橋立に決定した。楽器もいっぱい持って、熱いお茶を魔法瓶タイプの水筒に入れて、毛布とか懐中電灯も持って、出発。口琴やコンサルティーナやたいこを鳴らしながら(信太さんは運転なので信号待ちのときに)、愉快に、宮津へ。

2時間くらいで着いちゃった!近いもんだ。kananagaは、天の橋立自体が、初めて。夜の天の橋立は、すごく印象的だった。車をとめたあたりに、猫がいた、まるで主のような。懐中電灯で砂浜を照らしながら海を触りに行く。水がきれい、海草がおいしそう。みんなで寝転んで、口琴を鳴らす。流れ星を見る。食べ物を食べる。狛犬が、誰かに似ている。さっき車のそばにいた猫がいなくて、そこにはペットボトルが一本たててあった、変身したの?

それから、日の出をみるのによさそうな場所に移動、どんどん空があかるくなってくる(写真)。空のいろ、海のいろ、こんなことになってる。きれいすぎる。流木を探す、石を拾う。

たけのこご飯の食べすぎ

2007-04-27 | 日記
昨日、らでっしゅぼーや(野菜などの宅配)が来て、その中にたけのこが入っていた。あー、これ、すぐやんないとえぐくなっちゃうんだよねー、ってことで下ゆでして、と。で、今日になって、玄米でたけのこご飯を作ったら、あまりにおいしいくて食べ過ぎてしまう。ま、まるで、お、おなかに石が入っているようだ。。。う。。

ハニャマのハミューダ本番振り返りミーティング

2007-04-26 | 日記
井手上さんの事務所で、ハニャマのハミューダ島物語本番振り返りミーティング。(コーチングのプロでもある)Big Tree代表のさよさんにも立ち会ってもらって、まず(編集前の)ビデオをみんなで観て、んで、お互いが感じたこととかを共有していく。ライちゃん、はなちゃん、カスミン、トミー、さよさん、井手上さん、で、kananaga。んでもって、終わり頃に坂井くんも参加。

映像を観て、ようやくほんの少し客観視できたかな。いや、完全には、どうやったって客観視できないけど。でも、面白いや!

さよさんのアドバイスで、2人組になって、話を聞く役と、話す役を交代して、やってみる。で、そのあとで、さっき自分が話したことを書いていく。書いているうちに思ったことも、もちろん書いてよい。んで、みんなでその書いたことを発表していって、共有していく。普段、聞き取りきれない話も色々でて、すごくいい感じで面白かった。アミダの結果、kananagaは、カスミンとペアになった。

このときどんな話をしたか書きたいけど、どれも面白かったんだけど、到底書ききれない。井手上さんが記録をとっていたので、その記録が届いてからアップすることにしよう。

今日、編集前のビデオを借りて帰った。これがあると藤林さんと編集の打ち合わせがしやすいので。さっそく、HDに取り込んでしまう。で、どうせ取り込む間、映像流れっぱなしだし、遅れて来てビデオを見そびれた坂井くんが、観にきた。んで、時を同じくして、納谷ちゃんが、野村誠としょうぎ作曲の本作りの打ち合わせに来ていた。この本の目玉のひとつになりえるのが、下駄理(野村誠・林加奈・坂井基紀)作曲の「わきあいあい」。せっかく作曲者3人が揃ったので、演奏してみる。なんだこりゃ!この曲すごく変だ、面白い。もう、6~7年ぶりだというのに、新鮮だ。名曲だなー。演奏しようとしても、どんなだったかちっとも思い出せないところもいっぱいある。録音聞かないと、無理~。ちなみに、先日、久々に下駄理のライブしようか~、という話になった。ほほほ、楽しみだのう~。

エプフェルのリハ2回目

2007-04-25 | 日記
でええーい、仕事にならねえ~、この、家中、引越したばかりのような状態だーい!今日はエプフェルのリハもあるし、いっしょうけんめい、片付ける。うー、うー。

今日はそれぞれ宿題があった。この前作った曲を、みんなで手分けして、譜面に書いてくる。ものによっては、譜面にきっちり、ものによっては、簡単な約束事が決まってて、あとはてきとーに。途中まで書いて、音出しながら決めていったり。

「hikiniki」は2部構成。ボタン式メロディカの特徴がよく生かされた曲になっている。「お祝いのうた」は、まさにLet's enjoyな感じ。新タイトルがついた「ムートンの黒鍵、でも白鍵もある」は、トリッキーでパズルみたいで楽しい。「2秒Cダコ」は、とにかくしんどいことを楽しむ曲。「ナイトハイク」は、ほんとにナイトハイクって感じの、のったりご機嫌な曲。「ゾリノリロ」は、ユニゾンとか、カノンとか、半拍ずれてみるとか、ミニマル的にとか、しかけが色々ある。変奏曲みたいになるのもよいかも。「ハバネロ」は、メロディがよくて、それに、キューちゃんが、間違えて書いた音符をそのまま弾いて合わせてみたりしたら、なんだかとってもいい!最初ハバネラみたいだった伴奏のリズムを、だんだん変えて楽しむ。「トンガリ」は、「ハハハハ」にタイトル変更。これも、メロディカだから思いつく曲だなー。うーん、面白い。あとは、ペルトを2曲練習した。

ふー、息しんど~、でも、ひじょーに面白いや~。

なけなしのホリデイ

2007-04-24 | 日記
今日は、なけなしのホリデイだ!って言っても、10時から3時くらいまでは仕事してたな。。トホホ。。。しかもホリデイ、こんなに久しぶりなのに、1日だけ、ってーか半日。。。あうあうあー。もっと、暮らしにすきまをつくる必要があるな。いやいや、とにかく、せっかくのなけなしのホリディを、しっかり楽しむのだー!

同居人とともに、園部町の、るり渓温泉へ行ってきた。酵素風呂というものに初めて入った。ぎょえー、ぐったり&すっきり&すべすべのサラサラ。

温泉で、マルガサリメンバーの松宮さんに遭遇、え・え~!家がこの近所なんだって。

五条通り沿い、桂のあたりにある、「鎌倉パスタ」でごはんを食べた。サンマルク系列のお店らしいんだけど、内装も素敵だし、生パスタはとってもおいしいし、普通のパスタ屋さんと値段もそんなに変わらないし、セットメニューはお得だし、入り口から靴を脱ぐのがいいし、箸で食べるとこもいいし、気軽に入れるし、色々かなりよかった。また行こう~。

半日くらいだけど、ひじょーにリラックス&リセットできたなー。

言葉にする

2007-04-23 | 日記
朝から、イラストとか、メールや電話の連絡とか、仕事がバタバタ。でも、昨日の公演の嬉しい感想が届いたりなんかもして、うっとり。

午後、井手上さんと一緒に、Dance&Peopleの五島さんの家に、お借りしたカーペットや座布団を返しにいった。お茶を一杯ごちそうに、と思ったら、だいぶ長いこと居座ってしまった。エイブルアート・オンステージの公演の話に、熱が入る。そうかー、五島さんも、こんなところにこんな苦労があったのかー、とか、色々思う。五島さんが直面してきた話しを聞かせてもらうことで、自分たちの直面してることと照らしあわせて、考えが深まっていく。

行き帰りの車の中でも、井手上さんとだいぶしゃべる。今期残ってる仕事が、アートマネージメントに関する聞き取りの続きと、報告書の作成。6月2日の第3期エイブルアート・オンステージ報告会でのプレゼンの準備も、いる。うん、でも、話してるうちに、見えてくるね。たくさんのひとに、見てもらったり、聞いてもらったりするの、すごくいいと思う。

報告書には、井手上さんやkananagaの直面したことや、考えが変わっていく過程も、素直にあらわしたい。必要なのは、言葉。キャッチーなコピー。で、キャッチーでありながら、うすっぺらでない、でも誰にでもわかる、シンプルな、言葉。

そもそも世界はもやっとしてるものだ。もやっとした微妙なバランスを、色んな生き物がそれぞれのバランスで支えあってるから、なんとか、崩壊しないでいる。完璧を目指す必要はないし、完璧なんてそもそも無理だし、そんなものを目指してもしょーがない、というのを前提とし、でも、ある程度突き詰めた結論に出会って、すっきりしたいところ。

井手上さんとkananagaの中では、何を言いたいかは、だいぶはっきりしてきてるんだ。でも、それを言葉に落とすのが、かつてこの2人が直面したことないくらいなんだか難しい。かなり微妙なこと、なんとなく感覚でわかる、ってな方法で普段伝えてることを、言葉にしようとしてるんだ。この場合の、言葉にする、っていうのは、起こっている出来事を公にする、というのと同義語な部分をいっぱい持っている。さー、ここは、小暮さんの力が大々的に、いる。作業的にはおそらく、井手上さんが書き表してみたものを、kananagaが一旦深みにはめて、それを、小暮さんに整理してもらう、ってな感じかな(その作業を、行きつ戻りつ)。そして、この作業の、途中の色々な段階で、エイブルアート・オンステージ実行委員会メンバーで、お友達でもある、吉野さつきちゃんに、いっぱいアドバイスをもらおう。

中川真さんや、その教え子である猫松くんが、音のことを、論文じゃない方法で書いていたのを思い出す。それは、日記だったり、小説だったり。扱うジャンルによっては、論文の形式には限界があるということよね。それか、「論文」という形式が、もっと多面的なものであっていいじゃないか、っていう風に変化していって許されるんなら、ね。

あー、考え中!

明治安田生命&エイブルアート・ジャパンがきっかけをくれたこの企画、すっごい勉強になってる。んで、めくるめく体験も、してる。今、第4期支援先募集してて、5月15日が締め切りなので、すっごい勉強したかったり、めくるめく体験をしたいひとは、なんか企画たてて、応募してみてはどうでしょう。こういうのやったことなくっても、あまり怖れずやってみちゃうといいと思う。そういうひとのほうが、より発想がやわらかいかもしれないし。
詳しくは、こちら⇒http://www.ableart.org/

ハニャマのハミューダ島物語2日目(最終日)

2007-04-22 | 日記
昨夜は、気づいたら、服を脱ぎ散らかした状態で(ふとんはかぶって)ばったりと倒れこんで寝てたー(酔っ払ってません)。でも、そのおかげで、久々にしっかり6~7時間寝れた。今日は、ハニャマのハミューダ島物語2日目、にして最終日。台本が欲しいひとがまだまだいるので、朝からせっせとプリントする。はさみこむための、P-ブロッのチラシも、プリントする。うちにはプリンターが(いつの間にやら)3つもあるのに、そのうち2つがインク切れ。ぜえぜえ。

10時に山科青少年活動センターへ。太陽クラブやはるこさんは、12時すぎに現地入りなので、そのほかのスタッフが集結。でも、制作は、昨日のようなバタバタではない。大概の折込みやら打ち合わせは済んでいるので。なので、紙芝居公演の中身の打ち合わせを、じっくりする。

お寺入りしてからも、昨日ほどはバタバタしていない。昨日は昨日で、初演、っていうのは、もう2度と見られない緊張感とか、あの、初めての感じがあって、とても貴重だったと思う。今日は、ちょっとは慣れて、作品のクオリティがたぶんあがる。

今日の様子、自分ではなかなか客観視できないもので。お客さんで観にきてくれた、エイブルアート・オンステージ実行委員でもある野村誠氏の日記で詳しく書いてくれているので、ぜひこちをご参照ください。⇒野村誠の作曲日記(4月22日)

めくるめく紙芝居実行委員会メンバーの、小暮宣雄の日記(4月22日)はこちら、写真にも飛べます。井手上春香の日記(4月22日)はこちら、写真見れます。

ちなみに、今日の本番に参加していたひと、あえて肩書きとともに、書いてみる。知的障害者のひとたちのサークル、太陽クラブでは、じゅんちゃん、あやちゃん、かずおくん、村岡くん、カバゴン(古川くん)、よしくん(安田兄弟弟)、さとしくん(安田兄弟兄)、あやのさん、はせがわくん、いとうくん、それと、メンバーのお母さんや、大河内さんをはじめとしたNPO法人わくわくスタッフの方や、藤田さんをはじめとしたヘルパーの皆さん(お名前がわからない方もいらっしゃったので、書けず、すみません)。視覚障害者のはるこさん。京都橘大学からは、文化政策学科教授の小暮宣雄さん、学生は、はなちゃん、ライちゃん、ようちゃん、キューちゃん、カスミン、トミー、それと、お名前を聞きそびれてしまった、1回生の方々。京都女子大児童学科学生のともよちゃん。普段はジーベックホールで働いている、音響をやってくれたよっしーさん。ケアを中心にスタッフに入ってくれた、知的障害者施設でずっと音楽セッションをやっている、とこさん。映像をとってくれた、藤林真奈さん、福井悠平さん。今日と昨日とそれぞれ写真を撮ってくれた、平野愛さん、もりやままさみさん。kananagaのバンド仲間で、11月に京都に引っ越してきてからずっと来てくれた坂井くん。ダンサーで振付家の山下残くん。美術平面作家の井上信太さん。ジャワガムランユニットHANA★JOSSの、ローフィット・イブラヒムと、佐々木宏実ちゃん、それと、2人の娘のアルムちゃん(1歳)。制作の井手上春香さん。で、飛び入りの方は、知ってるひとも知らないひともいた、でも、お客さん全体が参加してくれてた感もあるので、お客さんの皆さん。昨日も今日もそれぞれ、会場をこころよく提供してくださったご住職さんたち。んで、kananaga。(書き忘れ、ない?補足説明やお名前追加情報も、歓迎。)

色々あったけど、とりあえず、思いつくことを、つらつら、と。

カスミン(演劇経験有)に、紙芝居を読むひとへのナビゲーション係を、託す。タイミングが複雑になるところもあるので、そこは要注意。それと、読むときに、めくるひとがめくるのをしっかり待ってから読むように指示してもらうことにする。あと、紙芝居って、ゆっくり読むぶんには全然違和感はなく、速いのはかなり聞きにくくなるんだ、という話もする。それと、紙芝居を読むときに、みんなにマイクを手で持ってもらうことにした。音がしっかり入ることで、物語がいい感じに進行していくから。本番、カスミン、完璧、というか、つまり、ひじょーにいい感じだった!本番前にみんなに練習しよーよー、という指示してるのも、すごくよかったな。

はなちゃんには、紙芝居の特徴中の特徴である、「めくる」のの、ナビゲーションを、お願いする。とにかく、本番中色々予期せぬことが予期されるので、もう次にいくべきだな、というところでは、kananagaからの目配せがもしなくっても(できないとき、あるから)めくってもらうよう話す。はなちゃんも、この重要な役割を、見事にやってのけてくれた。でも、この、めくるのに釘付けだと、全体の様子がずっとわからなかったよね、ごめんね。でも、はなちゃんのおかげで、流れができたよ。

紙芝居を読む順番が来たひとをマイクの前に誘導するのは、ヘルパーさんの藤田さんに、お願いした。昨日から、ほとんどそれをやってくれていたのだが、今日はkananagaが台本を手放すので、完全におまかせします、とお願いした。本番中、ほんと、安心して、すごせた。

ライちゃんの昨日のゴリラはすごかった!今日も素晴らしかった!

坂井くんとは、今日はあんまり別に打ち合わせをしなかったが、太陽クラブのメンバーがのびのび楽器を演奏したり、パフォーマンスに出ていくときとまどわないように、空間とか状況を作ってくれた。その様子は、kananagaのいた場所からは見えなかったが、音でわかった。すごい働きだったと思う。

今日、キューちゃんには、新規のお願いを一気に2つすることになった。「森」「海」「町」のプラカードを、お客さんにアピールしてから、交換する係。かなりいい感じだったよ。それと、はるこさんに現在の状況を実況中継する係。はるこさんは、打ち合わせる回数も少なかったので、全体像があまりわかっていなかった(誰もわかってなかったと思うけど)。なので、昨日は、「こめつぶたろう」役で、「なすこ」と顔を触りあうシーンだけをやってもらっていた。昨日やってみて、はるこさんは、こめつぶたろう以外のシーンでは楽器をしたくなった。キューちゃんの実況中継を聞きながら、たいこをどかどか鳴らす。ひじょーに、いい音を出している。で、キューちゃん、目の見えないひとと接するのがどうやら初めてなうえ、こんなにキャラの濃いはるこさんだもんだから、かなり最初緊張していた。とこさんがいっぱいアドバイスをくれたり、kananagaも、kananagaの理解している限りの「はるこさん」のキャラをパパッと説明。はるこさんにも「はるこさん、キューちゃん、すごく緊張してるから、お手柔らかによろしくね~」と伝えた。こんないきなりお願いして、キューちゃん、とってもいい感じでやってくれたと思う。

はるこさんのこめつぶたろう、今日のお相手なすこは、2人、残くんと、坂井くん。ひげの薄いつるっとした男性の顔を触るのが好きなはるこさんの、酒池肉林(?)状態、三角関係で、新鮮だ。

小暮さん、昨日も今日も、いー感じの前説、ありがとう~。それと、駅からの、お客さんのお迎えも、ようちゃんたち学生と一緒にやってくれて、すごくよかったみたいで。小暮さんがニコニコしてるのが、実はすごくよくて、すごく大事なことなんだよね。それと、小暮さん率いるこのタチバナの学生のみんなが、ほんとに、いいの。kananagaにとってすっかり信頼できる仲間たち、彼女たちの行動ひとつひとつに、最近とみにホスピタリティを感じる。

受付であやちゃんが、大声で、いらっしゃいませー、どうぞー、とお客さんをお迎えしてるのを見て、涙出たよ。最後だか、最後から2番目だったかのWSで、太陽クラブメンバーには、「笑顔でお客さん迎えてね、来てくれてありがとう~、って感じで、よし、やってみよう」とか、そういうことはしていたんだけど、こんだけ間あいてたら、出演することで頭いっぱいになって忘れててもおかしくないと思うのに。しかも、あやちゃんは、普段すごく声が小さく、口数も少なめ。紙芝居を読むのをやったときも、あまりにしっかり読むので、度肝を抜かれた。しかも、次の週には台本にマーカーひいて、しっかり練習してきてるし。そうだ、あやちゃんは、今回のWS唯一の、無遅刻無欠席、あ、kananagaもか?(じゅんちゃんは、大幅な遅刻はしてるが、無欠席)。とにかく、一番のびたひとだ。ダンスもいいしね。色々なこと、全部すごく頑張って、すごく楽しんだ。まだまだこれからも、のびていくと思う。

あ、まだのびる、っていうのでは、もう、全員そうだな、kananagaや学生や、みんな含めて。めくるめく紙芝居は、可能性の塊集団だ。

信太さんの美術、もー、ほんと、すごいよ!お寺の装飾に、勝つとか負けるとか、そういう感じじゃないのね。空間が、全体で、客席とか、敷地内全体とか、空気が、できてる。照明も、あえて陳腐な感じでもっていったのが、すっごく効果的、たまらん。みんなで首に巻いたサテンの布も、きれいだ。

残くん、あいてる時間にはるこさんといっぱい話して、こめつぶたろうとなすこの関係を作っていっていた。もちろん、太陽クラブのみんなとも。残くんの存在感って、不思議だ。かなりやわらかいのに、強烈にアクセントになっている。

終わったとき宏実ちゃんが、実は今日、台本を見るとか、忘れてた、すみません!と言う。いやいや、いいの、いいの、そうなっちゃう状況って、むしろかなりいいんじゃないかな。ローフィと宏実ちゃんの演奏があるのが、もう当たり前であり、なんだろうこのなじみ方は、ってくらい自然になっていて、すごくいいんだ、ってことに気づく。「ガムラン」であることなんかを、もう全然気にしてない、すごくいい意味で。

よしくんの「現場だ」になったときにトミーのカメラがよってくるのもすっかりおなじみで、すっかり板についている。しかし、今日は結構「現場」や「あまえんぼ」が本番でも発生して、よかった。昨日は、引きずり出さないと、出ない感じだったから。kananagaが自由にしてたり、ちゃんとあおったりするのが、かなり大事なんだな。今日は、かなり関係ないとこで、紙芝居の前をいとうくんやかずおくんがふらふら~と通ったりして、よしよし、いい感じ、と思った。いとうくんの監督、よかったね~。あとでお客さんの感想聞いても、かなり人気。ちなみ最近、いとうくんは、ものすごく優しい。疲れてそうにしてると、色々いたわってくれる。かずおくんも、ほんと、あのダンスも語りもよいよね。どんどんのびるよ。

よしくんとさとしくんの組体操は、もうさすがの安定感。

あやのさんも楽しそうだなあ。次回からのWSは、ぜひ、フルに参加してね。

カバゴンや村岡くん、読むの今日いきなりだったけど、ひじょーによかったよ。村岡くんは、「にゃ」とか「みゅ」の発音がかなり苦手だったみたいで、で、よりによってそんなんいっぱい出てくるとこが割り当てられてて苦労してたけど、本番ギリギリまで随分練習してたなあ。

ともよちゃん、紙芝居のノリ、貼ってくれてありがと~。

温泉でひと休みのシーン。あー、面白い!お客さんが、普通に座ってて、それぞれ軍手を一個ずつ頭にのせてずら~っと並んでるわけ。強烈な光景。なんか、kananaga、美術作家のクリストとかにでもなった気分だった。終わってから、「動物の演劇」に出演していた演出家・役者の筒井くんが「あの温泉のシーンは、目からウロコでした」と言ってくれたのが、かなり嬉しい。よくぞ、そこにひっかかってくれました!

太陽クラブメンバーで、WSに2回だけ来たけど、本人の調子の問題で出演しなかったしのちゃん。そのしのちゃんが、客席にいた。で、アザッチの歌のとき、客席の一番後ろで、「シュー、シュー、シュー、、」と、ノリノリ!いっそ前に出てきてほしかったが、あんな後ろじゃ無理か。でも、後ろでやってるのが、むしろよかったとも言える。

新明塾山科教室工房ソラの中島さん。彼には、本番もし観にこれて、んで、もし調子よかったら、ゲストに出てもらえますか?とお願いしていた。先日たまたま見せてもらったパフォーマンスがあまりによかったので。紙芝居の京阪電車と京阪バスのシーンで「ではここで、ゲストをお迎えしたいと思います」と言って、紹介したんだけど、このとき、音響のよっしーさんは、ものすごいびっくりしたらしい。どうやらkananaga、今日もしかしたらゲストが入るかも、というのを、伝え忘れていたようだ。「音響泣かせ」と言いながらも、楽しんで(?)即興的に対応してくれて嬉しい。ちなみにkananaga、ほとんどのひとに、ゲストが入るかもしれないことを言ってなかったらしい。。。kananagaダメ人間。すみません。でも、大丈夫だったし、いいか。ちなみに、京阪電車・JR(電車)、京阪バスのパフォーマンスは、そーとー受けていた。

同じく新明塾山科教室工房ソラのよしいさん、しゃべりがめちゃくちゃ味わい深いので、どこか一枚紙芝居を読んでもらおうと思っていて、終盤で振ってみた。だが、途中でしんどくなって、後ろのほうに行ってしまっていた。ああ、残念、じゃあ、次行くか、と思ったら、客席から「はいっ、読みます!」と手を上げたひとがいた!あー、びっくりした!んで、読んでもらった。こういう突発的なことが起こってくれるの、とても嬉しい。

新明塾山科教室工房ソラの皆さんは、ほかにも、歌ったり踊ったり、たくさん参加してくれていた。めくるめく紙芝居の次の作品では、ぜひ、最初から一緒にやりましょうね!

途中、地震のシーンや温泉のシーンに乱入してきた子も、よかったなあ。あの場で、あっという間に仲間になった感じだった。

残くんとあやちゃんのハムスター塔のダンスのとき、今日は、マイクで実況中継しているkananagaのそばに、2人がやってきてくれて、ちょっと嬉しい。で、kananagaも絡んでパタパタダンス。そうだ、このダンス作ったときは、3人で作ったもんね。

はせがわくんの淡々とした風に見える序盤の長い語りが、あととの対比でめちゃくちゃひきたっている。

ローフィが紙芝居読むの、メチャクチャ味わい深い。本人には、自覚がない(笑)。

とこさんがケア面のスタッフに入ってくれて、安心感がぐっと増すね、ありがとう!次の機会には、とこさんと、音楽がしたいんだよね~。

じゅんちゃんが、もう、今日は全開だったなあ。終わり頃のハニャマのハミューダの歌とか、叫んでたし。でも次の作品でも恐らく、直前まで、「いやや、でーへん」と言い続けるんだろうな~。

アルムちゃんがkananagaを噛むシーン、昨日は噛んでもらえたけど、今日は噛んでもらえなかった~。泣かせてごめん。

制作の井手上さんは、本番近づくと心配ごとが増えてついカリカリしがちになりそうなところぐっとこらえて、やわらかーい雰囲気で全体を取り仕切ってくれた。よく、乗り切ってくれました!お疲れ様!井手上さんには、このあと更に、マネジメントに関する聞き取り調査続行と、報告書作成の大きな仕事が待っている。一緒に、ひとまずの答えを出して、すっきりしたいね!

とにかくね、客観視できてないし。今日の映像や写真を見るのがすごく楽しみ!

あー、もー、もっと色々あったけど、書ききれん!みんな、ありがとう~!!お客さんも、ありがとう~!!来たかったけど来れなくて、でも応援してくれたひとも、ありがとう~!!(そのうち再演するし、次はぜひお見逃しなく~)きっかけをくれた、明治安田生命&エイブルアート・オンステージの皆さん、ありがとう~!!

あー、面白かった。ますます、面白いことにしたいぞー。

打ち上げも、盛り上がるったら。打ち上げでも、「現場」や「あまえんぼ」は、起こる。大河内さんや藤田さんと、なんか、すごくいい話ができた。これからもどうぞよろしくお願いします。かずおくんのお母さんが「今まで色々なことやってきたけど、今日が一番幸せだ」と言ってくれた。ちなみに、めくるめく紙芝居には、新聞記事を見たひとからすでにいくつかオファーが入っている。んで、これからも入るだろう。そういうの、どういう条件で受けていこうか、打ち上げ会場でざっと相談した。再演もするし、新作も作るよ~。

最後に、お客さんで来てくれた石川の陶芸家のお友達のゴンちゃんの日記と、京都のお友達のみくちゃんの(誉め誉め・誉め過ぎ)日記を、本人の了承を得て、コピペ。嬉しいもんで~。

↓   ↓   ↓

(ゴンちゃんの日記)

さて気を取り直して山科へ。
「ハニャマのハミューダ島物語」
かなちゃんのがっつり関わっているめくるめく紙芝居。
東御坊山科別院長福寺本堂に行ってまいりました。

石川に戻って思うこと。「ああ、ハニャマのハミューダ島に、行ってきたんだな~私」
それはガテマラに行ってきたんだなとか、さっきまで富士山の頂上にいたんだな、とかみたいな行こうと思ったら行ける場所でした。
あ、でももう行けないのか?(今日最終日だから)え、それは奇妙な感覚だ。だって、あったのに。(ナンダナンダ??)

印象的なシーン。
目の見えない人とダンサーの山下残さんがお互いの顔を手で触れあって確認しているところ。
ずいぶん長い時間そうやっていて。ものすごく美しくて厳かで、とてもとても神聖な行為。なんだかみてたら、泣きたくなってしまった。

それから坂井くんが入ってきて、今度は「すごく濃厚な人間模様」に変化していた。

冒頭の歌。始まった瞬間にお客さんが歌ったり手拍子したり、つるーんと入ってしまうところ。かなちゃんこういうところ、天才!!

お寺の金ぴか仏具とカラフルな平面動物と、ガムランやそのほかいろんな楽器の音で、ここはどこだ!?っていう、いい雰囲気なんです。
最後に風船が舞って、というか客席と演者とで風船大合戦になって、もうたいへん♪♪♪
と、舞台の真ん中に設置されていた平面カラフル板オブジェに誰かが偶然ぶつかって、それがぐらぐら揺れたのですが、「ハミューダ島の生物がお祭りにつられてついに出現だ!!」ていうふうにリアルに見えて、フィナーレだというのに始まり始まり~!の気分になりました。


かなちゃんの作品の特徴は、なんていうか「深みにはまらないところ」かなあと思う。いくらでも意味深にとれるような、これはすごい!って要素をもりだくさんに含みつつも。

だから溺れている人には救命うきわになるし、楽しくしてる人には楽しい作品に感じるし。
深みにはまりたい、溺れたい人ってむしろ多いと思う。小さなことでもつまずくのは小さなことにも意味を持たせたい欲求かもしれない(それで幸せならそれもまたよし)。大きな何かがあって底の方に沈んだままの人は、浮き上がり方を忘れてしまったのかもしれない。
一回うきわにつかまって青い空を見るのも、なかなか良いんです。
それでまた、自分で泳いでいけるようになったら万々歳だ。

しかし溺れ中の人がこういう作品をみれる確立ってどれくらいなんでしょう。
もっとふつうに身近に、いろんな人がみにくるようになったらいいのにな。
(来てたのかもしれないけれど。満員だったし。でももっともっと。)
たとえば・・・ホントにハニャマのハミューダ島という場所を作っていつでもだれでも遊びに行けるとか、毎年一度ハニャマのハミューダ島祭りがお寺で開催されるとか・・・そういうの、いいな~

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(みくちゃんの日記)

めくるめく紙芝居公演
”ハニャマのハミューダ島物語”鑑賞。
長福寺へ。
わけわからないことは覚悟してゆく。

ついていきなりの元気な舞台に、
しばし佇んで、どきどき。

障害のあるひとも、障害のないひとも、
客席も、かぎりなく境なし。

すごい。
楽しい。
すごい。
おかしい。

はじまりから、ぐっと盛り上がって、
目尻をぬぐいながら、鑑賞した。

すごいよ林加奈。
何もかもそなえたのかこのひと。
咲きはじめた、豪快に。

カナちゃんの愛が軸になってたとおもう。
参加者もアーティスト達もかっこよかった。
全ての魅力をみとめたい。

明るくいちばん楽しい道を皆で行進していた。
飛んでくる色とりどりの風船を
ぼいんと天井にはじきながら、
また目尻をぬぐう。


友達に甘えて、今の自分をぼやく。
デパートで探し物みつけて、
ぎゅうとしてもらって家に帰る。

たしかにボケてるけど、
ちょこっと咲くよ。
深呼吸。
今日もあったかい。

ハニャマのハミューダ島物語初日

2007-04-21 | 日記
あまり寝れず。別にことさらに緊張してるとかではない、ただ、準備が多くて。もうちょっと、計画的にするとか、早め早めにできないのか、kananaga。。(うーん、できないのかもしれないな)。

ハニャマのハミューダ島物語初日。お客さんは、ちょうど満席くらい!よかった~、少なくてもさみしいし、多すぎたら困るし。

さて、あまり客観視はできてない、が、なんか、どうやら、なかなかよいようだ。明日も公演があるので、細かいことは明日の日記に書くとして。改善すべきところは、kananagaの出方というか、たちいちのようなところ、そこを、見直す。みんなに、WSのときのように更にのびのびしてほしい(今日も、いいところはもちろんいっぱい出ていたが、全開ではない)。それには、kananagaがWSのときのように、いや、それ以上にはしゃいでいたほうがいい。今日、舞台監督的に全体の進行を指示するようなポジションにいて、演奏やパフォーマンスにどっぷり、という感じにいかなかったので、明日は、指示っぽいことはもうぽーんとまかせて、もっとkananagaの自由度をあげよう、ということになった。kananagaを、野放しに!

それにしてもkananaga、みんなに、みんなに、助けられている、ありがとう~。

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追記

今日の公演のことを少しメモ(あとから書き足し)。

今日はkananaga、舞台監督的なことを結構やっていた。その役割は、みんなが紙芝居を読むタイミングをはかる役と、紙芝居をめくるタイミングをはかる役と、もうじき出番のひとにもうじきだと伝えて連れてくる役の3つに分けて、スタッフにお願いしていたんだけど、kananagaが頼むのが遅かった&頼み方が中途半端だったため、色々誤解させてしまい、3人とも、とまどってしまった。なので、kananaga、一緒にその辺に目を配ることになった。その辺をもういっぺん整理して3人のひとにきちんと伝え、そして明日は、kananaga、完全に台本を手放し、kananaga専用マイク(しゃべり用&演奏用)の前にどっかりといたり、好きなときにうろうろしたりすることになる。そう、kananagaが野放しになって、野放しOKの雰囲気をもっと作ることが必要だ。kananagaが紙芝居の後ろにおさまってると、太陽クラブのみんなも、出ていいんだか、どうなんだか、って感じになってしまうんだと思うんだ。

ちなみにkananaga、今日は結構緊張していた。今日の日記の冒頭に、(寝れなかったのは)ことさら緊張しているってわけではない、と書いたけど、本番には、少し緊張が現れた。でも、初めて、のときの緊張感って、初めてのときしか出せないからね、それはそれで、よし。

今日面白かったこと、印象に残ったこと、いくつか、書ききれないので、ほんと、いくつかだけ。

準備の段階から、太陽クラブのみんな、もう、超張り切っている。お客さんをお迎えする気持ちがありあり。じゅんちゃんとか、いつもよりことさらにはしゃぎまくる。本番前にはしゃぎすぎて、本番疲れた~、ってことにならないでよー、と思ったが、本番、全然大丈夫だった。みんな、結構体力あるわ!

信太さんの美術が、もう、素晴らしいのよ!はっきり言って、これ観るだけで、すでに観にくる価値ありあり。この、美術の準備・設営を、ヘルパーさんやお母さん方がわしわしと手伝ってくださってたのが、なんつーか、ほんと、嬉しいし、印象的。

読むの、みんなにやってもらうことにして、ほんと、よかった。かなり最初の段階で、ハセガワくんに、ばーんと見開き1個分読むのを任せて、最初に、あの緊張感を出すのが、いいのだ。

はるこさんと残くんが、こめつぶ太郎となす子になって顔を触りあうシーン、今日は、泣きたくなっちゃうようなシーンだった。幸せすぎて哀しい的な、ひじょーにポエティックな感じ。ここだったかな?坂井くんとのメロディカとコンサルティーナのかけあい、よかったなあ。

あやちゃんと残くんのデュオダンス、いいねー。kananagaはここを実況中継したが、すごく楽しかった。

えーと、書いてるときりがないな。

あ、そうだ、それから、明日は、太陽クラブのみんなに、めくるひとがめくるのを確認してから、読んでね、あせらずゆっくり、読んでね、と言おう。カスミンに、そのへんの指示をもういっぺんお願いしよう。

バタバタの中でも一個ゆるんで

2007-04-20 | 日記
ゴザとか座布団を借りに、Dance&Peopleの五島さん家へ。ありがとうございます~、ほかにも色々お世話になってます~。Dance&Peopleは、めくるめく紙芝居と同じく、第3期エイブルアート・オンステージ参加団体だ。「しでかすカラダVol.3」は、28日(土)・29日(日)、来週だね。Dance&Peopleは、第1期エイブルアート・オンステージにも参加していて、2年前に観た。ひじょーに面白かったので、今回も、観に行くのがとても楽しみだ。みなさん、ぜひ、おでかけください。公演の詳しい情報はこちら⇒http://blog.canpan.info/d_a_p/


エサレンボディワーク、というマッサージや、アロマテラピーのワークショップなどをやっていて、最近お店をもった、お友達のテルちゃん。今度フェイシャルマッサージも始めるそうで、モニターを頼んでくれた。本番の前日、ばたばたしてるけど、思いきって、ゆるみにいってみる。テルちゃんの手、すごいなー、一気にゆるむ、すとん、と、落ちた。顔しかやってないのに、全身強烈な脱力だ。フェイシャルは無料で、ボディのほうは割引で、今モニターを募集してるそうなので、興味のあるひとはぜひこちらから⇒http://kiraristar.exblog.jp/


うしわかはるこさんと井手上さんと打ち合わせのため、立命館大学へ。明日明後日の本番で、はるこさんが出演するところを、確認する。うほほ、一体どうなるんだ、こりゃ、楽しみだなあ。ごはん食べながらしゃべっているうちに、井手上さんがものすごく眠たくなってきて、ほかほかになってきた。それをからかう、というか、ちょっかいかける、はるこさん。この2人、なんか、ほほえましいぞー。でも、おしゃべりしてるうち、はるこさんいわく、kananagaと井手上さんの声を聞いてるうちに、すっかり眠くなってしまったのは、今度は、はるこさん。だんだんほかほかになってきて、すーすーと居眠り状態。みんな、お疲れねえ、忙しいのよねえ。

井手上さんの事務所に寄って、当日パンフの最終チェック。文章の内容とか、ルビをどうするか、とか、どういう肩書きにするか、とか、うーん、うーん、と、さんざんうなって、悩んで、今回は、これでいくかー、と、なる。むむむ、もうちょっと言いたいことあるのにな、言いたいこと自体は、かなりはっきりしてきてるのにな、ちゃんと文章にしようとすると、まだ、もういくつか山を越えないといけないんだな。パンフとか、チラシとかで、なにげなしにしていたことを、いちいちその都度、なんだか意識させられる。あー、こういうこと、無意識にやってたのね、と、色々気付く。たぶん、まーだまだ気づけることがありそう。

家に帰っても、まーだ、明日のためにやることが、あるある。この、本番前にやたらバタバタするの、なんとかならんのか、kananaga。。

いやいや、それにしても、明日はいよいよである。あー、楽しみ!楽しむぞー!

新明塾山科教室へ

2007-04-19 | 日記
今日は、新明塾山科教室へ行ってきた。ここには、去年の秋に、宣伝紙芝居にうかがっているので、以前お会いした方も何人か。今日は、「ハニャマのハミューダ島物語」へのお誘いと、当日パンフや公演についてのアドバイスをもらったり。

まず、ついたら、なんともいいにおいがたちこめている。クッキーを焼いている最中だった。お茶とクッキーをいただきながら、色々おしゃべり。その途中で、アドバイスをもらったり。

約2時間、ずっとお話してるうち、みなさん、22日の紙芝居に飛び入りしてもらうかもしれない感じになってきた。だって、皆さん、なんかすごい面白かったり、すごいやる気だったりするんだもん。そういえば、宣伝紙芝居に来たときも、みんなすごくワクワクしてたなあ。

んで、ワクワクしてる、そのことだけでは、じゃあ、参加しまーす!ってな風にはいかないってことが、この半年あたりで、どんどんわかってきたのだ。でも、めくるめく紙芝居の次回の作品は、一緒にやれそうですな♪

山科教室スタッフのわたなべさんにも、いっぱい参考になることを言ってもらえた。例えば、今回の「ハニャマのハミューダ島物語」のチラシがいいから、WEBであのチラシの写真がバーンと出てくるところがないのは、もったいない、と。というわけで、今日の日記にはバーンと、いきました(?そうでもないか?バーンとするやり方がわからない)。めくるめく紙芝居のページを、ブログだけからでもいいから、立ち上げるべきだね。エイブルアートジャパンのサイトも、うーん、問題あり。指摘してもらったことには、kananagaも賛成。あのページ、一生懸命掘り起こさないと出てこないし、「エイブルアート・オンステージ」で検索すると、なんか、ちっとも更新されてないぶっきらぼうなページが出てくるし、かなりよくない。これだと、積極的に情報をつかもうとしてくれるひとにすら、情報が届かない。「情報が届きにくいひとにどうやって情報を届けるか(byめくるめく紙芝居)」、なんて、言ってる場合じゃないな、こりゃ。もっと普通に、基本的なことをていねいに掘り下げていくほうが、ひょっとして早道なのではないだろうか。

山科教室のかわいさんが質問してくれて、なんとかわかってもらえる言葉でお答えしようとして考えて、kananaga自身がわかったこと。今回の公演は、誰を対象にしているのか、という質問に対して、「ごく、一般」だ、とkananagaは思い、答えた。でも、色々なひとが混在する場、kananagaにとって「普通」に思える場が、「普通」になってない現状がある。「一般」って、一体なんだ?「一般」に「募集」したり、「広報」することで、結果的に「一般」から取りこぼされるひとが出てくる。興味がある、ない、の次元の手前で、振るわれてしまうんだ。そこに、ポイントがあると思う。

めくるめく紙芝居では、紙芝居を創ってパフォーマンスすること、とともに、「障害」のあるひとたちから話を聞いたり、一緒に考えたりすることで、「アートマネージメント」の問題をちょっとずつ浮き彫りにしていけるのではないか、ということをやろうとして&やっている。で、その「アートマネージメント」が日常的にとりこぼしているものに気付いていけたなら、「一般」がほんとに「一般」になっていくことに、近付いていけるのではないか。

kananagaは、ただ、自分の居心地をよくしたいだけなんだ。

ベジタリアンであることを、ある程度レストランや知り合いなどに言っていくことは、「あー、そういうひともいるんだー」という理解をしてもらうことに、少しでもつながる。それで、ちょっとずつ変わる。さじ加減が重要。ベジタリアンであることをかたくなにゴリ押ししてしまうと、人間関係とかギクシャクし、ストレスがかかり、かなりいいことがなくなってしまう。なので、てきとーにやる、うまいことやる。「健康」のために死ぬ気は、ない。

kananaga自身が楽しそうであること、実際幸せであることは、すごく大事なことだ。


あ、ちなみに、毎日新聞にのせてもらえた、ハニャマのハミューダの宣伝記事は、こちら⇒http://kyotomaimedia.blog87.fc2.com/blog-entry-232.html。ハンコ屋おやじさんが教えてくれた、ありがとうございます~!

精華大学の授業見学

2007-04-18 | 日記
朝、井上信太さんと待ち合わせて、信太さん行きつけの生地屋さんへ。うわー、安い!しかも、ここのお母さんの人柄のよいことよいこと。めくるめく紙芝居の本番で、首か頭に巻く布を買った。サテン生地で色とりどり、楽しい!

それから、精華大学の授業を見学、ってゆーか、思いっきり参加。信太さんの授業を見るのは初めてだ、ずっと、見てみたかったんだよねー。今日は、とりわけ、大掛かりめな日らしい。

映像の1回生の授業で、驚き盤(フェナキスティスコープ)作り。まず、厚紙を直径30cmほどの円に切り抜き、規則的なスリットをいれる。裏を黒く塗る。表に、だんだん変わっていく絵を、スリットを入れた個数分描く(動きを出す場合は個数ひく一個分の絵を描く)。中心に穴をあけて、棒に画鋲でとめる。表を鏡に向けて回し、スリットのすきまからのぞくと、あら不思議、絵が動く!kananagaも作らせてもらった。うまくいくかなー。

で、今日の授業のすごいところは、授業のあと、17時より、4回生や3回生や他の先生まで巻き込んで、イベントをやっちゃうところ。授業の途中から、普段より信太さんのプロジェクトにすっかりたっぷり関わっている、こでらくんが、仕込みにやってきた。これが、ただプロジェクターを置くとかそーゆーのじゃない。VJするための高めの机をあっという間につくり、映像を映し出すための、オーガンジー的なあみあみの白い布を何枚も天井から立体的に吊るし、角材をうまいこと蛍光灯の間に置いてそこに料理バットみたいなのを置いて水をはり、金魚に使うぶくぶくを入れ、その様子を、(割れない)鏡で反射させて投影させたり、などなど、この短時間でよくこんだけ、すごい~。

サウンドの先生であるひらのさんは、この驚き盤を、ひとりじゃなくて、全員でみるためのソフトを、作ってしまったという!うひゃー。驚き盤を使ったライブもよくやっていて、6月にはNYでやるらしい。そこに、今日学生が作ったものの中からも、いくつか持っていくって。レコードプレーヤーに驚き盤をのせて回転させ、それを小型カメラで撮って、んで、そのソフトを通して、プロジェクションする。おおー、動く動く、面白い!CDをかけながら、んで、その音源も、回転に合わせて変わるようになっている。

ちなみにこの授業、1回生を2つに分けているそうだ。もう1つのグループの1回生たちも、別の授業が終わって17時から観に来てた。そこに、音楽がめちゃくちゃ好きな子が何人かいて、その場はどんどん盛り上がっていった。たいこを、口琴を、(kananagaがもっていった)メロディカを、ゴミ箱を、ハンガーを、バドミントンのラケットを、その他色々を、鳴らしまくる。

(3回生かな?による)VJが始まり、音楽もさらにノリノリに。kananagaもいっぱい楽器したり、声を出した。途中、映像の真っ只中に、ダンサーが欲しくなって「誰か、ダンサー、行って~」と言ったら、「はい、僕行きます!」と名乗り出てくれた子がいた。彼が、すごいすごい。ひとりで、すごい。もうネタがつきたか?と思わせて、そこからまた搾り出してくる。kananagaやほかの学生が色々ちゃちゃを入れるというか、キッカケを投げると、がっつりそれに応える。映像も、ゴンゴン盛り上がる。最後は、ほぼひとり芝居~歌で終了。あー、面白かった。

終わってからひらのさんがニコニコして、この様子を、寺山修司や唐十郎の感じだと言っていた、なるほどー。この学生たちは、その時代を全然知らないはずなのに、一周して戻ってきたんだろうか、と。素直にやってて、こうなってる、ということなんだよね。興味深い。

それにしても、この学生たち、すごい!面白がり方及び即実行な感じが、すごい。信太さんは「自分も面白くないと、いややねん」と言っていた。その態度は、すごくいいと思う。いつもこんなに大々的にやってるんだろうかというと、さすがにそこまでではないらしい。とはいえ、時々、やってるらしい。。。すごいな~、これは、しょっちゅう遊びに来ないとなー。

エプフェル初リハ

2007-04-17 | 日記
ボタン式メロディカ4重奏エプフェルの初練習。今日は主に、みんながそれぞれ、黒鍵だけと白鍵だけとで作ってきた8小節のメロディーをもとに、曲を作る作業。10曲もできちゃったよ。あ、できたといっても、できてないけどな。つまり、10曲も、できることになっちゃったよ!

タイトルだけ並べても、結構愉快だ。「hikiniki」「2秒Cダコ」「お祝いのうた」「ゾリノリロ」「ハバネロ」「ナイトハイク」「ハラペーニョ」「農作業」「トンガリ」、で、もう1曲はタイトルがまだ。

で、あとは、ペルトの曲をやってみたり。ボタン式メロディカには、古楽とか古楽っぽいのとか、似合うと思う。

メロディオンなど、普通の鍵盤タイプでやれば簡単なことが、ボタン式だと妙に混乱したり大変だったりする。息も結構大変。どえー、疲れるー、でも、楽しー!すっごいやりがいあるよ、これ。んで、見た目もかわいー!

会場下見をもうひとつ

2007-04-16 | 日記
今日は、22日(日)の会場である東御坊さんを下見に。あー、ここ、なんべん来ても気持ちがいい。なんだろう、もちろん広い、けど、お寺だったら、もっと広いところはいっぱいある。でも、実際の広さより、空間のもつ、広がり感とでもいうのだろうか、とっても居心地がよい。ずっといたくなってしまう。庭も、建物の中も。ちなみに、ここの桜(写真)は今が見頃。

kananagaは、ここのご住職さんにお会いしたのは今日が初。なんか、すごくおおらかというか、やんちゃというか、こんな言い方をしては失礼かもしれないが、なんだか気があいそうな気がしたのだ。

ここは、キャパ最大200人、昨日のとこは、最大70~80人というところか。というわけで、「ハニャマのハミューダ島物語」を観にこようと思ってる方で、土日どっちか迷ってる方は、ぜひ日曜に来てください。

夜は久しぶりに温泉へ。そもそも湯船が、ひっさしぶりなんである。うお~、ゆるんで、バタンキューだ!最近、眠りの質が低下気味だったのは、湯船につかってなかったせいかな。


ちなみに、めくるめく紙芝居の宣伝をもういっぺん。

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★4月21日(土)、22日(日)(京都)

明治安田生命社会貢献プログラム 「エイブルアート・オンステージ」参加事業
めくるめく紙芝居公演
「ハニャマのハミューダ島物語」

●とき:2007年4月21日(土) 午後3時
●ところ:大善院(だいぜんいん) 本堂
     (住所)京都市下京区新開町397-9
     ⇒アクセス案内:地下鉄四条駅・阪急烏丸駅から、徒歩10分
●とき:2007年4月22日(日) 午後3時
●ところ:東御坊(ひがしごぼう)(山科別院長福寺)本堂
     (住所)京都市山科区竹鼻サイカシ町13-17
    ⇒アクセス案内:京阪・地下鉄・JR山科駅から徒歩10分

●料金:無料(予約不要・投げ銭歓迎)

▼▼お問合せ先
めくるめく紙芝居実行委員会(担当:いでがみ)
京都市中京区四条通室町西入ル上ル観音堂町466みやこ3階
Tel.090-6731-8598、FAX075-231-8607 、e-mail.idegami@arts-staff.net

ハニャマのハミューダ島物語のチラシはこちら

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それと、数日前にアップした告知に、増えたものと、見落としていたものがあったので、直しました。

追加された予定はこちら。

↓   ↓   ↓

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★5月5日(土・祝) (東京)

「紙芝居モダン」(英語でのワークショップと紙芝居)

16時~ 紙芝居作りワークショップ (by NATTO+林加奈)
19時~ 紙芝居パフォーマンス (by TOFU 、guest 林加奈) 

大人1000円 子ども無料

@ OFFICE http://www.transit-web.com/01/0101/
港区北青山2-7-18山崎ビル5階
03-5786-1052

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★6月9,10日 (群馬)

館林美術館で絵を音楽にするワークショップ(野村誠、鈴木潤と共に)

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会場下見、スズメンバを観に

2007-04-15 | 日記
昨日今日は、実は法事だった。仕事のために法事をけってしまった。ああ、kananaga、「いつからこんな仕事人間になっちまったんだよ。。」なんちゃって。この仕事、土日から埋まるもんだからなあ。親戚みんなには、久しぶりに会いたかったけど。別の日にお墓参りに行きますわ。

21日(土)の紙芝居の会場となる大善院へ。本番に向けての、場所確認。いよいよです、どうぞ、よろしくお願いします~!!あー、どきどきするねー。お客さんが、来すぎても大変なことになるし、かといってあまりに少ないと、ショボーンだし。入場無料(投げ銭は歓迎!)予約なしにしちゃったので、お客さんの人数が全く読めない。でも、「紙芝居」なのに「予約」とか、なんか、違う。いいよ、これで、たぶん。

帰りに、kananagaと相思相愛のわんこ、まあこちゃん(写真)とバッタリ。まあこちゃん、ヨタヨタしながら嬉しそうによってきてくれる、かいかいすると、うんと気持ちよさそうにうっとり、ぎゃー!かわいい!!癒しを超えた癒し!!

その後、電話による打ち合わせとか相談とかやりとりしてるうち、夜の7時。ああ、今日色々なお誘いや、行きたいところがあったが、無理だったー。今日の夜は、スズメンバのライブを観て、会場でエプフェルの打ち合わせもできるかと思ってたのに、それももう間にあわんなー、と思った。

が、チコさんに、「あー、無理だったー」とメールしてるうち、ひょっとして間に合う?え、スズメンバの出順は最後?間に合う、おいで!ということになり、自転車かっとばして元田中のザンパノへ。スズメンバ、心地よくてよかったよ~。決まった曲を、ゆるーくやる、というスタイルのバンドで、メンバーもそのときによって多かったり少なかったり。今日は7人でやってるけど、1人で複数の楽器を持ち替えてやるひとが多い(しかも、さっきまで弦をやってたひとが今度は管、とか、全然違うタイプの楽器を器用に演奏する)。ギター、ピアノ、シンセ付(?)ドラム、パーカッション、フルート、サックス、クラリネット、ベース、ピアノ、メロディカ、ボーカル、色々、いい音が鳴っていて、踊りたくなる。

ライブ後、エプフェルミーティング。楽譜を共有し、パートを決め、練習日を押さえた。その場でちょっと、実際弾いてみる。ボタン式メロディカでありものの曲をやろうとすると、む、難しい~~~。なので、基本は、ボタン式メロディカのための新曲を作る、ってことで。