梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

農作業

2009年06月13日 | 農場
 明日は今日より天気が悪いようですので、今日は農場に行きました。7時半頃に家を出ましたが、日曜日とは異なり、道が混んでいます。土曜日はトラックが多く、土浦のバイバスを過ぎ、八郷に向う曲がりくねった道で、トラックとすれ違うのですが、数台続いている時は運転しにくいです。
 土浦のバイバスでは筑波山が見えませんでしたが、恒例になりました、農場の近くからは、霞に浮かぶ筑波山を見ることが出来ました。連休頃に田植が終わった田圃の緑の線が太くなり、大きくなり、緑の面積が多くなっています。写真を撮ろうと車から出ますとウグイスが鳴き声で歓迎してくれます。農作業を行っている間ウグイスの鳴き声が絶えません。

 この時期に筑波山の麓に行きますと栗の花が満開です。栗の独得な匂いにむせ返ります。

 農場の田圃の田植は土日の天候が悪く、人が集まらずにやっと6月9日に予定していた田圃に苗を植えたそうです。無農薬での稲作りですので、草取りも人力で、大変な作業が今後も続きます。9日には水を張った田圃ですが、今日地下水をくみ上げ水を入れましたが、漏れるところがあり、急遽補修したそうです。毎日小まめに管理する事が稲作では重要ですが、週一回ではトラブルが発生した時の水管理が出来ず、収穫に影響するかもと思われます。

 私はヤーコン、ハヤト瓜、ゴーヤの草取りと追肥を目的に行きました。草取りは2週間前に行いましたので、その作業は直ぐに終わりました。
 ハヤト瓜は10年ほど前に作った時には100個ほど収穫できました。広い面積にハヤト瓜の蔓が延びるので、徐々に草取りの範囲も広げます。今回も周囲の草を取りました。蔓も草を取った方に伸ばすようにします。

 草取り前

 草取り後
 ヤーコンは昨年より成長がよいです。土が悪い場所に植えたので、大きな穴を掘り、そこに客土をし、その時に、もしかしたら肥料負けするかと思われるほどに鶏糞を多めに土に混ぜましたが、それが効果的だったようです。

 草取り前

 草取り後
 ゴーヤは5月31日に定植しましたが、6株が根付きました。発芽していない種も発芽しました。全部で7株のゴーヤです。根付いたゴーヤの株の葉を見ますとまだ株は小さいですが、緑の色も濃く、立派な株になっていますので、これからの成長が楽しみです。

 ジャガイモは男爵の四分の一ほどが一塊になり一面に枯れています。隣接する隣の畝のメークインも枯れています。病気が発生したと思われます。5月31日に男爵がメークインや北あかりに比べ株が生き生きしていず、成長していず、元気が無いように思いました。発芽が男爵が一番早いので、早く花が咲き終わったのかなとその時は思いました。10年ほど前から、筑波山の麓に近い畑でジャガイモを作っていました。しかし、場所が離れており、農場に来る人も少なくなり、ここ数年は管理も出来ず、草だらけになり、収穫は殆ど出来ない状況でした。その為に今年はその畑は持ち主に返し、田圃の脇の畑だけで野菜を作るようにしました。昨年はこの畑でメークインを作りましたが、久し振りの男爵などのジャガイモ作りです。男爵が枯れた場所は、過ってトマトやナスなどの夏野菜を植えていた近辺のような感じもします。もしかすると連作障害かもと思われます。メークインと北あかりは土地が悪い場所を考慮すると普通に育ているように感じます。男爵の病気がこれ以上広がらないと良いのですが。

 右側が男爵(右側上の方が枯れた部分)、左側がメークイン

 北あかり
 山芋は根付いたようで、一部の株は蔓が伸び、支柱に絡み出しました。
 サツマイモを5月中旬に植えましたが、5月31日に雨が酷くなり、草取りが出来ませんでした。今日見ますとサツマイモが草に隠れ、何処に有るのか分かりません。植え付けを私がしていませんので、畝が何処に有るのか不安でしたが、よく見るとサツマイモの葉が草の中から顔を出しています。早速サツマイモの救出作戦です。畝の間の大きな草を取り、サツマイモの株を分かり易くし、株の根元は丁寧に手で草を抜きます。まだ、蔓が伸びていませんので作業は楽でしたが、7月になり、草に覆われたサツマイモの草を取るのは、大変な作業になります。今回も田圃の作業に追われ、サツマイモまで手が廻らない事が予想でき、私は植えたいということを聞いた時に、他人を頼らず、自分達の作業量を考えて、植えなさいと話しました。夏野菜の畑作業は草との戦いです。種を蒔く、苗を植えることは簡単ですが、種代、苗代が無駄になりますよと何時も話しています。また、草はその時期によりますが、大きくなる前に取れば、労力が少ないです。80歳になっても、土の表面を手で、なぜるだけで、発芽したばかりの草は取れます。日々家の前の畑を見回り、発芽したばかりの草を取る事ができれば、80歳、90歳になっても畑作業は出来るのです。しかし、その時期を逃しますと、急に大きくなり、草を抜くにも大きな力が必要です。筑波山の麓の八郷ではこのような管理は出来ません。畑で出来る範囲も決まります。

 草の中のサツマイモ

 顔を覗かせるサツマイモの葉

 草取り後
 5月31日にタマネギの草取りも雨で出来ませんでした。その時は葉が枯れ出しており、もう、タマネギの玉も余り成長しないようでしたので、草を取らなくても、収穫には影響がないと思いました。しかし、収穫するには草を抜きながら、タマネギを探さなければならず、苦労するなと思いました。今日見ますと一面草で、茎が枯れ、何処にタマネギが植えてあるのかも分かりません。平畝で3畝に植えましたので、当たりをつけて、草を取り、タマネギの枯れた茎を捜し、少し収穫しました。3畝が分かるように捜しましたので、タマネギを取りたい人が草取りをして、収穫すればと思います。タマネギは種を蒔いた時が10月と一ヶ月ほど遅く、定植もせず放置されていました。私は12月になり、その中で少しは大きな苗を、といっても一般の12月のタマネギから比べると非常に小さい苗を定植しました。また、近所の農家で残った苗を貰い定植しました。そんな訳で、大きな玉は初めから期待しませんでしたが、小さな苗がもったいなく、また、これで追肥を与えることにより、何処まで大きくなるのか試したく、定植しました。今日収穫しましたら5cmほどのタマネギがなっていました。大きなものは10cmほどの物も有りました。食べられますので、よいとしたいと思います。タマネギは9月の上旬に種を蒔きます。その様に話していても、種を蒔く時期が大事な事は初めての人では分かりません。これも、失敗しながら経験を積む事が重要と思います。昨年からの新しい畑の女性管理者の人は種を撒いた時に土を叩いて圧しすることを覚えました。その為に種の発芽率は良くなりました。そして、種蒔きの時期が重要な事も分かりました。今年で、私から卒業すると思います。

 一面の草
 
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