食は 人の天なり
医師・永田源斉の言葉に触れ
料理人として
自らの行く末に決意を固めた澪
どのような料理人を目指し
どんな料理を作り続けることを願うのか
澪の心星は
揺らぐことなく
頭上に瞬いていた
その一方で
吉原のあさひ太夫こと
幼馴染みの野江の身請けについて
懊悩する日々
四千両を捻出し
野江を身請けすることは叶うのか?
厚い雲を抜け
仰ぎ見る蒼天の美しさとは!?
「みをつくし料理帖」シリーズ10巻
堂々の完結です
鼈甲珠で
身請けの四千両を
捻出する散弾はついたものの
話を如何に展開&飛躍させるのか
佐兵衛が
一柳の料理人として
如何に再起するのか
「天満一兆庵」の再興は?
澪と永田源斉の行く末は?
佐兵衛が
料理人として再起するには
登龍楼の抹殺が不可欠!
どう抹殺するのか
個人的には
小野寺数馬を何とか
もう一度くらい
登場させた欲しい
兎に角
残り1巻で
未解決の事柄を
どう絡めて
結びに持って行くか
楽しみでした
二人して店を構え
澪が料理人として
野江がその女将として
共に手を携えていく
そんな未来を予想してましたが
こ~きたか…
澪が
あさひ大夫を
身請けすることによる
弊害が
あるとは思いもよらず
そこを
摂津屋助五郎をはじめとする
旦那衆の
見事な仕切りには
感心しきり
野江となった
あさひ大夫が
大阪に戻ってからも
しっかり生きていけるよう
高麗橋淡路屋を
再興させ
生家が娘を身請けする形で
吉原の大門を
くぐらせるとは…
そこまで尽力する
懐の大きさに
脱帽~
佐兵衛の
料理人としての再起と
登龍楼の息の根を止める
算段を
上手く絡めていました
しかも
影の立役者が
数馬…
道は違えど
言葉は交わさずとも
認め合っている!
束の間の再開にも
救いがありました
そして
源斉先生と澪ですが
源斉先生は
武家ではあれど
医師としての道があるし
元々
数馬と違って
次男坊だし
武士としての身分には
固執していない風でしたし…
澪は
大阪で
料理屋「みをつくし」を開き
源斉先生は
医塾を開講する!
晴れて夫婦~~
医と食の両方で
人の命を守る道を究めんとする!
又次さんの話題が出て
またまた涙なくして読めない
箇所もございました
付録に
料理番付がありまして
東の大関は「つる屋」の‘自然薯尽くし’
西の大関は「みをつくし」の‘病知らず’
番付行司は「日本橋柳町一柳」改め「天満一兆庵」の名が…
もう最高の結びでした
名残惜しい気持ちもありましたが
なんと!
登場人物たちの
その後を描いた特別巻の
構想があるとか!?
太一ちゃんの
絵師としての将来も
気になってましたし
ふきちゃんの料理人としての
行く末もきになってました
もう
嬉し過ぎる朗報です
大変
気持ちよく
読み終えることが出来ました
ごちそうさまでした
医師・永田源斉の言葉に触れ
料理人として
自らの行く末に決意を固めた澪
どのような料理人を目指し
どんな料理を作り続けることを願うのか
澪の心星は
揺らぐことなく
頭上に瞬いていた
その一方で
吉原のあさひ太夫こと
幼馴染みの野江の身請けについて
懊悩する日々
四千両を捻出し
野江を身請けすることは叶うのか?
厚い雲を抜け
仰ぎ見る蒼天の美しさとは!?
「みをつくし料理帖」シリーズ10巻
堂々の完結です
鼈甲珠で
身請けの四千両を
捻出する散弾はついたものの
話を如何に展開&飛躍させるのか
佐兵衛が
一柳の料理人として
如何に再起するのか
「天満一兆庵」の再興は?
澪と永田源斉の行く末は?
佐兵衛が
料理人として再起するには
登龍楼の抹殺が不可欠!
どう抹殺するのか
個人的には
小野寺数馬を何とか
もう一度くらい
登場させた欲しい
兎に角
残り1巻で
未解決の事柄を
どう絡めて
結びに持って行くか
楽しみでした
二人して店を構え
澪が料理人として
野江がその女将として
共に手を携えていく
そんな未来を予想してましたが
こ~きたか…
澪が
あさひ大夫を
身請けすることによる
弊害が
あるとは思いもよらず
そこを
摂津屋助五郎をはじめとする
旦那衆の
見事な仕切りには
感心しきり
野江となった
あさひ大夫が
大阪に戻ってからも
しっかり生きていけるよう
高麗橋淡路屋を
再興させ
生家が娘を身請けする形で
吉原の大門を
くぐらせるとは…
そこまで尽力する
懐の大きさに
脱帽~
佐兵衛の
料理人としての再起と
登龍楼の息の根を止める
算段を
上手く絡めていました
しかも
影の立役者が
数馬…
道は違えど
言葉は交わさずとも
認め合っている!
束の間の再開にも
救いがありました
そして
源斉先生と澪ですが
源斉先生は
武家ではあれど
医師としての道があるし
元々
数馬と違って
次男坊だし
武士としての身分には
固執していない風でしたし…
澪は
大阪で
料理屋「みをつくし」を開き
源斉先生は
医塾を開講する!
晴れて夫婦~~
医と食の両方で
人の命を守る道を究めんとする!
又次さんの話題が出て
またまた涙なくして読めない
箇所もございました
付録に
料理番付がありまして
東の大関は「つる屋」の‘自然薯尽くし’
西の大関は「みをつくし」の‘病知らず’
番付行司は「日本橋柳町一柳」改め「天満一兆庵」の名が…
もう最高の結びでした
名残惜しい気持ちもありましたが
なんと!
登場人物たちの
その後を描いた特別巻の
構想があるとか!?
太一ちゃんの
絵師としての将来も
気になってましたし
ふきちゃんの料理人としての
行く末もきになってました
もう
嬉し過ぎる朗報です
大変
気持ちよく
読み終えることが出来ました
ごちそうさまでした