ブリエンツ・ロートホルン鉄道(BRB)~世界一急勾配の蒸気機関車に乗車♪

2018年09月08日 | スペイン・スイス2011
ブリエンツで下車したのはロートホルン鉄道に乗るためです。
というのも2006年の旅で叶わなかったことが心残りとなっていたからなんです。
でも実のところ迷いました。
お天気が安定しなくて晴れたり曇ったりの連続でしたので
麓で晴れていても頂上のお天気はわからず 折角上がって見晴らしゼロだったらどうする?と。
でも上がらずに後悔するのも嫌だし。
結局、吉と出るか凶と出るかそれこそ運を天に任せるつもりで登ることにしました(笑)。


夏は大混雑するそうですが秋の平日は狙い目ですね。
空席が結構ありました。
乗客は年配の人や子供連れの人達。日本人はいませんでした。
ツェルマットやグリンデルワルトなどの観光地に比べて目立たないせいかな?
ここを加えるとツァーの日程もきつくなりそうだし
感動すること間違いなしなんだけど、、残念ですね。

ブリエンツ駅から頂上駅までの標高差は1678メートル、最大勾配250パーミル
つまり100メートル進む間に高度25メートルをかせぐ。
日本の登山鉄道の最大勾配は大井川鉄道井川線(ディーゼル運転)の90パーミルだから
BRBはその3倍近い急坂を19世紀のSLが走っているというわけだ。
   地球の歩き方 スイス鉄道の旅より






いよいよ出発です。
前の席のおばあさんと来ていた小さな子2人が退屈そうにしていたので
持っていた折り紙で鶴を折ってプレゼントしました。
3人で喜んでくれて私まで嬉しくなっちゃった。
旅先での小さな国際親善~エヘ♪
この辺りまでは牧歌的♪






スピードは時速10キロ以下ととってもゆっくり、しかし力強く急坂を上っていきます。
約20分で標高1341メートルのプランアルプに到着。
下りの列車がきました。
BRBは単線なのでこの駅ですれ違います。




停車している間に機関士が水を補給します。
勢いよく蒸気が噴出すさまは豪快!
なかなか見られない光景に興奮^^。




再び走り出した列車は頂上を目指して一生懸命登ります。
これから急勾配を登りますよ~。






少年の目が輝いていました。
この景色、きっと心に刻まれることでしょう。


















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