Tout est bien qui finit bien.

結果オーライ(笑)

“バーキン” と “ケリー” は外観似てれば輸入禁止だそうです。

2008-05-15 | News
おぉ、やっとここまできたか的ニュース。

平成17年の関税法改正で、外観が酷似した模倣品の輸入を停止できる申請制度を新設してたのも知らなかったんですが、フランスのエルメスがこの申請を行って、この度「バーキン」と「ケリー」に外観が似ている鞄は輸入停止できるようになったそうです。

msn産経ニュースの記事から一部引用、、。
東京税関は高級ブランド品で初めて、仏エルメスのバッグの形を真似た模倣品の輸入を差し止める方針を固めた。15日にもエルメスの申請を受理し、全国の税関で輸入を差し止める。従来は形が似ていてもロゴマークなどが異なれば輸入を止められず、インターネット上などで模倣品が大量に売買されてきた。国内で流通する偽ブランド品の約8割は輸入品とみられ、他の高級ブランド品にも差し止めの動きが広がりそうだ。

今回輸入差し止めが認められたのは、エルメスの人気の高級バッグ「バーキン」と「ケリー」。正規品の国内市場価格は80~100万円だが、模倣品なら3~20万円程度。売買の大半は現物の確認などが困難なネット上で取引され、各社は対応に苦慮していた。

今までは形は似ていてもロゴが違えば通ってた、、ってのも変っちゃ変な話なんですが、それも通らないってことで、今後はこの制度の申請数も一気に上昇しそうな気がします。

こういう意匠を大切にする動きはやっぱり必要ですね。
ネット上でも著作権とかの扱いで今年はいろいろな動きが出そうなんで、今更感も大きいんですが、やはりオリジナルで行くか、人の意匠使うなら対価をちゃんと払うのがあらためての“常識”として浸透して欲しいと思います。


このニュース受けてネットオークションでのバーキン似やケリー似製品の価格があがるんでしょうかね?やっぱし、、。