無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

8年越しの花嫁 奇跡の実話

2017-12-29 | 2017日本語映画評


「8年越しの花嫁 奇跡の実話」 瀬々敬久監督 △ ☆

 挙式3ヶ月前に花嫁が倒れ昏睡状態になってしまい、目がさめるのをひたすら待ち8年後に結婚できたという奇跡的な実話をドラマにしました。
 自動車修理工の尚志(佐藤健)は合コンで勝ち気で優しい麻衣(土屋太鳳)と出会い結婚の約束をします。しかし、麻衣は突然300万人に一人という病気に倒れ昏睡状態になります。それでも尚志は毎朝出勤前に病院を訪れ意識が戻るのを願っていました。そして数年後、麻衣はリハビリの効果で車椅子で動けるほどに回復しますが、尚志のことは覚えていなかったのです。二人はそれぞれ苦しむのですが・・・。
 土屋太鳳のダンスで鍛えた身体能力で「エクソシスト」を彷彿とさせる病態を表現しています。特殊メイクも良くできていて真に迫っていました。佐藤健、両親役の杉本哲太、薬師丸ひろ子、社長の北村一輝などがそれぞれ好感のある演技を見せてくれました。
 さり気なく舞台の岡山や小豆島の紹介もあります。カップルのデートにはお勧めの作品です。
 タバコは、修理工場で仲間の一人が喫煙している場面がちょっとだけ映りました。(△)合コンの居酒屋などでは他の客も喫煙していなかったのは良かったです。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ルージュの手紙 | トップ | カンフー・ヨガ »
最新の画像もっと見る

2017日本語映画評」カテゴリの最新記事