2014年5月24日(土)
STAPSALON鍼灸院が開業して一週間が経った今日、知人のF君がスタップサロンへPM4:15分にやってきました。
F君と出会ったのは今から7年前ほどからでしょうか、このサロンの場所へと引っ越して来る前からなので、私の変化の在り様を誰よりも知っている一人です。
F君:「ひぃやは~かわりましゅたねぇ」
私 :「ようこそ・・、変わったでしょう」
・・と久しぶりの挨拶を交わしました。
・・と、言いますのも、多機能不全で兵庫医大病院へ緊急入院して奇跡的に一命を取り留めたF君は、3回ほど入退院を繰り返し、自宅療養を続けていることは本人からも聞いていましたが、なにせ今年に入って突然のトルネードに巻き込まれてしまったようで、ドタバタドタバタの日々が続き、STAPSALON鍼灸院が始動しだして一週間してやっと気分的にも落ち着いたなぁ~との思いと同時にFさんの顔が浮かんだので電話をかけてみました。
私 :「どうしてますかぁ! 体調はどうですかぁ?」
F君:「じゅっつちょ、いえにいましゅ・・」
・・と言うことで、
私 :「脳血管障害などで言語障害や不遇な身体など蘇らすという中国は道教の聖地千山に伝わる秘法秘儀を受け継ぐ、三鍼法を行う鍼灸院を始めましたが、興味はありますか」
F君:「ありましゅ・・」
私 :「じゃ~4時ぐらいに来れますか」
F君:「はいイキマシュ」
・・と言うことになり、彼がやってきました。
施術が終わって、本殿テーブルで興味ある話をTさんから聞いていたところへ、手水鉢の横に現れた姿は、杖をついてちょっと不自由な身体のFさんでした。
F君:「おひさしゅぶりでしゅ・・」
私 :「ようこそ・・!!・・」
・・挨拶もそこそこに、看護師の横山さんが問診を始めました。
私 :「F君、スリッパは!?」
F君:「シュリッパがはけないんでしゅ・・」
私 :「そうですかぁ・・」
・・してF君は田中先生が待つ診療室へと入って行きました。
・・・
・・・ そして、40分ほどして施術を終わらして再び私とご対面することに・・。
「有難うございました・・」とF君。
・・なんと、朝の電話口からの喋り口と、来院時のもつれていた喋り口調はしっかりとした口調に変わっていました。
私 :「サンシンポウをされたんですか」
院長先生 :「三鍼法をしました」
F君 :「スッキリした感じです」
・・・もう話す口調はしっかりしたものでしたが、長い間の癖なのか杖をついていました。
・・ので、
私 :「F君、杖を放してください」
F君:「ダメですよ・・」
・・と、少し不安そうにしているF君に、
「では、これを持ってください」と私のポケットから取り出したテラファイトの水が入ったアトマイザーを渡して、彼の杖を私が預かりました。
「エ~~ッ、どうしてですかぁ!!ちゃんと立てます!!」と驚きのF君。
私 :「もう今日から杖は要りませんから・・・」
・・と言いながら、近くに引っ越ししたTTCの事務所へと案内しました。
道中、杖をつかずに背筋を伸ばしてシャンとした姿で歩くF君に、
院長先生 :「もう杖に頼ろうとしないでくださいね。脳はまだ記憶をとどめていますが、立派にちゃんと歩けていますから、杖はバッグにしまいこんでください」・・と。
人間の身体の不思議を思い知らされた喜びの瞬間でした。
F君曰く、「杖が不要になったり、うまく喋れるようになったのもですが、目力が付いたのが自分で分かります!」と、語ってくれました。
やはり、院長先生は魔法の癒しの指をもっていました。
~ 翌日の朝 ~
三鍼法の大先生:「当たり前だろ、それぐらい・・。何!?! それで嬉しくて皆でカンパ~~イ!だと、バカもんが~~言語道断だ!」
Stap salon 鍼灸院 は Terafight研究室の役割も担っています。
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