続・黍生山の村夫子(きびゅうやまのそんぷうし)

黍生山の村夫子が「蜂を追いかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

石に立つ矢

2021年01月03日 04時18分28秒 | 日記

令和3年1月1日(金)の事です

 

10時40分 20羽くらいのイカルの群れがやってきました

 

「コイツは春から縁起がいいや!」なんて思って撮っていると

 

榎ばかり見ていたので近くの漉し油に5羽ほど泊ったていたのに気付きませんでした

逆にイカルに気付かれ一斉に飛び立ってしまいました

あれだけの群れならまた戻ってくるだろうと高を括って居ましたが

結局戻って来ませんでした

 

午後になってまた雪が降ったり止んだり結局積もりませんでした

 

元日の新聞の今年の運勢

「石に立つ矢」こそ好しって…

だってあれは虎だと思って矢を射ったら石だったっていう話でしょ

慌てん坊だと思うんですけど

石だったから良かったようなものの人間だったらどうするの

でもバカにはひと月かかる仕事が7日に出て来る予定です

それを「29日に終わらせろ!」と仰る

その前哨戦のような仕事を暮れからやっていますが少しも捗りません

昔は音楽やラジオを聞きながらやっていたのですが

今そんなことをすると思考回路が止まってしまいます

バカが益々バカになってきたようです

そこで運勢にあるように一心不乱に仕事に立ち向かうためブログは暫くお休みします

一心不乱に立ち向かって石に矢を立てるような仕事をしてどんな道が開けるのか心配ではありますが

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コロナ

2021年01月02日 04時18分28秒 | 日記

「630B」40年も前のことですがトヨタ自動車最後のコロナの開発No.です

私は前任者から引き継いだので少しだけリヤコン(リヤーコンビネーションランプ)に拘わりました

今回のコロナ騒ぎでその頃を懐かしく思い出しました

一番仕事が出来た頃で死ぬ気でやれば何でも出来ると思っていましたバカですね

調子に乗って独立すると「来年はどうなっているんだろう?」

「5年後は?10年後はどうなっているんだろう?」

何の後ろ盾もないので毎日そんなことばかり考えていました

この時会社の敷地に神社があるのに納得しました

5年先、10年先なんて予想しても何の裏付けもないけどそれを信じて会社を動かすんです

もう神頼みと自分を信じるしかないんです

益々話が脱線しちゃいますが新車の開発には5年ほど掛かります

開発責任者(主査)はそれより遙か前からデザイナーと5年先、10年先の世の中を想像するんです

10年先にはどんな社会になってどんなものが流行ってどんな服を着て…毎日毎晩話し合います

あらゆる事を想定した挙げ句そしてどんな車に乗りたがるか

そうすると車はこんな形になるだろうとデザイナーが動くわけです

色んなデザインが検討され最終的に実寸あるいは1/2,1/5等のモデルを2,3種作って新型車を決定します

設計はここからスタートですここから発売まで5年掛かるんです

よくライバル社から似た車が出ると「真似した!」何て言われますが

真似出来るのはほんの部分的で基本を真似したら同時期に発売なんてあり得ないです

なのに似たような車が出るのは予想した10年先の社会が似ていたんです

有るときデザイナーに「これからの車は曲線的になる!」って聞かされました

直線的な車が全盛でそれがカッコいいと思っていましたので信じられませんでした

ところが5年後に出て来た車は何処の会社も曲線を多用した車でした

 

コロナの元日を書くつもりでしたがとんでもなく脱線しちゃいましたので写真を1枚だけ

 

2021年1月1日午前0時48分 近くの鐘楼の除夜の鐘を撮ろうと思ったのですがもう終わっていました

11時前から聞こえていたんですが気付くのが遅すぎました

毎年のことですが炬燵で遠くから聞こえてくる除夜の鐘…良いもんです

 

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謹賀新年

2021年01月01日 04時18分28秒 | 日記

昨日の午後雪が降ってきました

最初は細雪みたいでしたがやがてこんな牡丹雪に

でも暫くするとまた細雪にこんな事を繰り返しながら5時過ぎまで降りました

夜半からまた降るようですが元日の朝はどんな景色になっているのか楽しみです

 

明けましておめでとうございます

本年も宜しくお願い致します

 

今年はヘボと漢詩でスタートです

 

尋胡陰君(胡陰君を訪ねて)  高啓

渡水復渡水  水を渡り また水を渡る

看花環看花  花を看て また花を看る

春風江上路  春風江上(しゅんぷうこうじょう)の路

不覚到君家  覚えず君が家に到る

 

NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀が帝に謁見したとき

帝が光秀に聞かせ感想を乞うた詩です

判りやすい詩なので覚えて居ましたが帝が光秀に聞かせたのに驚きでした

どうもバカが単純に解釈しているよりずっと深い詩のようです

 

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