Sempre Attacco

JBCF JapanProTour 現:eNShare Racing Teamアテンダントのちゃりんこ日記

一年総括

2012年11月04日 | Weblog
一昨日の幕張クリテをもって、JBCFの全レース日程は終了しました。

一年間を振り返って、一昨年のコワケンのスタートダッシュと違い、春先に積雪と例年にない状況で、仕上がりが大幅に遅れました。
柴田周回、上り他、ダッシュ等の未実施で、レース自体がまともに走れませんでした。
そのまま、ずるずるとシーズンインしてしまい、皆の調子が上がらないまま、レースをこなしていった次第です。
チーム員は復興に関わっているメンバーも多く、仕事をしながらの競技生活は大変かと思いますが、出来る範囲で頑張ったのも事実です。

輪翔旗前後で、チームの残留危機もあり、正直冷や汗ものでしたが、輪翔旗で利君の完走で繋ぎ、いわきは残念ながらのポイント獲得ならず、美浜では俊二君の完走、輪島では皆の心意気で俊二君、賢君、オノDの3名の完走(全チームで9位のポイント獲得)で、何とか17位のボーダーラインに入ることが出来ました。
特にオノDのブログの「皆の胴上げを受けながら、英雄と戦犯は紙一重と感じた。」というのは今年の彼一番の名言でした。
皆の頑張りがあってこそ、JPT17位残留が実現できました。チーム員の皆様、支えて下さった関係者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

さて、選手兼監督として、私個人は転勤による生活環境変化と、そもそもの職場環境の建て直しに中々思うように強化できず、歯がゆい思いをしました。
また、一年を振り返って、春先の練習負荷不足。一年間の各個人に合わせた練習メニューを提案する事が出来ず、皆には申し訳ないことをしました。
これを改善する手段として、今後はパワーメーターを使った練習方法を提案してみようと思います。もちろん、100%パワーメーターを信用する訳ではありません。
極端な話、その選手の神経が研ぎ澄まされていれば、速度計も、心拍計も、パワーメーターも必要ないと思います。
しかし、中々そういう選手は稀ですし、皆発展途上ですので、客観的な指標として使用できるパワーメーターに焦点を当てようと思った次第です。
冬のクル練、春先のパワトレ、高速インターバル等、今まで経験値で申し上げていた事が、大凡の所、パワーメーターの本に記載されています。
フォームや、走行術等は、実地訓練で改善しないといけませんが、強くなる方法は6-8割方、本に記載されていますので、騙されたと思って、必ず本を買い3-4回読み返して理論を叩き込んで下さい。
今後のチームの練習用語は、本に沿った表現方法に変えて行きたいと思います。
本は下記サイトで購入できます。もし、購入希望で購入できないなら代理で注文します。
http://www.overlander.co.jp/jitetore/jitetorepowerbible.bak →必ず日本語訳を購入しましょう。amazonでは英語原本しか売っていません。

来年度は、12/1に自転車会館でJBCFよりJプロツアーの方向性が発表されます。
来年度以降は、もっと状況的に苦しくなってくると思いますので、皆の力を結集して頑張っていきましょう。

私個人としては、来年に向けて、下記の施策を考えています。
1.スポンサーの獲得/フレーム・用品・ウェア(但し、今年12月中に見込みが無ければ、今年度と同じ形態で運営します。もちろん、スポンサーが付くという事は、結果を求められますので、そのつもりで。また、スポンサーが付くという事は、自分のお気に入りの物が使えないという制約も出てきますので、理解してください。更に、出場毎レースのレースレポート提出は必須になります。二足の草鞋でも必ず求められますので、よろしくお願い致します。もしかしたら、社会人レーサーにとって、スポンサーは必要無いのかも知れません。(究極の意見として))
2.チームの強化/パワートレーニング機器導入による客観的な指標の確立、それに即した各個人の強化、コンディショニングの把握、ノウハウの伝授
3.チーム員の増強/もしかしたら、数名の加入があるかも知れません。12/1の状況を待つと考えます。
4.長袖チームジャージ、ベスト、ポディウムキャップの作成/1.の結果を待って早々に着手
5.Eクラスタメンバーの強化推進/早く監督を超えて行って下さい。

来年度も、強力に引っ張って行きたいと考えますので、皆様よろしくお願い致します。

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