癌研 入院 センチネルリンパ節

乳癌が乳房の中に止まっているなら良いのですが、腋のリンパに転移し、いずれは他に転移すると治療も違ってきます。
リンパの中でセンチネルリンパ節が、乳房に一番近いリンパ節です。
センチネルに癌が転移していなければ、まだリンパにまで癌が到達していないと考えられます。

乳癌の手術でリンパを温存していいのか、リンパも切除するかは後の生活にも影響します。
取らずに済むなら、取らないで欲しい。

癌の部分に直接注射するので、怖くて痛いですが・・・まあ大したことは無いですよ。
数時間して検査すると、センチネルの所だけが濃い丸印が付いてマーキング完了。
器械で調べて分かるので、眼で見てわかりはしませんけどね。

手術開始してスグにセンチネルだけ切り取り、検査。
その間に手術は進行しています。
３０分位でセンチネル検査が済み、リンパに転移していなければ、リンパ切除なしです。

日本ではセンチネルの検査が出来る病院は限られています。
出来ない病院では、たぶん取りあえずリンパ切除になるかもしれません。
癌研は特定病院なので、この検査に保健が適用されます。

夜になってから、主治医と麻酔医の最後の説明があり、いよいよ翌日８時５０分の手術を待つだけになりました。

癌研 入院 ２００７年９月

癌研の手術日は２００７年９月１２日と決まりました。
前日の１１日に入院予定です。
医事科からの連絡があり、確定します。
その連絡が直前なんですよ

主治医に伺うと「９月１２日以降にはなりません。」と言われました。

でも、なんか心配で・・・

悪い方に考えます
電話が来たときにタイミング悪く留守をしていて、連絡がつかないからと入院が後回しにされないかしら？
入院直前に大地震が起きて、病院の機能が停滞したらどうしよう

幸い全て杞憂に終わり、無事に入院の日を迎えました。
９月の爽やかに晴れた日でした。

入院二日前に、癌研９階東病棟宛に宅急便で身の回り品を送りました。
入院の日は身軽で便利ですよ。

病室は４人部屋。
窓際です（ラッキー
同室の患者さんは年齢が近く、陽気でした。
「出来たらカーテン開けておいてくれると嬉しいな」とリクエストされました。
着替えの時以外、カーテン　オープン
田舎暮らしですから、私自身も窓のカーテンを閉めるのは息苦しいです。

翌日の手術の注意が、看護師さんから聞かされます。
翌日の手術の患者さん全員で説明を受けます。
９階東病棟（乳癌）だけで、１０名以上いたかしら。

センチネル　リンパ節のマーキングの為、痛い注射もしました。