kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

50年に一度のデュオダンスを観た

2007-08-31 | 日記
あるひとの、ほんとになんとなくの言動に、かなりわかってしまう差別意識が見えて、がっかりしてしまう。ああ、kananagaなんて、ほんとに何もできてないんだな、と、kananagaに、一体何ができるっていうんだろう、と、落ちる、落ちる、落ち込む。。でも、そのあとまた別なひとに、元気をもらうことになる。。ひとの関係って、たぶん、こういう風にまわっているんだろうな、と実感する。。


黒沢美香+木佐貫邦子ダンス公演、50年に一度デュオダンス「約束の船」を観に、三軒茶屋のシアタートラムへ。このお二人が、50歳になる年にデュオを踊ろうと、なんとなく約束をしていたらしい。

kananagaはまず、この「50年に一度の」というキャッチコピーをみて、すごいことするなあ、と思った。こんなキャッチを言えるって、どんだけの覚悟だよ、と。こんな風に言っておくことで、自分たちを崖っぷちに追い込む、気合と勇気を感じる。

で、パンフレットを見たときに、更に、ありゃー、と思うことになる。パンフレットの内容が、とってもよかったのだ。それっていうのは、逆に安全にしてるというか、安全にしてる分むしろ危険度をあげているというか、どこまで意識的にやっているのだろう、と、興味がわく。年表、2人の病歴につい目がいく、そういう風に、ある程度意識的に作られていると思うが。病歴に目がいく、っていうのは、意図としてどこまで意識的に扱いきるつもりでやっているのだろう。果たして、勇気をもってわざわざそうしているのか、それとも、あまりよく考えずにさらりとやったとしたら、それはそれで、強烈だ。

公演では、まず、単純に、50歳って!今40代とか30代の女性にたっぷり希望とプレッシャーを与えたことと思う。

黒沢さんが先に登場。お人形さんのような衣装でふんわりゴテっとしたスカートだけど、踊るとももまでしっかり露出し、顔はしっかりメイク。動きも、お人形さんぽさがある。でも、コミカル、とまではいかない、生身のグロテスクさがあるから。それに対して、木佐貫さんは、同じ系列の衣装なのに、全然印象が違う。トップスは、普段おしゃれ着のように見える、かなりナチュラルな感じ。下はパンツ、なんてすっきりしてるんだ、しかも、ノーメイク(ではないだろうけど、すっぴん系メイク)。動きも、そんな感じ。

ユニゾンで踊ってるときが、一番面白いと思った。2人の違いがはっきり見える。

金沢で

2007-08-30 | 日記
昨日の風呂は、夕方に。ためしに、しあわせの湯の別店舗、オータム天然温泉田上しあわせの湯Ⅱへ行った。ここは、冷凍サウナという名前ではなくて、エスキモーサウナ、という名前だった。エスキモーサウナには、霜がついていて、ブラックライトで照らされている。つい、霜に落書きをする、ゴンちゃんの絵も、kananagaの絵も、かわいいけど怖い。エスキモーサウナ、気にいったー。オータム天然温泉野々市しあわせの湯のほうが、お湯はいい感じかも。どちらも応援したい=また来たいから、つぶれたりしないでねー(ライバル店が多そうだけど)。ちなみに、オータム天然温泉の「オータム」ってなんだろう、「秋」だとしたら、意味わからないしな、とか思っていたのに、聞きそびれてしまった。気になる。

昨日の夜は、作曲家の田中吉史さんとパートナーの成本理香さん(これまた作曲家)と、米田文、野村誠と、kananagaで、一緒にごはん。お店、げんべえ、だったかな、げんざえもんだったかな?いずれにせよ、漢字どんなだっけー。。色々な話がはずんで、楽しい、楽しい。そして、お魚、おいしい、特に、のど黒(写真ではちょっとわかりにくいけど、ほんとに、のどが真っ黒なのだ)!なんだこれー、めちゃくちゃおいしい!煮魚で注文して、横にほかのお魚の刺身があって、そっちもすごくおいしいのに、のど黒に箸がのびてしまうくらい。


で、今日は、3日間お世話になったゴン家にまたねといい(お土産にゴーヤをもらい)、金沢21世紀美術館へ。最近ここの学芸員になった以倉新さんは、お昼ご飯を食べる時間もないくらい忙しいらしく、会えなかった。電話でちょっとお話できたけど。また、ゆっくり来たりすると思うので、次は会えますようにー。展覧会を楽しんでから、ちょっともりもり寿司に寄って(のど黒の寿司食べた、よじれるほどおいしかった!)、海に寄って、帰路へ。うーん、楽しかった~、リフレッシュだ、リセットだ、せばまった視野が、ちょっとひろまったような。ホリデイは大事だ。

石川で

2007-08-28 | 日記
ホリデイとは、堕落の限りを尽くすこと(笑)、などと言いながら、色々ひじょーにのんびり。でも、堕落って感じしないなー、豊かな感じするよー、とゴンちゃんが言う。そうかもしれない。

しあわせの湯のすぐそばの回転寿司、もりもり寿司。おいしい~、そして、あんなに食べた割に、安い~。風呂は、また、しあわせの湯へ。

風呂タイムにゴンちゃんとの会話で思ったことをメモしようかと思ったが、ホリデイなのでやーめた。でも、こういう風にしっかり休むと、モヤっとしていたことが、別に解決しようとしなくても、解決してしまうもんなんだなあ、と思った。

今日は皆既月食。雨はやんでも曇ってたので絶望的に思えたが、みんなの祈りが通じたのかもしれない、部分月食状態のときに、雲が切れたのだ!見れたのだ!望遠鏡で!メチャクチャかっこよかった~。ゴンちゃんのお姉さん一家(ちっちゃい子3人含む)も一緒に、みんなして、月見。

石川へ

2007-08-27 | 日記
久しぶりのホリデイを数日。日にちだけは決めておかないと、永遠にホリデイがとれなくなってしまいそうなので、ホリデイということだけは決めていたが、それ以外の具体的なことはなにも決めていなかった。んで、急遽、(天体望遠鏡を積んで車で)石川のゴンちゃん家に行くことに。夕方出発、夜着、意外と近い。ちょうど今日がゴンちゃんの誕生日だったりして、アイスにシュークリームにおいしいジュースに、ああ、自分のでもひとのでも、誕生日とは、太るもの~。

野々市の、しあわせの湯へ。ここは、約5年前、当時免許とりたてで車をもっていたゴンちゃんが連れていってくれたところで、kananagaが初めて冷凍サウナに入ったところ。あれ以来、冷凍サウナが大好きになったのだー。で、京都にも冷凍サウナないのかな、と思って探して、一軒だけあったんだけど、かなりせまいのと、なんだろう、暗いのと、やけに風があたって寒いというか、本当に冷凍庫に押し込まれているような、それでも、気にいって時々行ってはいたけれど、しあわせの湯のほうが、やっぱり、いい。あれから、石川を訪れるたびに行きたいと思っていたが、ゴンちゃんの車がほどなく廃車になったので、行けず。今日ほんとにひさびさ、あー、やっぱり冷凍サウナいいなー。

夜中、kananagaは寝てしまったが、ゴンちゃんと野村誠はずっと天体観測、いや、違うな、天体観賞をしていたらしい。明け方、たぶん4時頃から、むっくりと起きたkananagaも参加。

ワンデーガムランピクニックWS2日目

2007-08-26 | 日記
碧水ホールでのワークショップの2日目。

昨日お休みのひともいたので、作った「歌の追求」をおさらい。歌っているうちに、歌詞が少し変更になる。

歌詞「歌の追求、チャリラグ、きゅーきゅー、ゆるゆる、もっとゆるゆる
   味の追求、チャリラサ、カタカタ、しなしな、もっとしなしな
   踊りの追求、チャリタリ、くねくね、ブシュブシュ、もっとブシュブシュ」

そのあと、Tくんの提案で、まだこの歌とかしかないけれど、先にタイトルを考えることに。Tくんはすでに家で考えてきたらしく、色々紙に書いてきた。「ついきゅう」を英語訳するとなんていうのか、お母さんに調べてもらったりもしたらしい!そのほかのタイトル案も募集したところ、「ついきゅう」系と「食べ物」系と「おじさん」系の案が色々。「おじさん」とは、中川真のこと。子どもたちには(いや、大人にも)、昨日の「たまご大王」パフォーマンスが、相当インパクト強かったようだ。

Oくんが、「おじさん」の流れで、「たまご大王」と「ハンバーガー星人」の絵を、ホワイトボードに落書き。またその流れで、「ハンバーガー星人」の歌を創った。前半は、Oくんが言ったことをそのままkananagaがみんなに拡声。それを、ガムランのスレンドロ音階に置き換えてみる。

歌詞「ハンバーガー せいじんじん にほーん じんじんじん ちゅうごく じんじんじん あーめー ざーざー ふってきて ぶにょぶにょにーなるー」

Oくんの脳みそ、前半開ききっている!でも、後半ちょっと創作能力が衰えてきた(笑)ので、「みなさん、今がチャンスです」と、ほかのメンバーをあおる。このままOくんの言いなりになってしまうのか、それでも別にいいけど、勢いが落ちてきた、今がねらい目だ(助ける、という意味もある)!あめざーざーのメロディーは、Iさんが決めた。ぶにょぶにょのメロディーは、Kちゃん。

それから、歌詞を歌わずに楽器だけでやっていたら、ひじょーに美しい、神々しい曲だということがわかった。歌詞なしだと天上の音楽のようで、歌詞がつくと、一気に俗世に降りてくる感じが愉快。

休憩、色々おやつを食う。

Mくんから、運動音楽がやりたいとリクエストがあったので、「スイッチ」をやってみた。「スイッチ」とは、リーダーが「スイッチ」と言うまではマネをせずリーダーの音や動きのソロで、「スイッチ」と言ったら全員マネをする遊び。リーダーが次のソロに移っても、ほかのひとは「スイッチ」と言われるまでは、その一個前のことを続けている。色々なひとにリーダーを交代していく。みんなのおもろい部分、意外な部分が、色々見えてくる。結構、体力的に疲れるのを選ぶリーダーが多く、たぶんMくんやほかの子どもたちは、満足。ふうふう、疲れる~

なんとなく流れで、それぞれ自由にガムランを演奏。サロンの鍵盤の上に演奏する形で置いてある木槌のうえから、別の木槌でたたき演奏したり、木槌をだるま落としのようにして横から落として演奏したり、色々なことが起こる。Oくんが強烈なフレーズを発見したようで、彼がそれを演奏し始めたら、ソリスト扱いにして、ほかのひとは手拍子したり。そんな音楽を色々しながら、昨日佐久間さんに教えてもらったプチジャワ舞踊をやってみた(その結果それはなんちゃってになったー)。

次のWSが2週間後なので、忘れるといけないので、ハンバーガー星人の曲をおさらいし、ビデオに撮った。Oくんが、昨日やった「青だるまどん」のルール、「どん・ゆ」をやりたいというので、今日初めてのひとも一緒に、やってみる。この「どん・ゆ」は、ひょっとして今年もありかな?

最後に野村誠が「あいのてのエンディング曲」の鍵ハモ演奏。

kananagaにとって、新鮮なこと。このWSではkananaga、かなりリラックスしている。殆どのWSでは、kananagaは(外からは、たぶんそんな風にあまり見えないんじゃないかと思うけど)結構気を張ってることが多くて、脳みそが忙しく走り回っている。ここでのWSも、これまではそういういつもの感じだったんだけど、今回はかなり違うんだな。脳みそは、かなりぼんやりしてて、でも、別に鈍い感じではない。なんだろう、3D画像を見ようとするときに2通りあるあれ、そんな感じ。きゅーっと見る、のと、ぼーんやり見る、のと、両方あるんだな。自分の中の新傾向に出会う。それとも、別に新、ではないのかな。


明日から数日、ホリデイをとる。

ワンデーガムランピクニックWS1日目/カナーアンドリーナオッタマゲッタリハ

2007-08-25 | 日記
とても睡眠が足りてない感じで幕をあけたkananagaの誕生日。ね、眠い。。でも、めでたい。。。

お昼前、碧水ホールへ向けて出発。今日から、ガムランWS。20人越えの参加者の皆様(でも、今日はお休みも多かったみたいで、メンバーはまだ増えるんだね)。おなじみのひとと、お初なひととが、なんとなく半々くらいかな?なんか、初めからとてもいい雰囲気。今回のナビゲーターは、野村誠とkananagaだけで、非常にシンプル。なんだか、新鮮。

自己紹介&ごあいさつ代わりに、kananagaはソロ紙芝居「うみのひと」をやることに。う、こんなWSのしょっぱなに、こんな激しいのやっていいのかな、っていうかですよ、まだ、kananagaのテンションがだいぶ低いんだけど。なぜなら、さっきまで、暑く、太陽のぎらぎらする外にいた(運転してた)から(kananagaは、太陽と暑さにものすごく弱いから)。この低いテンションのままやるか、あげてやるか、どっちのほうがいいですかねー、と皆さんにたずねると、あげてやってほしい、とのことだった。というわけで、kananaga、久々に、意識的に一気にあげる、例のあれ、を、やった。例のあれ、って、なんだ?とにかく、その感じは、空手の形とか組手とか、試合なんかの直前の感じに近くて、一瞬集中して、なんとなく、自分を中心とした途方も無く広い空間からエネルギーを一気に借りるイメージで、気持ちを一気に持ち上げるのだ。kananaga、こんなにローだったのに、一気にハイまでいける、コントロールできるわけ。ここに関しては、器用なもんだなー、と思う。

それから、野村誠が即興でピアノを弾く。もうすっかりなじみの子どもたち、終わりのほうは、どんどん演奏に参加する。ほほえましー。

それから、去年作った曲「青ダルマどん」の本番の映像を見た。なつかしー。

楽器を破損しないために、どの楽器にどのばちを使うかの説明をしてから、「青ダルマどん」の曲の中のルールで、少し演奏してみる。もう参加4年目になるTくんは、来たときからずっとオカリナを鳴らしていて、やる気満々。Tくんをリーダーにして、オカリナとガムランのコール&レスポンスしたり。あと、ガムランを手でたたくのもやったり。

休憩のとき、去年来ていたメンバーで、「あのアイスクリームが食べたい」という話になる。碧水ホールの向かいの図書館にある喫茶店、カフェBA(びえい)で売ってる池田牧場のアイスクリームは、ひじょーにひじょーにおいしくて、kananagaの大好きな食べ物のひとつ。で、(別に何も特にはならないんだけど)去年だいぶみんなにオススメしてて、参加メンバーのかなりのひとが、休憩時間にはあのアイスを食べていたのだ。しかし、今年は、建物自体が工事中で、買えない、食べれない。。。しょぼーん。

休憩中に、佐久間新さんとブナちゃん(息子・3歳)と中川真さんが来てくれたので、佐久間さんにはジャワ舞踊を、真さんにはたまご大王パフォーマンスをしてもらった(今日のブナは人見知りモード)。どっちも濃いいなあ、濃いいので、子どもも大人もつい喜んでしまう。ちなみに、Oくんのお父さんは、真さんが来る前から、ちょっとしたすきまにサロンで「たまご大王のテーマ」を練習していた(爆)。去年の桃太郎全幕上演@碧水ホールを観てくれて、覚えて、なのだそうな。すごい、1年たって、久々にガムランを触り、あ、そうだ、と思って演奏してみるのが、「たまご大王のテーマ」。あの曲、確かに、ひじょうに耳に残るからね。いや、でも、それにしたって、もうー、おもろいなあー。

それから、歌を作ってみようということになる。どんな歌を作ろうか、となったとき、だらだらー、うーんとー、と考えてたら、Tくんが持ってきていた「味の追求」というせんべいがヒントになった。1番が「歌の追求」、2番が「味の追求」、3番が「踊りの追求」。メロディは、参加者のひとたちがフレーズごとに考えていった。わー、3番まであると、覚えるのがちょとややこしい、でも、なかなかいい曲だなあ。

それと、佐久間さんに、プチ舞踊ワークショップをしてもらった。片足をあげて、もし疲れたら、もう一方の足と交代する、それがシンプルバージョン。足を下ろした瞬間その足を軸足にして一回転し、反対の足にする、というのはちょっと発展バージョン。手は、ジャワとかアジアらしさを感じる動きで。

最後になって、それぞれの自己紹介を、それぞれリズムとかフレーズにのせて、動きとともに言ってみる。

WSのあと、今日はkananagaのお誕生日なので、おいしいものを色々ごちそうになった。そのうちのひとつを紹介。シロノアールという名前のほんのりあったかデニッシュonソフトクリーム(写真)by中川真おごり@コメダ珈琲店in水口。おいしい、が、でかい、すげーボリューム。お誕生日って、太るなあー。

夜、カナーアンドリーナオッタマゲッタの打ち合わせ。あまりに眠くて、ゴロゴロして目を閉じながら話をするkananaga。リナさん、すみません、決して不真面目なわけでは、、、それでも、相談ごとはちゃんと解決をみる。でも、「くまのオッタマ」練習をしようかっていうのも思っていたのに、この状態では無理だー。とにかく、シンプルめに、で、予習復習は各自でー。

そして、睡眠が足りてない感じで、また布団ではなく床に倒れこむ。ねっむー。

打ち合わせ/カイロ/インドの紙芝居

2007-08-24 | 日記
午前中、わー、kananagaの部屋も片付いたー!久しぶりだなあー、こんなに床見たの。あまり物を捨てたわけではないので、実はたぶん、もっと片付けることができるんだと思うけど。つまり、今回の片づけは、ただ、物を、あるべき場所に戻しただけ。だいぶ長い期間、何かひとつの仕事が終わって持ち帰ったものを、もとの場所に戻すことができないまま、次の行動に移っていたわけだ。

お昼、鈴木楽器の片岡さんと顔合わせ・打ち合わせ。9月に、福井の小学校に演奏に行く。ソロなので、学校の先生にも協力してもらって、アンサンブルも聞かせたいなあ、と思っている。それ以外にも、鍵ハモ(メロディオン)、もっとこうなってほしい、こんなのどうですか、などの話にはなが咲く。今、色々な試作品を作っておられるとのこと。今度静岡に立ち寄って、ぜひ色々触らせてもらおう!

午後、カイロ。ゆるむー。

夜、東野健一さんの紙芝居を観に、法然院へ。川端丸太町あたりで時計を見たらもう10分前、あ、遅刻だー!と思って、必死に自転車をこぐ。よりによって、ここからが登りだというのに。途中、風が変わったのがわかった、白川通りを過ぎたあたり。あきらかに空気の温度とか質感が違う。到着したら、洗濯したようにTシャツが汗でびっちょびちょ。。

2時間、たっぷり、インドのお話や紙芝居を鑑賞。東野さんの紙芝居を観たあとは、風が、空気感が残る。

帰り道、東野さんの紙芝居に出てくるのにも似たきれいな月が見える。降りるほど、気温があがってくる、俗世に降りてきた。もう、のどがカラカラ、etwに寄り道し、パイナップルココナッツラッシーフロートのっけ、と、ガトーショコラ(と、水5~6杯)をいただき、松下さんたちスタッフとおしゃべりを楽しむ。せっかく長距離自転車こいだのに、こんだけ食ったら帳消しになってしまう、でもいいや、すごくおいしいから。

今日は物には埋もれず、でも、往生際の悪い感じで床で眠り込む。

めくるめくのミーティング/カナーアンドリーナオッタマゲッタ打ち合わせ

2007-08-23 | 日記
早朝、散らかった物の間からむくっと起き上がり、片付けを開始する。エアコンをしっかりきかせているはずなのに、汗がボッタボタ落ちる。1階が、片付いたー!わー!こんな状況は、ほんとうに久しぶりだ、恐らくゆうに半年以上ぶり。その間、リハや宿泊などでうちを訪れた皆様には、超とっちらかった部屋で、全くお客さま気分を味わわせて差し上げられず、すんませんでしたー。ちなみに、おそらくホリデイも同様、半年以上は、まともにとってない、で、来週の数日間は、ホリデイにあてる。徐々に、人間らしいペースを取り戻しつつあるな。

お昼。らいちゃん、井手上さん、ゆずこさんがやってきて、まずみんなで大量のそうめんをいただく。それから、今年度これまで3回分のWSの記録映像を見て、色々思い出す、言い合う、メモする。が、kananagaを筆頭に、全員、かなり眠くなった。血液が全部胃袋に持っていかれてる~、ひ~。午後って、ダメだなあ。まあ、まあ、なんとか。しかし、いっぺんには、3回分が限界だなあ。WS3回ごとに、これをやっておく必要がある。

夜、カナーアンドリーナオッタマゲッタの打ち合わせ。リナさんがもってきた新作案、リナワールドの神が降りてきていた。愛ちゃんの詩とどんなコラボができるだろうか。リナさんのやる気がすごくて、演目、ちょっと盛り沢山すぎるかもしれない。もし多すぎたら、いくつかは次回にまわそう。

ちなみに、1階は片付いたが、kananagaの部屋はまだかたづいてない。夜、例のごとく、物の間に埋もれて、往生際の悪い感じで入眠。

ガムランシアター桃太郎2日目

2007-08-22 | 日記
桃太郎の2日目、で、最終日。

ゲネを合わせて3日目、さすがに疲れてきてるなあ(でも、kananagaの疲れのほとんどは、暑さと、暑さからくる食生活の偏りのせいである)。

集合は14時、昨日より1時間半くらい遅め。でも、公演2日目だから、それでも、準備とかもきっと昨日より余裕だなあ、と思っていたら、全然そうではなかった。昨日の午後は、ただ具体的な段取りの確認だったり、もう1回練習しておこう、みたいな感じだったんだけど、今日になって、もっと、作品そのものに関わる内容であれこれ問いが出てきて、構成そのものが変わってくるような展開になってきて、ガンガン言い合う。でも、別に感じ悪くはならないけど。というわけで、時間ギリギリまで、話したり、じゃあ、そこやってみようよ、とやってみて検証したり相談したり折衷案をさぐったり。キャストは、ひとによっては、こんな直前に、部分的とはいえ結構大きな方針変更が入り、パニック気味、怒り気味、「ひとごとだと思って!」的に逆ギレ気味、を、経由して、あきらめて対応。その状況を見て、「なんだかおかしくなってきた、非常にいいですよ、この状況!」とのたまう音楽監督野村誠(詳しくは野村誠の作曲日記8月22日をどうぞ)。確かに、ほんとに、いいと思う。非常に活性化してる、進み続けている、なんて、常に初々しいことか(笑)。kananagaも、こういう状況、大歓迎。猿役の西さんが、「あー、すごい緊張してきたー」と言っていた。こんだけ何年もやってきて、しかも、昨日もやってるのにねー。kananagaも、昨日は色々確認できてたんだけど、今日はずっと話してて、ちっとも確認できなかった。えーと、なんだっけ?状態で舞台に立つくらいだ。ライブは、毎回ハラハラせなあかん(byムートン)。

(桃太郎公演終わってすぐ日記が書けなかったので、ここから先、ちょっとクールダウンした状態で書いている。)一言でいうと、1日目は、去年までのまとめというか、再確認という感じがした。で、2日目は、次にむかう感じがした(いや、感じというより、具体的に、そうだった。そうなったのって、2日間やったおかげだなあ)。いずれにせよ、ひじょうにのろのろと、迷走しながらも、ずしり、ずしりと歩み続ける「桃太郎」。中川真の、強烈なこだわり・執着心のうえに、演者・スタッフ各自が、答えを出しきるまで翻弄され続ける構造として立ち上がっていると思う。やっぱ、すごい独特。kananagaは、だいぶ面白がっている。クオリティに関してはもちろんまだまだで、でも、その、追求し続け、観るひとにも、どーしたって物議を醸すその性質が、面白い。

明日うちでめくるめくのミーティングがあるので、片付けないといけないんだけど、ぐったり。諦めきれず、布団の上ではなく、散らかった部屋の、床に落ちてる物の間で眠りこけるkananaga。最近、このパターンが多い。うーん、せまいよお~。

ガムランシアター桃太郎1日目

2007-08-21 | 日記
暑い!午後はぐだぐだのkananaga。恵美須町駅降りて、アイス2個。今日のメイクは控えめ。

桃太郎の本番1日目だった。あー、やっぱり桃太郎、面白いな、と思う。完成度としては、まだまだいけるし、パフォーマンスや作品の構成的にもまだまだいけるけど、なんだろう、とうとう、この道に降り立ち、歩み始めたか!という印象だ。よくここまで辛抱したなあ、しつこいなあ、すごい執着心だなあ、誉・中川真!!どんだけ理解されなかったり、反発されたりしても、頑固に貫きとおした結果が出てると思う。

色々思うとこあるけど、今日はなんかあんまり具体的なことを書く感じでもないかなー。今日の本番については、野村誠の作曲日記8月21日をぜひご覧ください。んで、明日の本番、ぜひ来てください!!!

あ、ひとつだけ。今日、桃太郎が、鬼の面を割った。破片が飛び、たぶんその瞬間、縦にひびが入ったのだろう。第5場の時点で、佐久間さんの顔がすきまから見えていた。踊っている最中に、砕け散るかと思った、よく最後までもったな。面を割る、ってこと、物理的に割れたことと、精神的に、桃太郎が面を割ったことと、非常に印象的な出来事だ。

明日もあるし、さっさと帰り、温泉入ったのち、ソフトクリーム。うーん、いかん、アイスモードになってきた。暑いから。今年はまだ、一気に5個とかやってないけどねえ。

桃太郎ゲネ

2007-08-20 | 日記
桃太郎ゲネのため、一心寺シアター倶楽へ。うー、暑い!暑い!昼はまだまだまだ、だいぶ暑い。。太陽の下を歩くだけで、ものすごく元気がなくなるよお。。

ゲネは、なかなか充実していたと思う。明日明後日、去年よりもずっと落ち着いて、楽しめると思う。観てほしい、去年観たひとにも、去年観れなかったひとにも。

ちなみにkananaga、今日、おっさんメイクをしっかりやってみた。すごい~、かわいい~、など、メンバーたちに非常に評判がよかった、が、ゲネやってみて、あまりに浮いていたようで、明日はもう少しまわりに溶け込む地味メイクにすることになった。でもせっかくなので、写真を撮った。どうだ~、実におっさんだろう~。うしろに、雉役のおざきくんがこそっと入っていて、いい感じの写真になった~。公演では、おざきくんの美しいボディやダンスも、必見だどー!どちらかの日に、絶対来てー!!

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●マルガサリ版『桃太郎』全五場

「鬼が島で、いったい、何があったのか?」

■日時:2007年8月21日(火)22日(水)18:30開場、19:00開演
■場所:一心寺シアター倶楽 
住所:大阪府大阪市天王寺区逢坂2-8-13
TEL:06-6774-4002

アクセス:JR天王寺駅正面口より北(右方向)へ谷町筋を徒歩8分。
     地下鉄御堂筋線・谷町線天王寺駅
     御堂筋は5出口、谷町線6番出口より徒歩8分
     地下鉄堺筋線-恵美須町駅2番出口より徒歩7分
     ※会場には駐車場はありません。

詳しくはこちらから
http://www.officeb1.net/kura/access.htm

■入場料:前売り・一般3000円(当日は3500円)
     前売り・学生1500円(当日は2000円)

*予約申込はこちらから
 E-mai:margasari_momo07@yahoo.co.jp
 URL:http://margasari.com/

*障害者手帳をお持ちの方は付添人が無料(1名まで)。
車イスでお越しの方は事前にご連絡ください。


この夏、マルガサリの問題作『桃太郎』待望の大阪公演が実現しました。「鬼が島で何があったのか」ぜひ、みなさんの目でお確かめください。
『桃太郎』は、野村誠(作曲家)の音楽監修のもと、2001年に制作を開始、2005年に全5場が完成し、滋賀県甲賀市碧水ホールで上演されました。初演当時は3時間半の上演時間でしたが、ブラッシュアップを重ね、大阪では2時間という凝縮した公演となりました。ガムラン演奏者が俳優やダンサーにもなって舞台上を駆けめぐる画期的な上演方法は、アジア的な劇作法を大胆に押し進めるものとして、大きな話題を呼んでいます。

主人公である桃太郎の数奇な運命を描いたマルガサリ版『桃太郎』は、音楽、演劇のファンに大きな衝撃を与えることでしょう。大阪公演ののち、来年にはインドネシア公演が行われます。みなさまのご来場を心からお待ち申し上げています。

(21日、22日とも同じ公演内容となります。)

 Gamelan MARGA SARI 

  http://margasari.com/

〒563-0211 大阪府豊能郡豊能町牧下林9―5

フライヤーはこちら(拡大して見ることもできます。)
↓  ↓
おもて
うら

めくるめく紙芝居WS3回目

2007-08-19 | 日記
今期3回目の、めくるめく紙芝居WS。今日のメンバーは、あやちゃん、じゅんちゃん、村岡くん、大河内さん、ライちゃん、Qちゃん、きむらさん、わたなべさん、ようちゃん、ゆずこさん、中島くん、なみさん、藤田さん、井手上さん、で、kananaga。

暑いなー、暑いなー、と、のんびり始まる。今日は、調理室。養生シートをテーブルにひいて、絵を描く場所を3箇所作る。あと2箇所には、楽器をひろげる。

HANA★JOSSがいてくれるときは、なんだかんだガムランがずっと鳴ってたりして、それで、絵を描くのにいい感じの空気ができてくるんだけど、今日はいない。今日のようちゃんの服が、ひじょうにバカンスっぽかったので(そして、ようちゃんは相当ノリがいいひとなので)、midiキーボードに入ってるリズムパターンをかけて、それに色々かぶせたりして、バカンスっぽい音楽を作る。踊れ~、歌え~!

絵が、どんどんはかどる。むらおかくん、だらだらしてるようでいて、絵か音楽を、なんだかんだ、ずっとやっている。音楽は、やはりかえあいが好きなんだ。あやちゃん、やっぱりドライヤー乾燥にひじょうに熱心。じゅんちゃん画伯は、ひじょうに絵がすすむ。中島くんも、がっつり絵を描く。電車にバスに飛行機に人間に果物、とモチーフは多岐にわたる。楽器は、今日は、大正琴とトーキングドラムに集中。

WS後、山科青少年活動センターのすぐそばにある喫茶店で、軽くミーティング。なんか、無農薬梅ジャムとかあったり、玄米ピラフがあったり、活性酸素をとりのぞく水があったり、かなり健康志向の喫茶店。カキ氷の梅ジャム、すごくおいしかった。いいとこ見つかったなあ、これからは、ミーティングはここかもねー。

夜は、とこさんがちょうど京都に来ていたので、井手上さんとkananaga、野村誠と4人で、NOANOAでご飯。とこさんの話を聞いているうちに、色々思えてくる。

例えば、今までエイブルアート・オンステージに応募してきた団体の中心メンバーには、アーティストが含まれているケースが多い。じゃあ、アーティストではないひとがそういった、障害者参加もしくは主体、のアートプロジェクトを起こそうとしたとき、どういう風にできるのか。必ずしも地元にアーティストがいない場合、毎回どこからか呼ばなければならないなら、そのプロジェクトの長期継続は難しい。

アート関連のことをやるということであれば、アーティストを呼ぶのは、そりゃあ、必要にせまられてくる。でも、身近(地元)にいつも来てもらえるようなアーティストがいないのなら、色々なコミュニティのつながりを作って、障害者当事者や親、スタッフだけでも成立している場になることが必要になってくる。で、ときどきゲストとしてアーティストを呼ぶ、とか。

例えば、太陽クラブは、もう10年以上、サークルとしてやってきていて、なんていうか、色々な活動をして遊ぶというか、みんなででかけたり、お泊りしたり、卓球バレーの大会に出たり、料理したり、ということが、すでに普通になっている。太陽クラブは、もともと別にアートの集団ではないけれど(そういえばどういう経緯か知らないのだけど)、アーティスト(近藤さん)が関わって、絵を描いたりものを創ったりすることも、自然に活動の一部になっていたりしている。めくるめく紙芝居があのように成立してるのは、太陽クラブ、という「中心」というか「軸」があるからなんだと思う。kananagaは、もし太陽クラブのひとたちとの接点がなかったなら、めくるめく紙芝居を始めることはなかっただろうし、んー、というより、要するに、太陽クラブのイメージがあったから、ああいう落としどころにいったのだ。

ひょっとして、太陽クラブって、グループとしてすごくうまくいっているんじゃないのかな。場所を持たずに成立してるサークルで、ああいう、ゆるくて、でも、やるときゃやるし、みんなが勝手にしてて、全然許しあっててうまくいってるというか、こういう成立の仕方って、どうなんだろ、あまり知らないのだけど、普通にあるの?もしもこれが稀有な成功例であるのなら、誰か、太陽クラブについて研究するひとが出てきたらいいのにな。なぜ、あそこが、あんないい感じになっているのか、その秘密が、知りたい。感覚的には、わかるけど、理屈でも、知りたい。

それから、都会でないと、地元にアーティストがいない、という話そのもの。本来、アーティストなんて、全国に点在しててもいいはずなのに、地元で必要にされないから、仕事・活動・発表の場がないから、みんな、都会に行ってしまうのだなあ、ということ。イギリスで、ヒューやピートの活動を見ていると、そういうところ、日本よりずっといい状態だなあ、と思う。小学校にアーティストが行って子どもと一緒に音楽作ったりする活動にあてる予算が、ちゃんと学校から出たりしてるし。それと、コミュニティそのものが、たぶん、数も種類も多いんじゃないかな。

ヒューがやっていた、近所のいくつかの親子のみんなとやっていたバンドの曲とか、本当によくって。それから、ヒューが小学校で子どもと音楽を作っているところにも何度か立ち合わせてもらったけど、あっという間に、いい曲を創っちゃうんだ。あ、そうそう、ここ、大事だと思うんだよね。みんなで作ればなんでもいいものになる、ってわけじゃない。やっぱり、ヒューは、行く先々、関わる先々で、魔法を起こす。そこには、子どもたちからどんなものを引き出すか、ってことと、子どもたちから出てきたものに、ヒューがしっかりイメージを持っていく、ということが起こっているんだと思う。だから、全部それぞれ違うのに、ちゃんとヒューのテイストが、いい感じに入る、というより、まさに、子どもとヒューで創った、って感じになる。こういうことは、そこにイメージを持てるひとでないとできないことだ。逆に、そこにイメージを持てるのなら、できることだ。

表現が成立する、とか、うわー、と思うこととかができあがる、っていうのは、そこに、少なくとも誰かひとり以上の、何かの強い意志とかイメージとかがあって、その引力に巻き込まれるから、成立するんだと思う。こういうものがやりたい、とか、意地でも面白くしてやるー、とか。

話、それそれにそれてきたなあ。kananagaの考えたことメモ。

ワンデーガムランピクニックリハ/桃太郎リハ

2007-08-18 | 日記
ワンデーガムランピクニックのワヤンの打ち合わせのため、八木の、井上信太家へ。

行きに桂川のあたりを通ったとき、37℃の表示が!げげー、ご、午前中から~。そして、信太家近くの表示は、32℃。うわー、5℃も違うんだー。

だらだらと、ああ、だらだらと、してしまうね。おいしいものが次から次へと出てくるし(ともこさん、ありがとう!)。でも、そこをちょっぴりだけがんばって、打ち合わせをすすめる。大人も子どもも、色々なリハとか打ち合わせとか、遊びたい、とかが、交錯する中、でも、なんとか方針は見えてきた。ワクワクしてきたね~。

打ち合わせしたのはこちら。13時~20時までこんだけ色々なのが観れて、2000円とは安い!ぜひ、のんびりしにきてくださいませ。

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★2007年9月16日13:00 - 20:00 @碧水ホール

(林加奈の出演は、14:30~15:30と、16:20~16:50です。)


●ワンデー ガムラン・ピクニック!

甲賀市の碧水ホールに、インドネシアの楽器ガムランがある。
公営ホールでは、日本でただ一カ所だ。
ガムランの多様で繊細な波動がうまれ、
やがて、日本を、世界をその響きが覆ってゆく。
ガムランの可能性を最大限に追求するイベント。
そんな時間と空間を
まるでピクニックに行くように
ゆったりと楽しみませんか
ここにしかない音楽があるから

■ 日時

 2007年9月16日(日)
 開場:12:00 開演:13:00(終演は20時の予定)

■プログラムと出演者

13:00 *映像上映:「音楽ノ未来」(2006)より 野村幸弘の3作品

13:40 *コンサート1:ガムランの古典曲 マルガサリ

14:30 *コンサート2:地域で活躍するグループ ティルト・クンチョノ/スカル・ムラティ/野村誠・林加奈+ワークショップ参加者

15:40 *トークショー:ガムランの作曲について 三輪眞弘、野村誠、本間直樹(司会)

16:20 *コンサート3:新しいワヤン(影絵芝居)HANA & JOSS、林加奈、井上信太、中川真

17:00 *コンサート4:インプロヴィゼーション 野村誠、佐久間新、寺内大輔、鈴木悦久

17:30 *休憩

18:30 *コンサート5:ガムラン音楽の最前線 三輪眞弘、上田假奈代、マルガサリ


■入場料:一般 前売2,000円/当日2,500円
     学生(中学生~大学生)前売り1,000円/当日1,500円
     小学生以下 無料
■監修:中川真
■主催:甲賀市教育委員会 碧水ホール
■会場・お問い合わせ:甲賀市碧水ホール
 〒528-0005滋賀県甲賀市水口町水口5671 
 Tel: 0748-63-2006 Fax: 0748-63-0752
 E mail: hekisui@city.koka.shiga.jp

■ガムラン楽器でワークショップ【参加者募集中】

 作曲家の野村誠さんが、ガムランで遊び、曲をつくる方法をナビゲート。5回のワークショップの後、ワンデー・ガムランピクニックにて、みんなでつくった音楽を発表します。音楽づくりに、難しい理論は不要。あなたの好奇心とデキゴコロがあるだけで十分。ガムランの豊かな響きに包まれながら、自分のなかに隠れていた才能を発見しましょう。

★日程:8月25日(土)26日(日)9月8日(土)9日(日)
   各回13:00-16:00
    9月15日(土)リハーサル
      16日(日)ワンデー・ガムラン・ピクニック!出演

★ ナビゲーター:野村誠、林加奈
★ 参加費:大人2000円 小学生1000円
★ 定員:30名
★ 申し込み方法:碧水ホールへお申し込みください。窓口のほか、電話、ファックス、Eメールでも受け付けます。

★チケット前売り場所:碧水ホール 忍の里プララ あいの土山文化ホール かふか生涯学習館 信楽中央公民館 甲賀広域勤労者互助会 アルプラザ水口くらしのサービスセンター KEIBUN
★チケット予約
碧水ホールでは電話またはメールでのご予約も承ります。
(お名前、枚数、連絡先)をお知らせください。
TEL.0748-63-2006 E-mail:hekisuih@city.koka.shiga.jp
受付時間:9:00~17:00(月曜休館)

■アーティスト・プロフィール

野村幸弘(映像)

 1985~87年シエナに留学。ジォットなどのイタリア美術の研究をするいっぽう、数多くの映像作品を発表。「第9回幻聴音楽会─草原の音楽」(1998)が第22回東京ビデオフェスティバル・ゴールド賞、「場所の音楽」(2002)年がキリンアートアワード奨励賞、「水辺の音楽」(2003)が水の惑星映像祭奨励賞を受賞。「ズーラシアの音楽」などを横浜トリエンナーレ2005に出品。

マルガサリ(ガムラン)

 ジャワの古典音楽を規範としながら、先鋭的な現代作品にまでレパートリーを広げる。野村誠、ウィル・エイスマ(オランダ)、ヴィンセント・マクダモット(アメリカ)ら多くの作曲家がマルガサリに新作を寄せる。2004年からは障害ある人たちとの共同制作を開始。2007年ザ・フェニックスホール公演で「ガムラン・コモンズ(共有地)」という概念を提起する。2008年にインドネシア公演を予定。

ティルト・クンチョノ(ガムラン)

 碧水ホールを拠点にして活動を行う市民ガムラングループで、2002年に発足した。ティルトは「水」、クンチョノは「黄金」を意味する。2004年より定期演奏会を年に1度開催し、ジャワの古典音楽だけではなく、現代作品や創作にも挑戦し、ルー・ハリソンの「ヴァイオリンとチェロのための協奏曲」「ピアノ協奏曲」の演奏は大きな話題を呼んだ。

スカル・ムラティ(ガムラン)

 2000年に発足した岐阜県各務原市を拠点に活動しているジャワガムラングループ。スカル・ムラティはジャワ語で(ジャスミンの花)を意味している。県内外から集まるメンバー11名で、伝統曲の演奏とオリジナルの曲作りをする。主婦、音楽家、芸術家を目指す若者、大学の教員、学生、舞踊家と様々なメンバーで構成されている。

野村誠(作曲)

 1996年に『踊れ! ベートーヴェン』を作曲以来、数多くのガムラン作品を生む。NHK教育テレビ「あいのて」で、子供と音楽の可能性をラディカルに提案。著書に『即興演奏ってどうやるの』、CDに『せみ』『しょうぎ交響曲の誕生』などがある。作品は、イギリス、オランダ、オーストリアなど世界各地で上演されている。第1回アサヒビール芸術賞受賞。

三輪眞弘(作曲)

 1978年渡独。作曲をイサン・ユン、ギュンター・ベッカーに師事。ハムバッヒャー国際作曲コンクール、入野賞、ルイジ・ルッソロ国際音楽コンクール、村松賞、芥川賞など、数多くのコンペや賞で上位入受賞。「方法マシン」「逆シミュレーション音楽」などユニークな方法論を展開。2007年にはリンツのアルス・エレクトロニカのデジタル音楽部門でGolden Nicaを受賞。

HANA & JOSS(ワヤン、ガムラン)

 2002年にインドネシア、ジョグジャカルタでRofit Ibrahim と佐々木宏実によって結成されたガムランユニット。ジャワ島中部のガムランと影絵芝居ワヤンの上演、ガムランの新曲制作、また他ジャンル楽器とのコラボレーションなど、出会いを求めて笑いや感動を模索しながら、2005年より京都を拠点に活動中。

林加奈(パフォーマンス)

 鍵盤ハーモニカオーケストラP-ブロッメンバー。おもちゃ楽器の演奏や即興歌や朗読など声を使った表現も行う。Groningen Jazz Festival(オランダ 03)に参加。絵と音楽と芝居が合体した「とんび頭」(2004)を発表。京都橘大学文化政策研究センター「TWAF5まちかど芸術」で、まちかど紙芝居ディレクターとパフォーマーを兼任。共著書に『音・リズム・からだ』。

井上信太(平面・羊太鼓)

 羊飼いプロジェクトを中心に国内外で多数の展覧会を行う。近年は、多領域のアーティストとのコラボレーション、劇場舞台、茶室など新しい空間での平面構築に積極的に取り組み、次世代平面表現の可能性を探っている。アートワークでは江國香織著「赤い長靴」装画担当(文芸春秋)。98年~現在、京都精華大学芸術学部・映像科非常勤講師。

中川真(監修)

 著書『平安京 音の宇宙』でサントリー学芸賞、京都音楽賞、小泉文夫音楽賞を受賞。京都国際現代音楽フォーラムの活動により、京都府文化賞を受賞。2001年にNHK教育テレビ人間講座を担当。2003年に小説『サワサワ』を上梓。最新刊に『サウンドアートのトポス』。大阪・船場アートカフェのマスター。大阪市大大学院文学研究科教授。インドネシア芸術大学、チュラロンコン大学の客員教授。

佐久間新(舞踊)

 インドネシア芸術大学の伝統舞踊科に留学。1998年にはプジョクスマン舞踊劇団(ジョグジャカルタ)の沖縄公演をコーディネートして成功させる。クラトン(王宮)の嘱託舞踊家として、クラトン主催公演にも多く出演。ジャンルを超えたダンス・コラボレーションを推進し、大西由希子とのユニット「カミス」などで新作を発表。

寺内大輔(作曲、即興演奏)

 アムステルダム拠点とした音楽活動を展開し、2007年に帰国。作品は室内楽、パフォーマンス作品、校歌など多岐にわたる。即興分野では,声を中心に楽器持ち替えスタイルで、クラブや美術館,路上など様々な場所での演奏を行う。楽譜回転装置「スコア・スクローラー」(オランダ国立美術館 2006)など、美術分野と関わった作品も手がけている。

鈴木悦久(打楽器、作曲)

 1999年よりフリーの打楽器奏者として、室内楽、オーケストラ、ジャズ、ポップスといった幅広い活動を始める。主宰するアルゴリズミック演奏家集団「teamSZK」で、規則によるオリジナル作品を発表するなど、独自の活動を展開。2002年より作曲家としても活動。2006年に、リーダーグループ “mimiz” にて、アルス・エレクトロニカ(リンツ)入賞。

上田假奈代(詩、ヴォイスパフォーマンス)

 3歳より詩作。異ジャンルとのコラボレーションやトイレ連込み朗読など、独自のリーディングスタイルを展開。2004年新世界フェスティバルゲートにNPO法人「こえとことばとこころの部屋」を立ち上げる。「表現と自立と仕事と社会」をテーマに、ホームレス表現活動支援、就労支援などを行う。CDに、「詠唱 日本国憲法」など。


 Gamelan MARGA SARI 

  http://margasari.com/

〒563-0211 大阪府豊能郡豊能町牧下林9―5

フライヤーはこちら(拡大もできます)
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それから、マルガサリ「桃太郎」リハ@スペース天へ。

今回の桃太郎は短縮濃縮バージョンにつき、kananagaの空手家シーンとか桃の精踊りはないが、新たに、オープニングの口上の役が与えられた。これが、結構重要なポジション、なかなか、難しい。口上、いったん音楽のリズムからはずれて、で、また最後のひと言のところでもとのリズムを復活させて、音楽が始まる合図として、しかも台詞もそらで、む、難しかったけど、なんとかできてきた。

それから、村人の役どころとしてkananagaは、病弱な本間さんの健康な妹、という設定が割り当てられていたが、今日、魚ちゃんがなぜかkananagaを「おっさん」役として認識していたことが判明し、仕方がないので、役を、病弱な本間さんの「おっさん」に変更することになった。

桃太郎、21日、22日、ぜひどちらか、お越しください~。

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●マルガサリ版『桃太郎』全五場

「鬼が島で、いったい、何があったのか?」

■日時:2007年8月21日(火)22日(水)18:30開場、19:00開演
■場所:一心寺シアター倶楽 
住所:大阪府大阪市天王寺区逢坂2-8-13
TEL:06-6774-4002

アクセス:JR天王寺駅正面口より北(右方向)へ谷町筋を徒歩8分。
     地下鉄御堂筋線・谷町線天王寺駅
     御堂筋は5出口、谷町線6番出口より徒歩8分
     地下鉄堺筋線-恵美須町駅2番出口より徒歩7分
     ※会場には駐車場はありません。

詳しくはこちらから
http://www.officeb1.net/kura/access.htm

■入場料:前売り・一般3000円(当日は3500円)
     前売り・学生1500円(当日は2000円)

*予約申込はこちらから
 E-mai:margasari_momo07@yahoo.co.jp
 URL:http://margasari.com/

*障害者手帳をお持ちの方は付添人が無料(1名まで)。
車イスでお越しの方は事前にご連絡ください。


この夏、マルガサリの問題作『桃太郎』待望の大阪公演が実現しました。「鬼が島で何があったのか」ぜひ、みなさんの目でお確かめください。
『桃太郎』は、野村誠(作曲家)の音楽監修のもと、2001年に制作を開始、2005年に全5場が完成し、滋賀県甲賀市碧水ホールで上演されました。初演当時は3時間半の上演時間でしたが、ブラッシュアップを重ね、大阪では2時間という凝縮した公演となりました。ガムラン演奏者が俳優やダンサーにもなって舞台上を駆けめぐる画期的な上演方法は、アジア的な劇作法を大胆に押し進めるものとして、大きな話題を呼んでいます。

主人公である桃太郎の数奇な運命を描いたマルガサリ版『桃太郎』は、音楽、演劇のファンに大きな衝撃を与えることでしょう。大阪公演ののち、来年にはインドネシア公演が行われます。みなさまのご来場を心からお待ち申し上げています。

(21日、22日とも同じ公演内容となります。)

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今日は、取手アートプロジェクトメンバーのWあつしさん(山中カメラさん+宮田篤さん)が、野村誠と打ち合わせするために来ていて、マルガサリにも見学に来てくれていた。通しを観てもらって、色々感想を言ってもらう。宮田さんは、観ながら、色々な場面をスケッチ。絵、うまいなー。人間は、まだ、描けてもわかるが、ボールペンの線一本で、下描きとかなしで、独特の流線型をしたガムランの楽器も、デッサン的にちゃんと描けているのがすごいな。


帰り道、桂川の温度表示は、夜には27℃になっていた。おお、もう秋の兆しだ、嬉しー!昨日とか、うろこ雲出てたしね。

マルガサリ「桃太郎」リハ

2007-08-17 | 日記
マルガサリの「桃太郎」リハ。kananagaは台本とにらめっこ、やりながら色々チェックしていく。なにしろ、忘れてる&知らないうちに変更してる箇所が結構多くて。今日のチェックをもとに、今夜、メモ程度の、本番で見てても大丈夫なサイズのアンチョコ(ミニミニパート譜)作りをする。

これまでは、「桃太郎」を「作って」きたので、多少(多少ではないが)荒っぽくても、とにかくやってきた感じがある。でも、今回は、再演、ほんとの意味で再演なので、いつもよりずっとていねいに、細かいところをアレンジしていく。そういう作業で、作品としてしあがっていくのが、とても気持ちがよく、ワクワクする。

最近のマルガサリは、ズケズケ言い合って全然OKに、すっかりなっていて、なんの遠慮もいらない状態。以前は、例えば、中川真や野村誠がみんなにダメ出しとかしても、誰も何も言えなかったり、「そんなこと言われても、そんなんできひん」とかなってたりもしたのに、もうそんなこと言ってる段階は過ぎ去ったんだなあ、と思った(それこそ、マルガサリの中で立場が上っぽい感じのひとに対しても、ちゃんと、みんなからがんがんにダメ出しが出るし、ゲストのkananagaもがんがん言われるしね)。「このままではどうにもならん!」「もっとよくしたい!」「もっといい方法があるはずだ!」という貪欲さや目的意識が全体から感じられる、のが、普通、という状態に、なっている、いいね。


8月21日、22日、ぜひ、どちらか、目撃しにきてくださいませ~。

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●マルガサリ版『桃太郎』全五場

「鬼が島で、いったい、何があったのか?」

■日時:2007年8月21日(火)22日(水)18:30開場、19:00開演
■場所:一心寺シアター倶楽 
住所:大阪府大阪市天王寺区逢坂2-8-13
TEL:06-6774-4002

アクセス:JR天王寺駅正面口より北(右方向)へ谷町筋を徒歩8分。
     地下鉄御堂筋線・谷町線天王寺駅
     御堂筋は5出口、谷町線6番出口より徒歩8分
     地下鉄堺筋線-恵美須町駅2番出口より徒歩7分
     ※会場には駐車場はありません。

詳しくはこちらから
http://www.officeb1.net/kura/access.htm

■入場料:前売り・一般3000円(当日は3500円)
     前売り・学生1500円(当日は2000円)

*予約申込はこちらから
 E-mai:margasari_momo07@yahoo.co.jp
 URL:http://margasari.com/

*障害者手帳をお持ちの方は付添人が無料(1名まで)。
車イスでお越しの方は事前にご連絡ください。


この夏、マルガサリの問題作『桃太郎』待望の大阪公演が実現しました。「鬼が島で何があったのか」ぜひ、みなさんの目でお確かめください。
『桃太郎』は、野村誠(作曲家)の音楽監修のもと、2001年に制作を開始、2005年に全5場が完成し、滋賀県甲賀市碧水ホールで上演されました。初演当時は3時間半の上演時間でしたが、ブラッシュアップを重ね、大阪では2時間という凝縮した公演となりました。ガムラン演奏者が俳優やダンサーにもなって舞台上を駆けめぐる画期的な上演方法は、アジア的な劇作法を大胆に押し進めるものとして、大きな話題を呼んでいます。

主人公である桃太郎の数奇な運命を描いたマルガサリ版『桃太郎』は、音楽、演劇のファンに大きな衝撃を与えることでしょう。大阪公演ののち、来年にはインドネシア公演が行われます。みなさまのご来場を心からお待ち申し上げています。

(21日、22日とも同じ公演内容となります。)
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P-ブロッ@umigoya

2007-08-16 | 日記
実家でどわーっと日記更新。

夕方、葉山へ。一色海岸のumigoyaで、P-ブロッの投げ銭ライブ。なんか、今日は、ライブなんだけど、ちょっとホリデイ気分だ、だって、海だよ!吉森信は、早めに来て2時間くらい泳いだらしい。奥さんのあゆちゃんと一緒に来ていた鈴木潤が「今日、今年の夏初めてのんびりしてる気がする~」と言っていた。アーティスト業のひとって、本当に、休むのがヘタなひとが多い。具体的な仕事が入ってないときでも、頭の中は仕事のことでいっぱいだったりするし。休みはとらなければいけませんのですよ。

近くから遠くからお越しのお客さんたちと、楽しく過ごした。2ステージ。

前半は、サザエさん、それぞれの植木鉢、UFO、この道、犬が行く、イル・ポスティーノ。後半は、Binaire、笑点のテーマ、男はつらいよ、さくら、赤とんぼ、本日のさんぽ、神戸のホケット+中近東のコアラリス、空手タンゴ、おやすみなさいコアラリス。アンコールに、やぎの音楽。

空手タンゴ、久しぶりだなあ。ちょっと、砂ですべって、やりにくかったけどね。でも、これはやはり、ネタ(?)として、いわゆる鉄板です。ああ、明日また、身体じゅう痛くなるに違いない。

ライブ終わってから、ご飯&飲み、おいしい、楽しい。

夜行バスで京都へ。