English Collection

日頃目に付いた覚えたい英単語、慣用句などの表現についてのメモです。

Mr. Bean

2007年05月29日 | 英語学習

Mr. Beanで有名な俳優 Rowan Atkinson氏とのインタビュー記事をRDで読みましたが氏は中々興味のある事を言っています。

Mr. Atkinson: "I'm a great believer that the most important things in life are in the end not rational."

"irrational" な事より合理的、論理的な事の方が重要と思っている私としては何故と思いました。氏のコメントは次のように続きます。

Love and beauty and art and music and friendship and spirituality and religon - these are the things that really root people.

なるほど、氏の仰る通り、"Love" 以下に羅列している("," ではなく全て "and" を入れているのが口語らしい)は "religion" を含め確かに "irrational" なので納得しました。

氏は "a supporter of the monarchy" だそうですが、その事についてこう言っています。

"it makes no sense for someone non-elected to have a lot of power and the [British](編集者が補足で挿入したようだ)royal family may be no more than figure-heads. But they mean something to those people who like them."

私は "a supporter of the monarchy" ではありませんが、氏の言っている事は良く分かります。

ところで他の個所に "the Lords amendment to the Bill is the one that prevailed" とありましたが、ここの "the Lords amendment to the Bill" についての知識が無いので全く分かりません。 そこでWebで調べて見ました。

ここで問題にしている "the Lords amendment to the Bill" はどうも次の「外国への犯人引渡しに関する法律」のことらしい。

"The Lords' amendment to the bill" allows a British court to determine whether the trial in the state requesting extradition would be in the interests of justice. This sort of condition is common in most extradition treaties.

英国議会のWebサイト(http://www.parliament.uk)で上記の確認を試みたが簡単には見つかりそうもなかったので "Bills" の説明だけをメモした。

A Bill is a proposal for a new law, or a proposal to change an existing law, that is presented for debate before Parliament. Bills are introduced in either the House of Commons or House of Lords for examination, discussion and amendment. When both Houses have agreed on the content of a Bill it is then presented to the reigning monarch for approval (known as Royal Assent). Once Royal Assent is given a Bill becomes an Act of Parliament and is law.

外国の話の場合その国の文化、社会の背景が分からないと単語の一般的な意味が分かっていても具体的な本当の意味がちっとも分からない事がある例でした。 でも現在はインターネットのお陰でかなりの事が分かるので昔の人ほど苦労はしないで済みますね。

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bite the tongue

2007年05月25日 | 英語学習

今日話題にする英語は短いのですが「山椒は小粒でもピリリと辛い」と言いたくなる英語表現です。 ちょっと前に "take the cake" の表現で参照した「食べ物で知る英語表現百科」にあった表現です。

Pepper bite the tongue. (胡椒はピリリと辛い)

しゃれた表現ですね。

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oniomania

2007年05月23日 | 英語学習

ショッピングは余り興味がないと言うより嫌いな性質なので最近は家内のショッピングに付き合うことも滅多にありませんが、昨年の12月にホノルルマラソンに参加する為に行った久しぶりのハワイでマラソンの翌日はショッピングに付き合わされました。ウィンドショッピングだけと言いつつ、ヒカリ物が好きな家内はキラキラするアクセサリー、洋服などを見ると直ぐに欲しくなるようで、キラキラする時計を衝動買いをしていました。私の方は衝動買いに相当する英語の紹介が数週間前のメルマガArcaMaxにあったのを思い出すのに一苦労でした。

oniomania - Compulsive shopping; excessive, uncontrollable desire to buy things.

例文: "Candace was periodically struck by fits of oniomania, something which tended to put a severe strain on both her closet space and her bank account."

私は物欲が余りないので今のところ幸か不幸か "oniomania" の経験はほとんどありません。

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kissing under the mistletoe

2007年05月19日 | 英語学習

私が好きな植物の話題です。RD Jan. 2007の投書にこんなのがありました。

Flying to Toronto at Chrismas time, I arrived at the airport check-in. As the security guard cleared my bags, I notiecd a sprig of mistletoe dangling jus above him.
"What's the mistletoe for?"
I asked.
"That?" He smiled. "That's so you can kiss your laggage goodbye."

預けたカバンに別れのキス(恐らく紛失の可能性を示唆していると推測する)をすることは分かりますが、それと "mistletoe" の関係が分からないので辞書で調べると "mistletoe" はヤドリギの事で、成句に "kissing under the mistletoe"(クリスマスのヤドリギ飾りの下にいる乙女にはキスしてよいという習慣がある)がある事が分かりました。 そのいわれについてMSNのEncartaに次のような説明があります。

According to one explanation, the Norse god Balder was killed with an arrow made of mistletoe. The rest of the gods were sad, so they decided to bring him back to life. The Goddess of Love then dedicated the mistletoe to Balder--and anyone passing under it must receive a kiss to show tribute to this symbol of love.

この "kissing under the mistletoe" は西洋人の常識のようですね。

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complaining vs. bitching

2007年05月16日 | 英語学習

「アメリカ人の国民性がよくわかる英語」著者ディビット・A・セインを読みました。この著者の本にはネイティブならでの表現がいつもあるので図書館で見かけると必ず借りて読みます。今回借りた本はタイトルで示しているようにアメリカ人の国民性に焦点を当てているので、従来の語学書とは若干内容が異なっていました。

一番参考になったのは "That's not fair." が「これは子供の英語」で、大人は
"There ought to be a law."(違法にすべき、ちょっとおかしい)、"The playing field isn't flat." と説明されているところでした。

そして、complaining vs. bitching で、「苦情・抗議」と「不平」は別物との考え方はなるほどと思いました。

しかし、アメリカ人の好む言葉として "ASAP" があり、一方 "Slow down and smell the roses." の言葉も好むとあった個所は若干疑問を感じました。何故かと言うと、米国商品を多く扱う商社での私の経験では、ほとんど全ての発信メールに "ASAP" を使うのは日本人で、それに対してアメリカ人の方は、メールの内容が緊急対策を要するトラブルに関する場合であっても "Slow down and smell the roses." かどうだか分かりませんが、5時には帰宅し、日本人から見ると長期のバケーションを年に2~3度は必ず取る人が多いのは確かです。 まあ、何でもかんでも"ASAP" の英語しか出てこないのも問題ですがね。

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Do the math.

2007年05月13日 | 英語学習

先日目覚まし時計が鳴る前に目が覚め、ベッドの中でNPRのラジオ番組 "All Things Considered"を聴いていたらハッブル望遠鏡に代わる新しい天体望遠鏡の計画の話をしておりました。 「何億光年(具体的な数字を言っていたが右から左で記憶はしていません)からの弱い光も捉えることができる望遠鏡で、1光年(one light year)は距離で言うとXマイルなので、何億光年を距離に計算すると非常に遠い遥か彼方からの光です。」などと話しておりました。 私が面白い表現と思ったのは「計算する」の表現を "calculate" とは言わずに "if you do the math" としたところです。"do the math" の表現は一種の流行語のようで今読んでいる "Slam Dunks and No-Brainers" にも取り上げられています。 例えば会話で次のような場面に使うそうです。

You tell a friend your ex-husband's new girlfriend graduated from college in 1996.
You say. "You do the math."

日本人は物をはっきり言わないとされていますが、米国人でもストレートに言わないこのような会話をしゃれていると言うか、会話を楽しんでいる様子が私には感じますが、物事をストレートに言うだけが必ずしも米国人(あるいは西洋人その他異文化の人たちを含め)の言動ではない事は間違いないと思います。

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right whale

2007年05月10日 | 英語学習

鯨の生態を撮ったBBCのドキュメンタリーを見ていたらライトホエールと聞こえましたが "light whale" か "right whale" か聴き取れません。"r" と "l" の発音を耳では区別できないのでいつもは文脈で判断しているのですが、この場合はお手上げです。後で調べると "right whale" がセミ鯨あるいは北極鯨である事が分かりました。

"r" と "l" の区別が難しいのは私だけでは無い様です。以前元同時通訳の村松増美さんからネイティブスピーカーでも "r" と "l" の区別を誤ることがある証拠を聞いているのです。それは "The Pirate of Penzannce" と言うオペラがあり、主人公の乳母が主人公の父から主人公を航海士(pilot)の奉公に行かせると言ったのを海賊(pirate)に奉公させろと聞き違え、"His father had wanted him to be apperanticed to a pirate, when, in fact, he had actually said pilot"、その主人公が海賊の修業の年季明けとなる場面からオペラは始まるのです。これこそ英語の母国人でも "r" と "l" の区別を聞き違える証拠ですね。そうです、"r" と "l" の区別が苦手な方も余り気にしない方が良いですよ、"r" と "l" の区別が苦手は私でもTOEICのリスニングは全く問題ありませんでしたから。
でもやはり、区別できる事に越したことはないですね。

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Slum dunk

2007年05月06日 | 英語学習

先週メキシコから日本に帰るJAL便で久しぶりに読んだ朝日新聞に英単語 "Slam dunk" に関わる次のような記事があった。

テネット氏は、イラク戦争前の大量破壊兵器に関する情報に関して、バスケットボールのリングの上から得点するシュートになぞらえ「『スラムダンク』ですよ」と、確実さを大統領に請け合ったとされ、「スラムダンク」は、イラクに関する米情報機関の過ちを象徴する言葉となってきた。

上の記事で分かるように "Slam dunk" は一種の流行語になっています。
最近読み始めたばかりのLeslie Savan著のタイトル "Slam Dunks and No-Brainers" にも "Slam dunk" の言葉が使われていますが、この本は Pop Phrase/Pop Language についての本なので当然ですね。

朝日新聞の "Slam dunk" についての記事に対応する部分は次のように書かれています。

Cheney told the Saudi ambassador, Bandar bin Sultan, before the invasion of Iraq, "Prince Bandar, once we start, Saddam is toast," and the CIA director, George Tenet, assured President Bush that finding Saddam's weapons of mass destruction would be a "slum dunk."

"Slam dunk" を辞書で確認すると:

OneLookのQuick Definitions
something that is a sure to occur; a foregone conclusion
Example: "Predicting his success was a slam dunk"

Wiktionary
(colloquial, idiomatic) A task expected to present no difficulty.
Example: As long as you get the vice president's approval first, it'll be a slam dunk.

バスケットボールで黒人の選手がいとも簡単にシュートする "Slam dunk" から来ていることは言うまでもないでしょう。

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Emily Post and Miss Manners

2007年05月04日 | 英語学習

南米旅行から帰って着ました。南米ではやはり英語は余り役に立ちません、スペイン語の知識が無いと買い物にも支障をきたします。従って旅行中の英語に関する話題は特にありませんが、旅行中に英語の本を2冊、雑誌を1冊読めました。その内の一冊"Music Theory Made Easy" の中の Observe Jamming Etiquette の項に Unfortunately, there is no Emily Post or Miss Manners to tell you just how to behave when playing with other people. と言う一節がありました。 Emily Postが誰だか知りませんが、後にor Miss Mannersとあるのでマナーとかエチケットの大家であろうと推測しましたが、帰国後早速念の為にWikipediaで調べました。

Emily Post (October 27, 1873 - September 25, 1960) was a United States author who promoted proper etiquette.

やはりそうですね。でもMiss Mannersは別にいる事も分かりました。

Judith Martin (born Judith Perlman on September 13, 1938), better known by the pen name Miss Manners, is an American journalist, author, and etiquette authority.

Emily PostとMiss Mannersは米国人の常識なのでしょうね。

ところで本のタイトルの最後に "Made Easy" とか "Made Simple" などと付いた物事の基本書、あるいは初心者向けのマニュアル、概説書が本屋に行くと色々あるのですが、これらの本は理解し易く、専門語も徐々に解るようになったいるので私が好んで読む本です。この一年程で読んだ本の中にも "Logic Made Easy", "Biology Quick Review", "Public Speaking the Easy Way" があります。これらの本を読むと英語圏の大学卒レベルとは言えないまでも高校卒、大学初級程度の知識、英語力が付いたような気がします。皆様にもお薦めの英語勉強法です。

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