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湯澤かよこ SOUL FLOWER @代官山LOOP リポート

2015-08-22 13:47:31 | live・movie
湯澤かよこに出会ったのは、ちょうど2年前。
それ以降、彼女の唄声に魅了され、ライブに足を運ぶように。

今回のライブは、4人のディーヴァたちの共演。




湯澤かよこの出演は2番目。この日はヴォーカルとアコギのみのシンプルな編成。
それだけに彼女の唄声をじっくり楽しむことができる。フルバンドの時とはまた違った魅力が会場を包み込む。



彼女の魅力は、もちろんその歌唱力にあるのだが、トークの上手さも際立っている。
曲が終わるたびに、ほぼ入るトークは、次への曲へのイントロダクションとしての役割を担っている。オーディエンスはこれによって、次に唄われる曲への期待とイメージを膨らませる。
このトークの上手さは、FM長野でのDJとしての活躍が生かされているのだろうか? それとも兼ねてから持ち備えている才能か?

ライブでのアーティストのトークは、大きく2つに分かれる気がする。
一つは、強引に会場を盛り上げていくタイプ。
もう一つは曲への想いやエピソードなど語ることで内面から盛り上げていくタイプ。
この二つは、まるで北風と太陽のような関係だ。強引に盛り上げるタイプは、相当うまくやらないと、心のコートを脱がすことは出来ない。

湯澤かよこは、曲への想いを伝えることで盛り上げていくタイプ。太陽のようにじっくりと心を暖めていく。
彼女にとってはトークも曲の一部なのだと思う。これによって、曲の手作り感、愛情を感じられる。
そしてこの作業は、1曲、1曲を繋ぐ架け橋の役割を果たし、ライブを一つの作品と仕上げてしまう。


このことは、今回他のアーティストとの共演ということで、改めて発見した彼女の魅力。
今の時代、唄がうまいのは当たり前。
1曲を短編小説のようにバラバラに表現するのか、それとも短編小説だと思っていたモノが、実は最後には長編小説を読んでいたような満足感を味わせるのか。
湯澤かよこは後者、その辺りが他のアーティストが持ち合わせない彼女の魅力のひとつだと思った。



この日、4本のソウル・フラワーが咲く中で、湯澤かよこという大輪が一番輝いていた。
それはまるで、優しい太陽の光を浴びた、彼女の大好きなヒマワリの花のように。




セット・リスト

1.Summer Breeze
2.Reborn
3.Dreaming Girl
4.WILL(中島美嘉cover)
5.愛のうた
6.Livin' with you
7.Lesson


(写真はアーティストの許可を得て撮影しています。)

Vocal:湯澤かよこ
Guitar:侑音







Live Schedule 

8月22日(土)【KAKEYU FES】
場所: 鹿教湯温泉 交流センター
時間: 13;00〜20:00

8月28日(金)
場所: 鹿教湯温泉わんだーれ(野外)
    長野県上田市鹿教湯温泉1377

8月29日(土)【POP STAR SUMMER SPECIAL】
場所:飯田Club RULEZ
時間:OPEN:20:00
料金:ENTRACE:\2000/1D(ftee foodあり)

8月30日 (日)【Kayoco Yuzawa "MUSIC like a MAGIC"】
時間: 開場 19:00 開演 19:45
会場: 韓国食堂 Music Court HANA

9月27日(日)渋谷loop

9月29日(火)下北沢SEED SHIP

Live Schedule 詳細→





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