軽井沢ル・ボン・ヴィボン

東京・吉祥寺の南欧料理Le Bon Vivantの姉妹店、軽井沢ル・ボン・ヴィボンのブログです。

ドルドーニュへ。

2011年02月06日 | フランス・スペイン

丸々一日を使えるのが今日で最後となってしまいました。

と言っても、翌日は夜遅い(9時近く)便でボルドーを出発なので
実際にはまだまだ、あと2日の気分です。

ヨーロッパの気候は湿潤の巡りがアジアと逆で、
湿度は冬に高くて、夏低い。
(正直羨ましいです!)

だから冬は朝靄がよく発生する。
まるで、ストンと雲が地面に落っこちてきちゃった感じで
そのすぐ上に空があるようなイメージ。

上は晴れているんだけど、前方の視界が晴れなくて、
写真を撮りたくても、もうちょっと。
あ~もう一息なんだよな~。。とヤキモキする事も多々(笑)


ほらね。こんな感じ。


これもあと一歩。
おかげさまで、素人にも幻想的な写真が撮れますが…(笑)

なんだか上手になったような錯覚


こちら「フランスの美しい村」に
認定された村の入り口に表示されている標識。
「美しい村」はたくさんあります。
今回は5~6か所くらい行ったかな??

認定には基準があって、人口が少ない事や
遺産的価値のある史跡や名所が最低1か所ある事(だったかな)。
難しい定義はいいとして、「美しい」事をフランスが認めた村なので
この看板を見つけると、テンションが上がります。


今日は冬だから静かだけど(誰も歩いていませんね)
夏には観光客が世界各地から訪れて、たいへんな賑わいになるそうです。
そうだろうな~、と思う。
景観が半端じゃなく美しい。

だけど、今日の主目的はフォアグラとトリュフを食べる事です(笑)
目指したのは
ペリグーとサルラ・ラ・カネダという二つの街。

サルラでは郷土料理のレストランへ。


使えそうな写真がこれしかありませんが、
この地で特に名産のフォアグラ、マグレ鴨、くるみ、トリュフ、ロカマドゥール(チーズ)…。
一通りの物をまんべんなく使ったムニュがなんと14€!!
さすが産地、感激。
ギャルソンは一言二言の日本語を知っていて
「日本人もよく来るよ」って笑ってました。

フランスは割合とどこへ行っても
「日本人のお友達がいる」とか「日本に行ったことがある」とか
日本や日本人が好きだと言ってくれる人が多くて
実に楽しく過ごすことができます。
(特にかわいいお姉さんが言ってくれる事が多くて余計に嬉しい)

こういう反応をたくさん見ていると
きっと僕たちが思っている以上に、日本には魅力があるんだなと思えます。
少し誇らしい気持ちで
もっともっと「日本の事を知ってもらいたい」という素直な気持ちが芽生えてくる。
我が故郷、東京の素晴らしさを、たくさんの人に伝えたいな。
(おっと今は軽井沢だ・笑)


これはペリグーで買ってきたフォアグラボール??
今回、バスク地方も含めて一番たくさん食べたのは、多分フォアグラ。
しかし、よく出てきたなぁ。
最後は完全に飽きてたくせに、
お土産でまた買ってしまった…

この日、最後の晩餐は
とうとうフランス料理にギブアップで「ケバブ」で終了…(笑)

ま、十分食べました。
(でもケバブもそれなりにウマいんだよな)

コメント

北軽井沢と北欧の話

2011年02月04日 | 北軽井沢のこと

いきなりですが閑話休題。
ご近所のLuomuの森に行ってきました。


こちらの展示が2月いっぱいだと言う事と
久々の暖かい陽気に誘われて、ちょっとお邪魔してきました。



以前の日記でご紹介は書いたのですが、
予定より少しスケールダウンして
今、ルオムの森では歴史ある洋館を使った2階の展示スペースで
フィンランドの作家さんの作品やオーダーメイド家具などが展示されています。
とても素敵な展示でした。皆様にもお勧めできると思います。

今回は2階がメインのつもりでお邪魔したのですが



1階の薪ストーブの展示スペースやカフェも中々のものです。


こんなキッチンストーブがあったらいいなぁ。
ちょっとしたアイディアがコンパクトなボディにたくさん盛り込まれていて
熱効率も相当良さそうです。
デザインもモダンですね~。

社長ご夫妻をつかまえて、延々とお話に花を咲かせてしまいました
色々な話をする事で、ちょっと気持ちが楽になりました。
ホント、おしゃべりですみません…。
冬だから、
少し時間のゆとりがある時期だから、許してもらっちゃいましょう(笑)

フィンランド~北軽井沢
響き合いを大切にして。そんな言葉が聞こえました。

気候のよく似た二つの地域を、両想いにしようと活動しているルオムの森のスタンスが
この地域の新たな価値を見出してくれそうな気がして、
僕もなんだか楽しみです

コメント

メドックへ来ました。

2011年02月02日 | ヨーロッパドライブ

どこまでも続く葡萄畑。
名醸地ボルドー・メドック地方の風景。



ブルゴーニュのコート・ドールと並び称される特別なワインの産地。
(日本のワイン通の間ではブルゴーニュが圧倒的に優位ですが)
こちらはランシュ・バージュの畑ですね。


スコッチウィスキーでいう所のシングルモルトに相当するのがブルゴーニュ。
ヴァッテドモルトに相当するのがボルドーのワインと言えるでしょう。

ワインと言うのはとても大きなテーマなので
料理にも、ワインにも、精通しようとなると中々手ごわいです。
でも頑張って勉強しなきゃ。

特にここを目指したわけじゃないけど、発見しちゃいました。
シャトー・ラトゥールです(アポなしじゃ入れないけど・笑)
しかし、こんな所まで自分で運転してくるとは…昔は夢にも思わなかったなぁ。


こちらはメドック地区の入口にある、その名も「ワイナリー」
とんでもないほどの種類と量のワインがストックされています。

当然ではありますが、きちんと温度管理されたセラーの中です。
地区別、シャトー別、年代別にバッチリ分類されていて
タグも統一されて分かりやすく、きちんとアドバイスもしてくれます。

セラーとテイスティングがメインですが、シャトーや農園の見物も可能。

今回アドバイスをしてくれた方は、
近々ロワール地方で独立してワインショップを開業されるそうです。
帰国後も連絡を取り合っているので、今後の展開が楽しみです。



ボルドーの観光局主催のワイナリー巡りもあるんだけど
今回は諸々の理由でこちらへ。
中々面白い物を買ってきましたよ。


Pauillac(ポイヤック)にて。Gironde河の雄大な流れ。
港もあって、まるで海ですね。対岸がとても遠いです。

ほとんどの時間をメドック側で使ってしまったので
夕暮れのサンテミリオンを見るために時間ぎりぎりで右岸側へ移動。
距離にして80キロ位です。

世界遺産・サンテミリオンです。
なんとか夕暮れに間に合いました。こちらは観光。見るだけです。


街の入口の地図です。


こちらも延々と葡萄畑が続く景色です。
メドックに比べれば、若干丘陵地になっています。


葡萄畑ばかりではなく、
フランス(ヨーロッパ)の農業の懐の深さは、ありとあらゆる場面で見せつけられます。

何て言えばいいんだろ。
「食料自給率」が数字通りに目の前に現れる感じかな?
山岳国の日本とは国土の成り立ちが違うけど、これも国力だよね。
ゆたかさの「差」を感じます。

日が暮れてきました。赤く染まる街並みが美しいですね。

さすがは世界遺産、観光客がたくさんいます。
日本人もちらほら見かけます。

以前に行ったモンサンミッシェルで、
あまりの観光地っぷりにドン引き(あくまで私的意見です)してしまった経験があるので
それほど期待しないで行ったのですが。。。

日本の話だけど、白川郷や東照宮でも感じた事があるんですが、
「世界遺産」になると観光地化が進んで、やや幻滅する時があります。
(これも、あくまで私的意見です)

さすがに世界遺産に登録されるだけあって
サンテミリオンから眺める葡萄畑の景観は素敵でした。

落ち着いていて
観光地化…も、僕はそれほど感じなかったので良い印象でした。
こればっかりは行ってみないと分からない物ですね。

ボルドーに戻ってきた頃には、すっかり日も暮れて
一日があっという間です。

ライオンのオブジェ。右岸側のバスターミナルのような場所にあります。

市庁舎です。「水の鏡」の美しさに思わず息をのみます。


今夜のレストランはこちら。ネオビストロ系の佇まいです。
ボルドーなのに、ミシェル・ロランの「7つ星」(チリ)がオンリスト。
もちろんチョイスはしてないけど(笑)


写真はほとんど撮ってないけど、美味しいボルドーのワインと共に
トリュフとキャビアのウ・ココット。


しかしレストランや料理の写真が…少ないですね

明日は、フォアグラとトリュフの聖地
ドルドーニュ・ペリグー・サルラへ向かいます。

コメント

ヨーロッパを走る事のまとめ。

2011年02月01日 | ヨーロッパドライブ

こうやって、異国の地を走っていると
まさに、外から日本を見る想いがあり、
日本の街と言うのはあらゆる面で進化していて、丁寧で、気配りができていて
本当によくぞここまでしたものだな、と感心します。

だけど、道路だけはちょっと違うような気がする。

一番の違いは単純に「信号の数」
これに尽きます。

車は完全に停止させてしまうと
流れが回復するまで「時間と距離」が必要なんだなと言う事がよく理解できます。
日本の道路のように次々と信号が現れる環境では
車が持っている快適さの半分は失われてしまうような気もします。

日本では、それほど混んでもいない田舎道でも
他の車と一緒に信号に何度も、何度も、止まりながらダラダラと進む感じ。
仮に前の一台を追い抜いた所で、すぐ次の信号で止まるから、結果は前後が入れ替わるだけ。。
コレじゃ抜いても気まずいですよね。

ヨーロッパの道で、もし自分の車が追い抜かれたら
その先で追い抜いた車に再び出会うのは稀、本当に稀。二度と会わないと思っていい(笑)

頻繁には停止しない大前提があるから、
高い速度設定もできるんだと思うし、
一般道でも100キロ=1時間という驚異のペースで走る事も普通にできちゃう。

ただし、渋滞は日本もヨーロッパも同じ。
容量をオーバーする数の車が走れば、結局渋滞は起きる。



レンタカーであっても、やはりヨーロッパの車はヨーロッパ仕様で、
そう言う道路状況に良く合ったセッティングになっていると思う。
だから、走りやすい。
「ただ走りたいだけ」で、わざわざヨーロッパに行こうとは思わないけど
移動の手段としての車の魅力は尽きません。
鉄道もバスも色々乗ったけど、ヨーロッパはやっぱり車がいいな。

見たい街を自分の判断で訪ねて
自分のペースでじっくり散策して、気が向いたら次の街へ。
予定の変更も自由自在。

僕は昔から「旅での時間」をこう考えています。
じっくり見たいだけ見て、「もうこれで充分」と感じて、たまたま1時間だったのと
1時間の枠が最初から決まっていて、枠の中で何をしようかと考えるのでは
前者の方が有意義に感じるんです。

一時間が、二時間でも、一日でも、一週間でも同じ。
今は僕も旅行全体の枠は決まっているから、結局大差がないのかもしれない。

若い頃。国内ですが、
特に予定も決めずにふら~っと出かけて、
何となく行きたい所へ行って
息抜きができたと思ったら適当に帰ってくる。
そんな事がよくあったのですが
いつかまた、そういう感覚で旅ができたらいいな。



さすがに1週間・1700キロを共にすると
お別れが寂しくなります。またね。


コメント