333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

実況盤の可能性

2009-02-12 01:44:56 | SP(Standard Program)
●週の真ん中の祝日。ゆっくり休めましたでしょうか?俺は…出勤してました。いいんです。最初から通常の1週間だと思い込めばいいんです。

●ここのところ何故かライヴ実況盤をよく聴いています。ビデオの普及以前、この国には「ドラマレコード」というものがあり、単に映画の音声だけがセリフや効果音も含めて収録されているだけのレコードがあったのですが、ビデオの普及によって消滅してしまいました。しかし、何故かコンサートの音だけを録音したCDはDVD・ブルーレイの時代になっても消えることはありません。先頃、全国各地の劇場で上映されたクィーンのライヴ映画もCD版が出ていまして日本盤は「伝説の証/クィーン1981」という“いかにも”なタイトルがついているわけですが、これがいいんですよね。ブルーレイも買おうかと思っているのですが、移動の時などに少しずつ音だけ聴ける魅力もあり、現在は“音だけ”で満足しています。

●ライヴ盤は何もロックだけじゃありません、ジャズはもちろんのこと、HIPHOPやHOUSEにも実況盤というものが存在しています。特にHIPHOPは「ライヴ盤の方がしっくりくる」と思うことがしばしば。実はこのジャンルは他の音楽以上にオーディエンスとのやりとりが重要だったりするので、それも“込み”のライヴ盤はスタジオ録音された音源とは違った魅力があるのです。

●とは言え、やはりDVDの普及でしょうか。近頃はライヴ盤を出すミュージシャンが減っている気がします。もちろん、演奏している映像も一緒に楽しんだ方がいいのですが、実際問題、日常生活の中でドッシリとモニタの前に腰をすえて映像も込みで楽しむ時間が常に確保できるかと言えばなかなか難しく…ライヴ盤ってレコード会社が想像してる以上に伸びシロがあると思うんだけどなぁ。

●じゃ、音楽はこれ。俺の中のベスト・ライヴ盤はツェッペリンでもマイルスでもなくシンバルズ!というわけでCDになっているものとは違う日の演奏ですが、こちらを。6年前も土岐さん、可愛いっす。


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