弘前公園の桜状況

日本一の桜の名所弘前公園
今年は新型コロナウイルスの影響で４月２３日から始まる予定の弘前さくらまつりが中止となった



全国的に暖冬の影響で桜の主流ソメイヨシノの早咲きで桜前線が東北の仙台まで北上してきた
弘前公園のソメイヨシノは少し冬の殻が剥がれ膨らみも増してきている



桜の品種が５０種類以上植えられている弘前公園にはソメイヨシノより
３週間ほど早く咲く桃科の桜ロトウザクラが３日前に咲いて



陽当たりの良い上の部分が結構見頃になってきていた
全体から見るとまだ三分咲きくらいだが少し濃いめのピンクがとても綺麗だ



また先週咲き始めた５mmほどの小さな子福桜は満開に近い状態で
静かな弘前公園に春の訪れを告げている

青空と岩木山

暖冬で積雪が少なかった今年

ならば岩木山の麓、湯段の水芭蕉はどうかと行ってみた



バイクでと思ったが風が冷たいので車で向かった

ここは弘前市から見ると真横に位置するので岩木山の形が全く違う



湯段に着いて予想以上に雪が多いのには驚いた

市内と違ってやっぱりここは山なんだと感じた



弘前市の積雪は既に０cmとなっているのだがここは９０cmもあった

そう言えば去年の３月３０日に来ていてその時が積雪９０cmだった



風が冷たく吹いているのでとても青が綺麗な青空だ

ここの春はもう少し先のようだ

弘前公園のマンサク

日本一の桜の名所、弘前城のある弘前公園

本丸の北側にある北の郭には桜の開花を判断する標準木がある



その近くに園内で最初に花が咲くマルバマンサクと言う樹木があって

この花が今月２日、咲いていると弘前公園を管理する緑地課から発表があった



黄色い１cm～1.5cmほどの小さい花なので遠くからは気が付きにくいが

近くで見ると握りこぶしを開いたような面白い形の花だ



ここでも暖冬の影響を受けて観測してから最も早く咲いたと言うことだ

この花は弘前公園の桜ソメイヨシノの開花と関連していて

この花が咲いてからおよそ４０日後に弘前公園の桜が咲き出すとされている



とは言え、これからの平均気温によって当然左右されるが

日本一の弘前公園の桜は今年、早く咲くのは間違いないだろう