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アユタヤで昼寝

アユタヤ在住。海外転出しての、アメージングなタイ王国での暮らしの日々を‥‥‥

ウィサーカ ブーチャー (1)

2014-05-13 23:50:27 | 日記
今日はウィサーカ ブーチャー(佛誕祭)で祝日です。毎年5月(陰暦6月)の満月の日となります。
ワット ヤイ(チャイモンコン)では朝からタンブンが有ります。7時半までに食べ物を用意して持って行きます。外では食事やお菓子、飲み物が無料で振舞われています。持って行った食べ物はお坊様用の食器に移します。建物の中で8時から読経が始まり、そのあとお坊様に食事のタンブンです。お坊様の前に食事の盆が運ばれて来て、希望者が何人も前に出て、お盆に手を添えて、お坊様にどうぞ頂いて下さい、と差し上げるのです。こうされないとお坊様は食べられないのです。ただしこの時、お坊様は絶対お礼を言ったり頭を下げてはならないのです。それはあくまで一般の者が、タンブンの為に、お食事をお坊様に頂いて貰っているのだからです。
日本人で昔にタイで僧侶になった青木保氏が著書の中で、日本人駐在員の家庭に行った時に、奥さんがお茶を入れて、目の前に置いてくれたけれど、ただ置いただけなので、飲むことが出来なかった。と書いておられます。そういう時にはどうぞお茶を飲んで下さい、と持ち上げて差し出して、僧侶の方は袈裟と同じ色の小さな布を敷いて、そこに湯呑みを置いて貰うという事をしないといけないのです。タイ人でないからそのしきたりを知らなかったのですね。
食事中に1人のお坊様が講話をされました。そして食事の後にまた読経があって終わりです。
タンブンとは「徳を積む」ということです。いろんな形のタンブンが有りますが、今日はお寺に行っての食事のタンブンです。タイの仏教では、僧侶は12時までしか食事が出来ないので、食事のタンブンは必ず午前中です。ちなみに、お坊様は煙草は吸えるのですが、お酒は飲めません。これは単純にお釈迦様の時代にはインドに煙草がなかった為に戒律で禁止されていない、ということです。戒律は227有ってそれを守る事が、修行として僧である間続いて行くというものです。煙草と同じ理由で携帯電話もOKなのです。後の時代で戒律を増やしていくということはしなかったのですね。


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