とにかく、初めは車で高速を使って実家と名古屋を行ったり来たり
していたのだが、実家に長くいるので、すぐ高速バスに切り替えた
費用のこともあったからだ
ただそれからが大変だったのはトイレ・・・
地下鉄のトイレは家から名古屋駅まですべて行ったような気がする
女性なので、生理用のショーツとナプキンがあり、ずっとそれを使用して
それで困ることはなかったがある日、とんでもないことに・・・・
父が認知症になっていて、母が入院したことで加速され、どんどん
おかしくなってしまった。4月、突然高台の家から見える神社の森を
指さし、あそこまで桜を見に行くんだという。(桜はもう終わっていた)
体調が良くないので、ぼおーっと聞いていたら、着替えて
出て行ってしまった。そこに行ったなんて聞いたこともない
何の準備もないまま、あわてて追いかけて走ったが
父の足の早いこと!!行きはものすごい勢いでついていくのがやっとだったが
往復で2時間、帰りは登り坂で家が見えてきた途端
緊張が解けたせいかお腹が痛くなり、我慢の限界を超えてしまう
周りにそんなに家がないのでそれは助かったけれど
家に戻り汚れたものを洗いながら涙が出た
その後トラウマになってしまったのか、とにかく我慢が出来なくなってしまう
列に並んだり、トイレにいけないと思うととにかくダメになってしまう
それでもバスに乗ったり、母の病院にも行かなくてはならず
何とかしなくてはと悩んだ
介護をしていたから、大人のおむつは近くにあり試したが
老人はどちらかというと便秘になりやすいらしく
尿パッドが主で水みたいな下血ではダメで、しかもかさばるので良くない。
潰瘍性大腸炎向けのおむつを開発してほしいと本気でおもった。
夜用の生理用品もだめで、ふと思いついたのが
赤ちゃんのおむつ。水みたいな便だから良いかもと
パンツ式ではないものでLサイズを使ってみたらすごくいい
最近のものは臭いも吸収してくれるし、その頃は
失敗しても、量が多くても、ほとんど外に漏れることは無く
ほかの人には解らないですんだ
着けるときは赤ちゃんならわきに留めるところを
ショーツの下に回してとめ、中のわきにある
漏れを防ぐ部分をきちんと立てて使うこと
必ず、女性はガードルなど、男性もぴったりとした
少し厚手の下着を上から履いて固定すること
これで心理的にすごく楽になった。
出かけざるを得ないことも多かったが、出かけるのもそう心配ない
今はトイレの我慢が出来ようになったけれど
心理的にパニックにならないために、
長い時間になりそうなときは必ず使っている
ところで治りかけたときは今度は臭いが心配になった
しかし、孫が生まれ、離乳食が始まって、預かったときに
かなりたくさんウンチをしていても最近のおむつは
鼻を近づけないとそんなに匂わないことを知ったので安心したのだった
まあこんなことはあまり書きたくはなかったけれど
参考になるかもと恥を忍んで・・・・・