Tout est bien qui finit bien.

結果オーライ(笑)

甲状腺と肝臓 経過その12

2006-09-06 | memo
このところ怒濤の忙しさですっかりblogも放置状態になってしまってましたが、なんとか生きてます(笑)。

去った先月28日は先月19日の採血検査結果を踏まえての診察の日だったので、仕事の合間に病院まで行って来た。
このところの激務もあり、疲労とストレスであまり検査結果が良くないのではないか?とかちょっと心配だったのですが、まぁ、結果としては、ん~どうなんでしょ?って感じの非常に半端な感じのものでした。

診察室に呼び込まれ、ドクターがPCの画面に表示されている検査結果の各数値などを見ながら細かく説明してくれるのはいつもと同じ。ただ、今回はドクターがちょいと曇り顔、、、(汗。

まず最初、重点的にチェックする数値が、甲状腺機能亢進症の場合は甲状腺刺激ホルモン(TSH)がメインで、これは脳の下垂体前葉から分泌される甲状腺ホルモンの分泌を刺激する糖蛋白で、甲状腺に異常があるとまずこいつの値をチェックする訳です。簡単に言えば脳から甲状腺に対して甲状腺ホルモンの分泌を命令するヤツです。で、この値は正常値の範囲にしっかり収まってるので問題無し。

次、トリヨードサイロニン(T3)。T4と呼ばれる総サイロキシンから合成される甲状腺ホルモンのことで、T4やTSHと一緒に測定して甲状腺機能の診断に用いるヤツです。この数値が怪しいと問題ありですね。んで、こいつも今回の検査では正常値の中にしっかり収まっていたので、問題無し。

更に次、総サイロキシン(T4)。基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの一種で、T4からT3に代謝されるんだけど、活性はT3の方が強いらしいです、、よく判らないけど(笑)、まぁ、こいつが高いと代謝が高まってしまって、いわゆる機能亢進症の症状が目立ってくるらしいです。で、こいつはT3とセットでチェックされるんですが、こいつも今回の検査では正常値内に収まってまして、問題無しでした。はい。

そんでもって、前述の通り、TSH, T3, T4 ともに正常値の範囲に収まっていて体感的にも亢進症の症状らしきものは感じられないし肝臓の方も問題無いんで、おぉ、こりゃ快復しまくりでもうOKなんでは? と思ってしまうのですが、ドクターがちょいと「ん~、なんかスッキリしないねぇ、、」とブツブツ言ってたんですよ。
何が引っ掛かってるのかと言うと、TSHレセプター抗体(TRAb,TBII)って言う「ヤツがあるんですが、こいつの数値がちと高め。基準値を上回ってしまってたのです。前回は基準値以下だったのが、、、!
どういうことか?と言うと、このレセプター抗体ってのは甲状腺ホルモン異常がある時に二次検査として調べるんですが、甲状腺機能亢進のバセドウ病の識別にきわめて有用な検査になってる訳です。つまりこの値が高いってことは、まだ機能亢進症ですよ!と数値が物語ってるらしいです。
でもしかし、「TSHもT3もT4も正常値内に収まっている」=「機能亢進症の症状は無いよん」となっとるんで、ドクターは「なんかスッキリしない、気持ち悪いねぃ、、」と仰ってる訳です。しかも前回の検査時には基準値内に収まってたのが今回になって上がってしまってるのも解せないらしい。
このところのストレスフルな激務状態のせいでちょっとホルモン分泌がおかしくなってる可能性もあるんで、レセプター抗体値が高かったからと言ってすぐに再発!とは判断出来ないし、現にTSH, T3, T4は問題ない訳だったりする。

そんなこんなでドクターと協議の結果「なんか嫌だねぇ、、」ってところで一致して(笑)。もう一度、11月に採血してみてその結果で決めましょう!ってことになりました。特に投薬もせず、制限も無しで普通に生活して良いそうです。
ん~、なんかスッキリしない結果ではあるんですが、まぁ、T3, T4が正常値にきっちり入ってただけでも喜んで良いのかも知れませんが、、、。そんな感じです。

、、、てな訳で次回は11月に採血して検査して、その結果が良ければあとは年に一度の採血検査さえしていけば良いってことになるらしいです。
なんともスッキリせずモヤモヤ感満載ではありますが、一応快方に向かっているのは間違いないと考えて良いらしいんで、良しとしときます(笑)。

28日の会計は210円也。やっぱし薬が無いと安いわ(笑)。
仕事の合間に抜けて来たんで駐車場代も掛からず、、。