都立上水高校 第1期社会科部OB・OG会公式ブログ

第1期社会科部は平成21年3月12日消滅。本ブログは現在活動中の新生「社会科部」様や都立上水高校とは一切関係ありません。

横浜をゆく ~文字でふり返る横浜研修~ 第8回

2006年04月21日 19時12分17秒 | 【連載】横浜をゆく
横浜税関(2)
展示室はなかなか充実していた。横浜税関の建物は初代(1873~83年)、二代(1885~1923年・関東大震災で倒壊)、三代(1934年~現在)と変遷を繰り返しており、現在は三代目だが平成15年(2003年)に改修したそうだ。そのため、大変きれいであった。ビデオルームには横浜税関の建物の精密な模型もあった。
歴史以外にも密輸の手口の事例の展示や麻薬・拳銃などの密輸物品などの展示もあり、非常に面白かった。最後にはカスタム君がデザインされたスタンプがあり、全権代行は積極的に押していた。
このようにして見学を終え、先ほどの椅子のところで休憩をしていると、奥から顧問がやってこられて私に「ここのトイレはすごくきれいですよ。」とおっしゃったので「へえ~、トイレあるんですか、どちらですか?」と伺うと、扉のほうを指差しながら「また川越の喜多院のきれいなトイレのように、ブログに写真を載せて下さい。」と返された。そこで、研究関連担当とトイレに行ってみた。やはり新しいだけあって、きれいである。「トイレの消臭力~レモン~」もおいてある。ただ、研究関連担当が個室に入ったものの、喜多院のトイレと違って、自動的にふたが開いたわけではなかった。尚、川越の喜多院のトイレのエピソードについては、「部報 JS社会」第1号、又は本ブログ記事「川越をゆく」を参照されたい。
又、洗面所にはうがい薬が湧き出るスイッチがあり、ためしに口に含んでうがいをしてみた。

右側にあるのがうがい薬湧き出し装置

ボタンを押すと、うがい薬発射!!

口に含むのがなかなか難しかった。歯磨き粉のような味がした。
横浜三塔
10時41分、横浜税関展示資料室を出発し、税関分庁舎の前で信号待ちをしながら周囲の建物を見渡した。横浜税関の上にはクイーンの塔が見える。顧問はそれを見て「あそこには登れるんでしょうかね~?それに、登って何をするんですかね~?」と疑問の声をあげると、渉外担当は「やはり昔は、あのような高い所から不審船がないか、安全のために見渡す必要があったのではないですか。」と訴えておられた。又、海岸通を挟んだ向かいには、神奈川県庁のハイカラな建物があった。「キングの塔」である。
さて、私どもはみなと大通りを南下した。右手には神奈川県庁新庁舎があり、その左横奥には日本経済新聞社ビルがあった。水色の大きな文字の看板があったため、大変目立った。
10時47分、本町通と交差した。角には神奈川県加賀町警察署本町交番があり、なかなかクラシックな建物である。その前には日の丸が掲げられていたが、撮影しようとすると上手くはためていてくれなかった。又、前方右側には横浜開港記念会館があった。これは「ジャックの塔」である。

顧問は、「あそこは一般の人は入れるんでしょうか?何人か建物内に入っていますけれど。」とおっしゃっていた。後日調べてみたところ、普段は中区の公会堂として使用され、毎月15日に一般公開しているそうだ。(つづく)(執筆:会長)


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