アメリカキササゲと言う木

弘前城植物園で教えて貰って初めて知ったアメリカキササゲと言う木。今が丁度
大きめの花が見頃を迎えている。調べてみると河原や湿気のある場所に生えている
とあるが見かけた記憶がない。それとも気が付かなかったのか。


木の高さが５～１５メートルもあるらしいから今度は見かけたら気が付くだろう。
花はひとつ４・５㎝ほどだが１箇所に１０コ以上固まって咲いているので
遠くから見ても結構目立つ。


一つの花はそれほど魅力的ではないが数が揃えば見栄えがする花である。アメリカ南部原産で
イギリス経由で明治末、日本に渡来しているらしい。秋には大角豆（ササゲ）のような実がなると言う事だ。

ラベンダーの香り

弘前市から車で４０分ほど日本海方面に行くと鰺ヶ沢町がある。大相撲の技のデパート
舞の海が生まれ育った町でもあるが、岩木山環状道路を海側に下りて風力発電用の
大きなプロペラを過ぎ、海が見え始めた所にラベンダーの旗が立っている。


そこを入ってすぐ「マリーハーブガーデン」がある。
敷地はそんなに大きくないが濃い蒼紫色のつぼみから明るい紫色の花が咲き始め
薄いラベンダーの香りが漂いここは別世界のような感じがしてくる。

花の周りにはマメコバチも飛び交い、小さな花の蜜を一生懸命かき集めているように見える
そして珍しい白いラベンダーの列も少しあり訪れる人の眼を一際引いている。

藤田庭園の花菖蒲

６月の第４日曜日、今日は藤田記念庭園の無料開放の日である。今週に入って
夏らしい暑い日が続いているが、今日も朝から陽射しが強く最高気温３０℃を
超える真夏日になる事は間違いない。あまり暑くならないうちにと思い、
午前中に出掛けてみた。


駐車場から歩いて行くと、すでに額から汗が、背中も胸も汗だらけ　　　
非常に暑い！　
お目当てのハナショウブは低温の影響で見頃とは言えないが、まずまずの
咲き具合である。

水辺に白や紫の花は、やはり初夏の花そのもので汗だくで写真を撮っているが
涼しげに見えるから不思議だ。

スモークツリー

昨日に続いて弘前城植物園です。弘前公園東門側から入ると通路の左手の広場に
モクモクとアフロヘアーのようなものが盛り上がっている木が目に入る。それが
スモークツリーである。


この植物園には薄緑色と薄紫色の２種類植えられている。ヨーロッパから中国が
原産のこの木は別名「ケムリノキ」または「カスミノキ」と呼ばれている。
スモークツリーの花言葉が煙に巻くとか後悔する、はかない青春だそうだ。


煙のように見えるのは、直径４㎜ほどの小さな花の茎に、花が終わって落ちる
少し前に産毛のようなものが２㎝ほど伸びてふわふわとなるから。
このスモークツリーは６月から１０月まで楽しめるそうです。

弘前城植物園

６月もあっと言う間に中旬を迎えてしまった。梅雨に入って曇り空が多いが
雨はあまり降らない。しかし寒気の影響で低温の日が続いていつもの６月の
初夏らしい天気ではない津軽地方。なかなか写真を撮る機会がなく弘前城
植物園に出掛けてみた。


植物園一面に雪でも降ったように白い絨毯が敷かれているようだった。それは
クローバーの花が咲いて少し甘い香りが漂っていて私的には良かった。
しかしここを管理する弘前市緑地課はそうは行かないらしく、草を刈るように
注意されたらしい。


これはカルミアと言う花で北米原産の別名ハナガサシャクナゲとも言うらしい。
あまり見かけない花だが日傘を下から見上げたような直径1.5㎝ほどの可愛らしい
花である。


また水辺には真っ赤な睡蓮が咲き、初夏なんだなぁと実感させられた。
先日地元紙に真っ赤な睡蓮の写真を載せ、初夏の花ハスが咲きましたと載って
しまった事を思い出した。