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脱欧入亜は嫌だ

2018-03-22 13:18:37 | 日記

進藤榮一著  『アメリカ帝国の終焉』を読んで

気になった箇所をピックアップした。

1〈「アフガニスタンは帝国の墓場だ」と米国の専門家は語る。19世紀の英国、20世紀のソ連帝国、21世紀の大米帝国もまた、アフガニスタン戦争をきっかけに帝国の終わりの時を刻み始めた。〉
 著者はアメリカの没落を予言するが、まだまだ、アメリカはいろいろな面で成長する、と思っている。

2〈中国・アセアン関係という太い連携軸を中心に、右半分に日韓台がトライアングルに形成する。左半分にインドやバングラデシュが、もう一つの軸アングルを形成する。その二つの正三角形が、二重のトライアングルをつくって、広域アジア生産通商共同体を生成発展させる。そのアジア・ダイアモンド構造が、デファクトの東アジア地域統合を推し進める。それが、東アジア共同体の形成を促し続ける。〉

確かに、インド、バングラデシュは経済発展しているが、日本は東アジア共同体には属したくないのが大多数だ。アジアよりアメリカにつく習性はまだまだ続くはずだ。

3〈共同開発が、日本や韓国、アセアン諸国の軍備拡大の動きを抑え、軍縮と緊張緩和への道を拓く。いわばアジア不戦共同体への道である。その好事例がかつての欧州石炭鉄鋼共同体に見ることができる。ヨーロッパ不戦共同体の先駆けとなった、欧州経済経済共同体の出発である。英国の離脱、難民やテロ、財政危機によってEUが、どれだけ改修を求められようと、巨船EUは、たゆたいながら進んでいくだろう。〉

著者あ今後もEUが残ると予測するが、現状を見ると、いつ終息しても不思議でない。今や、トランプ流の風潮が求められている。アジア不戦共同体などと、よく言ったものだ。韓国と日本が仲良くなれるのが100年後、いや、200年後先か。中国などと一緒になると、日本は中国の植民地になる。子供魂の理想論が好きな著者だ。

4〈日本が一国繁栄主義を捨てて、アジアとともにアジアの中で生きていく。明治以来の日本主導の脱亜入欧路線を、アジア共生の脱欧入亜路線へと、外交転換を図ることを意味する。東アジアの軍縮と軍備管理を進める道だ。〉

 日本が一国繁栄主義だって。あきれてモノが言えない。中国にODAで多額の援助をしても、感謝されない。湾岸戦争で130億ドルを出しても、クウェートから感謝されない。他にも多数、援助している。一国どころか、今まで世界に貢献している。

5〈かつてのグローバル化は、一方で西側先進国内の不平等を拡大させながら、同時に西欧植民地化主義をともなって、先進国と途上国の不平等を拡大深化させ続けた。二十の格差拡大をつくった。
 しかし今回のグローバル化は、一方で先進国内の不平等を拡大させながらも、他方で先進国と途上国の不平等を限りなく縮小させている。〉

グローバル化といっても、50年前より、ずっと、未開発国の生活水準は上昇している。経済格差という言葉は、ある意味では、有能な人を愚劣な大衆に落とすための、自己欺瞞の言葉ではないか。

6〈日本の食糧自給率は先進国中最低の30パーセント台で、十勝の自給率は1200パーセントを超える。半世紀前、人口3万5000人の帯広市がいま人口16万8000、周辺人口を含めて35万の中核都市圏へと変貌している。情報革命の下で、グローバル化は、アジアだけでなく、国の内なる辺境をも勃興させ続けている。〉

一部、十勝のような地域もあるが、例外中の例外で、ほとんどは過疎で老人ばかりなるのが地方だ。あまりにも現実との隔離が甚だしい。

『バランスのいい食事』が老化の原因だった!

2018-03-22 05:08:40 | 日記
【『バランスのいい食事』が老化の原因だった!】幕内秀夫著
〜脳と体が10歳若返る“ラクラク”粗食法〜
※ カロリー、栄養バランスを気にするより大事なこととは!
・忙しい人でも、“これなら続けられる”食生活のヒント!
1章 【いま、日本人の老化が急激に早まっている】
16 “バランスのいい食事”の落とし穴
18 50年前、日本の食生活に何が起きたのか?〜アメリカの支配で、肉類、乳製品、コーラ、カロリー栄養学が!
21 糖尿病の子どもが急増する理由〜砂糖タップリの清涼飲料水、スナック菓子、ファーストフードを大食い、野菜を食べない!
23 婦人病の背景にある見逃せない食事情〜油のとりすぎが女性ホルモンの増加に!
※ 脂肪分がコレステロールとして蓄積される!
25 “隠れ脂肪食”に注意〜パン、パスタ、ピザ、ピラフ、グラタン、ドリア等々は油タップリ!
28 パン食が油まみれ食になりやすいワケ〜フアフアパン、スポンジケーキと同等の油が!パンにマーガリン、ハム、ツナ、フライ等々
※おかずには、ドレッシング一杯、マヨネーズ一杯、乳脂肪分一杯のヨーグルト、牛乳タップリのカフェオレを飲む!
30 清涼飲料水に含まれるこれだけの砂糖〜350mlに約35g、スティックシュガー10本以上も!
34 健康情報を信じすぎる害、知らなさすぎる害〜朝はパンも?ヨーグルト?脂肪を燃やす健康飲料?健康にいいオリーブ油?
37 エネルギー効率の悪い食事をしている現代人!
40 いま、食材の数が驚くほど減っている〜以上に増えた小麦粉、油、砂糖一杯の食べ物だけ!
※野菜の種類が減り、豆類も減り、海藻類も減り続けている日本人!
45 油と砂糖をやめられない最大の原因
※人間の歴史は【飢餓の歴史】で食べたい!食べたい脳だ!
※毎日がクリスマス!毎日がお正月状態の日本人!
2章 【“体にいい”つもりの食生活で、あなたは10歳損していた!】
52 食品添加物を気にする前に考えるべきこと
54 『ご飯を食べたら太る』という誤解
57 “体にやさしいダイエット”ほど続かない
60 本気で痩せたかったら、カロリーを減らしてはいけない
62 『たくさん野菜を食べなくては』の問題点
67 ビタミン信仰の大きな勘違い
68 サプリメントでは決して補えないもの
71 『一日30品目』なんて食べる必要はない
75 ヨーグルトで腸は元気になるのか
80 『減塩食品』は本当に体にいいのか
83 純度100%の甘い誘惑
87 『甘いものは別腹』の本当の理由
3章 【体のサビをとり、脳を若返らせる食の新常識】
90 主食に気をつけるだけで、問題の80%が解決
91 ポイントは忙しい朝の工夫にあり
96 『夜にドカ食い』を防ぐ簡単な方法
102 『朝ご飯』を食べないという選択肢
113 砂糖のとりすぎでキレやすくなるワケ!
124 便秘にいちばん効果がある以外なものとは?
127 腸内に悪玉菌を増やさないための速攻法
129 砂糖のとりすぎが冷え性を招いていた
4章 【忙しい人ほど続く!今日からできる“ラクラク”粗食法】
141 『安全な味噌』 の簡単な選び方
160 『外食』を『害食』にしないための工夫
165 子どもの顔をみて食事を作ってはいけない
167 お菓子の消費額は、お米を超えた!
5章 【肥満、冷え性、高脂血症・・・が、この“食べ方”でみるみる改善】
172 ひどい便秘で悩むサラダ大好きなOL
182 甘いもの大好き、ダイエットとリバウンドを繰り返す主婦
186 子宮筋腫で手術寸前だった女性
194 乳ガン手術後の疲労感に悩む、安全な食品好きの女性
■上記は食事指導の第一人者と言われている幕内秀夫管理栄養士が書かれた文章です。