梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

初めての陶芸(17)抹茶茶碗作り・素焼き

2007年06月14日 | 陶芸講座
 今回の抹茶茶碗の削り作業は、天候の関係で粘土が余り乾燥していない時に行いました。その為に、口の部分が柔らかく、逆さまに置き、高台を削った時に、飲み口の形が変形している場合が有ります。その部分は、紙やすりで修正して下さい。また、抹茶茶碗の腰の部分の手触りが重要です。この部分を両手で持ち、手触りに違和感の有る場合は、紙やすりで修正して下さい。
 今回の抹茶茶碗作りは、作業時間の関係から、紐を積み易くする為に、粘土を太くして作業を行いました。その為、胴の厚さが厚く、削りに時間が掛かりました。また、重さも重い物が有ります。今後は紐を細くして紐を積み上げるか、ヘラで胴を上に伸ばし、胴を薄くするかの方法で、成形時に胴を薄く作る事を試みて下さい。そうすれが、削りの時間が少なくなり、胴を削る事が無くなります。
 次に、素焼き時の一般的な注意事項、作業に付き記載します。
 素焼き前の乾燥した作品は割れ易い。
   絶対に胴を持たないこと。
   腰の部分の下に両手の平を入れ大事に扱うように持つこと。
 削り作業の不備なところを修正する。
   カンナ削り跡、形の違和感のある所は紙やすりで綺麗にする。
     (100または、120)
   この時に壊れやすいので注意して作業する。
 素焼き時の窯入れ
   素焼きの窯入れは、作品が乾燥している状態で、壊れ易い。
     底の部分を両手で持ち、慎重に窯詰めする
   窯の温度、時間などの設定
    柏窯会の窯の設定方法に準じて作業する。 
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