「ST 赤と白の捜査ファイル」 佐藤東弥監督 △
警察の科学捜査斑を主人公にした「ポリス コメディ」(警察が舞台のコメディの総称、筆者作)
個性あふれるメンバーが揃った科学捜査チームが難事件を解決するテレビドラマの映画版です。コンピューターウィルスを操るハッカーと科学班がある殺人事件を通して頭脳戦を繰り広げます。しかし、犯人の狙いは一歩先にあったのでした。
今回はインターネット上の情報炎上を犯人と警察の双方が利用するところが時代を表しています。また、赤城(藤原竜也)と百合根(岡田将生)の軽妙なやりとりが笑わせてくれ、ポリス コメディとしては面白い作品です。女性の刑事たちが全面に出ているのも「女性を活用」していて時代にあっているのかな(?)
タバコは、ガソリンをかけた死体に火をつけるときに悪役の女がライターでタバコに火をつけ、そのタバコを投げつけるという使い方で1度登場しました。マイナスイメージなので△です。