2012年6月30日(土)
この二日間の旅は、機械的に雪を降らせ、安らぎとファンタジーな世界を届けてくれるビジネスをやっているSさんとともに鳥取県境港市へ仕事を兼ねて行きましたが、帰りは馬の山古墳を見学して、そしてもうひとつ気になっていた玄武洞へと立ち寄りました。
玄武洞は日本で最初に地磁気の逆転が発見された場所です。玄武岩の中には鉄分(磁鉄鉱など)が含まれていて、溶岩が冷えて固まるとき、地球の磁石の方向に磁化されて残ります。(残留磁気とか古地磁気と言います)1929年、玄武洞の岩石の残留磁気を調べた京都大学の松山基範博士は、地磁気が現在の磁気と全く逆の向きであり、時代によって逆転することを世界に先がけて発表しました。世界的な地球科学の分野では約260万年前~70万年前を「松山逆磁極期」と呼び、地球歴史の最も新しい時代区分である第四紀(人類時代)の始まりも松山逆磁極期に合わせて約260万年前としています。
実は、現在調査をしている卑弥呼おばさんのお墓にある方位石や点在する石が、強く磁化しているのですが、地理的位置関係や地質学的にも興味をそそるものです。
玄武洞と 御厨人窟 (みくろど)と大峯山がキッチリと直角二等辺三角形ですね。
大峯山(山上ヶ岳)が第一級のベンチマークポイントになっていることからすれば、大きな意味を持っていそうです。伊島から沼島、淡路島で一番高い山である諭鶴羽山(諭鶴羽神社の神紋は鶴)を通って北上し、石の宝殿(生石神社)・・、そして生野。 その生野から日本海側へ北上したところに玄武洞があり、それから日本海に出たところが、浦島伝説があり龍宮城もある城崎です。
城崎・・ ・・?? きのさき ・・ どこの先? ・・ 城の先?