既にこのブログでも記載していますが、昨今の経済指標の変化から、今回の経済混乱は長いトンネルの先に明るい光が見え出したかも知れません。極端に悲観的になった3月上旬がセイリングクライマックスであったような気がします。今回の経済危機は一瞬の内に世界に広がりました。 . . . 本文を読む
私は今回の経済危機の転換点として
(1)不動産市場の底打ち
(2)消費の回復
(3)在庫整理の完了
(4)商品市況の回復
がポイントと思っていましたが、25日、26日に発表された経済指標で変化が現れました。それに伴い、米国株式市場も続伸しています。
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マネーゲームは相場の上下で利益を得るゼロサムのゲームです。利益を得る人がいれば損をする人が居ります。しかし、このゲームは賭博と同じで胴元が居り、彼らが一般の人々を鴨にする世界です。胴元とは欧米の投資銀行などで、相場の流れを作り、膨大な利益を得、多額な個人的な報酬を得ています。 . . . 本文を読む
1980年代からアメリカやイギリスでは製造業に代わり、金融工学を駆使した金融産業が世の中の主流になり、理工科系の多くの学生も、製造業に就職するのではなく、金融業に就職するようになりました。日本でも80年代の後半からはこの現象が現れました。しかし、金融工学と云うと時代の最先端の技術を駆使しているようですが、所詮はゼロサムのマネーゲームで如何に勝つかの理論です。 . . . 本文を読む
昨年10月29日にマネーゲーム(6)を記載後、久し振りの記載です。
この間ヘッジファンドの解約売り、10月からの極端な自動車などの買え控えによる販売の悪化、失業の増加により、実態経済は最悪の状況になっています。特に企業の10月から12月の四半期決算、今年度の業績予想は販売不振の影響で巨大な赤字です。 . . . 本文を読む
先週からの株価の暴落は激しいものでした。10月20日のブログで書きましたが、ヘッジファンドの解約に備えた換金売りが最大の原因で、値段に関係なく、ファンドが持っている株や石油などの商品を売りました。この動きは今年末の解約に向け、まだ暫く続きます。この株価の下落により、機関投資家などがロスカットを行い、パニック的に持っている株を売ったのです。 . . . 本文を読む
先週は米、EC、英、スイス、日の政府と中央銀行は結束して、金融混乱を回避する為の
銀行への大型の資本注入
銀行が保有する証券の肩代わり
無制限に、流動性を金融市場に供給
銀行間の貸借を保証
などの根本的対策を断行しました。金融収縮、貸し渋りの解消は時間の問題であると考えられます。しかし、世界の株式市場が乱高下した一週間でした。これは、売り方が金融問題から実体経済の悪化を売り目標に変え、株を売っているのです。
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アメリカの金融安定化法案が一度下院で否決されその影響により、ヨーロッパの金融機関での問題の発生により、また金融逼迫の実体経済への影響により、世界の株価が暴落し、商品市況も暴落しています。20世紀初めの世界恐慌が再発するのではと、世界中何処を見ても、悲観のどん底に沈んでいます。
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今週はリーマンブラザーズの破綻、メリルリンチのバンカメへの吸収、AIGの公的資金の支援、整理信託公社(RTC)型の不良債権買い取り機関の設立、それらにより世界の株価は乱高下しました。 . . . 本文を読む
数年前のモリエモン問題もそうですが、最近の世の中はお金を儲ける事が全てのような風潮があります。お金を儲ける為には何をしてもよい、自分だけよければよいと云う風潮です。しかし、私達はこの狭い地球で共同生活をしているのです。自分だけがよいと云う事は何時かブーメランのようにして自分に影響を与えるのです。 . . . 本文を読む