Sempre Attacco

JBCF JapanProTour 現:eNShare Racing Teamアテンダントのちゃりんこ日記

岩手日報杯、エルドラ惨敗

2009年05月17日 | Weblog
朝は3:30位から何度か目を覚ます。4:30には起床し、シャワーを浴びて洗面。外を覗くと既に小雨。路面は濡れている・・・。
5:00前には食堂へ突撃。早めに朝飯を 食べる。ゴハン・納豆・味噌汁・おかずの純和食。ゴハンをちょっと多目に。
今日は気温が低いので、ある程度食べておかないと、体が動かなくなるのでしっかり食べた。
着替えて軽量化してアップクリーム塗って準備。
6:45には宿を出てスタート地点へ向う。既に選手が集まっていた。
自転車を用意してチップチェック。補給食・ドリンクを準備して、補給をイクオさんへ渡してアップへ出る。
すると思った以上に体幹が冷える。即行戻ってロビロンアンダーメッシュのタンクトップシャツを羽織る。
そして、スタートラインへ。皆緊張を隠すべく明るく振舞っているのか・・・。


今日は雨の柴田周回拡大版という位置づけで皆に気合を入れた。
鉄人さんはカーボンディープリムですか・・・。ある意味命知らず、因みにNARAさんも命知らずのフルクラレーシングゼロ。


エルドラのジャージ派手すぎ・・・。下手な走りは出来ない!!!
号砲一発スタート。今日は雨なので慎重にコーナーは曲がりたい。
スタート後、いきなりアタック掛けたが、何故かチーム員が追ってくる。皆、気が焦っているのか???
1周目は大人しく、私が上りへ。暫くして下がって様子見。今回、富士大学は後で憑いているだけ?
2周目平坦路で日大が2名アタック。そして、暫くしてチェブロアタック。差は20秒程度。物見山は動かず・・・。
田んぼ区間からダラダラ上りへ。右から鉄人アタック、そしてヒデ君アタック。後にサイタッチが居たはずだが、何故か追わず。
完全にNARAさんマークの模様。ここで私が先頭へ出て追う。すると、鳥人間が前へ出てきて追おうとする。
「鳥人間、ジャンプしろ!追いつけ!!!」と指示を出した。彼には先週の柴田周回で上りのスピードがあることが分かっていたので、追わせようとしたが・・・。
鉄人・ヒデ両名、坂の頂上付近で追いつきそう。鳥人間は明らかに自分のトップスピードまで至らないスピードで登っていく。
これじゃあ、追いつかない・・・と思ったら、案の定吸収。レースで「タラレバ」は禁句であるが、これが全て悪い方向へ向っていく原因になってしまった。
日大2名、チェブロ2名、ボンシャンス1名が逃げ集団。最大派閥のエルドラ・物見山は後手を踏んでしまった。
発着点では20秒差変わらず。平坦路に出て、私がアタックして先行するも、エルドらも物見山も1人もアタックに憑いて来ない。
折角、キッカケを作っているのに・・・。オワタ・・・かな???



序盤の状況であるが、先頭は30-45秒/周の差で、最大3分半まで時間が空いた。
それにつけても我がチーム、物見山共、共同して追う気配なし。日大もメンバー居なくなり、富士大学もただ単に集団後方でヒラヒラしているだけ。
富士大学のメンバー、高校上がりなのか?フォーム、乗り方共に自分の能力を発揮していない乗り方である。背の高いコだけが、上半身も使った綺麗なフォーム。
あとは正直、草レーサーと同じ脇開き、肘開き、蟹股、フラフラフォーム。これじゃあ、学生選手権も良い成績は出せないだろう・・・。平坦のスピードにギリギリ憑いてくるだけ。
と言いながらも、雨も降ったり弱まったり、完全な消耗レースになってきた。
基本的に平坦のローテーション悪すぎ・・・。先頭5名だけが長い時間のローテーションのみ。登録者のレースではない・・・。
皆、寒い割には補給食も食べずに自分の守りのレースになってしまっている。
時間ごとに食べて、エネルギー使って動かないと、体が冷え切っちゃうよ。
レースも終盤。ミノルのコも省エネ走行で耐えていたが、如何せん平坦スピードが足りないので、休むところ無しの状況で一杯一杯みたい。
気が付くと、最後の3-4周回ではエルドラ・物見山・富士大1名しか集団に居ない。




相川・鳥人間・ヒカコウイチも遅れている。日大も1名先頭から落ちて脱落。
残り3周回で先頭逃げ集団との差は決定的に縮まらず・・・。3分半。
チェブロも脱落。集団も残り2周で勢いを無くす。サイタッチが多少元気か?コンチャン・ユウジも単に憑いているだけになってきた。
残り1周手前上りでチバポンズ1名アタック。主導権を取るためか?サイタッチが集団牽くがエルドラには既に手持ちのカードはない。
私がジョーカーであってはならない。こういう地方レースは若手に経験を積ませるためのもの。私がエースであってはならない。
年長者としてアドバイスはするが、でしゃばっては駄目なのである。
サイタッチを呼び寄せ、最後のダラダラ上りでNARAさんのアタックに備えるよう指示。
最終回、私は兎に角先頭を引く。前ではチバポンズ1名逃げている。直ぐに追いつくと、次の攻撃があるので、追いつくタイミングとしては、平坦路最後~田んぼ区間が理想。
47k/hペースで脚が痛むものの兎に角皆を温存させる為に先頭を引き続ける。平坦直線路では捕らえられず、結局田んぼ区間で捕まえる。
しかし、手は緩めない。ここで行かれてはイカン。よって、出来る所まで踏む。カーブを曲がりダラダラ上りへ。
ある程度ペースを維持していくと、サイタッチがアタック!!!すかさずNARAさんが追う。サイタッチ、もう少し溜めてから行っても良いと思ったが、行ってしまったものはし様が無い。
次に富士大学が追うもコンチャン・ユウジ共にチェックに入る脚が無い模様。ササケンさんが追うも勢いが無い。
こうなったら私が踏むしかない。ダンシング縦踏みで、二段階にジャンプして追いつく。ある意味、ここで脚が一杯であるが、50m先をサイタッチをNARAさんがマーク追走。それに合流させたらサイタッチが不利。
よって、横まで並びダンシングでわざと並走。こうすると並走が嫌なヤツは更にジャンプするし、大抵は同じスピードに落ちる。
ここでワザとジワジワとダンシングのタイミングを遅くして、ペースをかく乱する。このまま行けば2人が逃げ切れそう。
後続は富士大学・チバポンズ山本さん・ササケンさん・ウルトラ4名。兎に角、サイタッチをNARAさんに先着させる事が最優先でレースを組み立てた。
下りを下って、アップダウンを越え、最後の上りへ・・・。既に脚が残っている訳でもなくシオシオのパー状態である。ササケンさんに先着してもらいゴル。

結局サイタッチはどうだったのか???
気になって即近寄って聞いてみたら・・・

駄目でした・・・。全然先頭変わってくれなくて、最後行かれちゃいました・・・との事。
だけど、君は最後の自分の残されたチャンスを自分から切り開こうと努力したのは、紛れも無い事実なのだ!!!
あとは経験さえ積めば自分のものになる。自分のものになれば、必勝パターンが出来てくる。


車のところへ戻り、サポートに感謝。イクオさん、セイノさん、ミノルさんありがとうございました。若手も心強かった事でしょう。

ナミちゃんも来てくれた。彼女は女子の部でもちろんのこと優勝です。

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2 コメント

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ウルトラさんお疲れ様でした! (一休)
2009-05-21 09:57:07
雨の中ウルトラさんお疲れ様でした!エルドラド二回戦目です厳しい気象条件の中 若手の皆さん頑張りましたね〓結果は残念でしたが
これからレース経験値をあげ.より緻密なご指導してあげて下さい!ご苦労様でした〓
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Unknown (ウルトラ)
2009-06-22 11:34:12
また、よろしくお願いいたします。
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