「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 キャリー ジョージ フクナガ監督 米 ✗
ダニエル・グレイグが5度目のボンドを演ずる007シリーズです。
現役引退後ジャマイカでのんびり暮らしていたボンドのもとに昔の仲間から連絡があり再び命がけのお仕事に復帰します。
誘拐された科学者救出ミッションでしたが、そこにある男が立ちはだかります。能面の男(ラミ マレック)はボンドの恋人と過去の因縁があったのでした。果たして恋人を人質に取られたボンドは与えられた任務と恋人救出というふたつの仕事を達成することができるのでしょうか。
冒頭の一騒動で見どころをほとんど見せたのではないかというくらいで「つかみ」は大成功です。
毎回ワクワクさせられるオープニングクレジットとあのテーマ曲は今作でも健在でした。
「007」のコードネームを巡ってのこだわりのやりとりが笑えます。
記憶によれば2019年の年末くらいから予告編で「能面男」を見ていたと思いますがやっとの公開となりました。内容的にもパンデミックと重なる部分がありコロナ下での上映はちょっと遠慮したようです。
ラストの思わせぶりな一行で、次回作ボンドはどうやって登場するのかそちらの方が気になってしまいました。
タバコは、葉巻が小道具として何回か使われ銘柄などもセリフにありました。実際に俳優が吸う場面は殆どありませんでしたが、煙が出ている葉巻そのものなどが使われました。(✗)