世界柔道3日目は、日本女子が計3個目となる金メダルを63kg級上野順恵が獲得した。全て一本勝の見事な内容だった。
彼女も同階級五輪2連覇の谷本という壁にいつも跳ね返されてきた。初の世界代表の切符で見事に結果を出した。代表を逃してきた理由が谷本と比較して「一本を取れる柔道ではない」だったことが皮肉である。
今日の上野は得意の体落ではなく、大外刈で勝負した。回りながら相手の膝の後ろに足をかけて倒す変形気味の技だ。これが見事にはまって一本を連発した。
48kg級の福見同様にここまで来るまでの長い時間を考えると、勝ったのは必然かもしれない。代表に選ばれずに腐りたくなる時もあっただろう。しかし、そんな全ての思いを吹き飛ばすような見事な優勝だった。心から’おめでとう’と言いたい。
彼女も同階級五輪2連覇の谷本という壁にいつも跳ね返されてきた。初の世界代表の切符で見事に結果を出した。代表を逃してきた理由が谷本と比較して「一本を取れる柔道ではない」だったことが皮肉である。
今日の上野は得意の体落ではなく、大外刈で勝負した。回りながら相手の膝の後ろに足をかけて倒す変形気味の技だ。これが見事にはまって一本を連発した。
48kg級の福見同様にここまで来るまでの長い時間を考えると、勝ったのは必然かもしれない。代表に選ばれずに腐りたくなる時もあっただろう。しかし、そんな全ての思いを吹き飛ばすような見事な優勝だった。心から’おめでとう’と言いたい。