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小さい頃、スポーツは何でも見た。時間はいくらでもあったから、何かをしながらなんてのでなく、とにかくじっと見た。相撲、野球、サッカー、バレー、スキー、競馬、ジャンルを問わず今よりもかなり詳しかったと思う。好きなチームがある訳でなく、スポーツそのものを見ているのが好きだというのは、その頃から今も変わっていない。
ラグビーもそのひとつ。大学選手権では同志社が3連覇、それでも社会人7連覇の新日鉄釜石には一度も勝てなかった。しかし同志社を巣立った若者が、神戸製鋼7連覇の立役者となっていく。チームスポーツは選手とともに名監督の存在がある、というところも面白い。
大学選手権の決勝を国立で観戦した。ノーサイドを迎える頃、西日が国立の芝を本当に美しく照らす。その風景にうっとりしていたら、早稲田大学3連覇の夢は関東学院によって打ち砕かれた。夢は何度でも見ればいい。ラグビーはゴールではなくトライなのだ。
「ラグビーのゲームは、データよりも感覚で動くものなんです。感覚と言うと、あまりにも頼りない話というか、不確実性があるような気がするけど、そんなことはなくて、ぼくは一番確実だと思う。そこに自分の経験や考え方も全部含めて、ぱっと瞬間的に出てくることは、それを本能ではじき出しているところがあるんですよ。逆に時間がありすぎると、余計なことを考えてしまうからダメなんです。テンポの速いゲームのほうが考えさせてくれないからいいんです。」
スポーツの見方そのものは、小さい頃に比べて変ってきただろうか。
ラグビーもそのひとつ。大学選手権では同志社が3連覇、それでも社会人7連覇の新日鉄釜石には一度も勝てなかった。しかし同志社を巣立った若者が、神戸製鋼7連覇の立役者となっていく。チームスポーツは選手とともに名監督の存在がある、というところも面白い。
大学選手権の決勝を国立で観戦した。ノーサイドを迎える頃、西日が国立の芝を本当に美しく照らす。その風景にうっとりしていたら、早稲田大学3連覇の夢は関東学院によって打ち砕かれた。夢は何度でも見ればいい。ラグビーはゴールではなくトライなのだ。
「ラグビーのゲームは、データよりも感覚で動くものなんです。感覚と言うと、あまりにも頼りない話というか、不確実性があるような気がするけど、そんなことはなくて、ぼくは一番確実だと思う。そこに自分の経験や考え方も全部含めて、ぱっと瞬間的に出てくることは、それを本能ではじき出しているところがあるんですよ。逆に時間がありすぎると、余計なことを考えてしまうからダメなんです。テンポの速いゲームのほうが考えさせてくれないからいいんです。」
スポーツの見方そのものは、小さい頃に比べて変ってきただろうか。