Sempre Attacco

JBCF JapanProTour 現:eNShare Racing Teamアテンダントのちゃりんこ日記

Power2maxの内容

2012年12月18日 | Weblog
箱を開けて中身を確認。

クランク本体と加速度センサー。

勘合部はこんな感じ。
取り付けるのは、昨日の機材メンテリストの順番では最後の方です。

歪みゲージを用いたSRMに比べて、クランク本体はカーボンでも加速度センサーによりパワーが測定できるのがミソ。
というのも、SRMでさえ、金属の経年劣化で歪み度が狂うので校正が必要。
今後はパーツは殆どカーボンになると予測している。
もちろんギヤ板とチェーンは金属のままだと思うが、歪みゲージを使うことが出来なければ、加速度センサーが全盛となるであろう。
歪みゲージ全盛から加速度センサーへの移行がそのうち起こって行くと予想します。
現在カーボンはCFRPです。カーボンナノチューブが言われているが、まだ完全に実現できていないし、炭素のグラファイト化もあるけど究極はセラミックそのものですね。
一部のパワーメーターで左右の筋力の違いや、力のベクトルが分かる仕組みが出て来ているが、それを見て左右の筋力の補正や効率的な力のベクトルが直ぐに実現できるとは思わない。
結局は基本に舞い戻ると思う。
パワーメーターは単なる機械。使うのは人間。選手を鍛え上げるのは、強い意志と豊富な経験値だ。


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