岩木山の紅葉

標高１６２５メートルの津軽富士、岩木山。山の高さから見れば全国的には
ごく普通だが、津軽平野の真ん中にドーンと裾野を広げる姿は百名山に名を
連ねるだけの存在感がある。
今月２０日頃から色付き始め６合目から８合目にかけて見頃を迎えている。


８合目にある津軽岩木スカイライン駐車場からは、世界遺産白神山地から
日本海、そして津軽半島まで見渡せる大パノラマは、いつ来ても素晴らしい。


黄色いカエデや赤いナナカマドが秋の陽を浴びて、より一層眩しく
輝いて見える。


岩木山の紅葉はいつもの年より１週間早く始まったがこれからゆっくり
１ヶ月ほどかけて裾野に下りていく。

五重塔の曼珠沙華

五重塔として最北限の国の重要文化財、弘前市銅屋町にある最勝院五重塔。
ここの住職が彼岸で訪れた墓参り客に楽しんで貰おうと育てている曼珠沙華。
秋彼岸が終わった今、真っ赤な花が秋の陽射しを受けて咲いている。


曼珠沙華
天界に咲き、 今は亡き死者と現世に生きる生者とがあいまみえるその時、
降り来たうこの世に花を咲かせると云われている。
律儀に秋彼岸の頃咲く為　彼岸花とも呼ばれている。
この花を見る者は自ずから悪業を離れ安楽を得る。法華経序品より

花の傍に立てている看板にそう書いてあった。

子供の頃はこの辺りでも良く遊んだものだ。
こんな大事な建物だとも知らないで。

秋めいて

今日は朝から青空が広がり、気持ちがいいが少し風が冷たい
つがる市からの帰り道、道路沿いの田んぼでピンクの秋桜を発見！


そう言えば今年はまだコスモスを撮っていなかった
頭が雲で隠れているが岩木山も見える、ここは鶴田町辺りか

この前までまだ青かった田んぼの稲も、９月に入ってからの好天で生育も回復し
少し黄色く色付き穂を垂れている


今月下旬になると津軽地方の田んぼでは稲刈りが行われる事になるだろう
秋めいてきた津軽の風景である。