ワンデーガムランピクニックのワヤンの打ち合わせのため、八木の、井上信太家へ。
行きに桂川のあたりを通ったとき、37℃の表示が!げげー、ご、午前中から~。そして、信太家近くの表示は、32℃。うわー、5℃も違うんだー。
だらだらと、ああ、だらだらと、してしまうね。おいしいものが次から次へと出てくるし(ともこさん、ありがとう!)。でも、そこをちょっぴりだけがんばって、打ち合わせをすすめる。大人も子どもも、色々なリハとか打ち合わせとか、遊びたい、とかが、交錯する中、でも、なんとか方針は見えてきた。ワクワクしてきたね~。
打ち合わせしたのはこちら。13時~20時までこんだけ色々なのが観れて、2000円とは安い!ぜひ、のんびりしにきてくださいませ。
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★2007年9月16日13:00 - 20:00 @碧水ホール
(林加奈の出演は、14:30~15:30と、16:20~16:50です。)
●ワンデー ガムラン・ピクニック!
甲賀市の碧水ホールに、インドネシアの楽器ガムランがある。
公営ホールでは、日本でただ一カ所だ。
ガムランの多様で繊細な波動がうまれ、
やがて、日本を、世界をその響きが覆ってゆく。
ガムランの可能性を最大限に追求するイベント。
そんな時間と空間を
まるでピクニックに行くように
ゆったりと楽しみませんか
ここにしかない音楽があるから
■ 日時
2007年9月16日(日)
開場:12:00 開演:13:00(終演は20時の予定)
■プログラムと出演者
13:00 *映像上映:「音楽ノ未来」(2006)より 野村幸弘の3作品
13:40 *コンサート1:ガムランの古典曲 マルガサリ
14:30 *コンサート2:地域で活躍するグループ ティルト・クンチョノ/スカル・ムラティ/野村誠・林加奈+ワークショップ参加者
15:40 *トークショー:ガムランの作曲について 三輪眞弘、野村誠、本間直樹(司会)
16:20 *コンサート3:新しいワヤン(影絵芝居)HANA & JOSS、林加奈、井上信太、中川真
17:00 *コンサート4:インプロヴィゼーション 野村誠、佐久間新、寺内大輔、鈴木悦久
17:30 *休憩
18:30 *コンサート5:ガムラン音楽の最前線 三輪眞弘、上田假奈代、マルガサリ
■入場料:一般 前売2,000円/当日2,500円
学生(中学生~大学生)前売り1,000円/当日1,500円
小学生以下 無料
■監修:中川真
■主催:甲賀市教育委員会 碧水ホール
■会場・お問い合わせ:甲賀市碧水ホール
〒528-0005滋賀県甲賀市水口町水口5671
Tel: 0748-63-2006 Fax: 0748-63-0752
E mail: hekisui@city.koka.shiga.jp
■ガムラン楽器でワークショップ【参加者募集中】
作曲家の野村誠さんが、ガムランで遊び、曲をつくる方法をナビゲート。5回のワークショップの後、ワンデー・ガムランピクニックにて、みんなでつくった音楽を発表します。音楽づくりに、難しい理論は不要。あなたの好奇心とデキゴコロがあるだけで十分。ガムランの豊かな響きに包まれながら、自分のなかに隠れていた才能を発見しましょう。
★日程:8月25日(土)26日(日)9月8日(土)9日(日)
各回13:00-16:00
9月15日(土)リハーサル
16日(日)ワンデー・ガムラン・ピクニック!出演
★ ナビゲーター:野村誠、林加奈
★ 参加費:大人2000円 小学生1000円
★ 定員:30名
★ 申し込み方法:碧水ホールへお申し込みください。窓口のほか、電話、ファックス、Eメールでも受け付けます。
★チケット前売り場所:碧水ホール 忍の里プララ あいの土山文化ホール かふか生涯学習館 信楽中央公民館 甲賀広域勤労者互助会 アルプラザ水口くらしのサービスセンター KEIBUN
★チケット予約
碧水ホールでは電話またはメールでのご予約も承ります。
(お名前、枚数、連絡先)をお知らせください。
TEL.0748-63-2006 E-mail:hekisuih@city.koka.shiga.jp
受付時間:9:00~17:00(月曜休館)
■アーティスト・プロフィール
野村幸弘(映像)
1985~87年シエナに留学。ジォットなどのイタリア美術の研究をするいっぽう、数多くの映像作品を発表。「第9回幻聴音楽会─草原の音楽」(1998)が第22回東京ビデオフェスティバル・ゴールド賞、「場所の音楽」(2002)年がキリンアートアワード奨励賞、「水辺の音楽」(2003)が水の惑星映像祭奨励賞を受賞。「ズーラシアの音楽」などを横浜トリエンナーレ2005に出品。
マルガサリ(ガムラン)
ジャワの古典音楽を規範としながら、先鋭的な現代作品にまでレパートリーを広げる。野村誠、ウィル・エイスマ(オランダ)、ヴィンセント・マクダモット(アメリカ)ら多くの作曲家がマルガサリに新作を寄せる。2004年からは障害ある人たちとの共同制作を開始。2007年ザ・フェニックスホール公演で「ガムラン・コモンズ(共有地)」という概念を提起する。2008年にインドネシア公演を予定。
ティルト・クンチョノ(ガムラン)
碧水ホールを拠点にして活動を行う市民ガムラングループで、2002年に発足した。ティルトは「水」、クンチョノは「黄金」を意味する。2004年より定期演奏会を年に1度開催し、ジャワの古典音楽だけではなく、現代作品や創作にも挑戦し、ルー・ハリソンの「ヴァイオリンとチェロのための協奏曲」「ピアノ協奏曲」の演奏は大きな話題を呼んだ。
スカル・ムラティ(ガムラン)
2000年に発足した岐阜県各務原市を拠点に活動しているジャワガムラングループ。スカル・ムラティはジャワ語で(ジャスミンの花)を意味している。県内外から集まるメンバー11名で、伝統曲の演奏とオリジナルの曲作りをする。主婦、音楽家、芸術家を目指す若者、大学の教員、学生、舞踊家と様々なメンバーで構成されている。
野村誠(作曲)
1996年に『踊れ! ベートーヴェン』を作曲以来、数多くのガムラン作品を生む。NHK教育テレビ「あいのて」で、子供と音楽の可能性をラディカルに提案。著書に『即興演奏ってどうやるの』、CDに『せみ』『しょうぎ交響曲の誕生』などがある。作品は、イギリス、オランダ、オーストリアなど世界各地で上演されている。第1回アサヒビール芸術賞受賞。
三輪眞弘(作曲)
1978年渡独。作曲をイサン・ユン、ギュンター・ベッカーに師事。ハムバッヒャー国際作曲コンクール、入野賞、ルイジ・ルッソロ国際音楽コンクール、村松賞、芥川賞など、数多くのコンペや賞で上位入受賞。「方法マシン」「逆シミュレーション音楽」などユニークな方法論を展開。2007年にはリンツのアルス・エレクトロニカのデジタル音楽部門でGolden Nicaを受賞。
HANA & JOSS(ワヤン、ガムラン)
2002年にインドネシア、ジョグジャカルタでRofit Ibrahim と佐々木宏実によって結成されたガムランユニット。ジャワ島中部のガムランと影絵芝居ワヤンの上演、ガムランの新曲制作、また他ジャンル楽器とのコラボレーションなど、出会いを求めて笑いや感動を模索しながら、2005年より京都を拠点に活動中。
林加奈(パフォーマンス)
鍵盤ハーモニカオーケストラP-ブロッメンバー。おもちゃ楽器の演奏や即興歌や朗読など声を使った表現も行う。Groningen Jazz Festival(オランダ 03)に参加。絵と音楽と芝居が合体した「とんび頭」(2004)を発表。京都橘大学文化政策研究センター「TWAF5まちかど芸術」で、まちかど紙芝居ディレクターとパフォーマーを兼任。共著書に『音・リズム・からだ』。
井上信太(平面・羊太鼓)
羊飼いプロジェクトを中心に国内外で多数の展覧会を行う。近年は、多領域のアーティストとのコラボレーション、劇場舞台、茶室など新しい空間での平面構築に積極的に取り組み、次世代平面表現の可能性を探っている。アートワークでは江國香織著「赤い長靴」装画担当(文芸春秋)。98年~現在、京都精華大学芸術学部・映像科非常勤講師。
中川真(監修)
著書『平安京 音の宇宙』でサントリー学芸賞、京都音楽賞、小泉文夫音楽賞を受賞。京都国際現代音楽フォーラムの活動により、京都府文化賞を受賞。2001年にNHK教育テレビ人間講座を担当。2003年に小説『サワサワ』を上梓。最新刊に『サウンドアートのトポス』。大阪・船場アートカフェのマスター。大阪市大大学院文学研究科教授。インドネシア芸術大学、チュラロンコン大学の客員教授。
佐久間新(舞踊)
インドネシア芸術大学の伝統舞踊科に留学。1998年にはプジョクスマン舞踊劇団(ジョグジャカルタ)の沖縄公演をコーディネートして成功させる。クラトン(王宮)の嘱託舞踊家として、クラトン主催公演にも多く出演。ジャンルを超えたダンス・コラボレーションを推進し、大西由希子とのユニット「カミス」などで新作を発表。
寺内大輔(作曲、即興演奏)
アムステルダム拠点とした音楽活動を展開し、2007年に帰国。作品は室内楽、パフォーマンス作品、校歌など多岐にわたる。即興分野では,声を中心に楽器持ち替えスタイルで、クラブや美術館,路上など様々な場所での演奏を行う。楽譜回転装置「スコア・スクローラー」(オランダ国立美術館 2006)など、美術分野と関わった作品も手がけている。
鈴木悦久(打楽器、作曲)
1999年よりフリーの打楽器奏者として、室内楽、オーケストラ、ジャズ、ポップスといった幅広い活動を始める。主宰するアルゴリズミック演奏家集団「teamSZK」で、規則によるオリジナル作品を発表するなど、独自の活動を展開。2002年より作曲家としても活動。2006年に、リーダーグループ “mimiz” にて、アルス・エレクトロニカ(リンツ)入賞。
上田假奈代(詩、ヴォイスパフォーマンス)
3歳より詩作。異ジャンルとのコラボレーションやトイレ連込み朗読など、独自のリーディングスタイルを展開。2004年新世界フェスティバルゲートにNPO法人「こえとことばとこころの部屋」を立ち上げる。「表現と自立と仕事と社会」をテーマに、ホームレス表現活動支援、就労支援などを行う。CDに、「詠唱 日本国憲法」など。
Gamelan MARGA SARI
http://margasari.com/
〒563-0211 大阪府豊能郡豊能町牧下林9―5
フライヤーはこちら(拡大もできます)
↓
おもて
うら
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それから、マルガサリ「桃太郎」リハ@スペース天へ。
今回の桃太郎は短縮濃縮バージョンにつき、kananagaの空手家シーンとか桃の精踊りはないが、新たに、オープニングの口上の役が与えられた。これが、結構重要なポジション、なかなか、難しい。口上、いったん音楽のリズムからはずれて、で、また最後のひと言のところでもとのリズムを復活させて、音楽が始まる合図として、しかも台詞もそらで、む、難しかったけど、なんとかできてきた。
それから、村人の役どころとしてkananagaは、病弱な本間さんの健康な妹、という設定が割り当てられていたが、今日、魚ちゃんがなぜかkananagaを「おっさん」役として認識していたことが判明し、仕方がないので、役を、病弱な本間さんの「おっさん」に変更することになった。
桃太郎、21日、22日、ぜひどちらか、お越しください~。
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●マルガサリ版『桃太郎』全五場
「鬼が島で、いったい、何があったのか?」
■日時:2007年8月21日(火)22日(水)18:30開場、19:00開演
■場所:一心寺シアター倶楽
住所:大阪府大阪市天王寺区逢坂2-8-13
TEL:06-6774-4002
アクセス:JR天王寺駅正面口より北(右方向)へ谷町筋を徒歩8分。
地下鉄御堂筋線・谷町線天王寺駅
御堂筋は5出口、谷町線6番出口より徒歩8分
地下鉄堺筋線-恵美須町駅2番出口より徒歩7分
※会場には駐車場はありません。
詳しくはこちらから
http://www.officeb1.net/kura/access.htm
■入場料:前売り・一般3000円(当日は3500円)
前売り・学生1500円(当日は2000円)
*予約申込はこちらから
E-mai:margasari_momo07@yahoo.co.jp
URL:
http://margasari.com/
*障害者手帳をお持ちの方は付添人が無料(1名まで)。
車イスでお越しの方は事前にご連絡ください。
この夏、マルガサリの問題作『桃太郎』待望の大阪公演が実現しました。「鬼が島で何があったのか」ぜひ、みなさんの目でお確かめください。
『桃太郎』は、野村誠(作曲家)の音楽監修のもと、2001年に制作を開始、2005年に全5場が完成し、滋賀県甲賀市碧水ホールで上演されました。初演当時は3時間半の上演時間でしたが、ブラッシュアップを重ね、大阪では2時間という凝縮した公演となりました。ガムラン演奏者が俳優やダンサーにもなって舞台上を駆けめぐる画期的な上演方法は、アジア的な劇作法を大胆に押し進めるものとして、大きな話題を呼んでいます。
主人公である桃太郎の数奇な運命を描いたマルガサリ版『桃太郎』は、音楽、演劇のファンに大きな衝撃を与えることでしょう。大阪公演ののち、来年にはインドネシア公演が行われます。みなさまのご来場を心からお待ち申し上げています。
(21日、22日とも同じ公演内容となります。)
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http://margasari.com/
〒563-0211 大阪府豊能郡豊能町牧下林9―5
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今日は、取手アートプロジェクトメンバーのWあつしさん(山中カメラさん+宮田篤さん)が、野村誠と打ち合わせするために来ていて、マルガサリにも見学に来てくれていた。通しを観てもらって、色々感想を言ってもらう。宮田さんは、観ながら、色々な場面をスケッチ。絵、うまいなー。人間は、まだ、描けてもわかるが、ボールペンの線一本で、下描きとかなしで、独特の流線型をしたガムランの楽器も、デッサン的にちゃんと描けているのがすごいな。
帰り道、桂川の温度表示は、夜には27℃になっていた。おお、もう秋の兆しだ、嬉しー!昨日とか、うろこ雲出てたしね。