晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※文章や写真の無断転載は禁止!

【京都】 まいまい京都 「源氏物語 光源氏の世界!」に参加しました♪

2015年04月07日 | 平安あれこれ
 2015年4月4日、京都日帰り旅行でのこと。

住民がガイドする京都のミニツアー
「まいまい京都」に参加しました。
今回が2度目の参加です。
1度目の参加レポはこちら。

 ※まいまい京都
 ⇒ http://www.maimai-kyoto.jp/


今回参加したツアー名はこちら!

 【源氏物語】光源氏の世界!四季を詰め込んだ“六条院”をめぐる
  ~紫の上、明石の君、末摘花、女三宮…源氏愛を語らいながら~



源氏物語愛にあふれるガイドさんのご案内のもと
これまた源氏物語愛にあふれる参加者さん達と共に
楽しい時間を過ごせました。


 コースルート 【距離:約1.8km】

京阪「清水五条」 → 1.籬の森 → 2.市比賣神社 → 3.塩竃山上徳寺 
→ 4.長講堂 → 5.文子天満宮 → 6.枳殻邸(解散)




1、籬の森





嵯峨天皇の皇子・源融が作った大邸宅「河原院」は
陸奥にある塩竈の浦の景色を模した庭であったといいます。

この榎(エノキ)の大樹は河原院にあった
籬の森の名残といわれています。

『源氏物語』において、光源氏35歳のときに
完成させた大邸宅「六条院」は河原院がモデルとなっています。



御土居の跡を偲べる道を進み、
「六条院」春の町へ思いを馳せつつ歩きます。

六条通を歩いていた途中、仁丹のこんな住居表示も!


このあたりは
「河原院」=塩竈を模した庭があったことにちなんで
本塩竈町というのだそうです。




2、市比賣神社



市比賣(いちひめ)神社を参拝。
女人守護で知られています。

富小路通を北へ進み
「六条院」秋の町から冬の町へ。


3、塩竈山上徳寺





上徳寺は、塩竈山(えんそうざん)と号し「河原院」跡に建つお寺です。
通称「世継地蔵(よつぎじぞう)」として親しまれています。
子授け・安産の信仰が篤いです。

また、ご住職さんの姓が「塩竈」さんでいらっしゃいます。

『源氏物語』において、
光源氏とのあいだに明石の姫君を産んだ明石の御方。
その明石の御方が住んだ「六条院」冬の町にあたる場所に
子授け・安産のお寺があるのは偶然!?それとも必然!?


途中、こんな公園も!

「六條院公園」という名前の公園です。



4、長講堂


後白河法皇ゆかりのお寺です。




5、文子天満宮


文子天満宮を参拝。
菅原道真の乳母だった多治比文子(あやこ)にゆかりの天満宮です。
「天神信仰発祥の神社」という碑や文子の像があります。
御祭神は、菅原道真公。

菅原道真もまた、
光源氏のモデルのひとりと言われています。



6、枳殻邸(渉成園)

かつて現在の枳殻邸(渉成園)の中を通る位置に御土居がありましたが
江戸時代に枳殻邸建設後、御土居の位置が移動したのだとか。


現在見られる庭の印月池に浮かぶ島は
かつての御土居を利用したものだろうとのこと。

枳殻邸(渉成園)は
源融の「河原院」を意識して作られており
各所に見どころがあります。


塩釜


塩釜の手水鉢


源融ゆかりの塔



私は枳殻邸(渉成園)の中で
この位置からお庭と京都タワーを眺めるのが好きです。(*^-^)b


桜の花もちょうど見ごろでよかったです。















今回のツアーはここで解散となりました。
ご一緒した皆さま、ありがとうございました。




昼食。

まいまい京都アフターにて。

お時間のご都合がよかった皆さまと
鴨川を望めるタイ料理のお店へ。


私は、タイのラーメンセットをいただきました。
おいしかったです。


午後から京都御所の春季一般公開を見に行ってきました。



次回、4月下旬にまた「まいまい京都」に参加予定です。



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