けったらかまえる

ひとりごと

正社員半減で売場責任者もパート

2013年07月17日 | Weblog

よく分からない時代が続いている。
掲題の記事が目に付いて思うに、
経営者はコスト削減、特に人件費削減を突き詰めることに
しか興味がないのかも知れない。

フルタイムとパートタイムという働く時間の違いだけなら
ともかく、正規雇用と非正規雇用という意味を混ぜ込んで
いるのではないか。正社員として働きたいのは当たり前。

そして働き方がパートだから、時間が短いから、
結局稼げない。

最近は健康保険も適用になり、有休休暇も与えられ、
残業もつくようになっている。
なら社員扱いでよいではないか。

対外的にどこそこの社員ということであれば、信用もされ
融資も受けられ、高額商品の購入が可能である。

働く側としても社員ということで、愛社精神というものが
生まれ、より愛着と貢献という意識が高まるのに。
それすらも奪われている。

終身雇用も約束されず、精神的不安は計り知れない。
消費が進まないのは当たり前。

責任者もパートということが取り上げられるのが
もう既にどうでもよいのでは。
パートだから責任から逃れられるわけでもないし、
そういう気持ちで仕事もしていないだろうし。

このような位置づけでも、厳しい環境でもやりたいこと
がやれるとか、その場を任されてヤリガイを感じたり
する、という人間心理を経営者は上手く利用している
に過ぎないのではないか。

こんな世の中で良いのだろうか。
こんな扱いの勤労でよいのだろうか。