傑出した理論で日本ラグビーを世界に知らしめたと言われる大西鐵之佑。展示会「大西鐵之佑と早稲田ラグビー」が早稲田大学会津八一記念館で行われていた。早稲田大学での最終講義の模様がビデオで流されていて、食いついてしまった。題目は「人間とスポーツ」(1987年)。(以下、記憶に頼る)
「ラグビーは知性的行動なんです」「練習や戦法は徹底的に理論的に考える、そして試合で勝った負けたとやる、負けたら悔しくて反省する、どこがダメだったのか理論的に考えて、そしてまた練習する、その繰り返しを37年間やってきました」
そしてこう続く。「でもね、理論的にやっても勝てる訳じゃないんです。理論的に優れたコーチが強いチームを作れるとは限らない。世古(マラソン選手)なんか中村監督ですよ、じいちゃんがぼそぼそ言ってる間に、パーって走って勝っちゃう。つまり人間というのは理論で動いてる訳じゃないんです。」
人間の凄みとスポーツの旨味がいっぱい入っている。相手の戦術・特徴を徹底して分析し,理論を磨きぬいた上で,最後は水盃で選手の感情を鷲掴みにする人、なんだそうだ。スポーツは読み物としても面白い。
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「ラグビーは知性的行動なんです」「練習や戦法は徹底的に理論的に考える、そして試合で勝った負けたとやる、負けたら悔しくて反省する、どこがダメだったのか理論的に考えて、そしてまた練習する、その繰り返しを37年間やってきました」
そしてこう続く。「でもね、理論的にやっても勝てる訳じゃないんです。理論的に優れたコーチが強いチームを作れるとは限らない。世古(マラソン選手)なんか中村監督ですよ、じいちゃんがぼそぼそ言ってる間に、パーって走って勝っちゃう。つまり人間というのは理論で動いてる訳じゃないんです。」
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