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12月17日(木)のつぶやき

2015-12-18 01:08:17 | 日記

銃後の女性は皆、君のようにしっかりしていなければいけないね。


ひとりで渓流の傍の岩風呂にからだを沈めて、心まずしきものは幸いなるかな、心まずしきものは幸いなるかな、となんども呟いてみましたが、そのうちに大きい声で、いい仕事をしろ、馬鹿野郎、いい仕事をしろ、馬鹿野郎と言うようになりました。


貧乏していると、へんに片意地になるもので、どんな親しい人からでも、お金の世話になりたくないものです。はばかりながら人に不義理はしていねえ、という事だけが、せめてもの唯一の誇りのようであります。


霹靂の如くあなたが出現なさったので、それこそ、実感として「足もとから鳥が飛び立った」ような、くすぐったい、尻餅をついてみたい程の驚きを感じたのです。


胸の中が、空のガラス瓶のように涼しいのです


。ぎりぎりに行きづまって、くるしまなければ、いつまで経っても青空を見る事が出来ないのだ、


真の尊敬というものは、お互いの近親感を消滅させて、遠い距離を置いて淋しく眺め合う事なのでしょうか。


我儕エジプトの地に於いて、肉の鍋の側に坐り、飽までにパンを食いし時に、エホバの手によりて、死にたらばよかりしものを、」


このごろ私の身辺にちっとも感動が無くなって完全に一字も書けなくなっていたところを聖書が救ってくれました


私は、面を伏せて歩いているけもののようです。私には美学が無いのです


人に不義理はしていねえ、という事が唯一の誇りだとか言っているが、無理なつき合いはしたくねえ、というケチな言葉も、その裏にはありはしないか


作家は、歩くように、いつでも仕事をしていなければならぬという事を私は言ったつもりです。


生活と同じ速度で、呼吸と同じ調子で、絶えず歩いていなければならぬ。どこまで行ったら一休み出来るとか、これを一つ書いたら、当分、威張って怠けていてもいいとか、そんな事は、学校の試験勉強みたいで、ふざけた話だ


生きているのと同じ速度で、あせらず怠らず、絶えず仕事をすすめていなければならぬ。駄


天才とは、いつでも自身を駄目だと思っている人たちである