北国・津軽の風景

本州最北端にある津軽の中心都市城下町弘前市
その周辺の四季の風景を見て頂いて
一人でも多くの人に足を運んで貰いたい

温川温泉

2007年10月21日 14時40分23秒 | Weblog
「ぬる川や 湯やら 霧やら 月見草」昭和4年、下駄履きの徒歩でたどり着いた
文豪・吉川英治が詠んだ。
十和田湖の奥座敷と言われる清流と温泉と自然の地、温川温泉。

十和田湖と黒石市街を結ぶ国道102号線の1本道で冬期間は通行閉鎖になる
秘境中の秘境だ。
周囲はまったく手つかずの原生林が鬱蒼と茂り
特に初夏の新緑、秋の紅葉が圧巻である。
そんな大自然の中浅瀬石川渓流沿いのブナ林に一軒宿「温川山荘」がある。

耳に聞こえるのは風の音と虫の声、小鳥のさえずり、そして露天風呂は
そんな音を打ち消すように渓谷のすぐ近くにある。
見上がれば色付いた紅葉が風に揺れ、まさに時間を忘れて自然と一体化できる
広大な森の中の小さな秘湯であった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八甲田笠松峠の紅葉

2007年10月20日 21時17分33秒 | Weblog
八甲田笠松峠と言えば冬期間の積雪の量が半端ではない。
14メートル以上の積雪で、春の除雪作業では青森側と
十和田側から掘り進みドッキングする場所でもある。

標高1.000メートル
青森と十和田を結ぶ国道103号線の中で最も高い場所である。

色鮮やかな草紅葉と青森トドマツのコントラストは秋の陽射しを受けて
短い秋の主役達のように輝いて見えてくる

この輝きが終わってひと月もしないうちに
笠松峠は白い雪景色に変わる事だろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八甲田睡蓮沼の紅葉

2007年10月19日 19時26分46秒 | Weblog
睡蓮沼は青森市からから国道103で傘松峠を少し下ったところにあり
5月には水芭蕉、初夏にはワタスゲ、夏は睡蓮(エゾヒツジグサ)が観察でき
高山植物の群生地である。

スイレン科のエゾヒツジグサが自生していることから睡蓮沼と言われている
八甲田連峰の八甲田大岳、硫黄岳、石倉岳などを眺めることができ
沼にその美しい姿を映し出してくれる。

八甲田山をバックにカメラを構える人が多く私もその一人
草原が紅葉して水面に映った山と青空が絶景である
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八甲田地獄沼の紅葉

2007年10月17日 21時20分08秒 | Weblog
青森市から十和田湖にぬける通称十和田北線の酸ヶ湯温泉からすぐ近くに
真っ白い牛乳風呂のような別名底なし沼と言われる地獄沼。

この地獄沼は、第四紀八甲田火山の名残で爆裂火口湖である。
今も噴気活動をつづけ、沼の奥付近では九十度もの熱湯を湧出している。
岸辺で手を入れてみると特別熱いという気はしないが、危険なので立ち入り禁止。

この沼と、後方にそびえる八甲田大岳との絶妙なバランスが素晴らしく
今丁度、紅葉の見頃となっている。

あまりにも色鮮やかすぎて、白い雲が全体のバランスを
調和しているように見えてくる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八甲田ロープウェイからの紅葉

2007年10月16日 21時22分35秒 | Weblog
今の時期、青森県の観光に訪れる人の殆どが利用している八甲田ロープウェイ
そこから見下ろす紅葉は見事としか言いようがない

青森県で最初の紅葉が見られるのが八甲田連峰である。
そして最初に初雪を観測するのも八甲田である。

ロープウェイのピーク時には満員電車のようで殆ど身動きが取れない
だから窓際の人しかロープウェイからの紅葉は見下ろす事が出来ない。

今年の紅葉は遅れ気味だったのが幸いしてか山の中腹付近が
丁度見頃となっていて平日にもかかわらず多くの観光客が訪れている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする