English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

official aura

2011年05月14日 | 英語学習
THE OUTSIDER by Albert Camusは短いので云々と雑誌のEnglish Journalに誰かが言っておりましたが、我が区の図書館にあったので借りて読み始めました。
たしかに、後書きを含めても119ページで書き始めから読みやすい文章です。でも1ページ目に早速気になる単語が出てきました。主人公のMeursaultが母親が死んだとの電報を受け取り、職場の上司に休暇願いを申し出たあとの個所の文章です。
For the moment it's almost as if mother were still alive. After the funeral though, the death will be a classified fact and the whole thing will have assumed a more official aura.
"aura" は日本語にもなっており、大女優などの芸能人に対して、オーラがあると褒め言葉で使われているのを良く耳にしますが、人以外にも使われるとは意外です。 辞書にこの様な用例があるか確認します。
・Oxford English Dictionary: the distinctive atmosphere or quality that seems to surround and be generated by a person, thing , or place: the ceremony retains an aura of mystery
・American Heritage Dictionary: A distinctive but intangible quality that seems to surround a person or thing; atmosphere: An aura of defeat pervaded the candidate's headquarters.
・Macmillan Dictionary: a quality that seems to surround or come from a person, place, or situation; aura of: an aura of innocence: the aura of history that surrounds the place.
驚きました。人だけではなく、独特な雰囲気のある物や場所などにも "aura" が使え、また必ずしも良い意味を持っている訳ではないようです。 実物は見たことはありませんが、北極地方で見えるオーロラも当然 "aura" があると言えるなと思いました。
Auroras must have an aura.
コメント (1)
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