雷とからっ風 義理人情!上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

中山道 塩尻宿 30宿

2022-07-07 19:00:38 | 中山道
中山道 22回 下諏訪から塩尻まで1泊2日
 
 
魁塚(さきがけ)
 
幕末の尊王攘夷に参加していた相楽総三を
祀っているところ
明治新政府が、民衆の一揆を恐れて
年貢を半減するって言ったのに
方針を転換して
年貢半減は間楽総三が勝手に言い出したと
彼はニセ官軍だと仕打ちされ死刑にされたそうで
地元の人がここで魁塚として祀り続けているそうです
 


旧田辺家住宅
 
代々諏訪の高島藩に仕えた在郷の村に住んだ武士の住宅
城下を離れた村に武士が住んでいるのは
村の治安や警備に効果があったんだって・・・
外側からしか見られませんでした
 
平福寺
 
本尊は大日如来
日を限って祈ると願いが叶うされているそうで
おひぎりさまって言われているんだって
毎月23日・・・
私が行ったのは7月2日だった

伊那道 道標
 
右 中山道
左 伊那道・・・ここから飯田を経由して
妻籠と馬籠の間に出ます

 
東堀一里塚 江戸から56番目

 
茶屋本陣跡
 
大名が休憩したところよ
和宮も休憩したそうです
中には入れませんでした

 
石舟観音堂
 
馬頭観音を舟の形をした石台に祀られていることから
石舟観音と呼ばれているそうです
足腰の弱い人に霊験あらたかとの事で
わらじが奉納されていました
 
江戸時代の旅人もここでわらじを奉納したそうですよ
わらじは今のお金にして300円位だったとの事
蕎麦は1杯400円との事
 
私の街道歩きのスニカーは17000円です
スニカーだけは良いものを履かないとです
 
大岩
 
古い文献にも書かれている大岩
岩の後ろに追いはぎが隠れていたそうですよ
 

 
さてさて、塩尻峠を越えます
標高1000m
太平洋側と日本海側の分水嶺をなし
重要な境界
 

 
道幅は狭いけど
舗装されていて歩きやすいです
きつかったのは
登り始めて30分の急な登り坂でした
3回くらい水分摂取休憩を取って
あっとゆう間に頂上でした
 
東海道の箱根峠・さった峠・鈴鹿峠を越えました
中山道も碓氷峠・和田峠を越えましたよ
 
息は上がりましたが
さほど辛い峠越えではありませんでした
 
中山道、残る峠越えは鳥居峠のみ・・・
 
 

 
塩尻峠頂上

 
この日は朝から雲空
雨の予報も出てました
なんも見えないかも・・・と
思ってましたが
すんばらしい景色を見ることができました

 
北斎ではないのですが、
ここからの景色が浮世絵にも描かれています

 
富士山・諏訪・八ヶ岳・南アルプスが見えます

 
さて、峠を下るよぉ~~

 
塩尻峠茶本陣
伊能忠敬測量隊の昼食場所にもなったって・・・
 
 
 
親子地蔵
峠の下り道に親子地蔵が・・・
街道からちょっと奥まったところにあって
見逃してしまいそうです
木々の間にほっこり可愛い
お地蔵様でした
塩尻峠を越えようとして
餓死してしまった人たちの供養のためあるんだって
 

 
東山一里塚 江戸より57番目
1基のみ塚が残っていました

 
犬飼の清水
 
お公家様の愛犬の病気を治したことから
この清水に犬飼の清水となずけたそうです
道路拡張で清水は埋められたそうです



首塚
 
塩尻峠の合戦
武田晴信と小笠原長時との戦いで
小笠原軍が大敗
この戦いで千余人の死骸がここに放置されたのを
住民が弔ったそうです





塩尻宿に入りました
 


小野家住宅
旅籠屋で「いてふや」の屋号で呼ばれていました
 

客間はすべて2階
各部屋に絵が描かれており
部屋の名前になっています


桜の間は特にすごかったです
天井・板壁・天袋に見事な桜が描かれていました
幕末期の建築だそうですが
絵には手を加えていないとの事です
 
この見事な、旅籠・・・
自由見学だったの・・・
見学する人は200円・・・って
旅行会社から当日言われた
 
がっつりツアー代取ってるんだから
200円位の見学料は出せよ~~って
思っちゃった
もちろん、参加の皆さん全員見学してました
 
東海道を歩いていた時は
自腹で拝観料とることなかったのに
中山道はこれまでも時々
拝観料とか、自腹切らせるのよね~~
なんなん・・・怒怒怒
なんでも値上げに便乗するな・・・って感じ
 

 
本陣跡
建坪367坪 門構・玄関付きの中山道本陣では
最大だった
 
 
 
塩尻宿
本陣  1軒
脇本陣 1軒
旅籠  75軒
 
日本海から運ばれてきた北塩と
太平洋から運ばれてきた南塩が出会った
南北「塩の道」の最終地点

 
阿禮神社
 
阿禮って集落を意味するそうで
格式のある古い神社みたい

 
堀内家住宅
 
庄屋も務めた豪農の家で
18世紀末の建築
屋根に雀おどりという棟飾りが特徴だって
 
 

大門神社
 
塩尻宿の京都側に入り口にあります

 
平山一里塚 江戸より59番目
 

両側の塚が現存です
「平出の乳松」と呼ばれ葉を煎じて飲むと
乳の出が良くなると言う言い伝えがあるそうです
 
現在の松は数代目の松との事です

 
桔梗ヶ原
 
幕末頃からは薬草が栽培されていましたが
明治に入ってから雑穀・薬草・ぶどう・梨・桃などが
栽培されるようになりました
 
朝晩の温度差が大きく、晴天率が高いことから
蒲萄の栽培が盛んになったようです
 
蒲萄畑には、まだ青い実でしたが
たくさんの蒲萄が育っていました




22回の1泊2日の中山道歩きはここまで
この続き23回は11月の予約が取れています
 
9月にキャンセル待ちをしているので
9月に歩けるかも・・・
 
明日からは2泊3日で
26回 三留野から中津川まで歩きます
雨が降らなかったらいいな
でも暑いのは嫌だな
 
 
 
 
 
 
 

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2 コメント

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Unknown (saopen)
2022-07-08 07:46:02
見事な桜🌸絵ですね。
桜はやっぱりテンションあがります。

テンション下がるのは、ちょびちょびと、とられる拝観料。団体さんでまとめて出してくれればよいのにですね!
返信する
Unknown (kakadenka1023)
2022-07-10 12:29:19
@saopen さおぺんさん!
こんにちは!
桜は、実物の花でなくても
テンション上がりますね!
昔の旅人も、桜の間で、旅の疲れを癒したのでしょうね、
でも、このお部屋は
スペシャルスイートルームだったでしょうね
返信する

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