時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

民家「三五荘」 in 軽井沢 

2014-08-05 | 日常からの脱出!?
これぞ
軽井沢~的な並木を抜けると
見えてくるのが
南軽井沢のエリアにあるの
南が丘美術館(三五荘資料館)です
こちらへは
観光バスやシャトルバスもござんせん!
歩いて行くには
ちと距離が…
と言う事で
駅からタクシーで参りました



美術館の規模は
小さいですが
東山魁夷やパブロ・ピカソをはじめ
古今東西の作品を
一様に見ることができます

彫刻家大森暁生
視覚を利用した作品は
面白かったです

グロテスクで
こりゃ駄目だ~
と言う作品もありました
個人的に
σ(^_^;)は無理です




観光客は皆無
完全に
貸切状態です

緑の回廊を
通り抜ける風は
とても涼やかで
目で耳で肌で
涼を感じることが出来ます



何とっても
メインは緑の庭と
三五荘!

橋を渡り
左に折れると三五荘ですが
まずは
右に折れて
木立を遠回りして
三五荘に向かいました



幕末の
甲州地方特有の
民家形式の建築物で
山梨県塩山市に
立てられたものを
日立造船の
原田六郎氏が
昭和10年に軽井沢へ移築・改修
したそうです
「三五荘」の由来は
移築したのが
西暦1935年だったからだとか

その後
五島慶太氏・昇氏の別荘となり
20年前から
学校法人中央工学校が
管理・所有していてるとのこと

遠目から見ても
存在感ありますね~
釘を使っていないとか…



一般公開と共に
中央工学校の学生たちの
研修の場にもなっているようでした
因みに
「南が丘倶楽部」と言う
宿泊施設内には

茶室や能舞台なども
併設されているようです
こちらは
一般観光客には
非公開です



建築面積252㎡で
地下室は
茶房になっています
土間から地下へ
直接行けるとは思うのですが
一般客は
一旦
外に出で
茶房入口から入ります

因みに
この時季は
入場券に
飲み物券がついているので
帰りに
柚子ジュースを頂いて参りました
軽食も頂けます



3階まで突き抜ける梁
アントニオ・ガウディばりの
数世代にも及ぶ
長い時間をかけて完成した
芸術的な火鉢
軽井沢彫の
見事な調度品の数々を
拝見させて頂きました

静かな軽井沢を体感したい方は
お薦めでございます