
デジカメのバッテリーが途中で切れてしまったため携帯のカメラで撮らざるを得なくなった。残念である。確認しておけばよかったと悔やまれる。
綱敷天満境内で牛と一緒に丑年の母を写した。来年年女である。齢84になる。

雨は降らぬが雨雲が水平線まで降りてきているようだ。この浜に菅原道真が上陸したのであろう。対岸は山口県防府である。何故防府なのか。そこにも菅公ゆかりの防府天満宮がある。大宰府に左遷されるときにこの地から九州に渡ったのである。それを偲ぶよすがもないが、唯一この地に残されているのであり、母の祖先がもらった名前が残っているのである。1100年という時が経ってもなお、母の話を聞くとその場面が映像のように頭に浮かぶのである。私がそうである様に母もまた母や祖母から聞いたのである。