謎に包まれた歌人
石川啄木と
彼に翻弄された男と女の物語
何が真実で
何が嘘か
人間の裏表を描く文芸ミステリー
らしい
開演前に
三谷幸喜と野田秀樹?
二人による
漫才風の注意事項説明から
既に
三谷ワールド
啄木:藤原竜也
テツ:中村勘太郎
トミ:吹石一恵
休憩15分を挟んで
2時間30分
藤原竜也vs中村勘太郎vs吹石一恵
なかなか
見応えのある三つ巴の舞台でございました
人間の持つ
喜怒哀楽がバランス良く散りばめられ
語り手を交代させることで
繰り返されるストーリーを
違う視点から再認識させる志向
舞台の前後で空間を仕切り
障子を巧みに移動させ
時と空間の差異を違和感なく創り出しておりました
押し付けがましい
サービス精神ではなく
程よいセンスで観客を楽しませてくれる
でも
秀でた表現力&才覚をもった啄木ゆえの
苦悩・煩悩と言った
‘負’告白もあったりして
締めるところは
キチッと締めている…
照明の使い方も
シンプルだけど絶妙でした
それぞれ違う場所で朝を迎え
仰ぎ見た‘朝の光’に
彼らは何を思い
何に思いを馳せたのでしょう…
冒頭
舞台の奥 夜闇の中
傘をさした全身黒尽くめの啄木が
降りしきる雨の中
ただただ立ち尽くすシーンがあります
そのバックに
「ろくでなし啄木」のタイトルバック!
後半再び
そのシーンが登場するんですけど
啄木は後ろ向き
そしてタイトルバックも逆!
なんか…
三谷幸喜らしからぬ
カッコイイ演出…
吹石一恵さんは
初舞台とは思えぬ演技!
テレビでは
さほど
上手い女優さんとは思いませんでしたが
舞台
予想外に上手かったです
そして何より感心したのが
中村勘太郎さん
テツと言う人物を
見事に創り上げておられました
喜怒哀楽の表現力が
なんともまぁ~素晴らしい
派手さはありませんが
燻し銀のような堅実な演技
将来が楽しみです
それにしても
お父上の中村勘三郎氏に似てきましたね~
藤原竜也さん
舞台には定評がある俳優さんですですが
今回は
中村勘太郎さんに
持っていかれましたね
声の出し方(発声)
勘太郎さんに教えて貰っては如何?
同じ列に
テレビで拝見したことのある役者さんが…
前列にいた関係者の方に「監督」と呼ばれてましたが
俳優さんじゃなかった?
いやぁ~
舞台って本当に良いですね~
石川啄木と
彼に翻弄された男と女の物語
何が真実で
何が嘘か
人間の裏表を描く文芸ミステリー
らしい
開演前に
三谷幸喜と野田秀樹?
二人による
漫才風の注意事項説明から
既に
三谷ワールド
啄木:藤原竜也
テツ:中村勘太郎
トミ:吹石一恵
休憩15分を挟んで
2時間30分
藤原竜也vs中村勘太郎vs吹石一恵
なかなか
見応えのある三つ巴の舞台でございました
人間の持つ
喜怒哀楽がバランス良く散りばめられ
語り手を交代させることで
繰り返されるストーリーを
違う視点から再認識させる志向
舞台の前後で空間を仕切り
障子を巧みに移動させ
時と空間の差異を違和感なく創り出しておりました
押し付けがましい
サービス精神ではなく
程よいセンスで観客を楽しませてくれる
でも
秀でた表現力&才覚をもった啄木ゆえの
苦悩・煩悩と言った
‘負’告白もあったりして
締めるところは
キチッと締めている…
照明の使い方も
シンプルだけど絶妙でした
それぞれ違う場所で朝を迎え
仰ぎ見た‘朝の光’に
彼らは何を思い
何に思いを馳せたのでしょう…
冒頭
舞台の奥 夜闇の中
傘をさした全身黒尽くめの啄木が
降りしきる雨の中
ただただ立ち尽くすシーンがあります
そのバックに
「ろくでなし啄木」のタイトルバック!
後半再び
そのシーンが登場するんですけど
啄木は後ろ向き
そしてタイトルバックも逆!
なんか…
三谷幸喜らしからぬ
カッコイイ演出…
吹石一恵さんは
初舞台とは思えぬ演技!
テレビでは
さほど
上手い女優さんとは思いませんでしたが
舞台
予想外に上手かったです
そして何より感心したのが
中村勘太郎さん
テツと言う人物を
見事に創り上げておられました
喜怒哀楽の表現力が
なんともまぁ~素晴らしい
派手さはありませんが
燻し銀のような堅実な演技
将来が楽しみです
それにしても
お父上の中村勘三郎氏に似てきましたね~
藤原竜也さん
舞台には定評がある俳優さんですですが
今回は
中村勘太郎さんに
持っていかれましたね
声の出し方(発声)
勘太郎さんに教えて貰っては如何?
同じ列に
テレビで拝見したことのある役者さんが…
前列にいた関係者の方に「監督」と呼ばれてましたが
俳優さんじゃなかった?
いやぁ~
舞台って本当に良いですね~