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映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

味園ユニバース

2015-03-15 | 2015以前の映画評


「味園ユニバース」 山下敦弘監督 ×××× PPセブンスター

 記憶喪失の男に「ポチ男」(渋谷すばる)と名付け居候させた音楽スタジオ経営兼赤犬バンドマネージャーカスミ(二階堂ふみ)との出会いを描きます。
 イベント会場にいきなり現れ圧倒的な歌声で「古い日記」を歌い倒れてしまった男を赤犬バンドのマネージャーでスタジオの管理をしているカスミは亡くなった父親の部屋に住まわせ仕事を手伝わせます。その後、赤犬バンドのヴォーカルが怪我をしてしまったためポチ男が代理で歌うことになります。しかし、少しずつ記憶が断片的に思い出され、「俺はやばいやつかもしれん」と記憶をなくすきっかけとなった暴力事件を思い出すのでした。
 渋谷の歌唱力と凄みのある視線と逆に妙に人懐っこい表情、そしてラストで初めて一瞬見せる笑顔がこの作品の見所です。二階堂の「おじさんあしらいの巧みさ」もお見事でした。
 タバコは、冒頭で渋谷がセブンスターを買って吸います。(×)怪我をしたポチ男を治療するもぐりの医師(鈴木紗理奈)が度々喫煙(××)、バンドのメンバーも何人か喫煙していました。(×)



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